JPH0548271U - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH0548271U JPH0548271U JP9742891U JP9742891U JPH0548271U JP H0548271 U JPH0548271 U JP H0548271U JP 9742891 U JP9742891 U JP 9742891U JP 9742891 U JP9742891 U JP 9742891U JP H0548271 U JPH0548271 U JP H0548271U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- connector housing
- elastic contact
- locking
- male connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非接続時に端子の弾性接触部をコネクタハウ
ジング内に収納させて外部との干渉を防止したコネクタ
を提供する。 【構成】 雄コネクタハウジング1内に設けた可撓性の
端子係止ランス12に端子2の係止窓19を係合させ、
端子2の弾性接触片22を雄コネクタハウジングの外側
に露出させて雌コネクタハウジング7内の端子部6aに
接触させるコネクタであって、弾性接触片22に、係止
窓19に臨んで端子係止ランス12を押圧する突出部2
1を設け、突出部によって端子係止ランスを撓ませた状
態で、弾性係止片22が雄コネクタハウジング内に位置
し、雄コネクタハウジング内に、端子係止ランスに対す
る撓み防止スペーサ15を挿入することにより、端子係
止ランスが突出部を介して弾性接触片を外側に押し出し
露出させる構造である。
ジング内に収納させて外部との干渉を防止したコネクタ
を提供する。 【構成】 雄コネクタハウジング1内に設けた可撓性の
端子係止ランス12に端子2の係止窓19を係合させ、
端子2の弾性接触片22を雄コネクタハウジングの外側
に露出させて雌コネクタハウジング7内の端子部6aに
接触させるコネクタであって、弾性接触片22に、係止
窓19に臨んで端子係止ランス12を押圧する突出部2
1を設け、突出部によって端子係止ランスを撓ませた状
態で、弾性係止片22が雄コネクタハウジング内に位置
し、雄コネクタハウジング内に、端子係止ランスに対す
る撓み防止スペーサ15を挿入することにより、端子係
止ランスが突出部を介して弾性接触片を外側に押し出し
露出させる構造である。
Description
【0001】
本考案は、非接続時に端子の弾性接触部をコネクタハウジング内に収納させて 外部との干渉を防止したコネクタに関するものである。
【0002】
図8は、実開昭58−142875号公報に記載された従来のコネクタを示す ものである。 図で、30は、コネクタハウジング31の内部に複数の端子32を収容させ、 該コネクタハウジング31の外側に該端子32の弾性接触片33を露出させた雄 コネクタ、34は、該雄コネクタ30に対する雌コネクタ部35を有する回路体 を示す。
【0003】 該回路体34の表面には、フレキシブルプリント回路36を貼着してあり、雌 コネクタ部35内には、プリント回路37の端子部37aを配設してある。そし て、雄コネクタ30を該雌コネクタ部35に挿入することにより、雄コネクタ3 0の外側に突出した湾曲状の弾性接触片33が該端子部37aに接触して、両者 の電気的接続がなされるのである。 しかしながら、上記従来のコネクタにあっては、端子32の弾性接触片33が 外側に露出(突出)しているために、未使用時に外部と干渉して、変形したり傷 付いたりするという欠点があった。
【0004】
本考案は、上記した点に鑑み、端子の非接続状態における弾性接触片の変形や 傷付きを防止できるコネクタを提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、雄コネクタハウジング内に設けた可撓 性の端子係止ランスに端子の係止窓を係合させ、該端子の弾性接触片を該雄コネ クタハウジングの外側に露出させて雌コネクタハウジング内の端子部に接触させ るコネクタにおいて、該弾性接触片に、該係止窓に臨んで該端子係止ランスを押 圧する突出部を設け、該突出部によって該端子係止ランスを撓ませた状態で、該 弾性係止片が該雄コネクタハウジング内に位置し、該雄コネクタハウジング内に 、該端子係止ランスに対する撓み防止スペーサを挿入することにより、該端子係 止ランスが該突出部を介して該弾性接触片を外側に押し出し露出させることを特 徴とするコネクタを採用する。
【0006】
スペーサを挿着しない未使用時において、端子の弾性接触片は、端子係止ラン スを反係止方向に撓ませた状態で、雄コネクタハウジング内に位置し、外部との 干渉を断つ。そして、コネクタ接続に際してスペーサを挿入することにより、該 係止ランスが係止方向に復元して突出部を介して該弾性接触片を外側に押し出し て露出させる。これにより、相手雌コネクタとの接続が可能となる。
【0007】
