JPH0547543U - 回転装置 - Google Patents

回転装置

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Publication number
JPH0547543U
JPH0547543U JP9890291U JP9890291U JPH0547543U JP H0547543 U JPH0547543 U JP H0547543U JP 9890291 U JP9890291 U JP 9890291U JP 9890291 U JP9890291 U JP 9890291U JP H0547543 U JPH0547543 U JP H0547543U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
pocket
rotary shaft
bearing
cylindrical shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9890291U
Other languages
English (en)
Inventor
利幸 斉藤
伸充 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP9890291U priority Critical patent/JPH0547543U/ja
Publication of JPH0547543U publication Critical patent/JPH0547543U/ja
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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】加工部及び駆動部に作用する力によって回転軸
に作用する曲げモーメントをなくし、加工精度を良くす
る。 【構成】円筒軸の外周にポケットを刻設し、前記ポケッ
トに油が供給されることにより、前記円筒軸外周に設置
された回転軸を軸受支持し、前記ポケットの位置に対応
する前記回転軸上に、加工工具及び駆動装置を取り付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転装置を、図3に示すような加工工具に砥石を使った砥石台について 説明する。 図3において、従来の砥石台は、図示されないモータからの駆動力がベルト4 7によって回転軸44の一端に取り付けられたプーリ46に伝わり、静圧流体軸 受45によって軸受支持された回転軸44が回転することにより、回転軸44の 他端に取り付けられた砥石48でワークを加工する構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示すように砥石48、プーリ46部に夫々力F1 、F2 が作用し、軸受 支持しているポケット端部から、夫々距離l1 、l2 がオーバーハングしている ため、回転軸44に曲げモーメント力が作用し、その結果、回転軸44に曲げが 生じることにより加工精度が劣下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の回転装置は、上述した問題点を解決するためになされたもので、ハウ ジングに少なくとも一端を固定された円筒軸の外周に環状凹溝及びポケットが複 数個刻設されており、前記環状凹溝及び前記ポケットに前記円筒軸の内部軸方向 に穿設された油供給孔から軸受油が供給されることによって、前記円筒軸の外側 に設置された回転軸が軸受支持され、前記ポケットが刻設されている位置に対応 する前記回転軸上に,加工工具及び駆動装置を取り付けたものである。
【0005】
【作用】
上述の構成で加工工具及び駆動装置の大きな力を受ける箇所が軸受上にあるた めに、回転軸に曲げモーメント力が作用せず、回転軸に曲げが生じなくなる。
【0006】
【実施例】
本考案の第1実施例について、図1を用いて説明する。 図1において、円筒軸2がハウジング1に両端を固定されている。円筒軸2の 外周面に環状凹溝7、8、9及びポケット10、11が刻設されており、ポケッ ト10、11に開口している絞り12、13に油流入孔14、15が連通してい る。円筒軸2の内部軸方向に穿設される油供給路16が油流入孔14、15に連 通している。ハウジング1に穿設される油供給路17が油供給路16に連通して いる。環状溝8に開口している油排出孔18が、円筒軸2の内部軸方向に穿設さ れた油排出路19に連通し、油排出路19はハウジング1に穿設された油排出路 20に連通している。ハウジング1には、回転軸3の両端から軸受油が排出され るための油排出路21、22が穿設されている。円筒軸2の外周に軸受支持され る回転軸3が設置されており、ポケット10、11の夫々の位置に対応する回転 軸3上にベルト6によって駆動力が伝えられるプーリ5及び砥石が取り付けられ ている。
【0007】 次に上述した構成に基づいて作動を説明する。図示しない油供給源から供給さ れる軸受油が、油供給路16、17、油流入孔14、15、絞り12、13を経 てポケット10、11に供給されることによって、回転軸3を軸受支持する。そ の後、軸受油は、環状凹溝に流入し、油排出孔18から油排出路19、20を経 て排出されるとともに環状溝7、9を経て、夫々、回転軸3の両端の円筒軸2と の隙間から排出され、夫々、さらに油排出路21、22を通り排出される。
【0008】 上記のようにポケット11の位置に対応する回転軸3上に取り付けられたプー リ5に、図示しないモータからの駆動力がベルト6によって伝わり、回転軸3が 回転することにより、ポケット10の位置に対応する回転軸3上に取り付けられ た砥石4で図示しないワークを加工する。 このように上述した実施例では、砥石4とポケット10が軸線方向に同じ位置 にあるので、ワークを加工する際の研削動力は、回転軸3を介して軸受に伝わり 、回転軸3には曲げモーメントが働かない。
【0009】 また、プーリ5とポケット11が軸線方向に同じ位置にあるので、ベルト6に よって駆動力が伝えられるプーリ5におけるベルト6のテンションも回転軸3を 介して軸受に伝わり、回転軸3には曲げモーメントが働かない。 本考案の第2実施例について、図2を用いて説明する。 図2において、円筒軸24の一端がハウジング23に固定されている。円筒軸 24の構造において、第1実施例との相違は、環状凹溝29、31が夫々、油排 出孔41、42を介して、油排出路40に連通していることである。
【0010】 円筒軸24の外周に回転軸25が設置され、ポケット32、33の夫々の位置 に対応する回転軸25上に、ビルトインモータ43のロータ27及び砥石26が 取り付けられている。 ビルトインモータ43のステータ28は、ハウジング23に取り付けられてい る。
【0011】 上記のように構成される回転装置において、ビルトインモータ43の作動によ って、ポケット33の位置に対応する回転軸24上に取り付けられたロータ27 が回転することにより、ポケット32の位置に対応する回転軸3上に取り付けら れた砥石26で図示しないワークを加工する。 このように上述した実施例において、ビルトンモータ43のロータ27とポケ ット33が軸線方向に同じ位置にあるので、ロータ27とステータ28のアンバ ランスによって半径方向に力が発生したとしても、ロータ27に発生する力が回 転軸25を介して軸受に伝わり、回転軸25には曲げモーメントが働かない。
【0012】 なお、上記実施例は、砥石台を示したが、砥石の代わりに刃具を用いる等の他 の加工軸やワーク保持用の軸にも用いることができる。
【0013】
【考案の効果】
上記のように、加工工具や駆動装置の大きな力を受ける箇所が軸受上にあるた めに、回転軸に曲げモーメントが作用せず、回転軸に曲げが生じなくなり、高剛 性、高精度な軸ができる。また、軸をコンパクト化することもはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例である砥石台の断面図を示
す。
【図2】本考案の第2実施例である駆動にビルトインモ
ータを使った砥石台を示す。
【図3】従来の砥石台を示す。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 円筒軸 3 回転軸 4 砥石 5 プーリ 6 ベルト 43 ビルトインモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の一端に取り付けられた駆動装置
    によって、前記回転軸が回転することにより、前記回転
    軸の他端に取り付けられた加工工具でワークの加工を行
    なう回転装置において、ハウジングに少なくとも一端を
    固定された円筒軸の外周に、環状凹溝及びポケットが複
    数個刻設されており、前記環状凹溝及び前記ポケット
    に、前記円筒軸の内部軸方向に穿設された油供給孔から
    供給される軸受油によって、前記円筒軸の外周に設置さ
    れた前記回転軸が軸受支持され、前記ポケットが刻設さ
    れている位置に対応する前記回転軸上に加工工具及び駆
    動装置を夫々取り付けたことを特徴とする回転装置。
JP9890291U 1991-11-29 1991-11-29 回転装置 Pending JPH0547543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9890291U JPH0547543U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 回転装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9890291U JPH0547543U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 回転装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0547543U true JPH0547543U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14232065

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9890291U Pending JPH0547543U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 回転装置

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Country Link
JP (1) JPH0547543U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035054A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Oiles Ind Co Ltd 静圧気体軸受ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014035054A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Oiles Ind Co Ltd 静圧気体軸受ユニット

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