JPH08114446A - 測距センサの車体取付構造 - Google Patents

測距センサの車体取付構造

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JPH08114446A
JPH08114446A JP25251494A JP25251494A JPH08114446A JP H08114446 A JPH08114446 A JP H08114446A JP 25251494 A JP25251494 A JP 25251494A JP 25251494 A JP25251494 A JP 25251494A JP H08114446 A JPH08114446 A JP H08114446A
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sensor
vehicle body
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JP25251494A
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Tetsushi Mimuro
哲志 御室
Tadashi Sugawara
正 菅原
Takahiro Maemura
高広 前村
Yoshiaki Miichi
善紀 見市
Misuzu Yamamoto
美鈴 山本
Norio Inoue
紀夫 井上
Hiroyuki Masuda
広之 増田
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1及び第2の測距センサを単一ケースに収
容することにより、光軸調整を一度に済ませることがで
き、低コスト化を図れ、取付け作業性が良い測距センサ
の車体取付構造を提供することにある。 【構成】 光軸L1を第1の方向に向けて配置され測定
対象物2までの距離を測定する第1の測距センサS3
と、第1の方向とは異なる第2の方向に光軸L2を向け
て配置され測定対象物2までの距離を測定する第2の測
距センサS4と、単一の検出窓331を有して車体に固
定されると共に両測距センサS3,S4の光軸L1,L
2が両測距センサの前方で交差し且つ検出窓331を通
過するよう両測距センサを収容するケーシング30とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両とその周囲
の物体との間の測距を行う三角測距装置に用いられる三
角測距センサを車両に取り付ける構造に関し、特に、複
数の測距センサを備えた場合での測距センサの車体取付
け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の周囲の障害物を検出する場
合に、三角測距装置が用いられている。例えば、図11
に示すように、この種の三角測距装置は、基本的には車
両1に装着される測距センサから成る複数のセンサユニ
ットS1,S2と、同センサに接続されるCPU等から
なるセンサ出力制御回路7とで構成され、この各センサ
出力制御回路7はCPU等からなる距離決定回路8や走
行車両制御回路9に測距情報を出力する。各センサユニ
ットS1,S2は車体のサイド外壁部材や、斜め方向の
壁面、フロント及びリア方向の各壁面に取り付けられ、
車両の側方や斜め方向や、前後方向に存在する物体(他
の車両)2からの反射光を受光している。なお、図10
にはフロント及びリアの各フェンダに各センサユニット
S1,S2を取り付けた例を示した。
【0003】各センサユニットS1,S2は図11に示
すように、車体の上下方向に配置された一対のレンズ
5,6と、これらレンズに対向して配置された2組のホ
トセンサアレイ3,4とから構成されている。レンズ
5,6は自然光に対する物体(車両)2からの反射光を
集光して、ホトセンサアレイ3,4上にそれぞれ物体像
を投影させている。ホトセンサアレイ3,4は、例えば
複数のホトダイオードを一列に配列したラインセンサか
らなり、投影された物体像に基づくセンサ信号をセンサ
出力制御回路7に出力している。センサ出力制御回路7
は他の自動車との距離を測距する測距手段として機能す
る。この測距手段には、ホトセンサアレイ3,4からセ
ンサ信号が入力すると共に、適宜設定されたウインドの
数及びサイズが予めウインド情報として入力している。
測距手段は、設定されたウインド内のホトダイオードか
ら入力するセンサ信号の量子化を行い、外光三角方式に
より量子化データに基づき2つの物体像の位相差を算出
し、この位相差から物体2までの距離Yを測距し、その
距離情報を距離決定回路8に出力している。
【0004】距離決定回路8は所定のアルゴリズムに基
