JPH0548101Y2 - - Google Patents

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JPH0548101Y2
JPH0548101Y2 JP1987195371U JP19537187U JPH0548101Y2 JP H0548101 Y2 JPH0548101 Y2 JP H0548101Y2 JP 1987195371 U JP1987195371 U JP 1987195371U JP 19537187 U JP19537187 U JP 19537187U JP H0548101 Y2 JPH0548101 Y2 JP H0548101Y2
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JP
Japan
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heat ray
lens barrel
ray sensor
housing
heat
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、熱線センサを用いて人の出入り等を
検知する熱線式検知器に関するものである。
[背景技術] この種の熱線式検知器としては、第3図および
第4図に示すように、ハウジング10の前面に透
光カバー24を装着し、この透光カバー24を透
過する熱線をハウジング10内に設けた焦電素子
(図示せず)よりなる熱線センサで受光するのが
一般的である。このような熱線センサは、一般に
検知エリアの頂角が略90度であり、検知エリアを
広げる場合には、透光カバー24としてフレネル
レンズ等を用いることが考えられているが、熱線
センサの検知エリアに規制されるから、検知エリ
アの頂角を150度以上に広げるのは実際には困難
とされている。また、フレネルレンズ等を用いて
検知エリアを広げる場合には、熱線の入射部の開
口径を大きくとる必要があるから、全体として大
型化するという問題がある。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、検知エリアの頂角
を150度以上に設定でき、しかも一般の配線器具
と同等に使用できるように小型化した熱線式検知
器を提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案に係る熱線式検知器は、壁面等に埋め込
まれた埋込ボツクスに取り付ける配線器具用の既
製の取付枠に取着できる取付部を有したハウジン
グと、ハウジング内の定位置に配設されハウジン
グの前面側に一体に突設された鏡筒の前面および
側面に形成された開口窓から入射する熱線を受光
する熱線センサと、鏡筒に形成された開口窓を覆
うようにハウジングに装着された透光カバーとを
具備し、鏡筒の内周面であつて前面と側面との開
口窓の間には、前面の開口窓を通して入射する熱
線を反射して熱線センサに入射させる反射面が、
熱線センサの検知面の中心線との距離を前方ほど
小さくするように傾斜して形成されて成るもので
あり、鏡筒の内周面に反射面を形成し、鏡筒の開
口部から入射する熱線を反射面で反射させて熱線
センサで受光するようにすることにより、小型で
ありながら検知エリアを広角としたものであり、
また、検知エリアを広角とした上で小型化し、配
線器具用の既製の取付枠に取着できる取付部をハ
ウジングに形成することにより、通常の配線器具
と同等に施工できるようにして、特別な取付具が
不要となるようにしたものである。とくに、上記
構成によつて、反射面に入射する熱線が熱線セン
サの検知面の中心線となす角度は、熱線センサの
中心と反射面とを結ぶ直線が上記中心線となす角
度よりも必ず大きくなり、反射面を用いない場合
には検知エリア外になる熱線のみを反射面で反射
させて熱線センサに入射させることができる。こ
こで、熱線センサの視野(熱線を高い感度で検出
できる範囲)は検知面の中心線に対して一般に45
度程度であるのに対して、上記反射面を用いたこ
とによつて75度(頂角では150度)以上の広角に
設定することが可能になり、従来よりも大幅に検
知エリアを広げることができ、かつ熱線センサの
視野を有効に活用して高感度に熱線を検出するこ
とができるのである。しかも、反射面を有する鏡
筒はハウジングの前面側に一体に突設されている
ので、前方から見た投影面積を比較的小さくして
配線器具用の取付枠に取着できるように形成する
ことが可能になり、さらには、鏡筒の開口窓を覆
うように透光カバーを設けるから、開口窓からの
異物の侵入を防止するための保護カバーとして機
能する透光カバーを鏡筒で裏打ちすることにな
り、鏡筒は熱線を反射する機能とともに透光カバ
ーの形を保つ機能も併せ持つのである。
(実施例) 第1図および第2図に示すように、ハウジング
10は、合成樹脂よりなるボデイ11およびカバ
ー12を組み合わせて形成されているのであつ
て、ボデイ11の側縁部に形成された係合孔13
に、カバー12の側縁部に突設された係合フツク
14を係合させることにより、ボデイ11とカバ
ー12とが結合される。ボデイ11内には配線基
板15が納装されており、配線基板15の中央部
には焦電素子よりなる熱線センサ21が実装され
ている。また、熱線センサ21の周囲には適宜信
号処理回路が実装される。カバー12には前方に
突出する鏡筒16が形成されている。鏡筒16は
第2図の左右方向において先端部が幅を狭めるよ
うに形成されており、第2図の紙面に直交する方
向においてはほぼ一定幅となつている。鏡筒16
の先端面(前面)および側面の適所には開口窓2
2,23が形成されており、開口窓22,23を
通して熱線がハウジング10内に入射できるよう
になつている。また、鏡筒16の周囲には開口窓
22,23からハウジング10内にごみ等がはい
るのを防止するために、透明材料よりなる透光カ
