JPH0316126Y2 - - Google Patents

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JPH0316126Y2
JPH0316126Y2 JP1983135105U JP13510583U JPH0316126Y2 JP H0316126 Y2 JPH0316126 Y2 JP H0316126Y2 JP 1983135105 U JP1983135105 U JP 1983135105U JP 13510583 U JP13510583 U JP 13510583U JP H0316126 Y2 JPH0316126 Y2 JP H0316126Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、デイスク収納部に多数枚収納配置さ
れたレコードデイスク等のデイスク選択的に取出
し演奏するようになしたデイスクの自動演奏装置
において、上記多数枚のデイスクの中から所定の
デイスクを選択的に取出すためのデイスク取出し
装置に関し、特に、所定のデイスクを取出すため
に、このデイスクの上記デイスク収納部内の収納
位置を正確に検出し得るようにしたデイスク取出
し装置に関する。
<背景技術とその問題点> 従来、デイスク収納部に多数枚収納配置された
レコードデイスク等のデイスクを選択的に取出し
演奏するようになしたデイスクの自動演奏装置が
用いられている。この種の自動演奏装置では上記
デイスクを多段状に重ね合せた状態で取出し自在
に収納するデイスク収納部と、このデイスク収納
部に沿つて移動し、多くのデイスクのうち所定の
デイスクを検索し取出すデイスク取出し部とを有
してなるデイスク取出し装置が設けられている。
ところで、このような自動演奏装置では演奏曲
目を多くするために、上記デイスク収納部はでき
るだけ多くのデイスクを収納し得ることが望まし
い。しかしながら、上記デイスク収納枚数を多く
すると、この自動演奏装置が大型化してしまい載
置スペースを大きく取つてしまう。そこで、この
自動演奏装置の大型化を回避し、且つ、上記デイ
スクの収納枚数を多くするには、これらデイスク
を上記デイスク収納部内に高密度に収納すること
が必要となる。
ところが、このように元来薄板状のデイスクを
高密度に重ねて収納した場合には、密集したデイ
スクの中から一枚のデイスクを取出すために、上
記デイスク取出し部を厳格な精度で移動制御する
必要がある。すなわち、各デイスクの互いの間隔
が極めて小さくなることから、上記デイスク取出
し部にて所定のデイスクの取出し動作を行なう際
に、このデイスク取出し部の位置ズレによつて、
このデイスク取出し部が近接する他のデイスクと
接触してしまう可能性が大きくなり、これらデイ
スクやデイスク収納部、あるいはデイスク取出し
部を破損させてしまうというような事故を招いて
しまう虞れがある。
そこで、このような事故を防ぐため、上記デイ
スク取出し部を例えばパルスモータによつて正確
に移動制御することが必要となつている。ところ
が、このようなパルスモータは比較的高価なもの
であり、コストアツプを招いてしまうという欠点
がある。
また、上記デイスク収納部をプラスチツク等で
形成した場合には、安価で軽量のデイスク収納部
を得ることができるが、このデイスク収納部は温
度の変化によつて若干の伸縮を伴なうものとなつ
てしまう。特に、上記デイスクを多数収納し得る
ような大型のデイスク収納部にあつては、上記伸
縮による形状の変化は顕著なものとなる。従つ
て、上述のようにデイスク取出し部をパルスモー
タで移動制御する場合には所定のデイスクに対し
て上記デイスク取出し部の移動距離が常に一定設
定されることから、上述のような温度変化による
上記デイスク収納部の伸縮に対応することができ
ず、上記各デイスクに対して正確な移動制御を行
なうことは不可能となる。従つて、上述の如き、
デイスクやデイスク取出し部を破損させるという
ような事故を生じる虞れがある。
<考案の目的> そこで、本考案は上述した如き実情に鑑み、デ
イスク取出し部をデイスク収納部の所定位置に正
確に移動制御し、このデイスク収納部内に収納さ
