JPH0548227U - 端子接続構造 - Google Patents

端子接続構造

Info

Publication number
JPH0548227U
JPH0548227U JP10470391U JP10470391U JPH0548227U JP H0548227 U JPH0548227 U JP H0548227U JP 10470391 U JP10470391 U JP 10470391U JP 10470391 U JP10470391 U JP 10470391U JP H0548227 U JPH0548227 U JP H0548227U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
connection
press
land portion
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10470391U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2562214Y2 (ja
Inventor
正博 江原
Original Assignee
株式会社カンセイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP1991104703U priority Critical patent/JP2562214Y2/ja
Publication of JPH0548227U publication Critical patent/JPH0548227U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562214Y2 publication Critical patent/JP2562214Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンダ付け部分に集中する応力を分散させる
ことが出来、耐久性に優れた端子接続構造を得る。 【構成】 プリント板の接続ランド部に穿設された貫通
孔に接続端子を挿通し、該接続端子に圧入されて前記接
続ランド部に当接する圧入接続部材を設け、更に前記圧
入接続部材を覆うように前記接続端子と前記接続ランド
部とをハンダ付けしてなることを特徴とする端子接続構
造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、端子接続構造に関し、更に詳しくは、例えば電気・電子部品のリ ード端子または電気コネクタの接続端子をプリント板に接続するのに好適な端子 接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の端子接続構造として、高低温スクリーニング用治具に用いた例について 以下に説明する。 図8は、高低温スクリーニング用治具の構造図であって、この治具は、電子回 路ユニットを−30℃程度の低温および+80℃程度の高温にさらし子回路ユニ ットの機能チェックを行い、不良品を検出する工程に用いるものである。 この治具が低温および高温の雰囲気下にあるときに、その治具底部に取り付け られ電子回路ユニットに接続された後述のプリント板の接続ランド部に、不図示 のチェッカに接続されたプローブ50が接触して、電子回路ユニットの機能チェ ックを行う。 電子回路ユニット51は、治具52の上部に取り付けられている被検査体であ る。 この治具52には、電子回路ユニット51を治具52の上部に取り付けること により、電子回路ユニット51の端子に接続するコネクタ53およびコネクタ5 4が取り付けられている。 コネクタ53およびコネクタ54は、そのリード線53aおよびリード線54 aを介して角状の雌型端子55aを有するコネクタ55に接続されている。 治具52の底部には、プリント板56が裏側のプリントパターン面を下側にし て固定されている。 プリント板56上には、樹脂製ホルダ57にインサート成形された雄型端子5 8が実装されている。
【0003】 雄型端子58の上端部は、前記雌型端子55aと電気的に接触している。一方 雄型端子58の後端部は、プリント板56のプリントパターン面の接続ランド部 にハンダ付けされている。
【0004】 図9は、前記高低温スクリーニング用治具52におけるプリント板56と雄型 端子58との端子接続構造を示す断面図(治具52に対する取付状態とは上下逆 に図示)である。
【0005】 図10は、樹脂製ホルダ57にインサート成形された雄型端子58とプリント 板56との関係を示す斜視図である。 これらの図に示されているように、樹脂製ホルダ57にインサート成形された 雄型端子58は、プリント板56に穿たれた貫通孔59に挿通された後、接続ラ ンド部60側から突出した雄型端子58の先端部58aが接続ランド部60にハ ンダ付けされる。 ハンダ層61は、雄型端子58の先端部58aを覆うように接続ランド部60 上に形成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の端子接続構造にあっては、上記高低温スクリ ーニング用治具52では使用に際しての温度差が大きく、このため、金属製の雄 型端子58と樹脂製ホルダ57およびプリント板56との熱膨張収縮による繰返 しストレス(熱応力)がハンダ付け部分に集中し、このハンダ付け部分にクラッ クが発生したり、ハンダ層61が接続ランド部60から剥離してしまうという問 題点があった。 このような現象は、特にガラスエポキシのプリント板に共晶ハンダ(KR19 RA)あるいは高温ハンダ(95%Pb)を使用した場合に確認された。
【0007】 また、雄型端子58の対角線寸法よりも小径の孔径を有する黄銅製平ワッシャ を、接続ランド部60側から突出した雄型端子58の先端部58aに圧入配設し 、ハンダ層61を、平ワッシャおよび雄型端子58の先端部58aを覆うように 接続ランド部60上に形成することも考えられるが、この場合は黄銅製平ワッシ ャの外周ハンダ部にクラックが発生してしまうという問題点があった。
【0008】 この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、ハンダ付け 部分に熱応力が集中しないようにでき、熱に対する耐久性に優れた端子接続構造 にすることにより、上記問題点を解決することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、プリント板の接続ランド部に穿設された貫通孔に接続端子を挿通 し、該接続端子に圧入されて前記接続ランド部に当接する圧入接続部材を設け、 更に前記圧入接続部材を覆うように前記接続端子と前記接続ランド部とをハンダ 付けしてなることを特徴とする端子接続構造を提供する。
【0010】
【作用】
この考案の端子接続構造では、接続端子に噛合うように圧入された圧入接続部 材が接続端子と接続ランド部との間に形成されるハンダ層内に埋設されているの で、圧入接続部材が熱応力の引っ張り力に対抗し、ハンダ付け部分に熱応力が集 中しないように作用するため、ハンダ付け部分のクラック発生や、ハンダ層の接 続ランド部からの剥離を防止する。
