JP3539090B2 - 研削装置 - Google Patents

研削装置

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JP3539090B2
JP3539090B2 JP26444696A JP26444696A JP3539090B2 JP 3539090 B2 JP3539090 B2 JP 3539090B2 JP 26444696 A JP26444696 A JP 26444696A JP 26444696 A JP26444696 A JP 26444696A JP 3539090 B2 JP3539090 B2 JP 3539090B2
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばロータリ
圧縮機のシリンダの内周面にベーン溝を加工するような
内径面研削である場合の研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周辺のスペースに制約のある加工面の研
削に関する技術としては、実開平3−79254号のよ
うなものが知られている。図10、図11に従来の研削
装置の構成を示す。100は部品であり短円柱に円形の
貫通穴1が形成されたリング状をなし、その内周面に深
みぞ2が形成されている。また、みぞ2の底には、加工
のための円形のぬすみ3が形成されている。30はホル
ダ本体であり、その後面に、砥石軸駆動装置を構成する
電動モータがモータ軸5aを介してプーリ6を駆動して
いる。
【0003】7はアームでありこれを上下に貫通する開
口8が形成され、この開口8内に砥石車9がアーム7に
より回転支持されている。砥石車9は円板状をなし、そ
の中心部にボス部9aが形成されている。砥石車9の外
周部両面に砥石部9bが設けられ、外周面にベルトみぞ
10が形成されている。アーム7の開口8の前後の壁部
7aに前後方向にのびる水平軸31がわたし止められて
おり、この軸31に、砥石車9のボス部9aがラジアル
荷重と前後両方向のスラスト荷重を受ける2個の転がり
軸受12によって支持されている。砥石車9の上側の少
なくともみぞ10の部分と下側の約半分の部分がアーム
7の開口8から上下に突出している。そして、モータの
プーリ6と砥石車9のみぞ10に動力伝達装置を構成す
るベルト13がかけられ砥石車9がモータにより回転さ
れる。
【0004】軸受支持部を砥石車の中心に寄せることが
でき、また、砥石軸にプーリなどの駆動部を別に設ける
必要がない。このため、砥石車の周辺部がコンパクトに
なり、周辺のスペースに制約があっても加工面を研削で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ロータリ圧縮機のシリ
ンダ内においては偏心リングが高速回転し、かつ、この
偏心リングにベーン溝に案内されたベーンが当接して偏
心に応じてバネで抑えられながらベーン溝内を往復動し
ている。ベーンには複数の向きに変動する力が加わる。
このようなシリンダベーン溝加工においては、深溝2お
よび対向側面2aの表面粗さ、平面度、平行度、相互間
隔(深溝幅)などに極端に高い加工精度が要求される。
【0006】しかしながら、従来の構成では本体ホルダ
やこの本体ホルダに支持される砥石車の剛性を強くでき
ず加工精度に限界があった。また、精度良く加工しよう
とした場合、加工に職人芸が要求されるとともに頻繁に
砥石を交換しなければならず、圧縮機のように大量生産
を要求される部品の加工には実用上役に立たなかった。
よって加工精度上の制限から圧縮機の効率向上に制約が
あった。一方剛性を上げようとすると、装置が大きくな
り部品の穴に入らなくなってしまうなどの問題があっ
た。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、圧縮機のシリンダのような穴の
中に挿入できるとともに、高い加工精度を得ることがで
きる研削装置を提供することを目的とする。又、この発
明は砥石寿命が長く、大量生産に適した研削装置を得よ
うというものである。又、この発明はベーンの追随性が
良く高効率の圧縮機を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の研削装置は、被
加工物に挿入される片側づつのヘッドをボルトにより一