づいて、入力する複数の距離情報の中から、例えば、最
短距離情報を抽出決定し、これを距離情報として走行車
両制御回路9に出力する。走行車両制御回路9は各々の
距離情報を所定の時間差の元で比較し、相関の無い信号
は外乱として排除するようにし、精度の良い距離情報の
みで測距対象物の相対距離や相対速度を求めている。こ
のように測距装置では精度確保のため、あるいは相対速
度検出のため、複数のセンサユニットS1,S2を装備
することが多い。このように使用されるセンサユニット
S1(S2も同様構造)は図12に示すようなケース2
0に収容され、フロントフェンダー21の開口23部分
の裏側面に配備され、図示しないブラケットを介し車体
基部に固定されている。このケース20は箱状のアルミ
製のケース本体22とその開口を閉じる図示しない板状
の蓋とで形成される箱型の矩形の収容室24に収容され
る。ケース本体22の外側開口にはアクリル樹脂の透明
板25が装着され、収容室24の内外の光の透過を許容
し、水、埃の収容室への浸入を阻止している。
【0005】ここでセンサユニットS1は一対のレンズ
5,6と、これらレンズに対向して配置された2組の図
示しないホトセンサアレイ及び照明用のライト26(図
13参照)とからなり、図12に示すような形状で収容
室24に装着される。ここで、センサユニットS1及び
ライト26の光軸Ls、Lrは車両の車幅方向のX1線
に対して傾き角θでセットされ、その調整は、ケース2
0を車体基部側に装着する際に行われる。このような各
センサユニットS1,S2は車両の各部に個々に取付け
られ、各センサの測距情報が個々に取り扱われている。
このような装置の一例は本出願人により特願平6−70
574号の願書及び図面に開示される。更に、特開平5
−127748公報には異なる方向を警戒する2つのセ
ンサをほぼ同一化箇所に配置したものが開示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
したように、車両の斜め側方の物体(車両)2を検出す
る場合、上述のように外乱排除や相対速度検出のため、
少なくとも2つのセンサユニットS1,S2を必要とす
る。この場合、車両の斜め側方で、特に、前方の領域J
(図10参照)の物体(車両)2の有無を判断しようと
すると、車両のフロントフェンダ等に少なくとも2つの
センサユニットS1,S2’を互いに異なる位置にそれ
ぞれ取り付ける必要が有る。この場合、複数のセンサユ
ニットS1,S2’を個々に取り付ける上で車両のフロ
ントフェンダ等に少なくとも2つの開口を設ける必要が
有り、取付け部材を比較的多く要し、しかも、光軸調整
を個々に行うこととなり、特に、コスト高を招き、装置
の取付け作業性が低く問題と成っていた。
【0007】一方、特開平5−127748公報のよう
な場合、2つのセンサを別々に車体に取付けるため、取
付けが面倒で有るし、検知方向軸の延長線がセンサ後方
で交差するように配置されているため、取付け場所に多
大なスペースを必要とし、角センサ毎に検出窓を設けて
いるので見栄えも低下する。請求項1乃至請求項3の発
明の目的は、第1及び第2の測距センサを単一ケースに
収容することにより、光軸調整を一度に済ませることが
でき、低コスト化を図れ、取付け作業性が良い測距セン
サの車体取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、光軸を第1の方向に向け
て配置され測定対象物までの距離を測定する第1の測距
センサと、上記第1の方向とは異なる第2の方向に光軸
を向けて配置され測定対象物までの距離を測定する第2
の測距センサと、単一の検出窓を有して車体に固定され
ると共に上記両測距センサの光軸が上記両測距センサの
前方で交差し且つ上記検出窓を通過するよう上記両測距
センサを収容するケーシングと、を備えたことを特徴と
する。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の測
距センサの車体取付構造において、上記検出窓に設けら
れる保護カバーを更に有し、上記両測距センサは車体面
に直角な方向に対して同一方向に傾斜して配置されると
共に、上記保護カバーは上記両センサの光軸とのなす角
度が上記車体面より大きくなるよう上記車体面に対して
傾斜して設置(凹設)されていることを特徴とする。請
求項3記載の発明は、請求項1記載の測距センサの車体
取付構造において、上記両測距センサの少なくとも一方
には凹レンズにより構成される保護カバーレンズが設け
られていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明は、ケーシングが単一の検出窓
