JPH0548038B2 - - Google Patents
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- JPH0548038B2 JPH0548038B2 JP58184027A JP18402783A JPH0548038B2 JP H0548038 B2 JPH0548038 B2 JP H0548038B2 JP 58184027 A JP58184027 A JP 58184027A JP 18402783 A JP18402783 A JP 18402783A JP H0548038 B2 JPH0548038 B2 JP H0548038B2
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- signal
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/83—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
- H04N9/84—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal the recorded signal showing a feature, which is different in adjacent track parts, e.g. different phase or frequency
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はビデオ信号の位相制御回路に関し、例
えばビデオテープレコーダ(VTR)等のビデオ
信号処理装置に適用して好適なものである。
えばビデオテープレコーダ(VTR)等のビデオ
信号処理装置に適用して好適なものである。
例えばVTRの再生回路において、色信号の位
相を再生ビデオ信号にロツクさせながら低域変換
色信号を搬送色信号に周波数変換するために第1
図の構成の位相制御回路が用いられている。すな
わちテープから再生された再生低域変換色信号S
1(周波数fS)は周波数変換回路1においてロー
カル信号S2(周波数fS+fCによつて周波数変換
されて周波数がfCの搬送色信号S3に変換され
る。かくして得られた搬送色信号S3はバンドパ
スフイルタ2を通した後加算回路20において
1H遅延回路3の出力と加算されて後段回路に再
生搬送色信号S0として送出される。
相を再生ビデオ信号にロツクさせながら低域変換
色信号を搬送色信号に周波数変換するために第1
図の構成の位相制御回路が用いられている。すな
わちテープから再生された再生低域変換色信号S
1(周波数fS)は周波数変換回路1においてロー
カル信号S2(周波数fS+fCによつて周波数変換
されて周波数がfCの搬送色信号S3に変換され
る。かくして得られた搬送色信号S3はバンドパ
スフイルタ2を通した後加算回路20において
1H遅延回路3の出力と加算されて後段回路に再
生搬送色信号S0として送出される。
この再生搬送色信号S0はバースト抜取回路4
に与えられ、抜取られたバースト信号S4が位相
比較回路5に与えられて色副搬送波の周波数fCを
もつ水晶発振器6の出力S5と位相比較される。
その位相エラー信号S6は電圧制御型発振回路
(VCO回路)7に与えられてその発振周波数fSを
エラー信号S6が0になる方向に制御する。かく
して得られるVCO回路7の出力S7は周波数変
換回路8に与えられ、発振器6の出力S5と共に
その周波数の和の周波数fS+fCのキヤリア信号S
8を送出する。このキヤリア信号S8は移相制御
回路9に与えられてPI信号S9によつてPI処理
された後ローカル信号S2として周波数変換回路
1に送出される。
に与えられ、抜取られたバースト信号S4が位相
比較回路5に与えられて色副搬送波の周波数fCを
もつ水晶発振器6の出力S5と位相比較される。
その位相エラー信号S6は電圧制御型発振回路
(VCO回路)7に与えられてその発振周波数fSを
エラー信号S6が0になる方向に制御する。かく
して得られるVCO回路7の出力S7は周波数変
換回路8に与えられ、発振器6の出力S5と共に
その周波数の和の周波数fS+fCのキヤリア信号S
8を送出する。このキヤリア信号S8は移相制御
回路9に与えられてPI信号S9によつてPI処理
された後ローカル信号S2として周波数変換回路
1に送出される。
かくして再生搬送色信号S0の位相は位相比較
回路5において発振器6の出力S5の位相を基準
としてこれを一致するように位相制御される。そ
の際周波数変換回路8においてキヤリア信号S8
を得る前に十分に低い周波数fSで発振するVCO回
路7を位相比較回路5の位相エラー信号S6によ
つて制御するようにしたことにより、容易かつ安
定に自動位相制御しうる。
回路5において発振器6の出力S5の位相を基準
としてこれを一致するように位相制御される。そ
の際周波数変換回路8においてキヤリア信号S8
を得る前に十分に低い周波数fSで発振するVCO回
路7を位相比較回路5の位相エラー信号S6によ
つて制御するようにしたことにより、容易かつ安
定に自動位相制御しうる。
ところが以上の構成によれば再生搬送色信号S
0から抜取つたバースト信号に基づいて位相制御
されたVCO回路7の出力を用いて得たローカル
信号S2によつて再生低域変換色信号S1から再
生搬送色信号S0を得るようなループが構成され
ているので、このループにおいて水晶発振器6の
発振周波数から離れた周波数の周波数信号がバー
スト信号S4として与えられた場合にも擬似ロツ
ク状態になるおそれがある。
0から抜取つたバースト信号に基づいて位相制御
されたVCO回路7の出力を用いて得たローカル
信号S2によつて再生低域変換色信号S1から再
生搬送色信号S0を得るようなループが構成され
ているので、このループにおいて水晶発振器6の
発振周波数から離れた周波数の周波数信号がバー
スト信号S4として与えられた場合にも擬似ロツ
ク状態になるおそれがある。
本発明はこのような位相制御回路における擬似
ロツクを生じさせないようにしようとするもの
で、かくするにつき位相制御回路をIC上に形成
した場合にこれに適応できるようにしたものであ
る。
ロツクを生じさせないようにしようとするもの
で、かくするにつき位相制御回路をIC上に形成
した場合にこれに適応できるようにしたものであ
る。
かかる目的を達成するため本発明においては、
VCO回路の出力信号に基づいてビデオ信号を処
理して得られる周波数信号を分周回路部において
ビデオ信号に含まれている水平同期信号の各水平
同期区間内における位相を表わすフラグ信号を
得、このフラグ信号及び水平同期信号を用いて所
定の水平同期区間ごとにVCO回路の出力信号が
水平同期信号に対して第1の所定量以上位相ずれ
しているか否かを検出してVCO回路に対する修
正信号を得、フラグ信号及び水平同期信号を比較
して第2の所定量以上の位相ずれが生じたか否か
を各水平同期区間ごとに検出して当該検出出力に
よつて分周回路部をリセツトさせる。
VCO回路の出力信号に基づいてビデオ信号を処
理して得られる周波数信号を分周回路部において
ビデオ信号に含まれている水平同期信号の各水平
同期区間内における位相を表わすフラグ信号を
得、このフラグ信号及び水平同期信号を用いて所
定の水平同期区間ごとにVCO回路の出力信号が
水平同期信号に対して第1の所定量以上位相ずれ
しているか否かを検出してVCO回路に対する修
正信号を得、フラグ信号及び水平同期信号を比較
して第2の所定量以上の位相ずれが生じたか否か
を各水平同期区間ごとに検出して当該検出出力に
よつて分周回路部をリセツトさせる。
以下図面について本発明の一実施例を詳述す
る。この実施例の場合、位相制御回路は第1図に
ついて上述した構成に加えてAPC ID回路21を
設ける。このAPC ID回路21は再生水平同期信
号HSYNCを追従すべき周波数信号として受ける
と共に、VCO回路7の発振周波数出力信号S7
を追従させるべき周波数信号として受け、信号S
7の位相が再生水平同期信号HSYNCの位相と比
較して所定の範囲以上に相違する状態になつた時
これを検出して修正信号S21を発生し、これを
VCO回路7に発振周波数修正信号として与える。
ここで再生水平同期信号HSYNCはテープから再
生されたビデオ信号に含まれる水平同期信号をハ
ーフエツチキラー回路を通じてハーフエツチパル
スを除去して得られた信号を用いるものである。
る。この実施例の場合、位相制御回路は第1図に
ついて上述した構成に加えてAPC ID回路21を
設ける。このAPC ID回路21は再生水平同期信
号HSYNCを追従すべき周波数信号として受ける
と共に、VCO回路7の発振周波数出力信号S7
を追従させるべき周波数信号として受け、信号S
7の位相が再生水平同期信号HSYNCの位相と比
較して所定の範囲以上に相違する状態になつた時
これを検出して修正信号S21を発生し、これを
VCO回路7に発振周波数修正信号として与える。
ここで再生水平同期信号HSYNCはテープから再
生されたビデオ信号に含まれる水平同期信号をハ
ーフエツチキラー回路を通じてハーフエツチパル
スを除去して得られた信号を用いるものである。
APC ID回路21は第2図に示すようにVCO
回路7の周波数出力信号S7を1/378分周回路2
2に受ける。この分周回路22は周波数出力信号
S7の周波数fS(=378fH)を分周して水平同期信
号HSYNCの1Hの周期とほぼ等しい周期を持つ
分周出力を形成するもので、その第1番目の分周
区間において第3図Aに示すように周波数出力信
号S7のパルスが8周期分到来したときに第3図
Bに示すようにその第6〜第8番目の周期に相当
するパルス幅を有するパルス出力を分周出力S2
2として送出し、これに続いて第2番目の分周区
間において第4図Aに示すように周波数出力信号
S7のパルスが10周期分到来したときその第6〜
第10番目の周期に相当するパルス幅を有する出力
パルスを分周出力S22として送出し、さらにこ
れに続いて第3〜第47番目の分周周期において第
3図Aに示すように周波数出力信号S7のパルス
が順次8周期分づつ到来するごとにその第6〜第
8番目の周期に相当するパルス幅を有する出力パ
ルスを分周出力S22として送出するようになさ
れている。
回路7の周波数出力信号S7を1/378分周回路2
2に受ける。この分周回路22は周波数出力信号
S7の周波数fS(=378fH)を分周して水平同期信
号HSYNCの1Hの周期とほぼ等しい周期を持つ
分周出力を形成するもので、その第1番目の分周
区間において第3図Aに示すように周波数出力信
号S7のパルスが8周期分到来したときに第3図
Bに示すようにその第6〜第8番目の周期に相当
するパルス幅を有するパルス出力を分周出力S2
2として送出し、これに続いて第2番目の分周区
間において第4図Aに示すように周波数出力信号
S7のパルスが10周期分到来したときその第6〜
第10番目の周期に相当するパルス幅を有する出力
パルスを分周出力S22として送出し、さらにこ
れに続いて第3〜第47番目の分周周期において第
3図Aに示すように周波数出力信号S7のパルス
が順次8周期分づつ到来するごとにその第6〜第
8番目の周期に相当するパルス幅を有する出力パ
ルスを分周出力S22として送出するようになさ
れている。
かくして分周回路22から第5図Bに示すよう
に水平同期信号HSYNCの一周期に相当する周期
1Hを第1〜第47番目の分周区間に区切り、その
第1番目、第2番目、第3番目〜第47番目の区間
において順次第3図B、第4図B、第3図B〜第
3図Bについて上述したパルスでなる分周出力S
22を形成する。ところでこのことは第5図Aに
示すように第1番目〜第47番目の区間がそれぞれ
1Hの区間を第1〜第47番目の時間窓M1T〜M
47Tで区切つたと等価な結果を得ることができ
ることを意味している。実際上分周回路22はこ
の分周出力S22の各時間窓の長さと同じパルス
幅を有する47個のパルス出力M1〜M47(第5
図C1〜C47)を並列信号として出力するよう
になされ、これにより1周期区間1Hの時間位置
(従つて位相)を並列出力M1〜M47で表わし
た信号形式の分周出力として分周回路22からデ
コード回路23に出力される。
に水平同期信号HSYNCの一周期に相当する周期
1Hを第1〜第47番目の分周区間に区切り、その