れた多くのデイスクのうち所定の一枚を常に正確
に取出し得るようなデイスク取出し装置を安価に
提供することを目的とする。
<目的を達成するための手段> 本考案は、上述の如き目的を達成するため、デ
イスク収納部を構成する筐体内に、デイスクが収
納されたデイスク収納ケースを取出し自在に整列
した状態で複数枚収納し、これらデイスク収納ケ
ースの整列方向に移動検索して所望のデイスク収
納ケースを取出すようにしたデイスク取出し部を
有するデイスク取出し装置において、上記筐体に
上記デイスク収納ケースの収納位置に対応して複
数の検出片をクシ歯状に配設してなる検出部と、
上記デイスク取出し部に取付けられて上記検出部
に沿つて移動するとともにこの移動方向に沿つて
互いに離間した位置に取付けられ、上記各検出片
に対応した検出信号を出力する一対のセンサと、
これら一対のセンサのうち、一方のセンサの検出
信号を用いて上記検出片を計数して所望のデイス
ク収納ケースに対応した検出片を検索するととも
に、上記一方のセンサが所望のデイスク収納ケー
スに対応した検出片を検出した状態で上記一対の
センサのうちの他方のセンサが所望のデイスク収
納ケースに対応した検出片に隣接した検出片を検
出したときに上記デイスク取出し部の移動を停止
させる制御手段とを備えてなる構成してなるもの
である。
<作用> 本考案に係るデイスク取出し装置は、デイスク
取出し部に取付けられて筐体に配設された検出部
に沿つて移動する一対のセンサのうちの一方のセ
ンサが所望のデイスク収納ケースに対応した上記
検出部を構成する検出片を検出した状態で、上記
一対のセンサのうちの他方のセンサが所望のデイ
スク収納ケースに対応した検出片に隣接した検出
片を検出したときに、上記デイスク取出し部の移
動を停止させる。
<実施例> 以下、本考案の具体的な実施例を図面に従つて
詳細に説明する。
この実施例におけるデイスク取出し装置が設け
られる自動演奏装置は第1図、第2図及び第3図
に示すように基台101の中央部に設けられた光
学ピツクアツプ102及びデイスクテーブル10
3を有してなるプレーヤ部104に光学デイスク
3を自動的に載置し、この光学デイスク3に記録
された樂音信号を再生するようにしたものであ
る。
そして、この自動演奏装置では上記基台101
上に多くの光学デイスクを収納してなるデイスク
収納部31,31と、このデイスク収納部31,
31内の光学デイスク3を選択的に取出し上記プ
レーヤ部104のデイスクテーブル103上に載
置させるためのデイスク取出し部100とを有し
てなるデイスク取出し装置が設けられている。
上記光学デイスク3は片面に樂音信号等の所定
の情報信号を記録したものであり、デイスク収納
ケース1に収納載置されて上記デイスク収納部1
に多段状に収納されるようになつている。この収
納ケース1は第4図、第5図及び第6図に示すよ
うに方形状の平板状に形成されたものであり、上
記光学デイスク3が収納載置されるこの光学デイ
スク3の外形形状に対応する円弧状のデイスク収
納凹部4が設けられている。また、デイスク収納
ケース1の前方側の両側部には、内方側部側を幅
狭間となし外方側に向て徐々に拡開するように略
V字状に形成された係合凹部7,7が設けられて
おり、この係合凹部7,7には、このデイスク収
納ケース1を上記デイスク収納部31,31から
取出すための上記デイスク取出し部100に設け
らたデイスク引出し機構32のフツク部材70が
係合するようになつている。また、上記デイスク
収納ケース1の各係合凹部7,7を設けた近傍に
は、このデイスク収納ケース1をデイスク収納部
31,31に収納載置したとき上記デイスク収納
部31,31に係合保持させるロツクアーム8,
8がそれぞれ取付けられている。このロツクアー
ム8は、略くの字状に形成されたアーム部8の先
端側に第1の突出部であるロツク爪10を設け、
上記アーム部9の中途部側縁に第2の突出部であ
る先端を半円状に形成した押圧操作部11を設け
ている。そして、上記ロツクアーム8は、ロツク
爪10の先端をデイスク収納ケース1の側部外方
に突出させ、押圧操作部11を係合凹部7に突出
させ、アーム部9の基端側一側に突出させた突片
12を介してデイスク収納ケース1の前方側コー
ナ部に植立した支軸13に枢支させて回動自在に
取付けられるとともに、アーム部9の基端側他側
に突出されて切欠き穴15内に臨むように折曲げ
られた係止片16に一端をデイスク収納ケース2
に係止させたスプリング17の他端を係止させる
ことにより、上記ロツク爪10がデイスク収納ケ
ース1の側部外方へ付勢されるように第1図中矢
印A方向に回動付勢されて取付けられている。ま
た、ロツクアーム8のアーム部9の中途部には、
デイスク収納ケース1に植立したガイドピン18
が係合する上記ロツクアーム部8の回動軌跡に対
応した湾曲面19を有する長孔20が穿設され、
回動操作時に上記湾曲面19がガイドピン18に
ガイドされることにより比較的長尺なロツクアー
ム8が揺動することなく規制されて回動操作する
ようになされている。さらに、デイスク収納ケー
ス1のロツクアーム8が取付けられ回動する部分
は切欠き段状部21となされ、ロツクアーム8が
この切欠き段状部21内に配置して取付けられる
ことによりデイスク収納ケース1の上面から突出
しないようになされている。さらにまた、スプリ
ング17が係止される係止片16を切欠き穴15
内に位置するように折曲げて形成されているの
で、円筒状となした上記スプリング17は上記切
欠き穴15内に収納される如くなり、デイスク収
納ケース2の上下面から突出することなく取付け
られる。このように、上記デイスク収納ケース1
は回動するロツクアーム8及びこれを回動付勢す
るスプリング17をデイスク収納ケース1の肉厚
内に収めることにより薄型化を達成し、デイスク
収納部への高密度収納を可能となし、さらに円滑
な引出しあるいは収納操作を可能とするように構
成れている。
また、デイスク収納ケース1の下面には、上記
デイスク収納部31,31から引出し操作される
際に引出し方向を案内する上記デイスク取出し部
100に設けたガイドレールに係合する一対の案
内片24,24が前面側から後面側に亘つて形成
されている。
このように構成されたデイスク収納ケース1は
上記デイスク収納部部31,31に多段状に収納
されるようになつている。上記一対のデイスク収
納部31,31は上記基台101の両側に、デイ
スク収納ケース1の挿脱口36側を相対向させて
植立する如く配設されている。このデイスク収納
部31は挿脱口36の間隔をここに収納されるデ
イスク収納ケース1の幅に対応する間隔とした筐
体状に形成され、相対向する両側壁37,37の
内側面には、第1図に示すようにデイスク収納ケ
ース1の両側に設けられた案内片24,24が係
合し、デイスク収納ケース1が載置される載置片
38がそれぞれ相対向して少なくともデイスク収
納ケース1の収納スペースを確保する間隔をもつ
て多段状に高さ方向に連続して形成されている。
上記載置片38の高さ方向の間隔は載置片38
上に収納載置されるデイスク収納ケース1の円滑
な挿脱操作を行なうため上記載置片38とデイス
ク収納ケース1の上面との間にわずかの間隙を確
保し得る間隔をもつて多段状に形成されている。
また、上記デイスク収納部31の両側壁37,
37の載置片38,38間に対応る位置には、第
4図及び第5図に示す如くデイスク収納ケース1
に設けたロツクアーム8先端のロツク爪10が係
合する係合孔39が突設されている。
そしてまた、上記デイスク収納部31,31に
は上記各係合孔39にそれぞれ対応して複数の検
出片105を配してなる検出部が形成されてい
る。この検出部は第7図に示すように各検出片1
05を例えば4mmの幅を有した方形状の平板に形
成し上記デイスク収納部31,31の側板より突
設したものであり、これら検出片105を互いに
例えば2mmの間隔を有して配し、全体でクシ歯状
に形成したものである。
また、上述の如く構成したデイスク収納部3
1,31より所定の光学デイスク3が収納された
デイスク収納ケース1を選択的に取出し、上記プ
レーヤ部104に搬送するためのデイスク取出し
部100は、第1図、第2図及び第3図に示すよ
うに、上記デイスク収納ケース1を上記デイスク
収納部31,31より引き出すためのデイスク引
出し機構32と、この引出し機構32をスライド
自在に支持し、上記デイスク収納部31,31に
沿つて昇降し、上記引出し機構32によつて取出
された上記デイスク収納ケース1に収納された光
学デイスク3を上記プレーヤ部104に搬送する
ための搬送機構33によつて昇降操作される搬送
体44とを有するものである。上記引出し機構3
2は上記搬送体44上で左右方向にスライドし上
記一対のデイスク収納部31,31のうち、所定
の光学デイスク3が収納された一方のデイスク収
納部31側に移動し得るようになつている。そし
て、上記搬送機構33によつて、上記デイスク収
納部31に沿つて昇降移動され所定の光学デイス
ク3が収納されたデイスク収納ケース1と対向る
位置に移動されるようになつている。そして、こ
の引出し機構32が所定の位置に移動されると、
この引出し機構32に設けられたフツク部材70
が上記デイスク収納ケース1の係合凹部7に嵌入
して、このデイスク収納ケース1を把持するとと
もに、上記ロツクアーム8の押圧操作部11を押
圧してこのロツクアーム8を回動操作し上記ロツ
ク爪10と上記係合孔39との係合を解除するよ
うになつている。そして、この状態で上記引出し
機構32が移動し、上記デイスク収納ケース1を
上記デイスク収納部31より引き出すようになつ
ている。
また、上記搬送機構33は、中央部に開口を有
する略枠状に形成された搬送体44を有してい
る。この搬送体44は、背面側の一側に軸方向に
貫通孔45を穿設した支持ブロツク46を取付
け、この支持ブロツク46の貫通孔45を基台1
01の背面側に植立する如く設けた昇降ガイド軸
47にスライドベアリング48を介在させて嵌装
し、上記昇降ガイド軸47にガイドされて昇降し
得るように支持され、さらに背面側の一側の端部
に取付けた一対の挟持片49,49で上記昇降ガ
イド軸47と平行に植立された回動規制ガイド軸
50を挟持するようになし、昇降ガイド軸47の
軸回り方向に対する回動を規制するように取付け
られている。このように取付けられた搬送体44
は、基台101上背面側に配設した昇降駆動モー
タ115によりワイヤ52を介して昇降駆動され
るようになつており、上記引出し機構32を所定
の光学デイスク3が収納されたデイスク収納ケー
ス1の収納位置に移動させるとともに、この光学
デイスク3を上記プレーヤ部104のデイスクテ
ーブル103に載置させるように上記引出し機構
32を移動させるようになつている。そして、上
記搬送体44の一部は上記デイスク収納部31の
上記検出部に及びように延設されており、この搬
送体44の上記検出部に臨む位置には、この搬送
体44の移動位置を正確に検出するための第8図
に示す如き一対のセンサ107,108がこの搬
送体44の移動方向に並列に設けられている。こ
れらセンサ107,108は上記搬送体44の昇
降に伴つて上記検出部に沿つて移動するようにな
したものであり、それぞれ上記各検出片105を
挟み込むように形成された一対の受光素子及び発
光素子を有するコ字状のフオトインタラプタとし
て形成されており、この一対の受光素子と発光素
子との間に進入する上記検出片105の有無を検
出するようになしたものである。そして、これら
センサ107,108は移動方向すなわち上下方
向に0.5mmの幅を有するように形成されており、
上記検出片105の有無を、この移動方向の中心
位置、すなわち、これら各センサ107,108
の上下面から0.25mmの位置で検出するようになつ
ている。これらセンサ107,108の配設間隔
は、第9図に示すようにこれらセンサ107,1
08のうち上方に位置するセンサ107の上面
が、上記各検出片106のうち、いずれかの検出
片106の上端部分に面一の状態にあるとき、下
方に位置するセンサ108の下面が、いずれかの
検出片106の下端部分に面一の状態に置かれる
ように間隔で形成されている。
そして、上記センサ107,108はその移動
に伴つて、第10図に示すような上記各一対の受
光素子及び発光素子が上記検出片105で遮断さ
れるときに立ち下り、レベル0を示すとともに、
上記検出片105による遮断が解除されたときに