を有して車体に固定され、同ケーシングが、光軸の異な
る第1及び第2の測距センサを両測距センサの前方で光
軸を交差し且つ検出窓を通過するよう収容することがで
きるので、単一ケーシングに両測距センサを収容しても
測距作動に影響無く、単一ケーシングの取付けにより同
時に両センサを取付けられる。請求項2の発明の保護カ
バーは、特に、両センサの光軸とのなす角度が車体面よ
り大きくなるよう車体面に対して傾斜して設置されるの
で、保護カバーに対する入射角が比較的小さくなり光の
反射率を低下する。請求項3の発明は、特に、両測距セ
ンサの少なくとも一方には凹レンズにより構成される保
護カバーレンズが設けられるので、両測距センサの視野
を保護カバーレンズが拡大させるように作用する。
【0011】
【実施例】図1の測距センサの車体取付構造は車体に装
着される三角測距装置の一部を構成する。この三角測距
装置は図10,図11と共に説明したものと比較し、一
対のセンサユニットS3,S4の車体への取付構造以外
は同様の構成を採り、ここでは同一部材には同一符号を
付し、重複説明を簡略化する。ここで三角測距装置は、
図1に示す複数のセンサユニットS3,S4と、同セン
サに接続されるセンサ出力制御回路7、距離決定回路8
から成り、同装置の測距情報は走行車両制御回路9に出
力され、同回路で測距対象物の相対距離や相対速度を求
めている。
【0012】ここでの複数のセンサユニットS3,S4
は、単一のケーシング30に収容される。このケーシン
グ30は、図4に示すように、第1の方向(車幅方向の
X1線に対しての傾斜角θ1)に向けて配置され測定対
象物までの距離を測定する第1の測距センサとしてのセ
ンサユニットS3と、第1の方向とは異なる第2の方向
(車幅方向のX1線に対しての傾斜角θ2)に光軸を向
けて配置され測定対象物までの距離を測定する第2の測
距センサとしてのセンサユニットS4とを収容する、図
1乃至図3に示すように、ケーシング30はフロントフ
ェンダー31の単一の開口32部分の裏側面に配備さ
れ、図示しないブラケットを介し車体基部に固定されて
いる。ケーシング30は略皿状で検出窓331を備えた
アルミ製のケース本体33と、ケース本体33の上開口
を覆う板状の蓋34とで形成され、図示しないビス等の
固着手段によりケース本体33及び蓋34が一体化され
た際には略箱型の2つの収容室35,36を形成でき
る。このケース本体33の検出窓331側の位置決め用
のフランジ部37は、車両前後方向に向けて配置された
フロントフェンダー31の開口32の縁部裏面に当接す
るよう形成される。更に、2つの収容室35,36は矩
形の長孔状を成し、フランジ部37と直行する方向であ
る(車幅方向)に対し、各室の中心線方向は第1の方向
(傾斜角θ1参照)と、第2の方向(傾斜角θ2参照)
に向けてそれぞれ配置される。
【0013】ここでケーシング30のケース本体33の
検出窓331は2つの収容室35,36の前部に位置
し、両室の共通の検出窓を成し、その検出窓の対向部分
にはアクリル樹脂の透明板38を位置決めする突部39
が一対形成される。透明板38は保護カバーとして働
き、収容室35,36の内外の光の透過を許容すると共
に、水、埃が収容室へ浸入することを阻止すべく突部3
9等に接着される。この透明板38は両センサユニット
S3,S4の光軸L1,L2とのなす角度α1,α2が
車体面fとのなす角度より大きくなるよう車体面fに対
して傾斜δして設置されている。ここで、透明板38等
の透過率について説明する。
【0014】図8(a)、(b)に示すように、ガラス
表面に入射する光は、S偏光(図中Sで示す紙面垂直方
向)とP偏光(図中P符号で示す方向)に分けた場合、
それぞれ異なる表面反射率を示し、センサ性能を考える
場合は平均値を用いる。この図8(a)、(b)より明
らかなように、入射角iが60°を越えると急激に反射
率μが増し、透過率が低下する。このため、図1の構造
では透明板38を車体面fに対して傾斜δして設置した
ので、センサユニットS3の入射角i1(=90°−α
1)≒40°,センサユニットS4の入射角i2(=9
0°−α2)=0°が十分小さく押さえられ、反射率を
S偏光とP偏光の平均で5%以下とし、透過率を90%
以上に保持できるようにしている。各センサユニットS
1,S2は図12,図13に示したと概略同様の構成を
採り、特に、図5に示すように、凹レンズにより構成さ
れる保護カバーレンズ40を設けても良い。
【0015】即ち、センサユニットS1は車体の上下方
向に配置された一対のレンズ5,6と、これらレンズに
対向して配置された2組のホトセンサアレイ3,4と、
レンズ5,6の前(図5中左側)に配置される保護カバ
ーレンズ40から構成されている。レンズ5,6は物体