第1番目、第2番目、第3番目〜第47番目の区間
において順次第3図B、第4図B、第3図B〜第
3図Bについて上述したパルスでなる分周出力S
22を形成する。ところでこのことは第5図Aに
示すように第1番目〜第47番目の区間がそれぞれ
1Hの区間を第1〜第47番目の時間窓M1T〜M
47Tで区切つたと等価な結果を得ることができ
ることを意味している。実際上分周回路22はこ
の分周出力S22の各時間窓の長さと同じパルス
幅を有する47個のパルス出力M1〜M47(第5
図C1〜C47)を並列信号として出力するよう
になされ、これにより1周期区間1Hの時間位置
(従つて位相)を並列出力M1〜M47で表わし
た信号形式の分周出力として分周回路22からデ
コード回路23に出力される。
これに加えて周波数出力信号S7を1/378分周
してなる分周出力S23(例えばパルスM2でな
る)が1/5分周回路24に与えられ、その分周出
力S24がデコード回路23に与えられる。
してなる分周出力S23(例えばパルスM2でな
る)が1/5分周回路24に与えられ、その分周出
力S24がデコード回路23に与えられる。
デコード回路23は分周回路22から与えられ
る分周出力S22の内容が時間窓M25Tの開始
時点を表わす内容になつたとき第6図Bに示すよ
うに論理「L」から論理「H」に立上り、その後
分周出力S22の内容が時間窓M1Tの立上りを
表わす内容になつたとき論理「H」から論理
「L」に立下るエラー判断用フラグ信号FG1を発
生する。このエラー判断用フラグ信号FG1はそ
の立上り時点が再生水平同期信号HSYNC(第6
図A)の立上りの位相と比較して周波数出力信号
S7の位相が水平同期信号HSYNCに対して進ん
でいるかまたは遅れているかを判断する際に用い
られるものである。
る分周出力S22の内容が時間窓M25Tの開始
時点を表わす内容になつたとき第6図Bに示すよ
うに論理「L」から論理「H」に立上り、その後
分周出力S22の内容が時間窓M1Tの立上りを
表わす内容になつたとき論理「H」から論理
「L」に立下るエラー判断用フラグ信号FG1を発
生する。このエラー判断用フラグ信号FG1はそ
の立上り時点が再生水平同期信号HSYNC(第6
図A)の立上りの位相と比較して周波数出力信号
S7の位相が水平同期信号HSYNCに対して進ん
でいるかまたは遅れているかを判断する際に用い
られるものである。
またデコード回路23は水平同期信号HSYNC
の5周期分の時間5Hごとに所定の時間幅を有す
るエラー検出条件フラグ信号FG2(第6図D)
を発生する。このフラグ信号FG2はエラー判断
用フラグ信号FG2の立上り時点の前後に亘つて
論理「H」となるパルス幅を有し、これによりエ
ラー検出条件フラグ信号FG2が論理「H」のと
きエラー判断フラグ信号FG1と水平同期信号
HSYNCとの位相関係の判断を行なうようになさ
れている。
の5周期分の時間5Hごとに所定の時間幅を有す
るエラー検出条件フラグ信号FG2(第6図D)
を発生する。このフラグ信号FG2はエラー判断
用フラグ信号FG2の立上り時点の前後に亘つて
論理「H」となるパルス幅を有し、これによりエ
ラー検出条件フラグ信号FG2が論理「H」のと
きエラー判断フラグ信号FG1と水平同期信号
HSYNCとの位相関係の判断を行なうようになさ
れている。
さらにデコード回路23は分周出力S22のタ
イミングが時間窓M25Tの立上り時点を挾んで
前後に所定の時間幅T1の間論理「H」から論理
「L」に立下る不感帯設定用フラグ信号FG3を送
出する。この不感帯設定用フラグ信号FG3は論
理「L」に立下つている間水平同期信号HSYNC
とエラー判断用フラグ信号FG1との位相関係の
判断をさせないようになされ、かくして時間窓M
25Tの開始時点を挾む所定の時間幅を不感帯と
して設定するようになされている。
イミングが時間窓M25Tの立上り時点を挾んで
前後に所定の時間幅T1の間論理「H」から論理
「L」に立下る不感帯設定用フラグ信号FG3を送
出する。この不感帯設定用フラグ信号FG3は論
理「L」に立下つている間水平同期信号HSYNC
とエラー判断用フラグ信号FG1との位相関係の
判断をさせないようになされ、かくして時間窓M
25Tの開始時点を挾む所定の時間幅を不感帯と
して設定するようになされている。
これらのフラグ信号FG1,FG2,FG3はエ
ラー信号形成回路25に与えられ、エラー検出条
件フラグ信号FG2が5Hごとに1H区間の間論理
「H」に立上つたとき(第6図D)再生水平同期
信号HSYNC(第6図A)の立上りがエラー判断
用フラグ信号FG1の立上りの前の時点で発生す
るかまたは後の時点で発生するかに応じて、前の
時点で発生したとき(この状態は水平同期信号
HSYNCに対して周波数出力信号S7の位相が遅
れていることを示している)第6図F1に示すよ
うに0レベル電圧V0から高レベル電圧VHに立上
るAPC ID出力信号S26を送出し、これに対し
て遅れた時点で発生した場合には(この状態は水
平同期信号HSYNCに対して周波数出力信号S7
の位相が進んでいることを示している)第6図F
2に示すように0レベル電圧V0から低レベル電
圧LLに立下るAPC ID出力信号S26を発生す
る。
ラー信号形成回路25に与えられ、エラー検出条
件フラグ信号FG2が5Hごとに1H区間の間論理
「H」に立上つたとき(第6図D)再生水平同期
信号HSYNC(第6図A)の立上りがエラー判断
用フラグ信号FG1の立上りの前の時点で発生す
るかまたは後の時点で発生するかに応じて、前の
時点で発生したとき(この状態は水平同期信号
HSYNCに対して周波数出力信号S7の位相が遅
れていることを示している)第6図F1に示すよ
うに0レベル電圧V0から高レベル電圧VHに立上
るAPC ID出力信号S26を送出し、これに対し
て遅れた時点で発生した場合には(この状態は水
平同期信号HSYNCに対して周波数出力信号S7
の位相が進んでいることを示している)第6図F
2に示すように0レベル電圧V0から低レベル電
圧LLに立下るAPC ID出力信号S26を発生す
る。
このID出力信号S26はAPC ID電流源26に
与えられ、その出力端に接続されたコンデンサC
を有する電圧変換回路27に対してID出力信号
