JPH054757U - モータのターミナル部構造 - Google Patents

モータのターミナル部構造

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JPH054757U
JPH054757U JP6004491U JP6004491U JPH054757U JP H054757 U JPH054757 U JP H054757U JP 6004491 U JP6004491 U JP 6004491U JP 6004491 U JP6004491 U JP 6004491U JP H054757 U JPH054757 U JP H054757U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターミナル同志を離間させることなく半田
ブリツジを防止してモータの著しい小型化を計る。 【構成】 モータ軸方向を向いて並列されるターミナル
13〜16先端のリード線接続部13a〜16aを、モ
ータ軸の軸回り方向および軸方向に順次ずらしてエンド
ケース9から階段状に露出させると共に、これらリード
線接続部13a〜16a間に仕切り壁9fを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータのターミナル部構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種のモータには、基端がブラシ等に接続される複数のターミナル が設けられ、そして各ターミナルの先端部は、リード線を接続するためにモータ 外部に露出させる必要がある。しかるにターミナルは、半田接続時に所謂半田ブ リツジ現象によつて隣接ターミナルと導通する惧れがあるため、絶縁距離を確保 するするべく充分な間隔を存して並列させなければならず、このため従来では、 ターミナルの配設スペースがどうしても大きくなり、特に回転検出機構等の付加 機構が内装されるモータの如く多くのターミナルを備えるものではターミナルの 配設スペースを殊更大きく確保しなければならないためモータの大型化が問題と なる。そこで、ターミナルの露出位置を二箇所に分散することによつてモータの 小型化を計ることが提案されているが、このものでは、リード線の接続作業箇所 が分散されてしまうため製造時の作業性が低下する許りか、リード線接続部を樹 脂材でシールする場合においてシール箇所が増加してコストアツプを招く不都合 があつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるモータ のターミナル部構造を提供することを目的として創案されたものであつて、ヨー ク開口を覆蓋するエンドケースに、モータ軸の軸方向を向いて並列する複数本の ターミナルを挿通し、エンドケースの凹部内に露出した各ターミナル先端のリー ド線接続部にそれぞれリード線を接続してなるモータにおいて、前記各ターミナ ルのリード線接続部を、モータ軸の軸回り方向および軸方向に順次ずらしてエン ドケースから階段状に露出させ、該露出するリード線接続部に、モータ軸と略直 交する方向からリード線を接続する一方、エンドケースの凹部内には、リード線 方向を向いて各ターミナルのリード線接続部間を仕切る仕切り壁を形成したこと を特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、複数のターミナルを可及的に近接配置す ることを可能にしてモータの著しい小型化を計ることができるようにしたもので ある。
【0004】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は減速 機構付きのモータであつて、該モータ1は、内周に磁石2が固着されるヨーク3 、該ヨーク3内に軸承されるモータ軸4、該モータ軸4に組付けられるアマチユ アコア5およびコンミテータ6、該コンミテータ6に摺接する一対のブラシ7、 該ブラシ7を保持するブラシホルダ8、前記ヨーク3の開口を覆蓋するエンドケ ース9、該エンドケース9に組込まれる減速機構10等で構成されるが、これら の基本構成は何れも従来通りである。
【0005】 11は前記ブラシホルダ8に組付けられる一対の回転検出用ブラシであつて、 該回転検出用ブラシ11は、前記コンミテータ6と並設される回転検出用スリツ プリング12に弾圧状に摺接するべく構成されている。即ち、回転検出用スリツ プリング12の外周部には、一対の絶縁部12bと、互いに導通する一対の導通 部12aとが周方向に交互に形成され、この外周面に前記一対の回転検出用ブラ シ11が摺接することによつて一回転毎に二回の導通信号を検出することができ るようになつている。
【0006】 さらに、13〜16はブラシホルダ8に組付けられるターミナルであつて、こ れらターミナル13〜16は、ブラシホルダ8の一端面にモータ軸4の軸方向を 向き、かつブラシホルダ8の外周に沿う方向に並ぶよう突設されるものであるが 、ターミナル13〜16のうち、ターミナル13、15の基端は前記ブラシ7に それぞれ接続され、一方、ターミナル14、16の基端は前記回転検出用ブラシ 11にそれぞれ接続されている。つまり、ブラシ7に接続されるターミナル13 、15と、回転検出用ブラシ11に接続されるターミナル14、16とを交互に 並列させることによつて各ターミナル同志の絶縁距離を確保するようになつてい る。
【0007】 ところで、前記ブラシホルダ8は、エンドケース9に形成されるホルダ収容部 9aに内嵌状に組込まれるよう形成され、そして組込みに際しては、エンドケー ス9にモータ軸4の軸方向を向いて形成されるターミナル挿通孔9bに前記ター ミナル13〜16が挿通されるが、各ターミナル先端のリード線接続部13a〜 16aは、モータ軸4の軸回り方向および軸方向に順次位置をずらすようにして エンドケース9から外部に露出している。即ち、各ターミナル先端のリード線接 続部13a〜16aをエンドケース9から階段状に露出させることにより、各リ ード線接続部13a〜16aの間の絶縁距離を充分に確保するべく構成されてい る。
【0008】 一方、前記エンドケース9の外面には傾斜状の凹部9cが形成され、該凹部9 c内において前記各ターミナル先端のリード線接続部13a〜16aが外部に露 出するべく構成されるが、各リード線接続部13a〜16aには、凹部9cの側 壁9dに穿設されるリード線挿通孔9e(溝形状でも可)に挿通され、かつモー タ軸4と略直交する方向を向くリード線17が半田接続されるようになつており 、さらに半田接続後は凹部9c内に樹脂材が充填されるようになつている。尚、 13b〜16bはリード線接続部13a〜16aに形成されるリード線挿通溝で ある。
【0009】 さらに、9fは凹部9c内に形成される仕切り壁であつて、該仕切り壁9fは 、階段状に露出した前記各リード線接続部13a〜16a間に位置するべくリー ド線17の挿通方向を向いて複数形成されていて、前記半田接続の際に隣接する ターミナル同志を導通させる所謂半田ブリツジ現象を防止すると共に、前記樹脂 材の充填後においては、ターミナル13〜16のスラスト方向の移動規制をする ことによつてターミナル13〜16の基端に連結されるブラシ7および回転検出 用ブラシ11の位置ずれ規制をするようになつている。
【0010】 またさらに、9gは前記凹部9c内に形成される連通溝であつて、該連通溝9 gは、前記仕切り壁9fによつて仕切られた各ターミナル13〜16の露出部を 連通させることによつて凹部9c内に充填される前記樹脂材の流動を促進し、こ れにより各ターミナル13〜16の露出部内やリード線17間の間隙に積極的に 樹脂材を流入させることができるようになつている。また、9hは前記連通溝9 gの底面部に側壁9dに沿うようにして形成される細溝であつて、該細溝9hは 、前記リード線挿通孔9eの下方位置において樹脂材の流動をさらに促進するこ とによつて、リード線挿通孔9eに隙間無く樹脂材を流入させるようになつてい る。
【0011】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、ターミナル先端のリード線接 続部13a〜16aは、モータ軸4の軸回り方向および軸方向に順次位置をずら すようにして階段状に並列されるため、充分な絶縁距離を確保しつつターミナル 13〜16を可及的に近接配置できることになる。従つて、複数本のターミナル を備えるモータ1でありながら、ターミナル13〜16の配設スペースが殊更大 きくなつてモータ1を大型化させてしまうような不都合が無いことは勿論のこと 、ターミナル13〜16の露出位置を分散させたものの様にリード線17の接続 作業箇所が分散されて製造時の作業性が低下したり、樹脂材の充填箇所が増加し てコストアツプを招く等の不都合を解消することができ、この結果、複数本のタ ーミナルを備えるモータ1の著しいコストダウンを計ることができる。
【0012】 しかも、前記各リード線接続部13a〜16a間には仕切り壁9fが設けられ ているため、半田接続の際に隣接するターミナル同志を半田ブリツジによつて導 通させてしまうような不都合を確実に防止することができ、この結果、さらにタ ーミナル13〜16を近接配置することを可能にしてモータ1をさらに小型化す ることができる。
【0013】 さらに、仕切り壁9fは、樹脂材の充填後においてターミナル13〜16のス ラスト移動を規制することになるため、ターミナル13〜16の基端に接続され るブラシ7および回転検出用ブラシ11の位置ずれを確実に防止してブラシの異 常摩耗やモータ回転不良の発生する惧れのない信頼性の高いモータに構成するこ とができる。
【0014】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、モータ軸の軸 方向を向いて並列する複数本のターミナルを備えるものでありながら、前記各タ ーミナルのリード線接続部は、モータ軸の軸回り方向および軸方向に順次位置を ずらしてエンドケースから階段状に露出するため、充分な絶縁距離を確保しつつ ターミナルを近接配置してターミナルの配設スペースを大幅に縮小することがで きる。つまり、ターミナルの露出位置を複数箇所に分散させたりすることなくモ ータを小型化できることになるため、リード線の接続作業箇所が分散されて製造 時の作業性が低下したり、樹脂材の充填箇所が増加してコストアツプを招く等の 不都合を悉皆解消することができ、この結果、複数のターミナルを備えるモータ の著しいコストダウンを計ることができる。
【0015】 しかも、エンドケースの凹部内には、リード線方向を向いて各ターミナルのリ ード線接続部間を仕切る仕切り壁を形成したため、半田接続の際に隣接するター ミナル同志を半田ブリツジによつて導通させてしまうような不都合を確実に防止 し、この結果、さらにターミナルを近接配置することを可能にしてモータをさら に小型化することができる。
【0016】 さらに、仕切り壁は、凹部内に樹脂材を充填した場合においてターミナルのス ラスト移動を規制することになるため、ターミナルの基端に接続されるブラシの 位置ずれを確実に防止してブラシの異常摩耗やモータ回転不良のない信頼性の高 いモータとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータの正面図である。
【図2】同上背面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上左側面図である。
【図5】同上要部拡大正面図である。
【図6】モータアツセンブリの断面図である。
【図7】同上左側面図である。
【図8】エンドケースの正面図である。
【図9】同上平面図である。
【図10】同上左側面図である。
【図11】同上右側面図である。
【図12】同上一部切欠き平面図である。
【図13】同上一部切欠き平面図である。
【図14】ブラシホルダアツセンブリの正面図である。
【図15】同上平面図である。
【図16】同上左側面図である。
【図17】同上右側面図である。
【図18】同上X−X断面図である。
【図19】同上Y−Y断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 3 ヨーク 9 エンドケース 9c 凹部 9f 仕切り壁 13 ターミナル 14 ターミナル 15 ターミナル 16 ターミナル 17 リード線

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ヨーク開口を覆蓋するエンドケースに、
    モータ軸の軸方向を向いて並列する複数本のターミナル
    を挿通し、エンドケースの凹部内に露出した各ターミナ
    ル先端のリード線接続部にそれぞれリード線を接続して
    なるモータにおいて、前記各ターミナルのリード線接続
    部を、モータ軸の軸回り方向および軸方向に順次ずらし
    てエンドケースから階段状に露出させ、該露出するリー
    ド線接続部に、モータ軸と略直交する方向からリード線
    を接続する一方、エンドケースの凹部内には、リード線
    方向を向いて各ターミナルのリード線接続部間を仕切る
    仕切り壁を形成したことを特徴とするモータのターミナ
    ル部構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727748U (ja) * 1980-07-16 1982-02-13
JPH02146963U (ja) * 1989-05-11 1990-12-13
JPH0352536A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Honda Motor Co Ltd パルスモータのターミナル取付装置

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