(車両)2からの反射光をホトセンサアレイ3,4上に
投影させ、ホトセンサアレイ3,4は、投影された物体
像に基づくセンサ信号をセンサ出力制御回路7に出力し
ている。なお、センサユニットS1の側方には補助光を
照射するライト26が併設され、センサ出力制御回路7
側に駆動される。特に、ライト26は図7に示すような
横縞パターンの補助光Rを物体側に照射する。なお、こ
の横縞(暗部)を設けることにより、物体の照射面が無
地の場合における測距精度の低下を排除できる。ここで
符号Kはセンサ検知範囲を示す。
【0016】ここで、保護カバーレンズ40は図5,図
6に示すように、上下二段に凹レンズを形成され、中間
部分に遮光板41を備える。この遮光板41は上下のホ
トセンサアレイ3,4に入射する迷光をそれぞれ排除す
ることができる。各凹レンズはホトセンサアレイ3,4
の最大視野角β0を拡大し、拡大視野角β1を確保出来
るように構成される。この場合、両センサユニットS
3,S4の視野を保護カバーレンズ40が拡大させるの
で、車両用の測距装置に使用する上で、最大視野角β0
が比較的狭い市販の測距センサであっても、これを流用
することが可能となる。なお、上述の保護カバーレンズ
40を廃して透明版38を凹レンズとして形成するよう
にしても同様に視野を拡大することができる。
【0017】このような単一の検出窓を有したケーシン
グ30が、第1の方向(車幅方向に対しての傾斜角θ
1)と、第2の方向(車幅方向に対しての傾斜角θ2)
に向かうセンサユニットS3,S4をその前方で両光軸
L1,L2を交差し、検出窓331を通過するよう収容
した。このため、両光軸L1,L2は十分な交差角θを
保持するので、三角測距作動に影響無く、単一ケーシン
グへ取付けできる。特に同時に両センサを取付けられる
ので、取付け場所のスペース確保が容易と成る。更に、
検出窓331の数を減らせるので、車両の見栄えも向上
し、しかも、光軸調整を一度に済ませることができ、低
コスト化を図れ、取付け作業性も良くなる。このような
測距センサの車体取付構造を用いた三角測距装置が他の
自動車との距離を測距すべく作動したとする。
【0018】この場合、車両の斜め前方の領域J(図1
0参照)の物体(車両)2の有無をフロントフェンダ上
の単一の開口32内側の単一のケーシング30に収容さ
れ両センサユニットS3,S4で検知する。この場合両
センサユニットS3,S4の第1の方向(車幅方向に対
しての傾斜角θ1)と第2の方向(車幅方向に対しての
傾斜角θ2)の光軸L1,L2は車両表面f近傍で十分
な交差角θで交差しており、互いの補助光や反射光が両
センサユニットS3,S4の両ホトセンサアレイ3,4
に対して外乱として浸入することは無い。しかも十分な
拡大視野角β1よりの反射光が両ホトセンサアレイ3,
4に受光され、その際、透明板38の透過率が90%以
上のため、確実に反射光を受光出来、迷光も遮蔽板41
に排除される。
【0019】このようにして入射した検出光を受け、ホ
トセンサアレイ3,4はセンサ信号をセンサ出力制御回
路7に出力する。これにより、センサ出力制御回路7
は、設定されたウインド内のホトダイオードから入力す
るセンサ信号の量子化を行い、外光三角方式により物体
2までの距離Yを測距し、その距離情報を距離決定回路
8に出力する。距離決定回路8は所定のアルゴリズムに
基づいて、入力する複数の距離情報の中から、最短距離
情報を抽出決定し、これを距離情報Y1(センサユニッ
トS3の出力)、Y2(センサユニットS4の出力)と
して、走行車両制御回路9に出力する。なお、この場合
の各距離情報Y1,Y2の一例を図9に示した。
【0020】図9において、時点t11,t21は車両
の後端部を、t13,t23は車両の前端部を示し、こ
こには物体(車両)2を抜き去った場合のパターンが示
されている。ここで、距離情報Y1と、Y2とは時間差
(t21−t11)を保ち、同様のパターンを成し、相
関関係を保つことより、ここでの距離情報Y1,Y2は外
乱ではなく、測距情報として採用できるものと見做せ、
今回の測距情報を走行車両制御回路9が相対距離や、相
対速度の算出に採用することと成る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、単一
の検出窓を有して車体に固定されるケーシングが、光軸
の異なる第1及び第2の測距センサの前方で両光軸を交
差し且つ検出窓を通過するよう収容するので、測距作動
に影響無く、単一ケーシングの取付けにより同時に両セ
ンサを取付けられるので、取付け場所のスペース確保が
容易と成り、検出窓の数を減らせるので見栄えも向上
し、しかも、光軸調整を一度に済ませることができ、低
コスト化を図れ、取付け作業性も良くなる。請求項2の