バー24が被嵌されている。透光カバー24は、
開口縁に引掛フツク25を有し、この引掛フツク
25がカバー12に形成された引掛孔26に係合
して透光カバー24がカバー12に結合されるよ
うになつている。カバー12の内周面のうち前面
と側面との開口窓22,23の間の角部にはクロ
ムメツキ等により反射面27が形成されている。
この反射面27は熱線センサ21の検知面に対し
て傾斜するように形成されている。しかるに、開
口窓22から入射した熱線の一部は反射面27で
反射されて熱線センサ21に入射するのであり、
熱線センサ21の検知面に対する反射面27の角
度を適宜設定しておけば、広い範囲に亘つて熱線
を受光することができるのである。すなわち、熱
線センサ21の通常の検知エリアに対して検知エ
リアを拡張することができるのである。
ところで、カバー12の両側縁には側方に向か
つて各一対の取付爪17が突設されており、ま
た、カバー12の両側面にはそれぞれ取付孔18
が形成されている。しかるに、取付爪17や、取
付孔18は、壁面等に埋め込まれる埋込ボツクス
に取着される配線器具用の既製の取付枠に対して
取付可能となる形状に形成されているのであつ
て、その結果、通常の配線器具の取付具を用いて
施工することができるのである。ここに、取付爪
17は合成樹脂製の取付枠に対応し、取付孔18
は金属製の取付枠に対応するように形成されてい
るものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、壁面等に埋め込まれた
埋込ボツクスに取り付ける配線器具用の既製の取
付枠に取着できる取付部を有したハウジングと、
ハウジングの前面側に一体に突設された鏡筒の前
面および側面に形成された開口窓から入射する熱
線を受光する熱線センサと、鏡筒に形成された開
口窓を覆うようにハウジングに装着された透光カ
バーとを具備し、鏡筒の内周面であつて前面と側
面との開口窓の間には、前面の開口窓を通して入
射する熱線を反射して熱線センサに入射させる反
射面が、熱線センサの検知面の中心線との距離を
前方ほど小さくするように傾斜して形成されて成
るものであり、鏡筒の内周面に反射面を形成し、
鏡筒の開口部から入射する熱線を反射面で反射さ
せて熱線センサで受光するようにしているので、
小型でありながら検知エリアを広角とすることが
でき、従来では困難であつた150度以上の広角な
熱線式検知器を得ることができるという利点を有
する。また、検知エリアを広角とした上で小型化
し、配線器具用の既製の取付枠に取着できる取付
部をハウジングに形成しているので、通常の配線
器具と同等に施工でき、特別な取付具が不要とな
る利点がある。とくに、反射面に入射する熱線が
熱線センサの検知面の中心線となす角度は、熱線
センサの中心と反射面とを結ぶ直線が上記中心線
となす角度よりも必ず大きくなり、反射面を用い
ない場合には検知エリア外になる熱線のみを反射
面で反射させて熱線センサに入射させることがで
きるという利点がある。ここで、熱線センサの視
野(熱線を高い感度で検出できる範囲)は検知面
の中心線に対して一般に45度程度であるのに対し
て、上記反射面を用いたことによつて75度(頂角
では150度)以上の広角に設定することが可能に
なり、従来よりも大幅に検知エリアを広げること
ができ、かつ熱線センサの視野を有効に活用して
高感度に熱線を検出することができるという効果
がある。しかも、反射面を有する鏡筒はハウジン
グの前面側に一体に突設されているので、前方か
ら見た投影面積を比較的小さくして配線器具用の
取付枠に取着できるように形成することが可能に
なるという利点があり、さらには、鏡筒の開口窓
を覆うように透光カバーを設けるから、開口窓か
らの異物の侵入を防止するための保護カバーとし
て機能する透光カバーを鏡筒で裏打ちすることに
なり、鏡筒は熱線を反射する機能とともに透光カ
バーの形を保つ機能も併せ持つという効果を奏す
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cはそれぞれ本考案の一実施例を示
す正面図、平面図、側面図、第2図は同上の一部
切欠平面図、第3図a〜cはそれぞれ従来例を示
す正面図、平面図、側面図、第4図a〜cはそれ
ぞれ他の従来例を示す正面図、平面図、側面図で
ある。 10はハウジング、16は鏡筒、17は取付
爪、18は取付孔、21は熱線センサ、22,2
3は開口窓、24は透光カバー、27は反射面で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面等に埋め込まれた埋込ボツクスに取り付け
    る配線器具用の既製の取付枠に取着できる取付部
    を有したハウジングと、ハウジングの前面側に一
    体に突設された鏡筒の前面および側面に形成され
    た開口窓から入射する熱線を受光する熱線センサ
    と、鏡筒に形成された開口窓を覆うようにハウジ
    ングに装着された透光カバーとを具備し、鏡筒の
    内周面であつて前面と側面との開口窓の間には、
    前面の開口窓を通して入射する熱線を反射して熱
    線センサに入射させる反射面が、熱線センサの検
    知面の中心線との距離を前方ほど小さくするよう
    に傾斜して形成されて成る熱線式検知器。
JP1987195371U 1987-12-23 1987-12-23 Expired - Lifetime JPH0548101Y2 (ja)

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JPH0199079U JPH0199079U (ja) 1989-07-03
JPH0548101Y2 true JPH0548101Y2 (ja) 1993-12-20

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