図1は、本考案に係るコネクタの一実施例を示す分解縦断面図である。 図で、1は、合成樹脂製の雄コネクタハウジング、2は、該雄コネクタハウジ ング1内に収容される端子、3は、雄コネクタ4すなわち端子2を収容した該雄 ハウジング1を挿入する雌コネクタ部5を有する回路体を示す。該回路体3の表 面には、プリント回路6を配索してあり、合成樹脂製の雌コネクタハウジング7 の内壁には、該回路6の端子部6aを配設してある。
【0008】 該雄コネクタハウジング1は、上壁8の前端方に端子露出用の開口9を設け、 該開口9と連通する端子収容室10の下壁11に可撓性の端子係止ランス12を 切り欠いて一体に設け、該係止ランス12の下側にスペーサ挿入空間13を設け てなるものである。該係止ランス12には、該端子挿入室10内に位置する上向 きの係止突起14を設けてある。また、該スペーサ挿入空間13には、端子2の 挿入方向に楔状のスペーサ15を挿入する。
【0009】 該端子2は、矩形筒状の外周壁17の底板部18に、該係止ランス12の係止 突起14に対する係合窓19を設けると共に、該底板部18の前方を湾曲(20 )させて折り返し、該係合窓19に臨む略V字状の突出部21を下向きに突出連 成し、該突出部21の後端を前方に向けて上側に折り返して弾性接触片22を形 成させ、該外周壁17の天板部23に、該弾性接触片22の接触部24に対する 露出用の開口25を設けたものである。
【0010】 図2〜4は、該雄コネクタハウジング1に該端子2を挿着してなる雄コネクタ 4を相手雌コネクタ部5に挿入接続させる状態を順に示すものである。 図2で、先ず、端子挿入室10に端子2を挿着すると、弾性接触片22の突出 部21が、係合窓19内に進入する端子係止ランス12を下向きに押圧して撓ま せる。ここで弾性接触片22自体は端子収容室10内に位置して、外部へは突出 しない。
【0011】 次に、スペーサ15を押し込むことにより、図3の如く、該スペーサ15が端 子係止ランス12を上方に押し上げて復元させる。これにより、該係止ランス1 2の係止突起14が係合窓19内に進入して、弾性接触片22の突出部21を上 方に押し上げ、該弾性接触片22の接触部24が天板部23の開口25から外部 へ突出する。
【0012】 そして、図4の如く、雄コネクタ4を雌コネクタ部5に挿入することにより、 弾性接触片22が雌コネクタ5内の端子部6aにばね付勢のもとで接触して、電 気的接続がなされる。
【0013】 なお、図2において、端子係止ランス12の係止突起14の先端は、係合窓1 9に引っ掛かった状態で端子2を係止し、該端子2の後抜けを防いでいる。 図5は、図2での端子2の係止をより確実にするための構造であり、係止突起 14′の上面に補助突起27を設け、端子2′の弾性接触片22′の突出部21 ′に、該補助突起27に対する係合孔28を設けたものである。
【0014】 図6は、端子2の変形例2″を示し、弾性接触片22″の接触部24″の形状 を湾曲したカール状に形成したものである。 図7は、上記したと同様な雄コネクタ4′を回路体3′の雌コネクタ部5′に 接続する状態を示す分解斜視図である。
【0015】 図で、22は、雄コネクタハウジング1′の開口9′から外部に露出した弾性 接触片を示し、この例で、弾性接触片22はコネクタハウジング1′の上下両側 に配設されている。また、6a′は、雌コネクタハウジング7′内に配設され、 該弾性接触片22と接触するプリント回路6′の端子部を示す。
【0016】
以上の如くに、本考案によれば、未使用時(コネクタ非接続時)において、端 子の弾性接触片が外側に露出(突出)しないから、該弾性接触片が外部と干渉す る心配がなく、変形や傷付きが防止され、相手コネクタ部との確実な電気的接続 か可能となる。
【図1】本考案に係るコネクタの一実施例を示す分解縦
断面図である。
断面図である。
【図2】同じく雄コネクタハウジングに端子を挿着した
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
【図3】スペーサを完全に押し込んで、端子の弾性接触
片を外部に露出させた状態を示す縦断面図である。
片を外部に露出させた状態を示す縦断面図である。
【図4】雄コネクタを雌コネクタ部に挿入接続させた状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図5】雄コネクタの端子補助係止の構造(他の実施
例)を示す要部縦断面図である。
例)を示す要部縦断面図である。
【図6】端子の変形例を示す縦断面図である。
【図7】コネクタの類似例(接続する状態)を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来例を示す分解斜視図である。
1 雄コネクタハウジング 2,2′,2″ 端子 4,4′ 雄コネクタ 5,5′ 雌コネクタ部 6a,6a′ 端子部 7 雌コネクタハウジング 12 端子係止ランス 15 スペーサ 19 係止窓 21,21′ 突出部 22,22′,22″ 弾性接触片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 雄コネクタハウジング内に設けた可撓性
