JPH0547970U - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH0547970U
JPH0547970U JP9822591U JP9822591U JPH0547970U JP H0547970 U JPH0547970 U JP H0547970U JP 9822591 U JP9822591 U JP 9822591U JP 9822591 U JP9822591 U JP 9822591U JP H0547970 U JPH0547970 U JP H0547970U
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lid member
container
toner
cleaning device
cleaning
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JP9822591U
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English (en)
Inventor
雅夫 宇山
雅彦 前田
Original Assignee
三田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニングブレードに付着しているトナー
が複写機内に飛散しないクリーニング装置を提供するこ
と。 【構成】 感光体4に臨ませる開口部Sを有し除去され
たトナーを収納するための容器9と、開口部Sを開閉す
ることが出来るように容器9に取り付けられた蓋部材1
0とを備え、蓋部材10は所定程度開いた状態において
押え板12によってその開いた状態が維持され、その状
態において蓋部材10を構成するブレード10aの刃部
が感光体4に接触して残存トナーを除去し、開口部Sか
らその除去されたトナーが容器9内に収納されるように
なっている。容器9を取り外すと、蓋部材10が閉り、
ブレード10aが蓋の役割を果たすので、そのブレード
10aに付着しているトナーが複写機内に飛散すること
が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に用いら れる感光体の残存トナーを清掃するためのクリーニング装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の複写機のクリーニング装置として、特開昭63−85645公 報に開示されたものが知られている。
【0003】 このクリーニング装置は、感光ドラム、帯電ワイヤー、トナーを除去するため のクリーニングブレード等からなる感光ドラムユニットが、固定式のクリーニン グユニットに脱着可能に組み込まれている。
【0004】 図7は、その両ユニットが組み合わされている状態を示す略示断面図である。 同図に於て、クリーニングユニット100は、感光ドラム101側に開口部Sを 有している。感光ドラム101には、クリーニングブレード102が当接してい る。さらに、クリーニングユニット100の開口部Sはシャッター103によっ て、開閉可能になっている。実線で示す状態は、シャッター103が閉じた状態 であり、破線で示す状態は、シャッター103が開いた状態である。
【0005】 クリーニング動作は次のようにして行われる。
【0006】 クリーニングするに当たって、シャッター103は開き、開口部Sは開放され る。そこで、感光ドラム101が回転して、クリーニングブレード102がその 表面にある残存トナーをかき落とす。落下したトナーは開口部Sからクリーニン グユニット100内に貯められる。
【0007】 感光ドラムユニットを取り替える場合は、シャッター103を閉じておき、感 光ドラム101とクリーニングブレード102などを取り外す。その際、シャッ ター103がクリーニングユニット100の開口部Sを閉じているので、クリー ニングユニット100内のトナーが外部へ飛散するような心配が無い。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、通常クリーニングブレード102には、特にクリーニングユニ ット100側の面にトナーが付着している。従って、そのような感光ドラムユニ ットを取り出す際、そのクリーニングブレード102に付着したトナーが複写機 内に飛び散ってしまうという課題がある。
【0009】 本考案は、このような従来の複写機の課題を考慮し、クリーニングブレードに 付着しているトナーが画像形成装置内に飛散しないクリーニング装置を提供する ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、感光体に臨ませる開口部を有し除去されたトナーを収納するための 容器と、開口部を開閉することが出来るように容器に取り付けられた蓋部材とを 備え、蓋部材は所定程度開いた状態において維持手段によってその開いた状態が 維持され、その状態において蓋部材を構成するクリーニングブレードの刃部が感 光体に接触して残存トナーを除去し、開口部からその除去されたトナーが容器内 に収納されるようになっている。
【0011】
【作用】
本考案では、クリーニング中においては、蓋部材が開いて開口部が感光体に臨 んだ状態となる。そして、蓋部材を構成しているクリーニングブレードが、感光 体のトナーを除去する。その除去されたトナーは開いている開口部を通じて容器 内に収納される。
【0012】 開口部を閉じる場合は蓋部材が閉じて行く。蓋部材が完全に閉じると容器内の トナーが外へ飛散する心配がなくなる。そして、クリーニングブレードに付着し ていたトナーは、そもそも蓋部材を構成しているので、容器内に収まり外部へ飛 散する心配が無い。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0014】 図1は本考案の一実施例であるクリーニング装置が組み込まれた、クラムシェ ル形でない通常のタイプの複写機の略示断面図である。図に示すように、本体上 面にあるコンタクトガラス1上に載置された原稿に対して光学系2をスキャンさ せることによって原稿画像光を得、それをレンズ3によって、感光ドラム4を露 光するようになっている。感光ドラム4の周囲には、感光ドラム4を帯電させる 帯電器5、原稿画像の潜像を、トナーを担持させて顕像化する現像装置6、給紙 カセットから送られてきた用紙にその顕像化された原稿画像を転写する転写器7 、クリーニング装置8等が配置されている。
【0015】 クリーニング装置8は、そのような感光ドラム4上の残存トナーを清掃する装 置である。
【0016】 図2は、クラムシェル形の複写機に組み込まれたクリーニング装置8及び感光 ドラム4を中心とする略示断面図である。
【0017】 図において、感光ドラム4の側には、感光ドラム4に沿って、ほぼ直方体形状 の容器9が配置されている。その容器9は、上部及び感光ドラム4側が開放され 、感光ドラム4に向いて臨んでいる開口部Sが形成されている。さらに、容器9 には、この開口部Sを開閉するための蓋部材10が開閉可能に取り付けられてい る。
【0018】 この蓋部材10は、容器9の上部の支点部91によって回動可能に支持されて いる。すなわち、支点部91は、容器9の上壁に立設された凸条と、その左右両 端に設けられたブラケット部(図3参照)からなっており、そのブラケット部に よって、蓋部材10は、回動可能に支持されている。なお、その蓋部材10と支 点部91との間は、回動しても隙間が出来ない程度に密着している。
【0019】 さらに、その蓋部材10の、支点部91から左側へ突き出た後端部と容器9の 城壁との間には、圧縮バネ11が配設されている。すなわち、この圧縮バネ11 は、蓋部材10の後端部を常時上方へ持ち上げている。この後端部、圧縮バネ1 1、支点部91等から、蓋部材10の開いた状態を維持する維持手段を構成して いる。
【0020】 さらに、その蓋部材10の後端部の上方には、維持部材の一例としての、押え 板12が配置されている。この押え板12は複写機本体に取り付けられている。 例えば、図4に示すように、クラムシェル形複写機の場合は、この押え板12は 、上本体15に固定されている。すなわち、この押え板12は上本体15が開閉 する度に、上下動するようになっている。この押え板12が蓋部材10の後端部 を押さえる位置に存在する状態で、蓋部材10の後端部は、圧縮バネ11の力に 抗して、上方へ持ち上げられることになる。その結果、後述するように蓋部材1 0は閉じることになる。
【0021】 また、蓋部材10は、断面L字形をしており、その感光ドラム4側の部分は、 クリーニングブレード10aを構成している。この蓋部材10は、図2のような 開放状態において、そのクリーニングブレード10aが丁度感光ドラム4の残存 トナーを清掃できるような位置に来るようになっている。
【0022】 なお、容器9の感光ドラム4側の側壁の上端には、ゴム部材13が取り付けら れている。さらに、そのゴム部材13には、そのゴム部材13と感光ドラム4の 表面との間の隙間をほぼ埋める程度の薄板、例えばルミラー(商品名)14が取 り付けられ、感光ドラム4から落下して来るトナーを下方へ逃がさないようにし ている。
【0023】 また、図2の2点鎖線Mは容器9の側壁の上縁を示す。
【0024】 次に、本実施例の動作を説明する。
【0025】 クラムシェル形複写機は、使用中の場合は、上本体15が図5に示すように、 閉じられた状態となる。従って、押え板12が降下し、蓋部材10の後端部を圧 縮バネ11の力に抗して押し下げる。それによって、蓋部材10は上方へ回動し た状態で維持される。この状態で、感光ドラム4が複写のため回転するとクリー ニングブレード10aは、上方に持ち上げられ、感光ドラム4の表面に接触して いるので、その表面の残存トナーをかき落とす。かき落とされたトナーは、大部 分は容器9の中に落下していく。一部は、ゴム部材13の上に落下し、さらには 、ルミラー14上へ落下するものも出て来る。また、クリーニングブレード10 aの内側に付着するトナーも出て来る。このようにして、複写が行われ、終了す る。
【0026】 いま、トナーを回収するため、容器9を取り出す場合は、図4に示すように、 上本体15を開く。それにともなって、押え板12も上昇する。その結果、押え 板12の押えがなくなるので、圧縮バネ11の力で蓋部材10の後端部は上方へ 押し上げられる。そのため、蓋部材10の本体側は降下し、クリーニングブレー ド10aの下端は、感光ドラム4の表面から離れ、図6に示すようにルミラー1 4とゴム部材13の上に当接し、開口部Sを閉鎖する。その際、クリーニングブ レード10aと感光ドラム4との間に挟まっていたトナー、紙粉、異物等を落下 させる。
【0027】 そこで、容器9を複写機下本体16から取り出すが、その際、容器9内のトナ ーは勿論、ゴム部材13の上にあるトナー、ルミラー14上にあるトナーは、ク リーニングブレード10aにより外へ飛散しない。なお、クリーニングブレード 10aの内側に付着しているトナーは、当然に外へ飛散することはない。
【0028】 なお、このような実施例のクラムシェル形複写機においては、上本体15を開 く度に、クリーニングブレード10aが下方へ移動するので、クリーニングブレ ード10aと感光ドラム4との間にあるトナー、紙粉、異物などは、こまめに除 去されることになる。
【0029】 これに対して、図1のような通常の複写機に組み込まれたクリーニング装置8 の場合は、押え板12は固定的に本体フレームに取り付けられていてもよい。こ の場合は、容器9を本体にセットする際、オペレータが蓋部材10の後端部を押 し下げながら、押え板12の下に持って来ることによって、蓋部材10を開いた 状態としてセットすることが出来る。
【0030】 あるいは、押え板12を本体フレームに上下に移動可能なように、取り付けて おき、容器9を本体にセットする際、その押え板12をオペレータが上に移動さ せて、セットし、それから押え板12を降ろして蓋部材10の後端部を押し下げ 、蓋部材10を開いた状態としてセットすることも出来る。
【0031】 また、本考案の容器は本体に対して必ずしも脱着可能になっていなくてもよい 。
【0032】 また、本考案の蓋部材は上記のような支点部によって支持され、後端部を押さ えることによって回動するようになっている必要はなく、要するに開口部を開閉 できるもので蟻さえすればよい。
【0033】 また、本考案の維持手段は、上記のような支点部、後端部、圧縮バネ等から構 成される必要はなく、蓋部材を開いた状態で維持できるようになっていればよい 。また、上記実施例のような維持手段が本体側の部材(押え板)とクリーニング 装置側の部材(圧縮バネ)との共同作用によるものでなく、本体側のみの部材で 閉まる、例えば、圧縮バネを止め、重力によって閉まるようにしてもよい。ある いは、クリーニング装置側の部材のみで開閉するようにしてもよい。すなわち、 例えば、容器に取り付けたフックに蓋部材の後端部を係止させることによって、 蓋部材を開いた状態とすることも可能である。
【0034】 また、本考案のクリーニング装置は、複写機に限らず、ファクシミリ、プリン タなどの他の画像装置にも適用可能である。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、容器の開口部を開閉することが出来るように 取り付けられた蓋部材を備え、蓋部材は所定程度開いた状態において、その蓋部 材を構成するクリーニングブレードの刃部が感光体に接触して残存トナーを除去 し、開口部からその除去されたトナーが容器内に収納されるようになっているの で、クリーニングブレードに付着しているトナーが装置内に飛散することを防止 することが出来るという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例のクリーニング装置が組み込
まれた複写機の略示断面図である。
【図2】同実施例のクリーニング装置を中心とする略示
断面図である。
【図3】同実施例の支持点部の正面図である。
【図4】クラムシェル形複写機の上本体が開かれた状態
の略示断面図である。
【図5】クラムシェル形複写機が閉じられた状態の略示
断面図である。
【図6】上記実施例のクリーニングブレードの下端部を
中心とする断面図である。
【図7】従来のクリーニング装置の略示断面図である。
【符号の説明】
4 感光ドラム 8 クリーニング装置 9 容器 10 蓋部材 10a クリーニングブレード 11 スプリング 12 押え板 91 支点部 S 開口部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の感光体の残存トナーを清掃す
    るクリーニング装置において、前記感光体に臨ませる開
    口部を有し除去されたトナーを収納するための容器と、
    前記開口部を開閉することが出来るように前記容器に取
    り付けられた蓋部材とを備え、前記蓋部材は所定程度開
    いた状態において維持手段によってその開いた状態が維
    持され、その状態において前記蓋部材を構成するクリー
    ニングブレードの刃部が前記感光体に接触して残存トナ
    ーを除去し、前記開口部からその除去されたトナーが前
    記容器内に収納されるようになっていることを特徴とす
    るクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体から脱着可能であることを
    特徴とする請求項1のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記開いた状態を維持するための維持手
    段が前記装置本体側に備えられていることを特徴とする
    請求項1記載のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記開いた状態を維持するための第1の
    維持手段を備えるとともに、その第1の維持手段は、前
    記装置本体側に備えられている第2の維持手段と共同し
    てその維持機能を発揮するものであることを特徴とする
    請求項1記載のクリーニング装置。
JP9822591U 1991-11-28 1991-11-28 クリーニング装置 Pending JPH0547970U (ja)

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JP9822591U JPH0547970U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 クリーニング装置

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JP9822591U JPH0547970U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 クリーニング装置

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JPH0547970U true JPH0547970U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14214023

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JP9822591U Pending JPH0547970U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 クリーニング装置

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JP (1) JPH0547970U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013097127A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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