立ち上り、レベル1を示すような矩形波状の検出
信号を出力するようになつている。そして、これ
らセンサ107,108の検出信号に基いて上記
搬送体44は昇降制御されるようになつている。
すなわち、上記各検出信号は例えば第11図に示
す如き検出回路部に供給され処理されるようにな
つている。この制御回路部は、上記各検出信号の
立ち下りを検出する立ち下り検出器109,11
0が上記各センサ108,109に対応して設け
られている。そして、この立ち下り検出器10
9,110の出力パルスは切換スイツチ111の
入力端子111a,111bに供給されるように
なつている。この切換スイツチ111は、上記各
立ち下り検出器109,110の出力パルスのう
ち、いずれか一方をカウンタ112に供給し、い
ずれか他方をアンドケート113の一方の入力端
子に供給するようにしたものであり、上記搬送体
44の移動方向が切換ることに伴つて切換え操作
されるものである。また、上記カウンタ112は
上記切換スイツチ111を介して供給される上記
出力パルスを計数し、その計数値を比較回路11
4に供給するようになつている。この比較回路1
14は上述した所定の停止位置に対応する検出片
105を示すプリセツト値と、上記計数値とを比
較するようにしたものである。そして、この比較
回路114は上記計数値と上記プリセツト値を比
較して、その大小を判別し、その判別信号を上記
駆動モータ115の図示しない駆動制御回路に供
給するようになつている。この駆動制御回路は上
記判別信号に基いて、上記プリセツト値が大であ
る場合に上記駆動モータ115を正転させるとと
もに、上記計数値が大の場合に上記駆動モータ1
15を反転させるように制御するようになつてい
る。
また、上記比較回路114の判別信号は上記切
換スイツチ111及び上記カウンタ12に供給さ
れるようになつている。上記切換スイツチ111
は上記判別信号によつて切換えられ、上記カウン
タ112は上記判別信号によつて、上記プリセツ
ト値が大であるとき上記出力パルスを加算し、上
記計数値が大であるとき上記出力パルスを減算す
るように切換えられるようになつている。
また、上記比較回路114は、上記プリセツト
値と上記計数値とが一致した場合には、その検出
力を上記アンドゲート113の他方の端子に供給
するようになつている。このアンドゲート113
は上述した如く一方の入力端子に、上記各センサ
107,108のうちの上記カウンタに接続され
ていない側のセンサ108の出力パルスが供給さ
れており、この出力パルスと上記他方の入力端子
に供給される検出出力とを同時に供給されたとき
に上記駆動制御回路にゲート出力を供給するよう
になつている。上記駆動制御回路は上記ゲート出
力が供給されると上記駆動モータ115を停止さ
せるようになつている。
このように構成されたデイスク取出し装置にお
いて、所定の光学デイスク3が収納された位置に
上記引き出し機構32を移動させるために上記搬
送体44を昇降制御する場合には、上記所定の光
学デイスク3に対応する上記検出片105の番号
をプリセツト値として設定する。すると、上記比
較回路114はそのプリセツト値と既に計数され
た計数値を比較し、例えば上記プリセツト値の方
が大であるときには上記駆動モータ115を正転
させ上記搬送体44を上昇させることとなる。そ
して、この上昇に伴つて上記各センサ107,1
08のうち上方に位置するセンサ107に対応す
る出力パルスがカゥンタ112によつて加算され
ることとなる。そして、上記計数値が上記プリセ
ツト値に近づくに伴い、上記駆動モータ115が
段階的に減速される。そして、第12a図に示す
ように上記センサ107が上記所定の検出片10
5にさしかかり、さらに0.25mm進んだ状態でこの
検出片105を検出し、上記計数値が上記プリセ
ツト値と一致することとなる。すると、この段階
で上記駆動モータ115は最低速度で駆動される
こととなり、このとき上記アンドケード113の
他方の入力端子に上記比較回路114の検出出力
が供給される。そして、上記搬送体44が上記最
低速度でさらに上昇し、第12b図に示すように
上記下方のセンサ108が検出片105の下端部