体化した研削ヘッドと、この研削ヘッドに収納され回転
して外周部に設けられた研削部を被加工物に接触させて
被加工物を研削する研削手段と、研削手段と一体に設け
られ前記研削手段に伝達された動力により回転する軸
と、前記研削手段の軸方向両側にて外輪がそれぞれの前
記ヘッドに固定され前記回転する軸を外周側から支持す
る前記研削ヘッドに設けられた転がり軸受と、を備えた
ものである。
【0009】本発明の研削装置は研削ヘッドに設けられ
回転する研削手段を軸方向に拘束する静圧手段と、を備
えたものである。
【0010】本発明の研削装置は、研削手段と軸とが締
代を持って組み立てられたものである。
【0011】本発明の研削装置は、軸を支持する転がり
軸受と研削手段の間に所定の軸方向寸法を有し両側の
がり軸受間に一定の圧力を加える圧力印加手段を設けた
ものである。
【0012】本発明の研削装置は、研削ヘッドに転がり
軸受に油を供給する供給路を設けたものである。又本発
明の研削装置は円盤状の砥石台金先端外周部の両側に砥
粒層を形成し側部にて被加工物溝側面に接触し加工精度
が向上する様に被加工物溝の側面を加工する加工部と、
加工部の外周部に設けられ動力を伝達され加工部を回転
させるベルト溝と、砥石台金の加工部および回転する軸
と一体に設けられ両側の外周側から回転を転がり軸受で
支持可能な砥石台金と、を備えたものである。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の研削装置の部品加工中
の断面図で、100は加工中の圧縮機のシリンダである
部品、1は円形の貫通穴、2はぬすみ3を設けた深溝、
4は研削ヘッド本体、14はシャフト一体形砥石台金で
ある。図2〜4は研削装置全体を示し、6はプーリで電
動モータ5によりプーリ軸24を介して駆動されてい
る。4a,4bは強固に一体化された研削ヘッドの片側
ずつのヘッドで、内部の空間にベルト溝10を有する砥
石台金14を収納し、かつ、ベルト13で砥石が回転さ
せられている。
【0015】図5は研削装置の主要部断面図で、砥石台
金14は転がり軸受12により支持され回転している。
転がり軸受の内輪は砥石台金14としまりばめによって
に強固にはめ込まれ、ボルト17、ナット18でカラー
15を介して軸方向に両側から台金へ締付けられてい
る。一方転がり軸受の外輪はそれぞれのヘッド4a,4
bにベアリングストッパ16により固定されている。2
1は砥粒層である。
【0016】図2において、22はミスト入口でミスト
用穴19へ連通している。23は静圧ポケット用水入口
で、静圧ポケット20に連通している。25a,25b
は研削ヘッドキャップである。
【0017】以上のような構成により、研削ヘッドは上
下、左右方向に移動することができ砥粒層で溝壁を加工
することができる。
【0018】研削装置は研削ヘッド本体4の上部後面
に、砥石軸駆動装置を構成する電動モータ5が直交する
方向に固定され、研削ヘッド本体4を通して前方に出し
たモータ軸にプーリ6が取り付けられている。回転軸を
構成するシャフト一体型砥石台金14は研削ヘッド本体
4の下部に直交する方向に設けられている。シャフト一
体型砥石台金14は2個の転がり軸受け12によって支
持され、シャフトの中空中心部を通した固定ボルト17
および固定ナット18によって、転がり軸受け12内輪
と共に固定されている。転がり軸受け12外輪はベアリ
ングストッパ16によってスラスト方向に拘束され、内
輪を中心側から支持するカラ15によって与圧を左右一
定に保つことができる。また転がり軸受け12は潤滑の
ため、ミスト用穴19を介してオイルミストが供給され
るようになっている。研削ヘッド本体4は、シャフト一
体型砥石台金14の前後スラスト荷重を受ける静圧ポケ
ット20が砥石台金の前後に設けられている。この砥石
台金部分は円盤状になっており、先端外周部の両側に砥
粒層21が形成されている。そして、砥石台金の外周部
にV字形のベルトみぞ10が設けられている。このベル
トみぞ10とモータ5のプーリ6に動力を伝達するベル
ト13が掛けられ、シャフト一体型砥石台金が回転駆動
される。
【0019】前記のように構成された研削装置が部品1
00の深みぞ2の側面を研削加工する場合、研削ヘッド
本体4のシャフト一体型台金14の側面と深みぞ2側面
が平行になるよう部品100の円形の貫通穴1に挿入さ
れ、深みぞ2の側面が加工される。最初、砥石台金14
と深みぞ2の中心を合わせ、均等に除去加工する。次に
研削ヘッド本体4を元の位置へ戻し、前もしくは後ろへ
移動させ同様に加工することにより、深みぞ2の片側側
面のみ加工され、みぞ幅を任意の寸法にすることができ
る。加工している時、特に片側片面の加工の場合、砥石
台金14は偏荷重を受け加工精度に大きく影響を与える
が、砥石台金シャフト一体型によって砥石台金のたわみ
量を最小におさえられ、高精度に加工することができ
る。
【0020】以上の如く砥石台金とシャフトを一体化し
剛性を上げ砥石のたわみを抑えている。又、シャフトを
受ける二つのベアリング位置の間隙を、砥石台金と一体
のシャフトに内輪を保持させて、大きくしたので砥石の
たわみを抑えている。又、ベアリングの内輪を回転させ
る機構により、内輪を用いて砥石を固定するので、外輪
固定より振れが少なく高精度に組立できる。さらに例え
ば26000rpmのような高速回転の使用条件では内
輪回転の方が外輪回転より精度が高く寿命が長い。
【0021】実施の形態2.図6、図7はこの発明の研
削装置の別の構成の主要部断面図である。図6は砥石台
金26を平板形状とし、図5のカラー15よりも大きい
平板砥石用カラー27により平板砥石台金26を回転軸
11上に保持されている。軸受12の内輪はボルト1
7、ナット18により平板砥石台金26、平板砥石用カ
ラー27を介して軸11に軸方向が固定される。図7は
回転軸11、砥石台金28と、この砥石台金を固定する
カラー29で構成され、回転軸11に焼ばめ等のしまり
ばめ加工により強固に連結した構成である。
【0022】実施の形態1,2において静圧ポケットク
ーラントは、図8の組立断面図に示す経路で流れる。静
圧ポケットの役割は静圧スラスト軸受として砥石を軸方
向に拘束することである。図7の静圧ポケット用水入口
23からの水は、図8の如く加工用本体取付部のeか
ら、研削ヘッド本体4aのeを通り、又4aと一体の研
削ヘッド本体4bのfに分流し、静圧ポケット20の水
出口からポケット内に給水され静圧軸受と同様水圧によ
り砥石台金の振れを抑えている。一方水は加工用クーラ
ント、すなわち、切削液を使っており、下に落ちて機内
ヘッド(図示せず)から回収される。
【0023】又図9のオイルミスト経路説明図に記すよ
うに、軸受12のオイルミストはミスト入口22から加
工機本体取付部のaを通り研削ヘッド本体4aから、一
体の本体4bにも分流(b)して、研削ヘッドキャップ
25a,25bに設けたミスト用穴19から軸受12に
供給される。研削ヘッド本体4aと4bは図8,9に示
す、多くのボルトにより砥石台金14や、ベルトの回転
する部分を除いて密着し、一体となり剛性を高めてい
る。しかもカラー15とボルト17、ナット18が軸受
内輪を、ベアリングストッパ16が外輪を強固に保持し
ている。
【0024】転がり軸受12やベアリングストッパ16
は次のように組立分解できる。軸受は研削ヘッド本体4
a,4bにボルト(図示なし)により固定されている研
削ヘッドキャップ25a,25bを取り外し、固定用ボ
ルト17と固定用ナット18を取り外し、転がり軸受1
2を取り外す。また、交換の組立てはその逆となる。
【0025】研削ヘッド本体4a,4bは、ボルト(図
示なし)により一体構造をなしている。研削ヘッド本体
4aと研削ヘッド4bに分解することにより、ベアリン
グストッパー16を組立(挿入)することができる。こ
のベアリングストッパー16はボルト(図示なし)によ
り研削ヘッド本体4a,4bに固定されている。
【0026】さらに研削ヘッド本体の4aと4bの位置
決めは位置決めピン(図示なし)にて位置合わせしなが
ら組立てる。寸法精度は4aと4bの合わせ面をゼロと
して、例えばシャフト一体型砥石との隙間を約5μmに
なるように加工されている。カラーの取り付け、予圧構
造は、予圧を一定に保ち高精度の加工や組立の再現性が
向上し量産性が高められる。この予圧は転がり軸受12
の外輪を固定して、内輪を研削ヘッド本体の内側方向に
圧力移動させることにより予圧を発生させている。カラ
ー15の厚みにより予圧量を調整しているが、予圧によ
り、外力(加工時の研削抵抗)によるベアリングの回転
精度の悪化を抑制している。つまり、予圧無しで加工す
ると研削抵抗により砥石が揺らぎ、加工精度が劣化す
る。また、砥石の切れ味変化によっても変化し、大量生
産には適用できない。
【0027】図1の研削ヘッド本体の形状により、すな
わち角部のR形状や、砥石台金の加工空出部全体を部品
内径に合せたR形状をとることにより部品100の円形
の貫通穴1に挿入できる研削ヘッド本体4a、4bの直
径を最大限に大きくでき、この直径が大きいほど、研削
ヘッド本体4a,4bの曲げ剛性が大きくなり、加工時
のたわみが少なく、より高精度な加工が可能となる。
【0028】カラーはベアリングの内輪について、軸方
向の位置を決めるリング状の部品であり、予圧の発生原
理は内輪と外輪にズレを生じさせることにより、ラジア
ル方向のベアリングのガタをなくすことである。カラー
の寸法を変えることにより予圧を変化させてベアリング
に発生する予圧を調整できかつ一定に管理できる。すな
わち研削ヘッドと砥石台金との間に転がり軸受のボール
を介して、かつカラーの寸法により圧力を発生させるも
のである。さらに図5のような場合には、カラー15の
寸法調整により台金14の組立を精度良く行うことがで
きる。ボルト17とナット18とでシャフト一体型の砥
石台金と軸受との位置を固定保持している。もしシャフ
トの加工寸法や軸受けの寸法精度や組立精度によって台
金の位置が両側の静圧ポケットとの隙間においてアンバ
ランスになる場合であっても、寸法の異なるカラーを準
備し取り替えるなどの手段にて台金を研削ヘッドの中
心、言い換えると研削ヘッド4a,4bの間に精度良く
簡単に組み立てることができる。
【0029】図1の深みぞ2の側面の加工は、先ず砥石
を溝に通す。このとき両側面を砥石幅で同時に加工す
る。次に砥石を軸方向に動かし片側のみを加工して寸法
精度を上げていく。このような砥石加工で加工精度が著
しく向上する。例えば溝の形状精度である平面度や平行
度は従来例に比し1/4となる。これにより圧縮機のベ
ーンからの漏れ損失が低減し圧縮機の性能が向上する。
さらに砥石の振れが低減し片当たりが減り、砥石寿命が
延び高精度の加工を長く維持できるので、大量生産が可
能となる。
【0030】又研削ヘッド本体の位置を被加工物の位置
に対し、あらかじめ計測しフィードバック制御を行うこ
とが可能となり、溝幅を任意に制御でき、圧縮機のシリ
ンダとベーンの寸法が正確にかつ厳しい精度で得られる
ので、ベーンの組立クリアランスの管理が軽減される。
この結果組立時の相手合せを行うマッチング工程も不要
となる。
【0031】上記で述べたシャフト一体型砥石14等の
本発明によって高精度に加工できる例を述べる。図11
の、従来のシャフト分離型砥石9,11による加工性と
比較する。シャフト構造以外の工具条件(砥粒種類、電
着条件、粒度等)および加工条件を同じにして、高精度
に加工する為に不可欠な砥石寿命で比較した。この砥石
寿命の判定には、最も砥石寿命に影響を受ける深みぞ2
の平行度を用いた。その結果シャフト一体型砥石14の
研削装置を用いることにより、従来のシャフト分離型砥
石9,11よりも約2倍の砥石寿命が得られている。こ
のことから、シャフト一体型砥石14の研削装置は、高
精度な加工を長く維持できることがわかり、産業上の利
用において有益である。
【0032】なお従来の分離形砥石の場合、判定条件で
ある平行度目標値4μmの到達までの除去体積は100
0mm3 にて2μmから徐々に増えだし、そのまま増加
を続け3697mm3 にて目標値4μmに達している。
一方本発明の砥石14の場合4000mm3 をすぎるま
で2μmレベルで維持され4500mm3 から徐々に増
えだし7030mm3 にて目標値4μmに達している。
【0033】以上のようにシリンダのベーン溝内に対し
砥石側面を利用してベーン溝の内側面を高精度に加工す
る装置を、砥石台金とシャフトの剛性を上げ、かつカラ
ーにより予圧を与え位置を固定し、かつベアリング間隙
を大きくし、かつベアリング内輪を回転させ、かつオイ
ルミスト潤滑を行なう、などにより砥石台金のたわみを
最小におさえることで、ベアリングや砥粒他部品の交換
頻度を少なくし、加工の再現性を向上させて実用化する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る研削装置は、研削手段と軸
の回転を、これらを収納する研削ヘッドにより強固に支
持でき、被加工物を長期間高精度に加工できる。
【0035】本発明の研削装置は研削手段を軸方向に拘
束して高精度の加工を可能とする。
【0036】本発明に係る研削装置は、研削手段と軸を
一体化でき回転体の剛性を上げることができる。
【0037】本発明に係る研削装置は、簡単な構成で研
削手段の振れを防止できる。
【0038】本発明に係る研削装置は、長期間装置の性
能を維持できる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の研削装置の部品加工中の断面図で
ある。
【図2】 この発明の研削装置の部品加工中の右側面図
である。
【図3】 この発明の研削装置の部品加工中の正面図で
ある。
【図4】 この発明の研削装置の部品加工前の右側面図
である。
【図5】 この発明の研削装置の主要部断面図である。
【図6】 この発明の別の実施の形態の例による研削装
置の主要部断面図である。
【図7】 この発明のさらに別の実施の形態の例による
研削装置の主要部断面図である。
【図8】 この発明の研削装置の組立説明図である。
【図9】 この発明の研削装置のオイルミスト経路説明
図である。
【図10】 従来の研削装置の構造図である。
【図11】 従来の研削装置の主要部断面図である。
【符号の説明】
1 円形の貫通穴、2 深溝、3 ぬすみ、4,4a,
4b 研削ヘッド本体、5 電動モータ、6 プーリ、
7 ホルダアーム、8 ホルダアーム開口、9砥石車、
10 ベルトみぞ、11 回転軸、12 転がり軸受、
13 ベルト、14 シャフト一体型砥石台金、15
カラー、16 ベアリングストッパー、17 固定用ボ
ルト、18 固定用ナット、19 ミスト用穴、20
静圧ポケット、21 砥粒層、22 ミスト入口、23
静圧ポケット用水入口、24プーリ軸、25a,25
b 研削ヘッドキャップ、26 平板砥石台金、27平
板砥石用カラー、28 焼バメ砥石台金、29 焼バメ
砥石用カラー、30ホルダ本体、31 水平軸、100
部品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 浩二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 中筋 智明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−314311(JP,A) 特開 平9−201767(JP,A) 実開 平3−88653(JP,U) 実開 平3−79254(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 19/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物に挿入される片側づつのヘッド
    をボルトにより一体化した研削ヘッドと、この研削ヘッ
    ドに収納され回転して外周部に設けられた研削部を前記
    被加工物に接触させて前記被加工物を研削する研削手段
    と、前記研削手段と一体に設けられ前記研削手段に伝達
    された動力により回転する軸と、前記研削手段の軸方向
    両側にて外輪がそれぞれの前記ヘッドに固定され前記回
    転する軸を外周側から支持する前記研削ヘッドに設けら
    れた転がり軸受と、を備えたことを特徴とする研削装
    置。
  2. 【請求項2】 前記研削ヘッドに設けられ回転する前記
    研削手段を軸方向に拘束する静圧手段と、を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の研削装置。
  3. 【請求項3】 前記研削手段と前記軸とが締代を持って
    組み立てられたことを特徴とする請求項1記載の研削装
    置。
  4. 【請求項4】 前記軸を支持する前記転がり軸受と前記
    研削手段の間に所定の軸方向寸法を有し両側の転がり軸
    受間に一定の圧力を加える圧力印加手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の研削装置。
  5. 【請求項5】 前記研削ヘッドには前記転がり軸受に油
    を供給する供給路を設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の研削装置。
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