発明は、特に、保護カバーは両センサの光軸とのなす角
度が車体面より大きくなるよう車体面に対して傾斜して
設置されるので、保護カバーに対する入射角が大きくな
り過ぎて両センサが受ける光が保護カバーで反射し、透
過率が低下するということを防止しできる。請求項3の
発明は、特に、両測距センサの少なくとも一方には凹レ
ンズにより構成される保護カバーレンズが設けられるの
で、測距センサの視野を拡大でき、市販の測距センサを
流用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測距センサの車体取付構造の蓋排除状
態での要部平面図である。
【図2】図1の測距センサの車体取付構造で用いるケー
シングの分解斜視図である。
【図3】図1の測距センサの車体取付構造で用いるケー
シングの側面図である。
【図4】図1の測距センサの車体取付構造を装備した車
両の走行時の平面図である。
【図5】図1の測距センサの車体取付構造で用いるセン
サユニットの概略断面図である。
【図6】図1の測距センサの車体取付構造で用いる保護
カバーレンズの拡大斜視図である。
【図7】図1の測距センサの車体取付構造で用いるライ
トの補助光パターンを示す図である。
【図8】(a)はガラスの反射率特性線図、(b)はガ
ラスの反射説明図である。
【図9】測距装置で演算対象とされる距離情報Y1とY
2の経時パターンを示す線図である。
【図10】従来の測距装置を搭載した車両の走行時の平
面図である。
【図11】従来の測距装置の機能説明のためのブロック
図である。
【図12】従来の測距装置が用いる測距センサの蓋排除
状態での要部平面図である。
【図13】従来の測距装置が用いる測距センサの要部斜
視図である。 2 測定対象物(車両) 3 ホトセンサアレイ 4 ホトセンサアレイ 5 レンズ 6 レンズ 26 ライト 30 ケーシング 32 開口 33 ケーシング本体 34 蓋 331 検出窓 35 収容室 36 収容室 37 フランジ部 38 透明板(保護カバー) 39 突部 40 保護カバーレンズ θ 交差角 i1 入射角 i2 入射角 α1 センサユニットの光軸L1とのなす角度 α2 センサユニットの光軸L2とのなす角度 L1 第1の方向に向けて配置される光軸 L2 第2の方向に向けて配置される光軸 S3 センサユニット S4 センサユニット 331 検出窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前村 高広 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 見市 善紀 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 山本 美鈴 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 井上 紀夫 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 増田 広之 東京都太田区下丸子四丁目21番1号・三菱 自動車エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光軸を第1の方向に向けて配置され測定対
    象物までの距離を測定する第1の測距センサと、 上記第1の方向とは異なる第2の方向に光軸を向けて配
    置され測定対象物までの距離を測定する第2の測距セン
    サと、 単一の検出窓を有して車体に固定されると共に上記両測
    距センサの光軸が上記両測距センサの前方で交差し且つ
    上記検出窓を通過するよう上記両測距センサを収容する
    ケーシングと、 を備えたことを特徴とする測距センサの車体取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の測距センサの車体取付構造
    において、 上記検出窓に設けられる保護カバーを更に有し、 上記両測距センサは車体面に直角な方向に対して同一方
    向に傾斜して配置されると共に、上記保護カバーは上記
    両センサの光軸とのなす角度が上記車体面より大きくな
    るよう上記車体面に対して傾斜して設置(凹設)されて
    いることを特徴とする測距センサの車体取付構造。
  3. 【請求項3】請求項1記載の測距センサの車体取付構造
    において、 上記両測距センサの少なくとも一方には凹レンズにより
    構成される保護カバーレンズが設けられていることを特
    徴とする測距センサの車体取付構造。
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