にさしかかり、さらに0.25mm上昇した状態でこの
状態でこの検出片を検出すると、このセンサ10
8に対応する出力パルスが上記アンドゲート11
3の一方の入力端子に供給されることとなる。す
ると、上記駆動制御回路に上記ゲート出力が供給
され、上記駆動モータ115が停止することとな
る。
また、反対に上記プリセツト値が上記計数値よ
り小さい場合には、上記駆動モータ115は反転
し上記搬送体44を降下させることとなる。そし
て、上述した搬送体44が上昇する場合とは反対
に、上記切換スイツチ111が切換り上記下方に
位置するセンサ108によつて上記検出片115
に対応する出力パルスを上記計数値より減算し、
この計数値が上記プリセツト値に近づくに伴つ
て、上記搬送体44の下降速度を減速することと
なる。そして、上記計数値が上記プリセツト値と
一致すると、上記搬送体44を最低速度に減速す
ることとなる。そして、上記上方に位置するセン
サ107が上記検出片115を検出するに伴つて
上記搬送体44が停止することとなる。
このように、本実施例においては、上記搬送体
44が所定の光学デイスク3に対して、上方位置
にある場合にも、また下方位置にある場合にも、
この所定の光学デイスク3の収納位置に迅速に移
動することとなる。そして、この搬送体44は上
記光学デイスク3の収納位置に接近するに伴つて
減速され、この収納位置に極めて接近した際に
は、最低速度に減速されることとなり、駆動モー
タ115が停止した後の、この搬送体44の慣性
力による移動を極めて小さい範囲に留められるこ
ととなる。従つて、上記搬送体44及び引出し機
構32は所定の停止位置に正確に停止されること
となる。
なお、上記実施例では上記各センサ107,1
08の各検出信号の立ち下りのみを検出し、計数
することによつて上記搬送体44を駆動制御する
ようにしたが、上述した如き検出回路部に加え
て、上記各検出信号の立ち上りを検出し得るよう
な回路を設けることにより、上記搬送体49の停
止位置をさらに正確にすることができる。すなわ
ち、例えば上記搬送体44が上昇している場合に
上記下方に位置するセンサ108に対応する出力
パルスによつて上記ゲート出力が生じ、上記駆動
モータが停止した状態では、上記各センサ10
7,108は第13a図に示すように上方のセン
サ107の上面が検出片115の上端部に対して
0.25mm下方に位置するとともに下方のセンサ10
8の下面が検出片115の下端部に対して0.25mm
下方に位置するような状態におかれることとな
る。そして、このような位置から、上記搬送体4
4が上記駆動モータ115の停止にかかわらず、
その慣性力によつてさらに0.5mm以上上昇して停
止した場合には、上記上方のセンサ107は第1
3b図に示すようにその上面が上面検出片105
の上端部に対して0.25mm上方に突出することとな
る。すると、このセンサ107の検出信号は立ち
上ることとなる。そこで、この検出信号の立ち上
りを検出する回路を設けることによつて上記搬送
体44が、その慣性力によつて所定位置から0.25
mm以上ズレた位置で停止したことを検出すること
ができる。そして、この搬送体44が0.25mm以上
ズレたことを検出して、上記駆動モータ115を
わずかに反転制御することによつて上記搬送体4
4を若干降下させ、この搬送体44を所定の停止
位置より、上下それぞれ0.25mmの範囲内で停止さ
せることができる。このようにして、上記搬送体
44を極めて高精度に移動制御することができ、
上記引出し機構32によつて上記デイスク収納ケ
ース1及びここに収納された光学デイスク3の取
出しを円滑に行ない得ることとなる。
なお、上記実施例では光学デイスク3を取出す
ためのデイスク取出し装置について述べたが、本
考案は静電容量型のデイスク等のデイスク取出し
装置として広く応用することができる。
また、上記検出回路としては上記実施例に示す
如きものに限られるものではなく、上述した一対
のセンサ107,108の検出信号を用いて上記
搬送体44を所定の停止位置に正確に移動制御し
得るものであればよく、種々採り得るものであ
る。
<考案の効果> 上述した実施例の説明から明らかなように、本