S26が高レベル電圧VHのときコンデンサCに
対して充電電流を流し、また低レベル電圧VLの
ときコンデンサCから放電電流を取出すようにな
されている。かくしてコンデンサCの充電電圧
VCは第7図に示すように、水平同期信号
HSYNCの立上りが不感帯設定用フラグ信号FG
3の不感帯区間T1より早い時点又は遅い時点で
発生したとき、例えば正の電圧VCH又は負の電圧
VCLとなり、これが位相比較回路5から与えられ
るエラー信号S6の信号レベルより格段的にレベ
ルが高い又は低い修正信号S21としてVCO回
路7(第1図)に送出される。このときVCO回
路7は正信号S21の電圧が高くなればこの分発
負周波数をステツプ的に高くするように制御さ
れ、かくして周波数出力信号S7従つてエラー判
断用フラグ信号FG1の位相を格段的に進めるよ
うになされ、逆に修正信号S21の電圧VCが低
くなればこれに応じてVCO回路7の発振周波数
をステツプ的に低くするように制御されて周波数
出力信号S7従つてエラー判断用フラグ信号FG
1の位相を格段的に遅らせるように制御される。
与えられ、その出力端に接続されたコンデンサC
を有する電圧変換回路27に対してID出力信号
S26が高レベル電圧VHのときコンデンサCに
対して充電電流を流し、また低レベル電圧VLの
ときコンデンサCから放電電流を取出すようにな
されている。かくしてコンデンサCの充電電圧
VCは第7図に示すように、水平同期信号
HSYNCの立上りが不感帯設定用フラグ信号FG
3の不感帯区間T1より早い時点又は遅い時点で
発生したとき、例えば正の電圧VCH又は負の電圧
VCLとなり、これが位相比較回路5から与えられ
るエラー信号S6の信号レベルより格段的にレベ
ルが高い又は低い修正信号S21としてVCO回
路7(第1図)に送出される。このときVCO回
路7は正信号S21の電圧が高くなればこの分発
負周波数をステツプ的に高くするように制御さ
れ、かくして周波数出力信号S7従つてエラー判
断用フラグ信号FG1の位相を格段的に進めるよ
うになされ、逆に修正信号S21の電圧VCが低
くなればこれに応じてVCO回路7の発振周波数
をステツプ的に低くするように制御されて周波数
出力信号S7従つてエラー判断用フラグ信号FG
1の位相を格段的に遅らせるように制御される。
このようにしてエラー信号形成回路25は水平
同期信号HSYNCの5周期分の区間5Hごとに位
相差の判定動作を繰返してエラー判断用フラグ信
号FG1を水平同期信号HSYNCの位相に引込ま
せるように動作する。
同期信号HSYNCの5周期分の区間5Hごとに位
相差の判定動作を繰返してエラー判断用フラグ信
号FG1を水平同期信号HSYNCの位相に引込ま
せるように動作する。
以上はエラー判断用フラグ信号FG1と水平同
期信号HSYNCの位相差が大きくて不感帯設定用
フラグ信号FG3の不感帯区間T1の外にはずれ
たときエラー信号形成回路25から送出される
ID出力信号S26を述べたが、エラー判断用フ
ラグ信号FG1と水平同期信号HSYNCとの位相
差が小さくなつてHSYNCの立上り不感帯設定用
フラグFG3の不感帯区間T1内に発生するよう
になると、エラー信号形成回路25はID出力信
号S26として第6図F3に示すように0レベル
電圧V0を維持するような信号を送出し、これに
より電圧変換回路27の電圧VCを第7図に示す
ように不感帯電圧VCOに維持させるようにし、か
くして修正信号S21によつてVCO回路7の発
振周波数を変更させないような状態に維持するよ
うになされている。従つてこのときVCO回路7
は位相比較回路7の出力S6によつて位相制御す
るようなAPC動作状態になる。
期信号HSYNCの位相差が大きくて不感帯設定用
フラグ信号FG3の不感帯区間T1の外にはずれ
たときエラー信号形成回路25から送出される
ID出力信号S26を述べたが、エラー判断用フ
ラグ信号FG1と水平同期信号HSYNCとの位相
差が小さくなつてHSYNCの立上り不感帯設定用
フラグFG3の不感帯区間T1内に発生するよう
になると、エラー信号形成回路25はID出力信
号S26として第6図F3に示すように0レベル
電圧V0を維持するような信号を送出し、これに
より電圧変換回路27の電圧VCを第7図に示す
ように不感帯電圧VCOに維持させるようにし、か
くして修正信号S21によつてVCO回路7の発
振周波数を変更させないような状態に維持するよ
うになされている。従つてこのときVCO回路7
は位相比較回路7の出力S6によつて位相制御す
るようなAPC動作状態になる。
このようにしてエラー信号形成回路25から高
レベル電圧VH、低レベル電圧VL又は0レベル電
圧V0のID出力信号S26が送出されるとこの状
態は分周回路22から与えられる分周出力信号S
25によつてリセツトされる。この実施例の場合
分周出力信号S25は時間窓M24Tの立上りに
よつて発生するようになされ、かくしてID出力
信号S26は周波数出力信号S7従つてエラー判
断用フラグ信号FG1の位相が水平同期信号
HSYNCと一致した状態におけるその発生時点の
直前でリセツトされることになる。
レベル電圧VH、低レベル電圧VL又は0レベル電
圧V0のID出力信号S26が送出されるとこの状
態は分周回路22から与えられる分周出力信号S
25によつてリセツトされる。この実施例の場合
分周出力信号S25は時間窓M24Tの立上りに
よつて発生するようになされ、かくしてID出力
信号S26は周波数出力信号S7従つてエラー判
断用フラグ信号FG1の位相が水平同期信号
HSYNCと一致した状態におけるその発生時点の
直前でリセツトされることになる。
以上の構成に加えてAPC ID回路21は分周回
路22に対するリセツト回路30を有する。リセ
ツト回路30はデコード回路23において分周出
力S22に応じて形成される第6図Cに示すよう
なリセツト信号用フラグFG4を受ける。リセツ
ト信号用フラグFG4は分周S22のうちエラー
判断用フラグ信号FG1(第6図B)の立上り時
点M25Tを挾んで前後に例えば3つの時間窓を
とつた時間区間すなわちM22T〜M28Tの間
論理「L」に立下つて動作許容窓T2を形成し、
またその他の時間では論理「H」になる信号形式
を有する。これに加えてリセツト信号用フラグ信
号FG4は分周回路22がリセツトされた後順次
発生する論理「L」の動作許容窓のうち5つ目の
窓が生じないような信号形式を有する。因みにこ
のためにデコード回路23は上述のように分周回
路24から分周出力S24を受けている。
路22に対するリセツト回路30を有する。リセ
ツト回路30はデコード回路23において分周出
力S22に応じて形成される第6図Cに示すよう
なリセツト信号用フラグFG4を受ける。リセツ
ト信号用フラグFG4は分周S22のうちエラー
判断用フラグ信号FG1(第6図B)の立上り時
点M25Tを挾んで前後に例えば3つの時間窓を
とつた時間区間すなわちM22T〜M28Tの間
論理「L」に立下つて動作許容窓T2を形成し、
またその他の時間では論理「H」になる信号形式
を有する。これに加えてリセツト信号用フラグ信
号FG4は分周回路22がリセツトされた後順次
発生する論理「L」の動作許容窓のうち5つ目の
窓が生じないような信号形式を有する。因みにこ
のためにデコード回路23は上述のように分周回
路24から分周出力S24を受けている。
リセツト回路30はこのような信号形式のリセ
ツト信号用フラグ信号FG4と水平同期信号
HSYNCとを突合わせて、水平同期信号HSYNC
の立上りがフラグ信号FG4の動作許容窓T2か
らはずれて論理「H」になつた区間において発生
したときリセツト信号RSを発生する。
ツト信号用フラグ信号FG4と水平同期信号
HSYNCとを突合わせて、水平同期信号HSYNC
の立上りがフラグ信号FG4の動作許容窓T2か
らはずれて論理「H」になつた区間において発生
したときリセツト信号RSを発生する。
従つて第6図Cに示すように水平同期信号
HSYNCの立上りが動作許容窓T2の間に入つて
いる状態になれば、リセツト回路30は5周期の
区間5Hごとにフラグ信号FG4が論理「H」のと
き水平同期信号HSYNCが立上ることになるので
その都度リセツト信号RSを発生して分周回路2
2をリセツトし、これにより分周回路22を水平
同期信号HSYNCの立上りを基準にしてカウント
開始させるようになされている。この状態は周波
数出力信号S7の位相がほぼ水平同期信号
HSYNCの位相と一致している場合の動作である
が、周波数出力信号S7の位相が水平同期信号
HSYNCよりずれて水平同期信号HSYNCの立上
り時点においてフラグ信号FG4が論理「H」に
なつているときにはリセツト回路30は直ちにリ
セツト信号RSを分周回路22に送出してこれを
直ちにリセツトさせ、かくして水平同期信号
HSYNCを基準にして新たなカウント動作を開始
させるようにする。
HSYNCの立上りが動作許容窓T2の間に入つて
いる状態になれば、リセツト回路30は5周期の
区間5Hごとにフラグ信号FG4が論理「H」のと
き水平同期信号HSYNCが立上ることになるので
その都度リセツト信号RSを発生して分周回路2
2をリセツトし、これにより分周回路22を水平
同期信号HSYNCの立上りを基準にしてカウント
開始させるようになされている。この状態は周波
数出力信号S7の位相がほぼ水平同期信号
HSYNCの位相と一致している場合の動作である
が、周波数出力信号S7の位相が水平同期信号
HSYNCよりずれて水平同期信号HSYNCの立上
り時点においてフラグ信号FG4が論理「H」に
なつているときにはリセツト回路30は直ちにリ
セツト信号RSを分周回路22に送出してこれを
直ちにリセツトさせ、かくして水平同期信号
HSYNCを基準にして新たなカウント動作を開始
させるようにする。
ここでリセツト信号用フラグ信号FG4の動作
許容窓T2の時間幅は水平同期信号HSYNCとエ
ラー判断用フラグ信号FG1との位相がずれてい
てこれを放置すれば5Hの時間の間に位相差が1/2
H以上のずれになるのを防止できる程度の値にあ
らかじめ選定されている。例えば窓T2の時間幅
をその中心時点を境にして±0.1Hよりわずかに
小さい値に選定しておく。このようにすれば、水
平同期信号HSYNC及びエラー判断用フラグFG
1区間の位相ずれが1周期1Hの間に例えば0.2H
づつ増大または減少するように生じているとすれ
ば水平同期信号HSYNCによつて分周回路22が
リセツトされた後周期3Hの間に位相ずれが0.6H
生ずるので水平同期信号HSYNCの立上りが第3
番目の動作許容窓T2の範囲から逸脱してしまう
ので、リセツト回路30は直ちにリセツト信号
RSを分周回路22に送出する。この動作は位相
ずれが小さくならない限り続けられ、かくしてリ
セツト回路30は分周回路22を繰返し5H以内
の区間でリセツトする。因みにこれを放置すれ
ば、5周期5Hの間に位相すれば0.5H以上になり
次のような問題が生じる。
許容窓T2の時間幅は水平同期信号HSYNCとエ
ラー判断用フラグ信号FG1との位相がずれてい
てこれを放置すれば5Hの時間の間に位相差が1/2
H以上のずれになるのを防止できる程度の値にあ
らかじめ選定されている。例えば窓T2の時間幅
をその中心時点を境にして±0.1Hよりわずかに
小さい値に選定しておく。このようにすれば、水
平同期信号HSYNC及びエラー判断用フラグFG
1区間の位相ずれが1周期1Hの間に例えば0.2H
づつ増大または減少するように生じているとすれ
ば水平同期信号HSYNCによつて分周回路22が
リセツトされた後周期3Hの間に位相ずれが0.6H
生ずるので水平同期信号HSYNCの立上りが第3
番目の動作許容窓T2の範囲から逸脱してしまう
ので、リセツト回路30は直ちにリセツト信号
RSを分周回路22に送出する。この動作は位相
ずれが小さくならない限り続けられ、かくしてリ
セツト回路30は分周回路22を繰返し5H以内
の区間でリセツトする。因みにこれを放置すれ
ば、5周期5Hの間に位相すれば0.5H以上になり
次のような問題が生じる。
すなわち水平同期信号HSYNCとエラー判断用
フラグ信号FG1との位相差が1/2Hになると、第
6図A及びBを対比してみればわかるように水平
同期信号HSYNCの立上りがフラグ信号FG1の
立下りと一致する状態になる。この状態からフラ
グ信号FG1の位相が水平同期信号HSYNCに対
して遅れまたは進めばエラー信号形成回路25に
ついて上述したように本来水平同期信号HSYNC
の立上り時点においてフラグ信号FG1が理論
「H」(または論理「L」であれば水平同期信号
HSYNCの位相が遅れている(または進んでい
る)と判断すべきであるにもかかわらずこれが逆
転してしまうことになる。このような状態を生じ
させないために各1周期の区間1Hごとに動作許
容窓T2を越える位相のずれがあつたか否かを判
断して越えた状態が得られれば直ちに分周回路2
2をリセツトすることにより上述の反動作を生じ
させなようにする。
フラグ信号FG1との位相差が1/2Hになると、第
6図A及びBを対比してみればわかるように水平
同期信号HSYNCの立上りがフラグ信号FG1の
立下りと一致する状態になる。この状態からフラ
グ信号FG1の位相が水平同期信号HSYNCに対
して遅れまたは進めばエラー信号形成回路25に
ついて上述したように本来水平同期信号HSYNC
の立上り時点においてフラグ信号FG1が理論
「H」(または論理「L」であれば水平同期信号
HSYNCの位相が遅れている(または進んでい
る)と判断すべきであるにもかかわらずこれが逆
転してしまうことになる。このような状態を生じ
させないために各1周期の区間1Hごとに動作許
容窓T2を越える位相のずれがあつたか否かを判
断して越えた状態が得られれば直ちに分周回路2
2をリセツトすることにより上述の反動作を生じ
させなようにする。
かくして第2図の構成は、分周回路22及び2
4、デコード回路23によつて分周回路部31を
形成し、エラー信号形成回路25、APC IN電流
源26、電圧変換回路27によつて修正信号形成
回路部32を形成する。
4、デコード回路23によつて分周回路部31を
形成し、エラー信号形成回路25、APC IN電流
源26、電圧変換回路27によつて修正信号形成
回路部32を形成する。
以上の構成において、位相比較回路5(第1
図)のエラー出力信号S6によつてVCO回路7
の発振周波数fSが制御されることによりAPC動作
が正常に動作していれば、水平同期信号HSYNC
とVCO回路7の周波数出力信号S7従つてエラ
ー判断用フラグ信号FG1との間の位相差は殆ん
どなく、従つて水平同期信号HSYNCの立上り
(第6図A)はデコード回路23から送出される
不感帯設定用フラグ信号FG3(第6図E)の不
感帯区間T1の間に生ずるので、エラー信号形成
回路25のAPC ID出力信号S26は第6図F3
に示すように常に0レベル電圧V0になり、これ
により電圧変換回路27の電圧VCは不感帯レベ
ルVCO(第7図)になり、かくしてVCO回路7に
対する修正信号S21はVCO回路7の周波数を
変更修正させる動作はしない。
図)のエラー出力信号S6によつてVCO回路7
の発振周波数fSが制御されることによりAPC動作
が正常に動作していれば、水平同期信号HSYNC
とVCO回路7の周波数出力信号S7従つてエラ
ー判断用フラグ信号FG1との間の位相差は殆ん
どなく、従つて水平同期信号HSYNCの立上り
(第6図A)はデコード回路23から送出される
不感帯設定用フラグ信号FG3(第6図E)の不
感帯区間T1の間に生ずるので、エラー信号形成
回路25のAPC ID出力信号S26は第6図F3
に示すように常に0レベル電圧V0になり、これ
により電圧変換回路27の電圧VCは不感帯レベ
ルVCO(第7図)になり、かくしてVCO回路7に
対する修正信号S21はVCO回路7の周波数を
変更修正させる動作はしない。
これに対して第6図Aにおいて点線で示すよう
に水平同期信号HSYNCがフラグ信号FG1の立
上りより前の時点t1で生ずれば、このときのフラ
グ信号FG1の論理レベルは「L」であるのでエ
ラー信号形成回路25は第6図F1に示すように
ID出力信号S26のレベルを0レベル電圧V0か
ら高レベル電圧VHに上昇させ、これにより電圧
変換回路27の電圧VCを高い電圧レベルVCH(第
7図)に高める。従つて修正信号S21はVCO
回路7の発振周波数を高くするように制御し、こ
れにより周波数出力信号S7従つてエラー判断用
フラグ信号FG1の位相を格段的に進めることに
なる。かくして水平同期信号HSYNCの立上りが
不感帯設定用フラグ信号FG3の不感帯範囲T1
内に入れば、エラー信号形成回路25はこれに応
じてID出力信号S26のレベルを0レベル電圧
V0(第6図F3)に変更し、かくしてVCO回路7
に対する修正動作を終了させる。
に水平同期信号HSYNCがフラグ信号FG1の立
上りより前の時点t1で生ずれば、このときのフラ
グ信号FG1の論理レベルは「L」であるのでエ
ラー信号形成回路25は第6図F1に示すように
ID出力信号S26のレベルを0レベル電圧V0か
ら高レベル電圧VHに上昇させ、これにより電圧
変換回路27の電圧VCを高い電圧レベルVCH(第
7図)に高める。従つて修正信号S21はVCO
回路7の発振周波数を高くするように制御し、こ
れにより周波数出力信号S7従つてエラー判断用
フラグ信号FG1の位相を格段的に進めることに
なる。かくして水平同期信号HSYNCの立上りが
不感帯設定用フラグ信号FG3の不感帯範囲T1
内に入れば、エラー信号形成回路25はこれに応
じてID出力信号S26のレベルを0レベル電圧
V0(第6図F3)に変更し、かくしてVCO回路7
に対する修正動作を終了させる。
これに対して第6図の時点t2に示すようにフラ
グ信号FG1の位相が水平同期信号HSYNCがフ
ラグFG1より遅れて不感帯設定用フラグ信号FG
3の不感帯T1の範囲から逸脱すれば、これに応
じてエラー信号形成回路25をID出力信号S2
6の信号レベルを0レベル電圧V0から低レベル
電圧VLに変更し(第6図F2)、かくして電圧変
換回路27の電圧VCが低い電圧レベルVCLに低下
し(第7図)、修正信号S21がVCO回路7の発
振周波数を低めるように制御し、これにより周波
数出力信号S7従つてエラー判断用フラグ信号
FG1の位相を水平同期信号HSYNCに対して遅
らせる。その結果水平同期信号HSYNCの立上り
が不感帯設定用フラグ信号FG3の不感帯区間T
1の範囲に入れば、これに応じてエラー信号形成
回路25はID出力信号S26の信号レベルを0
レベル電圧V0に変更し(第6図F3)、従つて電
圧変換回路VCの電圧が不感帯電圧VCOに上昇し
(第7図)、これにより修正信号S21がVCO回
路7の発振周波数を制御しない状態になる。
グ信号FG1の位相が水平同期信号HSYNCがフ
ラグFG1より遅れて不感帯設定用フラグ信号FG
3の不感帯T1の範囲から逸脱すれば、これに応
じてエラー信号形成回路25をID出力信号S2
6の信号レベルを0レベル電圧V0から低レベル
電圧VLに変更し(第6図F2)、かくして電圧変
換回路27の電圧VCが低い電圧レベルVCLに低下
し(第7図)、修正信号S21がVCO回路7の発
振周波数を低めるように制御し、これにより周波
数出力信号S7従つてエラー判断用フラグ信号
FG1の位相を水平同期信号HSYNCに対して遅
らせる。その結果水平同期信号HSYNCの立上り
が不感帯設定用フラグ信号FG3の不感帯区間T
1の範囲に入れば、これに応じてエラー信号形成
回路25はID出力信号S26の信号レベルを0
レベル電圧V0に変更し(第6図F3)、従つて電
圧変換回路VCの電圧が不感帯電圧VCOに上昇し
(第7図)、これにより修正信号S21がVCO回
路7の発振周波数を制御しない状態になる。
このようにエラー信号形成回路25はVCO回
路7の周波数出力信号S7の位相が位相ロツクす
べき水平同期信号HSYNCに対して所定の不感帯
の幅以上に位相ずれが生じた場合にはこれに応じ
て修正信号S21のレベルを大幅に変更すること
によつて周波数出力信号S7を水平同期信号
HSYNCに引込むようなAPC ID出力信号を形成
することができるが、この位相ずれがさらに一段
と大きくなつてリセツト信号用フラグ信号FG4
(第6図C)の動作許容窓T2を越えるようにな
ると、リセツト回路30は水平同期信号HSYNC
が立上つたタイミングで分周回路22をリセツト
信号RSによつてリセツトする。従つてこのとき
分周回路22は水平同期信号HSYNCを基準にし
て周波数出力信号S7の分周動作を改めて開始す
ることになり、かくしてエラー信号形成回路25
における位相ずれの判断が一段と的確に実行され
る。
路7の周波数出力信号S7の位相が位相ロツクす
べき水平同期信号HSYNCに対して所定の不感帯
の幅以上に位相ずれが生じた場合にはこれに応じ
て修正信号S21のレベルを大幅に変更すること
によつて周波数出力信号S7を水平同期信号
HSYNCに引込むようなAPC ID出力信号を形成
することができるが、この位相ずれがさらに一段
と大きくなつてリセツト信号用フラグ信号FG4
(第6図C)の動作許容窓T2を越えるようにな
ると、リセツト回路30は水平同期信号HSYNC
が立上つたタイミングで分周回路22をリセツト
信号RSによつてリセツトする。従つてこのとき
分周回路22は水平同期信号HSYNCを基準にし
て周波数出力信号S7の分周動作を改めて開始す
ることになり、かくしてエラー信号形成回路25
における位相ずれの判断が一段と的確に実行され
る。
これに対して位相ずれが小さくて水平同期信号
HSYNCが動作許容窓T2の範囲を越えない場合
には、水平同期信号HSYNCの5周期すなわち
5Hの時間ごとにリセツト信号用フラグ信号FG4
に動作許容窓を設けないようにしたことによつて
このとき発生する水平同期信号HSYNCの立上り
によつてリセツト回路30がリセツト信号RSを
発生させることにより分周回路22をリセツトさ
せることができる。かくして分周回路22は5周
期すなわち5Hごとに水平同期信号HSYNCのタ
イミングでリセツトされてその都度あらたに分周
動作を開始するようになされ、これにより累積誤
差が生じるおそれのない位相検出動作を実現しう
る。
HSYNCが動作許容窓T2の範囲を越えない場合
には、水平同期信号HSYNCの5周期すなわち
5Hの時間ごとにリセツト信号用フラグ信号FG4
に動作許容窓を設けないようにしたことによつて
このとき発生する水平同期信号HSYNCの立上り
によつてリセツト回路30がリセツト信号RSを
発生させることにより分周回路22をリセツトさ
せることができる。かくして分周回路22は5周
期すなわち5Hごとに水平同期信号HSYNCのタ
イミングでリセツトされてその都度あらたに分周
動作を開始するようになされ、これにより累積誤
差が生じるおそれのない位相検出動作を実現しう
る。
このように上述の構成によればVCO回路7の
周波数出力信号S7の位相が水平同期信号
HSYNCと比較して大きくずれればこれを修正す
るような信号レベルの修正信号S21をAPC ID
回路21からVCO回路7に与えることができ、
かくしてVCO回路7を水平同期信号HSYNCの
位相にロツクした状態を高い精度で得ることがで
きる。従つて例えばVTRの電源投入時のような
起動状態においてVCO回路7の発振周波数と水
平同期信号HSYNCの周波数とが極端に違うよう
な場合においても、位相比較回路5のエラー信号
S6に基づいてVCO回路7を制御するAPC動作
系が水平同期信号HSYNC以外の周波数に擬似ロ
ツクするようなおそれを有効に回避することがで
きる。
周波数出力信号S7の位相が水平同期信号
HSYNCと比較して大きくずれればこれを修正す
るような信号レベルの修正信号S21をAPC ID
回路21からVCO回路7に与えることができ、
かくしてVCO回路7を水平同期信号HSYNCの
位相にロツクした状態を高い精度で得ることがで
きる。従つて例えばVTRの電源投入時のような
起動状態においてVCO回路7の発振周波数と水
平同期信号HSYNCの周波数とが極端に違うよう
な場合においても、位相比較回路5のエラー信号
S6に基づいてVCO回路7を制御するAPC動作
系が水平同期信号HSYNC以外の周波数に擬似ロ
ツクするようなおそれを有効に回避することがで
きる。
以上のように本発明によればAPC回路系に含
まれるVCO回路の発振周波数出力信号の周波数
従つて位相がロツクすべき周波数信号の周波数ま
たは位相から大きくはずれたような場合にはこれ
を直ちにロツク状態に追込むことができ、かくす
るにつき位相ずれが生じたか否かの判断をする際
に位相ずれが所定量以上になつたときVCO回路
の周波数出力信号を分周する分周回路をリセツト
するようにしたことにより位相ずれが生じたか否
かの判断を高い精度で行なうことができる。
まれるVCO回路の発振周波数出力信号の周波数
従つて位相がロツクすべき周波数信号の周波数ま
たは位相から大きくはずれたような場合にはこれ
を直ちにロツク状態に追込むことができ、かくす
るにつき位相ずれが生じたか否かの判断をする際
に位相ずれが所定量以上になつたときVCO回路
の周波数出力信号を分周する分周回路をリセツト
するようにしたことにより位相ずれが生じたか否
かの判断を高い精度で行なうことができる。
第1図は本発明によるビデオ信号の位相制御回
路の一実施例を示すブロツク図、第2図はその
APC ID回路の詳細構成を示すブロツク図、第3
図〜第5図はその分周回路の構成の説明に供する
信号波形図、第6図は第2図の各部の信号を示す
信号波形図、第7図は第2図の電圧変換回路の出
力信号を示す曲線図である。 5……位相比較回路、7……VCO回路、21
……APC ID回路、22,24……分周回路、2
3……デコード回路、25……エラー信号形成回
路、26……APC ID電流源、27……電圧変換
回路、30……リセツト回路、31……分周回路
部、32……修正信号形成回路部。
路の一実施例を示すブロツク図、第2図はその
APC ID回路の詳細構成を示すブロツク図、第3
図〜第5図はその分周回路の構成の説明に供する
信号波形図、第6図は第2図の各部の信号を示す
信号波形図、第7図は第2図の電圧変換回路の出
力信号を示す曲線図である。 5……位相比較回路、7……VCO回路、21
……APC ID回路、22,24……分周回路、2
3……デコード回路、25……エラー信号形成回
路、26……APC ID電流源、27……電圧変換
回路、30……リセツト回路、31……分周回路
部、32……修正信号形成回路部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 VCO回路の出力信号に基づいてビデオ信号
を処理して得られる周波数信号の位相を位相比較
回路において基準周波数信号の位相と比較し、そ
の比較結果に基づいて上記VCO回路の出力信号
の位相を上記基準周波数信号にロツクさせるよう
になされたビデオ信号の位相制御回路において、 (a) 上記周波数信号を分周して、上記ビデオ信号
に含まれている水平同期信号の複数の水平同期
区間ごとの所定水平同期区間に該水平同期信号
との位相を比較するための第1のフラグ信号
と、上記所定水平同期区間を除く各水平同期区
間ごとに該水平同期信号との位相を比較するた
めの第2のフラグ信号とを送出する分周回路部
と、 (b) 上記第1フラグ信号及び上記水平同期信号を
用いて上記所定の水平同期区間ごとに上記第1
のフラグ信号が上記水平同期信号に対して第1
の所定量以上位相ずれしているか否かを検出し
て上記VCO回路に対する修正信号を送出する
修正信号形成回路部と、 (c) 上記第2のフラグ信号及び上記水平同期信号
を比較して上記第1の所定量より大きい第2の
所定量以上の位相ずれが生じたか否かを上記所
定の水平同期区間を除く各水平同期区間ごとに
検出して得られた当該第1の検出出力と、上記
第2のフラグ信号及び上記水平同期信号を比較
して上記所定の水平同期区間であることを検出
して得られた当該第2の検出出力を上記分周回
路部にリセツト信号として送出するリセツト回
路と を具えることを特徴とするビデオ信号の位相制御
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58184027A JPS6076889A (ja) | 1983-10-01 | 1983-10-01 | ビデオ信号の位相制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58184027A JPS6076889A (ja) | 1983-10-01 | 1983-10-01 | ビデオ信号の位相制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076889A JPS6076889A (ja) | 1985-05-01 |
JPH0548038B2 true JPH0548038B2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=16146065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58184027A Granted JPS6076889A (ja) | 1983-10-01 | 1983-10-01 | ビデオ信号の位相制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6076889A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0362412B1 (en) * | 1988-04-01 | 1993-10-20 | KOIKE, Isao | Physiological three-dimensional articulator |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687993A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Color signal processing system |
JPS57150293A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-17 | Sony Corp | Timing pulse generating device |
JPS6074897A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-27 | Toshiba Corp | カラ−映像信号記録再生装置 |
-
1983
- 1983-10-01 JP JP58184027A patent/JPS6076889A/ja active Granted
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---|---|
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