の端子係止ランスに端子の係止窓を係合させ、該端子の
弾性接触片を該雄コネクタハウジングの外側に露出させ
て雌コネクタハウジング内の端子部に接触させるコネク
タにおいて、該弾性接触片に、該係止窓に臨んで該端子
係止ランスを押圧する突出部を設け、該突出部によって
該端子係止ランスを撓ませた状態で、該弾性係止片が該
雄コネクタハウジング内に位置し、該雄コネクタハウジ
ング内に、該端子係止ランスに対する撓み防止スペーサ
を挿入することにより、該端子係止ランスが該突出部を
介して該弾性接触片を外側に押し出し露出させることを
特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991097428U JP2575611Y2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991097428U JP2575611Y2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548271U true JPH0548271U (ja) | 1993-06-25 |
JP2575611Y2 JP2575611Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=14192142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991097428U Expired - Fee Related JP2575611Y2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575611Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329280A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-07 | Yazaki Corp | コネクタ |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP1991097428U patent/JP2575611Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329280A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-07 | Yazaki Corp | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575611Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2506098Y2 (ja) | 雄型コネクタ | |
JPH0729586Y2 (ja) | コネクタ | |
JPS6223031Y2 (ja) | ||
JP3007781B2 (ja) | 防水ゴム栓挿入用端子 | |
JPH0562972U (ja) | コネクタ | |
JPH09147948A (ja) | 電気端子及びそれを使用する電気コネクタ | |
JPH0688073U (ja) | ラッチ装置及びそれを有するカードエッジコネクタ | |
JPH07302648A (ja) | コネクタのロック結合検知構造 | |
JP3075461B2 (ja) | 基板用接触端子 | |
JPS581981A (ja) | 端子 | |
JPS585983A (ja) | タブ端子用レセプタクル端子およびそれを使用したコネクタ− | |
JP3620014B2 (ja) | 雌端子及びその製造方法 | |
JP2002025706A (ja) | コネクタ | |
JP3402435B2 (ja) | プリント基板用コネクタ | |
JPH0548271U (ja) | コネクタ | |
JPH0672176U (ja) | コネクタのロック機構 | |
US5613878A (en) | Reverse insertion preventing connector | |
US6155868A (en) | Electrical connector | |
JP3238370B2 (ja) | 基板実装型コネクタ組立体 | |
JPH0530306Y2 (ja) | ||
JPH0754938Y2 (ja) | コネクタの係止構造 | |
JPH0731516Y2 (ja) | ショートコネクタ | |
JPH0334856Y2 (ja) | ||
JPH0321016Y2 (ja) | ||
JP2596689Y2 (ja) | 電気コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970722 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |