JPH0548135Y2 - - Google Patents

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JPH0548135Y2
JPH0548135Y2 JP1988017774U JP1777488U JPH0548135Y2 JP H0548135 Y2 JPH0548135 Y2 JP H0548135Y2 JP 1988017774 U JP1988017774 U JP 1988017774U JP 1777488 U JP1777488 U JP 1777488U JP H0548135 Y2 JPH0548135 Y2 JP H0548135Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は基板の一側縁部に外部引出電極が形成
された電子部品の電気的特性を測定するための装
置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
基板の一側縁部に外部引出電極が形成された電
子部品として、例えば実開昭59−72002号公報に
記載のようなストリツプラインフイルタが知られ
ている。この種の電子部品の場合、基板に所定の
電極を形成した段階、つまりリード端子の接続お
よび樹脂封止を行う前の段階でその電気的特性を
測定し、品質検査を行う必要がある。そのため、
従来では測定機器に接続されたコネクタのセンタ
ピンを基板の外部引出電極に接触させることによ
り、電気的特性の測定を行つていた。
しかしながら、上記のような測定方法では、セ
ンタピンの外部引出電極への圧着が不安定であ
り、特にストリツプラインフイルタのように高周
波特性の測定を行う場合には、接触圧のバラツキ
や接触位置のバラツキが大きな測定誤差を招く問
題があつた。また、センタピンを外部引出電極に
必要以上に強く圧着させると、外部引出電極を損
傷し、品質を損なうおそれもあつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、電子部品の特性を簡単に測定でき、
接触圧や接触位置のバラツキによる測定誤差を解
消でき、かつ外部引出電極の損傷を防止できる電
子部品の特性測定装置を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案にかかる電子部品の特性測定装置は、絶
縁基板に入、出力端子およびアース端子がほぼ一
直線状に植設され、各端子の先端部には上記電子
部品の一側縁部に形成された外部引出電極に接触
可能な接触部が形成され、かつ上記入、出力端子
は絶縁基板に形成された伝送線路を介して測定機
器に接続されていることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
即ち、絶縁基板に入、出力端子およびアース端
子がほぼ一直線状に植設されているので、これら
端子に電子部品を差し込めば、電子部品の側縁部
に形成された外部引出電極は上記端子の接触部と
自動的に接続される。そして、入、出力端子は絶
縁基板に形成された伝送線路を介して測定機器に
接続されているので、上記のように電子部品を端
子に差し込むと同時に電気的特性が簡単に測定で
きる。また、入、出力端子およびアース端子と電
子部品の外部引出電極との接触圧や接触位置のバ
ラツキが少ないので、測定誤差が少なく、しかも
外部引出電極を損傷する危険性も少ない。
〔実施例〕
図面は本考案にかかる特性測定装置Aの一例を
示し、この実施例では測定される電子部品として
ストリツプラインフイルタエレメント1を使用し
ている。
上記エレメント1はインターデジタル型であ
り、誘電体基板2の表面に互い違いに形成された
7本の帯状共振電極3a〜3gと、裏面に形成さ
れた全面電極4とを含んでいる。上記全面電極4
は基板2の側縁部を経て表面にまで延び、上記共
振電極3a〜3gの基端部は全面電極4に共通に
接続されている。上記共振電極3a〜3gの内、
両側の共振電極3a〜3gの先端部は入、出力用
の外部引出電極となつており、全面電極4の両側
縁部表裏面4a,4bおよび下縁部裏面(図示せ
ず)がアース用の外部引出電極となつている。そ
して、上記外部引出電極にそれぞれリード端子を
接続した後、周囲を樹脂で封止している。なお、
上記共振電極3a,3gの先端部の周辺は電極が
排除され、全面電極4と絶縁されている。上記エ
レメント1の電極は、誘電体基板2の表面に銀ペ
ーストを印刷、焼成することにより形成され、上
記共振電極3a〜3gの相互の間隔がストリツプ
ラインフイルタの通過帯域幅または阻止帯域幅を
決定している。
特性測定装置Aは、ガラスエポキシ系樹脂から
なる絶縁基板10と、絶縁基板10にほぼ一直線
状に植設された7本の端子20〜26と、測定機
器Bの入出力部に接続されたコネクタ30,31
とからなる。
絶縁基板10はその表面のほぼ全面に薄膜状の
アース電極11が形成され、入、出力端子21,
25が植設される部位のみアース電極11が排除
されている。また、絶縁基板10の裏面には、第
2図破線で示すように2本の伝送線路12,13
がプリント配線されている。上記コネクタ30,
31のセンタピン30a,31aは上記伝送線路
12,13の一端と半田付け等にて接続され、コ
ネクタ30,31のハウジングはアース電極11
と接続されている。
上記端子20〜26は実際のストリツプライン
フイルタに使用されるリード端子と同様の材質お
よび形状をなし、かつ同一間隔で絶縁基板10に
植設されている。即ち、両側の端子20,26は
先端部に二股状の接続部20a,26aを有する
クリツプ形状のアース端子であり、上記接続部2
0a,26aはそれぞれエレメント1の全面電極
4の外部引出電極4a,4bと対応している。ま
た、上記アース端子20,26の内側の端子2
0,25は先端部にL字形状の接続部21a,2
5aを有する入、出力端子であり、上記接続部2
1a,25aはエレメント1の入、出力用の外部
引出電極(共振電極)3a,3gと対応する。さ
らに、中央の3本の端子22〜24は、上記入、
出力端子21,25とは逆方向に屈曲したL字形
状の接続部22a〜24aを有するアース端子で
あり、各接続部22a〜24aは裏面下端部の外
部引出電極と対応する。なお、各接続部20a〜
26aは、具体的には第3図に示すようにエレメ
ント1を挿入し易くするため先端が外方へやや開
くように形成され、かつエレメント1の電極と弾
性的に接触し得るように内側に湾曲している。
上記アース端子20,22〜24,26は絶縁
基板10の表面に形成されたアース電極11と半
田付け等にて接続される。また、入、出力端子2
1,25は第3図に示すように、絶縁基板10の
裏面に形成された伝送線路12,13とそれぞれ
半田付け等にて接続され、これにより入、出力端
子21,25はコネクタ30,31のセンタピン
30a,31aと電気的に接続される。
保持枠40はエレメント1を差し込んだ時の端
子20〜26の変形を防止するものであり、実際
のストリツプラインフイルタの外装と同質の樹脂
材料が用いられる。具体的には、例えば四フツ化
エチレン樹脂が使用される。保持枠40の中央部
にはエレメント1の厚みよりやや幅広な保持溝4
1が形成されており、この保持溝41の内面で第
2図に示すように各端子20〜26の接触部20
a〜26aの外側面を保持している。したがつ
て、上記端子群20〜26にエレメント1を差し
込んだ時、各端子の厚み方向の変形や倒れが防止
される。なお、入、出力端子21,25と対応す
る部位には厚み方向に嵌合溝42,43が形成さ
れ、この嵌合溝42,43に入、出力端子21,
25が嵌合保持される。これにより、入、出力端
子21,25と保持枠40との位置関係が常に一
定となる。
上記構成の特性測定装置Aにおいて、エレメン
ト1をその縁部が保持枠40の保持溝41の奥部
41aに沿うように上方より差し込めば、自動的
にエレメント1の各外部引出電極と端子20〜2
6の各接続部20a〜26aとの位置が合致し、
しかも両者が一定の接触圧で接触する。そして、
高周波信号をコネクタ30より入力し、その出力
をコネクタ31を介して測定機器Bで検出するこ
とにより、エレメント1の電気的特性、即ち高周
波信号の通過帯域幅または阻止帯域幅を容易に測
定できる。特に、ストリツプラインフイルタのよ
うに高周波特性を測定する場合には、僅かな接触
や接触位置のバラツキが大きな測定誤差を招くの
に対し、上記特性測定装置Aでは、エレメント1
を差し込むだけでエレメント1の各電極と端子2
0〜26とがほぼ同一位置でかつ同一接触圧で接
触し、測定バラツキがない。また、エレメント1
の各電極と端子20〜26との接触圧は、端子自
体のばね係数により決定されるので、従来のよう
にコネクタのセンタピンを圧接する場合のように
過大な荷重がエレメント1に作用するおそれがな
く、エレメント1の品質を損なうことがない。
また、実施例のように各端子20〜26の材
質、形状および位置を、実際のストリツプライン
フイルタに使用されるリード端子と同一とし、か
つ保持枠40と外装樹脂と同一材料で構成すれ
ば、完成品のストリツプラインフイルタと同様の
条件で測定が可能であり、基板単体の測定精度を
格段に高めることができる。
なお、本考案の特性測定装置は、実施例のよう
なストリツプラインフイルタに限らず他の電子部
品でも使用できるが、高周波信号を用いる電子部
品の測定には特に有効である。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
絶縁基板に植設された端子群に電子部品を差し込
むことにより、電子部品の側縁部に形成された外
部引出電極が端子の接触部と自動的に接続され、
かつ入、出力端子は絶縁基板に形成された伝送線
路を介して測定機器に接続されているので、電子
部品を端子に差し込むと同時に電気的特性が簡単
に測定でき、特性測定を極めて能率的に行うこと
ができる。
また、入、出力端子およびアース端子と電子部
品の外部引出電極との接触圧や接触位置がほぼ一
定しているので、測定誤差が少なく、特に高周波
特性を測定する場合に高精度の測定が可能とな
る。
さらに、端子と外部引出電極との接触圧は端子
のばね力で決定されるので、外部引出電極に無理
な荷重が作用せず、電極の損傷も防止でき、電子
部品の品質を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる特性測定装置と電子部
品との分解斜視図、第2図は特性測定装置の平面
図、第3図は第2図X−X線拡大断面図である。 1……エレメント、2……基板、3a〜3g…
…共振電極、4……全面電極、A……特性測定装
置、10……絶縁基板、11……アース電極、1
2,13……伝送線路、20,22〜24,26
……アース端子、21……入力端子、25……出
力端子、20a〜26a……接続部、30,31
……コネクタ、40……保持枠、B……測定機
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板の一側縁部に外部引出電極が形成された電
    子部品の電気的特性を測定するための装置におい
    て、 絶縁基板に入、出力端子およびアース端子がほ
    ぼ一直線状に植設され、各端子の先端部には上記
    電子部品の一側縁部に形成された外部引出電極に
    接触可能な接触部が形成され、かつ上記入、出力
    端子は絶縁基板に形成された伝送線路を介して測
    定機器に接続されていることを特徴とする電子部
    品の特性測定装置。
JP1988017774U 1988-02-13 1988-02-13 Expired - Lifetime JPH0548135Y2 (ja)

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JP1988017774U JPH0548135Y2 (ja) 1988-02-13 1988-02-13

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JPH01122283U JPH01122283U (ja) 1989-08-18
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