JPH054758U - モータのターミナル部構造 - Google Patents

モータのターミナル部構造

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JPH054758U
JPH054758U JP6004591U JP6004591U JPH054758U JP H054758 U JPH054758 U JP H054758U JP 6004591 U JP6004591 U JP 6004591U JP 6004591 U JP6004591 U JP 6004591U JP H054758 U JPH054758 U JP H054758U
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JP
Japan
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lead wire
motor
axial direction
end case
lead
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Pending
Application number
JP6004591U
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English (en)
Inventor
孝夫 落合
英太 小林
隆男 梅沢
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
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Publication date
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Priority to US07/908,168 priority patent/US5283489A/en
Priority to FR929208206A priority patent/FR2678788B1/fr
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターミナルとリード線の接続作業を簡略化
して作業性の向上を計る。 【構成】 モータ軸方向を向いて並列されるターミナル
13〜16先端のリード線接続部13a〜16aを、モ
ータ軸の軸回り方向および軸方向に順次ずらしてエンド
ケース9から階段状に露出させると共に、これらリード
線接続部13a〜16aに、モータ軸直交方向を向くリ
ード線17を仮保持用の挿通孔9eを介して接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータのターミナル部構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種のモータのなかには、ヨーク開口を覆蓋するエンドケースに、 モータ軸の軸方向を向いて並列する複数本のターミナルを挿通し、エンドケース の凹部内に露出した各ターミナル先端のリード線接続部にそれぞれリード線を接 続したものがある。しかるに従来のものでは、モータの大型化を回避するべく可 及的にコンパクトに形成した凹部内にターミナルを露出させ、該露出したターミ ナルに対して同方向を向くリード線を半田接続するようにしていたため、作業ス ペースが狭くなつてリード線接続作業が極めて行い辛いという欠点があつた。そ こで、リード線を予めカシメ加工によりターミナルに仮固定し、しかる後半田接 続作業を行うようにすることでリード線接続時の作業性を向上させることが提案 されているが、この場合には、作業工程を増してしまう不都合がある許りか、カ シメ加工でリード線に大きな応力を作用させて接合強度の低下を招く惧れもあつ た。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるモータ のターミナル部構造を提供することを目的として創案されたものであつて、ヨー ク開口を覆蓋するエンドケースに、モータ軸の軸方向を向いて並列する複数本の ターミナルを挿通し、エンドケースの凹部内に露出した各ターミナル先端のリー ド線接続部にそれぞれリード線を接続してなるモータにおいて、前記各ターミナ ルのリード線接続部を、モータ軸の軸回り方向および軸方向に順次ずらしてエン ドケースから階段状に露出させ、該露出するリード線接続部に、モータ軸と略直 交する方向からリード線を接続する一方、エンドケースの凹部側壁には、挿通さ れるリード線を仮保持するリード線挿通部を形成したことを特徴とするものであ る。 また、前記第1の考案において、凹部内には、リード線先端との接当によつて リード線の挿通寸法規制をする接当片を形成したことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、リード線接続時における作業性を著しく 向上させることができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は減速 機構付きのモータであつて、該モータ1は、内周に磁石2が固着されるヨーク3 、該ヨーク3内に軸承されるモータ軸4、該モータ軸4に組付けられるアマチユ アコア5およびコンミテータ6、該コンミテータ6に摺接する一対のブラシ7、 該ブラシ7を保持するブラシホルダ8、前記ヨーク3の開口を覆蓋するエンドケ ース9、該エンドケース9に組込まれる減速機構10等で構成されるが、これら の基本構成は何れも従来通りである。
【0005】 11は前記ブラシホルダ8に組付けられる一対の回転検出用ブラシであつて、 該回転検出用ブラシ11は、前記コンミテータ6と並設される回転検出用スリツ プリング12に弾圧状に摺接するべく構成されている。即ち、回転検出用スリツ プリング12の外周部には、一対の絶縁部12bと、互いに導通する一対の導通 部12aとが周方向に交互に形成され、この外周面に前記一対の回転検出用ブラ シ11が摺接することによつて一回転毎に二回の導通信号を検出することができ るようになつている。