考案によればデイスク収納部のデイスク収納ケー
スを収納した近傍位置にクシ歯状に検出片を配し
たことから、上記収納部の温度変化に伴う伸縮等
にかかわらず正確に上記デイスク収納ケースの収
納位置を検出し得ることができる。また、デイス
ク取出し部に取付けられて筐体に配設された検出
部に沿つて移動する一対のセンサを設け、その一
方が所望のデイスク収納ケースに対応した検出片
を検出した状態であつて、他方が所望のデイスク
収納ケースに対応した検出片に隣接した検出片を
検出したときに上記デイスク取出し部の移動を停
止させるようになすものであるので、上記双方の
センサの検出出力が上記所定の条件とならない限
り上記デイスク取出し部の停止が行われることが
ないので、上記デイスク取出し部が慣性力による
微妙な移動によつて所望のデイスク収納ケースに
対応しない位置にずれたとしても、それを正しく
修正することも可能となり、正確なデイスク収納
ケースの取出し操作が可能となる。
またさらに、駆動モータとしてパルスモータ等
を用いる必要がないことから、この駆動モータに
よるコストアツプを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される自動演奏装置を示
す一部省略斜視図、第2図はその概略正面図、第
3図はその平面図、第4図はデイスク収納ケース
を示す平面側斜視図、第5図はその底面側斜視
図、第6図はその断面図、第7図は検出部を示す
拡大正面図、第8図は一対センサを示す拡大斜視
図、第9図は上記各センサの配置位置を説明する
概略正面図、第10図は上記各センサの検出信号
を示す波形図、第11図は検出回路部を示すブロ
ツク図、第12図は上記センサの動作を説明する
概略正面図、第13図は本考案の他の実施例にお
けるセンサの動作を説明する概略正面図である。 1……デイスク収納ケース、3……光学デイス
ク、31……デイスク収納部、104……デイス
ク取出し部、105……検出片、107,108
……センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスク収納部を構成する筐体内に、デイスク
    が収納されたデイスク収納ケースを取出し自在に
    整列した状態で複数枚収納し、これらデイスク収
    納ケースの整列方向に移動検索して所望のデイス
    ク収納ケースを取出すようにしたデイスク取出し
    部を有するデイスク取出し装置において、 上記筐体に前記デイスク収納ケースの収納位置
    に対して複数の検出片をクシ歯状に配設してなる
    検出部と、 上記デイスク取出し部に取付けられて上記検出
    部に沿つて移動するとともにこの移動方向に沿つ
    て互いに離間した位置に取付けられ、上記各検出
    片に対応した検出信号を出力する一対のセンサと これら一対のセンサのうち、一方のセンサの検
    出信号を用いて上記検出片を計数して所望のデイ
    スク収納ケースに対応した検出片を検索するとと
    もに、上記一方のセンサが所望のデイスク収納ケ
    ースに対応した検出片を検出した状態で上記一対
    のセンサのうちの他方のセンサが所望のデイスク
    収納ケースに対応した検出片に隣接した検出片を
    検出したときに上記デイスク取出し部の移動を停
    止させる制御手段と を備えてなるデイスク取出し装置。
JP13510583U 1983-08-31 1983-08-31 ディスク取出し装置 Granted JPS6044255U (ja)

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JPS5376809A (en) * 1976-07-16 1978-07-07 Konsorideitetsudo Erekutoronit Process and machine for automatically processing and reproducing tape cartridge

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