【0011】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の一実施例の端子接続構造を示す断面図である。図2は、こ の実施例の端子接続構造に用いられるこの考案の圧入接続部材であるプッシュオ ンナットの斜視図である。図3は、前記プッシュオンナットの正面図、図4は同 側面図である。
【0012】 図1において、プリント板1にはスルーホール等の貫通孔2が穿設されている 。この貫通孔2は、接続ランド部3内に開口している。貫通孔2には、断面矩形 状の雄型端子4が挿通されている。 雄型端子4の先端部4aは、貫通孔2から突出している。この先端部4aには プッシュオンナット5が接続ランド部3に当接する位置まで圧入されている。
【0013】 プッシュオンナット5は、その中央部に、図2,図3,図4に示すように雄型 端子4の対角線寸法よりもやや小さめの径の挿入孔6を形成する円錐状の割爪7 a,7b,7c,7dが形成されている。 プッシュオンナット5は、燐青銅板をプレス成形して製作され、導電性を有し たバネ材により構成されている。
【0014】 図1に戻り、樹脂製ホルダ9にインサート成形された雄型端子4の先端部4a 側をプリント板1の貫通孔2に挿通した後、接続ランド部3から突出した雄型端 子4の先端部4aにプッシュオンナット5を接続ランド部3に当接する位置まで 圧入すると、雄型端子4の先端部4aがプッシュオンナット5の中央部から突出 するので、この先端部4aと接続ランド部3とをプッシュオンナット5を覆うよ うにハンダ層8により電気的に接続する。
【0015】 従って、プッシュオンナット5によりハンダ付け部分に熱応力が集中すること なく分散され、さらにプッシュオンナット5のバネ性により熱応力が効果的に吸 収されることになるため、ハンダ付け部分のクラック発生や、ハンダ層の接続ラ ンド部からの剥離を確実に防止できる。
【0016】 なお、上記実施例では圧入接続部材としてプッシュオンナット5を用いたが、 押込みばね板ナット(自動車規格JASO)と同じ機能を有するものであればこ れに限定されるものではなく、例えば、図5に示すサーキュラー・エキスターナ ル・リング11、あるいは図6に示すP形スピードナット12であっても同様の 効果が得られる。 図5,図6において、11a,11b,11c,11d,11e,11f,1 2a,12bは割爪である。
【0017】 図7は、他の例の端子接続構造の構成を示す断面図である。 この例では、雄型端子4に噛合うように圧入されたプッシュオンナット5の一 部が、雄型端子4と接続ランド部3との間に形成されるハンダ層8内に埋設され る構造としたものである。
【0018】 また、上記各実施例では、高低温スクリーニング用治具に用いた例について説 明したが、温度差の大きな環境下で使用される電気部品に本考案を適用しても同 様な効果を発揮する。
【0019】
【考案の効果】
請求項1および請求項2の考案の端子接続構造によれば、ハンダ付け部分に集 中する応力を分散させることが出来、耐久性に優れた端子接続構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の端子接続構造を示す断面
図である。
【図2】端子接続構造に用いられるプッシュオンナット
の斜視図である。
【図3】プッシュオンナットの正面図である。
【図4】プッシュオンナットの側面図である。
【図5】サーキュラー・エキスターナル・リングを示す
斜視図である。
【図6】P形スピードナットを示す斜視図である。
【図7】他の実施例の端子接続構造の構成を示す断面図
である。
【図8】高低温スクリーニング用治具の構造図である。
【図9】高低温スクリーニング用治具における従来のプ
リント板と雄型端子との端子接続構造を示す断面図であ
る。
【図10】樹脂製ホルダにインサート成形された雄型端
子とプリント板との関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント板 2 貫通孔 3 接続ランド部 4 雄型端子 5 プッシュオンナット 6 挿入孔 7a,7b,7c,7d 割爪 8 ハンダ層 9 樹脂製ホルダ 11 サーキュラー・エキスターナル・リング 12 P形スピードナット 11a,11b,11c,11d,11e,11f,1
2a,12b 割爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板の接続ランド部に穿設された
    貫通孔に接続端子を挿通し、該接続端子に圧入されて前
    記接続ランド部に当接する圧入接続部材を設け、更に前
    記圧入接続部材を覆うように前記接続端子と前記接続ラ
    ンド部とをハンダ付けしてなることを特徴とする端子接
    続構造。
  2. 【請求項2】 前記圧入接続部材は前記接続端子の径よ
    り小さな孔径の挿入孔を有し、かつ該挿入孔の周囲に複
    数の割爪を有するプッシュオンナットであることを特徴
    とする請求項1記載の端子接続構造。
JP1991104703U 1991-11-27 1991-11-27 端子接続構造 Expired - Fee Related JP2562214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104703U JP2562214Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 端子接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104703U JP2562214Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 端子接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0548227U true JPH0548227U (ja) 1993-06-25
JP2562214Y2 JP2562214Y2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=14387846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991104703U Expired - Fee Related JP2562214Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 端子接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562214Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113633A1 (ja) * 2008-03-13 2009-09-17 日本電産株式会社 バスバー端子、バスバーユニット、および、モータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173170U (ja) * 1986-04-23 1987-11-04
JPH01119165U (ja) * 1988-02-05 1989-08-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173170U (ja) * 1986-04-23 1987-11-04
JPH01119165U (ja) * 1988-02-05 1989-08-11

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113633A1 (ja) * 2008-03-13 2009-09-17 日本電産株式会社 バスバー端子、バスバーユニット、および、モータ
JP5578072B2 (ja) * 2008-03-13 2014-08-27 日本電産株式会社 バスバー端子、バスバーユニット、および、モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2562214Y2 (ja) 1998-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8771028B2 (en) Connection structure for connecting a terminal fitting and a circuit board
TWM291104U (en) Plate-to-plate connector
KR100219343B1 (ko) 기판 실장용 핀 소켓 커넥터
US6116923A (en) Electrical connector
US20070281507A1 (en) IC contact for LGA socket
JPH0548227U (ja) 端子接続構造
TWI291266B (en) Electrical connector
JP4859501B2 (ja) コネクタ接合構造及びコネクタ接合方法
JPH051911Y2 (ja)
JP3268253B2 (ja) 電気部品用ソケット
JPH056710U (ja) 圧入式ターミナル
JPH0520353U (ja) 電子冷却素子接続装置
JP3901451B2 (ja) 接続端子の固定構造
JP3008375U (ja) 接点材付き電気コネクタ
JP2003187891A (ja) フラットケーブル用接続端子、接続端子付きフラットケーブル及び配線回路体とフラットケーブルとの接続部
JPH0632704Y2 (ja) プリント基板装置
JPH0660083U (ja) プリント基板
KR920000612Y1 (ko) 터미날
JP2754485B2 (ja) 回路基板
JPH03138876A (ja) 金属ベース基板への表面実装コネクタの取付け方法
JP2020035523A (ja) 電気コネクタ
JPH11354221A (ja) Fpc・基板間接続構造
JPH0656977U (ja) 基板用コネクタ
JP2004349437A (ja) フレキシブル基板の接合構造及びフレキシブル基板の接合方法
JPH0945394A (ja) 基板の配線に於けるハンダ付省略の圧接端子

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees