JPH0547620A - アライメントマークの形成方法 - Google Patents

アライメントマークの形成方法

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Publication number
JPH0547620A
JPH0547620A JP3197670A JP19767091A JPH0547620A JP H0547620 A JPH0547620 A JP H0547620A JP 3197670 A JP3197670 A JP 3197670A JP 19767091 A JP19767091 A JP 19767091A JP H0547620 A JPH0547620 A JP H0547620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alignment mark
mark
thin film
resist
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3197670A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Minami
裕之 巳浪
Shinichi Miyaguni
晋一 宮国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3197670A priority Critical patent/JPH0547620A/ja
Publication of JPH0547620A publication Critical patent/JPH0547620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 EB直接描画法による連続した2回以上の重
ね合せ工程において、重ね合せ精度を向上させるアライ
メントマークの形成方法を得る。 【構成】 次工程での重ね合せのための第2のアライメ
ントマーク6を、その直前の工程で第1のアライメント
マーク2を基準として薄膜6Aをエッチングすることに
より形成し、消耗やレジスト汚染のないアライメントマ
ークを形成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続して2回以上重ね
合せを行う際に、位置合せ精度を向上させるためのアラ
イメントマークの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EB直接描画法によるマーク検出は、ウ
エハ上に形成された重ね合せ用マークを、集束した電子
ビーム(EB)で走査することによって描画装置上のウ
エハの位置決めをし、さらにウエハの歪みなどを補正し
下地のパターンとの重ね合せを行う。これは通常マーク
から反射された後方散乱電子を反射電子検出器で集め、
その信号を処理しマークの位置座標を求めることにより
行っている。しかし、この方式では1回使用したマーク
は電子ビーム照射により消耗し、かつ工程中に様々な汚
染が生じるため、2回以上連続して重ね合せを行うと、
位置合せ精度が0.05μm以上劣化する。
【0003】図2(a)〜(c)は従来のEB直接描画
法による連続した2回の重ね合せ工程を示す断面図であ
り、図2(a)は半導体基板1上にアライメントマーク
(以下、単にマークという)2を形成し、薄膜3上にマ
ーク2から距離d1 の位置に加工用のレジスト4aを描
画し現像した後の断面図である。図2(b)は、図2
(a)の後の工程でレジスト4aを除去した時の断面図
であり、この図2(b)の工程では、図2(a)におい
て電子ビームを繰り返しマーク2上に照射したために除
去されにくいレジスト残り5が生じる。図2(c)は薄
膜3上に再びマーク2から距離d1 の位置にレジスト4
aを描画した断面図であるが、図2(b)でマーク2に
残存するレジスト残り5のため、その厚みdt 分だけ位
置合せがずれる状態を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の連続して2回以
上重ね合せを行う工程において、1度重ね合せに使用し
たマーク2は、電子ビーム照射により消耗したり、レジ
スト残存による汚染、また、工程中のプロセスによる汚
染を受けているので、次工程以後に使用すると重ね合せ
精度が劣化するという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、連続した2回以上の工程におい
ても重ね合せ精度を向上させることができるアライメン
トマークの形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアライメン
トマークの形成方法は、連続して2回以上重ね合せを行
う一連の工程において、次工程での重ね合せのためのア
ライメントマークをその直前の工程で形成するようにし
たものである。
【0007】
【作用】本発明においては、次工程での重ね合せのため
に用いるアライメントマークをその直前の工程で形成す
ることにより、アライメントマークの消耗,汚染の影響
を受けず、重ね合せ精度を向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1(a)〜(c)は本発明の一実施例の工程を示
す断面図である。まず、図1(a)に示すように、半導
体基板1上にマーク2(以下、第1のマークという)を
形成し、薄膜3上に第1のマーク2から距離d1 の位置
にレジスト4aを描画し、現像する。この時、同時に薄
膜3と異なるエッチング可能な薄膜6A(例えば、絶縁
膜(SiO,SiON,SiN)やメタル(Ti/Au
/Mo)等)を第2のアライメントマークが形成される
領域に形成しておき、この上にレジスト4bで第1のマ
ーク2から距離d2 の位置(レジスト4aとの距離はd
3 )にレジスト4bを形成する。次に、図1(b)に示
すように、図1(a)の状態でエッチングを行い、薄膜
6Aを所定のパターンにエッチングして第2のマーク6
を形成した後、レジスト4a,4bを除去する。この場
合、図1(a)において、電子ビームが繰り返し第1の
マーク2上を照射したために除去されにくいレジスト残
り5が生じるが、エッチングされた薄膜6Aについては
膜の損傷およびレジスト残存は生じないので、これを次
のマスク合せの第2のマーク6として使用することがで
きる。すなわち、図1(c)に示すように、新しい第2
のマーク6のエッチング断面を用いて薄膜3上に図1
(a)と同じ位置、つまり第2のマーク6から距離d3
(第1のマーク2から距離d1 )の位置にレジスト4a
を描画することができる。エッチングされた薄膜6Aと
レジスト4aおよび第1のマーク2の位置関係から薄膜
6Aのエッチング断面とレジスト4aまでの距離d3
算出し描画する。この第2のマーク6の形成により、2
回の重ね合せ精度は、電子ビーム露光装置自体が持つ偏
向歪みの誤差分の3σ≦0.05μmを得ることができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続して2回以上の重ね合せを行う一連の工程におい
て、次工程での重ね合せのためのアライメントマークを
その直前の工程で形成するようにしたので、アライメン
トマークの消耗,汚染を防ぐことができ、また、重ね合
せ精度の高いもの、つまり、電子ビーム露光装置のビー
ムの偏向歪みだけの高い重ね合せ精度が得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による重ね合せ工程を示す断
面図である。
【図2】従来の重ね合せ工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 第1のアライメントマーク 3 薄膜 4a レジスト 4b レジスト 5 レジスト残り 6 第2のアライメントマーク 6A 薄膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EB直接描画法により、連続して2回以上
    重ね合せを行う一連の工程において、半導体基板上に第
    1のアライメントマークを形成する工程と、次工程での
    重ね合せのための第2のアライメントマークが形成され
    る領域のみにエッチング可能な薄膜を形成する工程と、
    前記第1のアライメントマークを用いて加工用のレジス
    トパターンを形成するのと同時に前記第1のアライメン
    トマークを利用して前記薄膜上に所望のレジストパター
    ンを形成する工程と、前記薄膜上のレジストパターンを
    マスクにして、この薄膜をエッチングして第2のアライ
    メントマークを形成する工程を含むことを特徴とするア
    ライメントマークの形成方法。
JP3197670A 1991-08-07 1991-08-07 アライメントマークの形成方法 Pending JPH0547620A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774384A (ja) * 1993-07-08 1995-03-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 光電子集積回路及びその製造方法
WO2012086130A1 (ja) 2010-12-21 2012-06-28 オイレス工業株式会社 円筒状ガスケット及びその製造方法並びに該円筒状ガスケットを使用した差し込み型排気管継手
WO2013073159A1 (ja) 2011-11-17 2013-05-23 オイレス工業株式会社 円筒状ガスケット及びその製造方法並びに該円筒状ガスケットを使用した差し込み型排気管継手

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774384A (ja) * 1993-07-08 1995-03-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 光電子集積回路及びその製造方法
WO2012086130A1 (ja) 2010-12-21 2012-06-28 オイレス工業株式会社 円筒状ガスケット及びその製造方法並びに該円筒状ガスケットを使用した差し込み型排気管継手
WO2013073159A1 (ja) 2011-11-17 2013-05-23 オイレス工業株式会社 円筒状ガスケット及びその製造方法並びに該円筒状ガスケットを使用した差し込み型排気管継手

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