【0006】 さらに、13〜16はブラシホルダ8に組付けられるターミナルであつて、こ れらターミナル13〜16は、ブラシホルダ8の一端面にモータ軸4の軸方向を 向き、かつブラシホルダ8の外周に沿う方向に並ぶよう突設されるものであるが 、ターミナル13〜16のうち、ターミナル13、15の基端は前記ブラシ7に それぞれ接続され、一方、ターミナル14、16の基端は前記回転検出用ブラシ 11にそれぞれ接続されている。つまり、ブラシ7に接続されるターミナル13 、15と、回転検出用ブラシ11に接続されるターミナル14、16とを交互に 並列させることによつて各ターミナル同志の絶縁距離を確保するようになつてい る。
【0007】 ところで、前記ブラシホルダ8は、エンドケース9に形成されるホルダ収容部 9aに内嵌状に組込まれるよう形成され、そして組込みに際しては、エンドケー ス9にモータ軸4の軸方向を向いて形成されるターミナル挿通孔9bに前記ター ミナル13〜16が挿通されるが、各ターミナル先端のリード線接続部13a〜 16aは、モータ軸4の軸回り方向および軸方向に順次位置をずらすようにして エンドケース9から外部に露出している。即ち、各ターミナル先端のリード線接 続部13a〜16aをエンドケース9から階段状に露出させることにより、各リ ード線接続部13a〜16aの間の絶縁距離を充分に確保するべく構成されてい る。
【0008】 一方、前記エンドケース9の外面には傾斜状の凹部9cが形成され、該凹部9 c内において前記各ターミナル先端のリード線接続部13a〜16aが外部に露 出するべく構成されるが、各リード線接続部13a〜16aは階段状に露出する ため凹部9cの開口を広く形成しており、このため、リード線接続作業時におけ る作業スペースを広く確保することができるようになつている。また、各リード 線接続部13a〜16aには、モータ軸4と略直交する方向を向くリード線17 が半田接続されるようになつているが、各リード線17は、凹部9cの側壁9d に穿設されるリード線挿通孔9e(溝形状でも可)を介してリード線接続部13 a〜16aに接続されるようになつている。即ち、リード線17をリード線挿通 孔9eに挿通することによつて、リード線接続時においてはリード線17を仮保 持する一方、リード線接続後においてはリード線17に作用する引張り荷重を半 田接続部に直接作用させることなく側壁9dに吸収させることができるようにな つている。尚、13b〜16bはリード線接続部13a〜16aに形成されるリ ード線挿通溝である。
【0009】 さらに、9fは凹部9c内に形成される仕切り壁であつて、該仕切り壁9fは 、階段状に露出した前記各リード線接続部13a〜16a間に位置するべくリー ド線17の挿通方向を向いて複数形成されていて、前記半田接続の際に隣接する ターミナル同志を導通させる所謂半田ブリツジ現象を防止すると共に、前記樹脂 材の充填後においては、ターミナル13〜16のスラスト方向の移動規制をする ことによつてターミナル13〜16の基端に連結されるブラシ7および回転検出 用ブラシ11の位置ずれ規制をするようになつている。
【0010】 またさらに、9gは前記凹部9c内に形成される連通溝であつて、該連通溝9 gは、前記仕切り壁9fによつて仕切られた各ターミナル13〜16の露出部を リード線接続部13a〜16a位置よりも側壁9d側で連通させることによつて 凹部9c内に充填される前記樹脂材の流動を促進し、これにより各ターミナル1 3〜16の露出部内やリード線17間の間隙に積極的に樹脂材を流入させること ができるようになつている。また、9hは前記連通溝9gの底面部に側壁9dに 沿うようにして形成される細溝であつて、該細溝9hは、前記リード線挿通孔9 eの下方位置において樹脂材の流動をさらに促進することによつて、リード線挿 通孔9eに隙間無く樹脂材を流入させるようになつている。
【0011】 また、9iは前記仕切り壁9fによつて仕切られた各ターミナル13〜16の 露出部にそれぞれ突設される接当片であつて、該接当片9iは、各リード線接続 部13a〜16aとリード線挿通方向に所定間隔を存して対向するべくターミナ ル露出位置よりも奥側に形成され、そして、各リード線接続部13a〜16aに リード線17を半田接続する際には、接当片9iにリード線17の先端部を接当 させることによつてリード線17の挿通寸法を一定にすることができるようにな つている。
【0012】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、ターミナル先端のリード線接 続部13a〜16aは、モータ軸4の軸回り方向および軸方向に順次位置をずら すようにして階段状に並列されるため、リード線接続部13a〜16aが露出す る凹部9cの開口を大きく形成できることになる。従つて、リード線接続時にお いて作業スペースを広く確保でき、この結果、リード線接続作業時における作業 性を著しく向上させることができる。
【0013】 しかも、前記リード線接続部13a〜16aに、リード線挿通孔9eに挿通し たリード線17を接続するべく構成したため、リード線接続時においてリード線 17を仮保持することができる。つまり、従来の様に予めカシメ加工によつてリ ード線17を仮固定する必要がないため、作業工程を削減することができる許り か、カシメ加工によつてリード線17に大きな応力を作用させていまう不都合も 解消することができる。また、リード線接続後においては、リード線17に作用 する引張り荷重を半田接続部に直接作用させることなく側壁9dにおいて吸収で きるという利点もある。
【0014】 さらに、リード線17を半田接続する際には、接当片9iにリード線17の先 端部を接当させることによつてリード線17の挿通寸法を一定にすることができ るため、リード線17の被覆材を半田で溶かしてしまうような不都合も解消する ことができる。
【0015】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、エンドケース の凹部内に露出した各ターミナル先端のリード線接続部にそれぞれリード線を接 続するものでありながら、前記各ターミナルのリード線接続部を、モータ軸の軸 回り方向および軸方向に順次位置をずらして凹部内に階段状に露出させたため、 凹部開口を大きく形成することができる。従つて、リード線接続作業時において 作業スペースが広く確保されることになつてリード線接続作業時における作業性 を著しく向上させることができる。
【0016】 しかも、ターミナルのリード線接続部に、モータ軸と略直交する方向からリー ド線を接続するべく構成すると共に、エンドケースの凹部側壁に、リード線を挿 通するためのリード線挿通部を形成したため、従来の如く予めカシメ加工を行う ことなくリード線を仮固定することができる。この結果、作業工程を削減するこ とができる許りか、カシメ加工によつてリード線に大きな応力を作用させていま う不都合も解消することができ、またさらにリード線接続後においては、リード 線に作用する引張り荷重を半田接続部に直接作用させることなく側壁において吸 収することができる。
【0017】 さらに、前記凹部内に、リード線先端との接当によつてリード線の挿通寸法規 制をする接当片を形成した場合には、リード線の挿通寸法を一定にすることがで きるため、リード線の被覆材を半田接続時に溶かしてしまうような不都合を解消 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータの正面図である。
【図2】同上背面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上左側面図である。
【図5】同上要部拡大正面図である。
【図6】モータアツセンブリの断面図である。
【図7】同上左側面図である。
【図8】エンドケースの正面図である。
【図9】同上平面図である。
【図10】同上左側面図である。
【図11】同上右側面図である。
【図12】同上一部切欠き平面図である。
【図13】同上一部切欠き平面図である。
【図14】ブラシホルダアツセンブリの正面図である。
【図15】同上平面図である。
【図16】同上左側面図である。
【図17】同上右側面図である。
【図18】同上X−X断面図である。
【図19】同上Y−Y断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 3 ヨーク 9 エンドケース 9c 凹部 9d 側壁 9e リード線挿通孔 9i 接当片 13 ターミナル 14 ターミナル 15 ターミナル 16 ターミナル 17 リード線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨーク開口を覆蓋するエンドケースに、
    モータ軸の軸方向を向いて並列する複数本のターミナル
    を挿通し、エンドケースの凹部内に露出した各ターミナ
    ル先端のリード線接続部にそれぞれリード線を接続して
    なるモータにおいて、前記各ターミナルのリード線接続
    部を、モータ軸の軸回り方向および軸方向に順次ずらし
    てエンドケースから階段状に露出させ、該露出するリー
    ド線接続部に、モータ軸と略直交する方向からリード線
    を接続する一方、エンドケースの凹部側壁には、挿通さ
    れるリード線を仮保持するリード線挿通部を形成したこ
    とを特徴とするモータのターミナル部構造。
  2. 【請求項2】 前記第1請求項において、凹部内には、
    リード線先端との接当によつてリード線の挿通寸法規制
    をする接当片を形成したことを特徴とするモータのター
    ミナル部構造。
JP6004591U 1991-07-04 1991-07-04 モータのターミナル部構造 Pending JPH054758U (ja)

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JP6004591U JPH054758U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 モータのターミナル部構造
US07/908,168 US5283489A (en) 1991-07-04 1992-07-02 Structure for terminal section of motor
FR929208206A FR2678788B1 (fr) 1991-07-04 1992-07-03 Partie de branchement d'un moteur.

Applications Claiming Priority (1)

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JP6004591U JPH054758U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 モータのターミナル部構造

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JPH054758U true JPH054758U (ja) 1993-01-22

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JP6004591U Pending JPH054758U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 モータのターミナル部構造

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