JPH0547526U - ボルト弛み止め構造 - Google Patents

ボルト弛み止め構造

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Publication number
JPH0547526U
JPH0547526U JP10531591U JP10531591U JPH0547526U JP H0547526 U JPH0547526 U JP H0547526U JP 10531591 U JP10531591 U JP 10531591U JP 10531591 U JP10531591 U JP 10531591U JP H0547526 U JPH0547526 U JP H0547526U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
plate
prevent
lock plate
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP10531591U
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English (en)
Inventor
耕一 岡本
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH0547526U publication Critical patent/JPH0547526U/ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルトの弛み止めを忘れることを必ず防止で
きて信頼性を優れたものとする。 【構成】 取付体12の凹陥部13に孔14を複数形成
し、この孔14よりボルト15を被取付体10のネジ穴
11にネジ合して取付体10を取付け、そのボルト15
の角形頭部15aにロックプレート17の角形孔18を
嵌合し、このロックプレート17の上にプレート19を
載置し、前記凹陥部13の内周面13b上部寄りの環状
溝21にスナップリング22を装着してプレート19の
抜け出しを防止する。 【効果】 ロックプレート17の角形孔18がボルト1
5の角形頭部15aに嵌合しないとプレート19が浮き
上ってスナップリング22を装着できず、ボルトの弛み
を忘れることを必ず防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の操舵部に設けられるキングピンにホルダを取付けるホルダボ ルト等のボルト弛み止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のキングピン1は例えば図1又は図2に示すようにナックルレバー2とア ーム3を揺動自在に連結するものであり、このキングピン1にはベアリング4を 支持するホルダ5がホルダボルト6で取付けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図1に示す構造であるとホルダボルト6が外部より見えるから弛んだ場合に増 締めできるが、図2に示す構造であるとナックルレバー2の上面に取付けたサス ペンションシリンダ7のためにホルダボルト6が外部から見えず弛んだことを点 検できない。 このように、外部から見えないホルダボルト6であると弛まないようにする必 要があり、種々の弛み止め構造が用いられている。 例えば、ロックプレートを折り曲げるもの、複数のボルト間にワイヤを掛け渡 したものが知られている。 しかしながら、これらは作業者がボルト締め時に折り曲げ、ワイヤ掛けするも のであるから作業ミス等によって弛み止めが確実になされない場合があって信頼 性が低く、前述のようにボルトを外部から見えずに点検できない場合には好まし くない。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたボルト弛み止め構造を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 取付体の凹陥部に形成した孔よりボルトを被取付体のネジ穴にネジ合し、この ボルトの角形頭部にロックプレートの角形孔を嵌合してロックプレート相互が干 渉して回転しないようにし、そのロックプレートの上にプレートを載置し、前記 凹陥部の内周面上部寄りの環状溝に装着したスナップリングでプレートが抜け出 すことを防止する。
【0006】
【作 用】
ロックプレートの角形孔がボルトの角形頭部に嵌合しない時にはプレートが浮 き上ってスナップリングを装着できないから、ボルトの弛み止めを忘れることを 必ず防止できる。
【0007】
【実 施 例】
図3、図4に示すように、キングピン等の被取付体10の上面に複数のネジ穴 11が形成され、その上面にホルダ等の取付体12が載置され、その取付体12 には円形の凹陥部13が上面に開口してあり、その凹陥部13の底部13aに複 数の段付きの孔14が前記ネジ穴11と対向して形成され、その孔14よりボル ト15をネジ穴11にネジ合してワッシャ16を介して締付けて取付体12を被 取付体10に取付けている。 前記ボルト15の角形頭部15aにはロックプレート17の角形孔18が嵌合 し、このロックプレート17は略三角形等の非円形となって隣接するロックプレ ート17が相互が干渉して回転しないようになり、このロックプレート17の上 面にプレート19が載置してボルト15の角形頭部15aがプレート19の孔2 0に臨んでいる。 前記凹陥部13の内周面13b上部寄りに環状溝21が形成され、この環状溝 21にスナップリング22を装着してプレート19が凹陥部13より抜け出さな いようにしてある。 前記ロックプレート17の角形孔18は12角形孔となり、ボルト15の角形 頭部15aは6角形頭部となって、ボルト15を30度回転することでロックプ レート17の角形孔18がボルト15の角形頭部15aに嵌合するようにしてあ る。
【0008】
【考案の効果】
ロックプレート17によってボルト15の弛みを防止できるし、プレート19 とスナップリング22でロックプレート17がボルト15の角形頭部15aより 外れることを防止でき、しかもロックプレート17の角形孔18がボルト15の 角形頭部15aに嵌合しない時にはプレート19が浮き上ってスナップリング2 2を装着できないから、ロックプレート17の角形孔18がボルト15の角形頭 部15aに嵌合していない時には組立てできずに弛み止めを忘れることを必ず防 止でき、必ずロックプレート17の角形孔18がボルト15の角形頭部15aに 嵌合するから信頼性が優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キングピン取付部の断面図である。
【図2】キングピン取付部の他の例を示す断面図であ
る。
【図3】本考案の実施例を示す平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【符号の説明】
10…被取付体、11…ネジ穴、12…取付体、13…
凹陥部、14…孔、15…ボルト、15a…角形頭部、
17…ロックプレート、18…角形孔、19…プレー
ト、21…環状溝、22…スナップリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付体12に凹陥部13を形成し、その
    底部13aに孔14を複数形成し、この各孔14よりボ
    ルト15を被取付体10のネジ穴11にそれぞれネジ合
    し、その各ボルト15の角形頭部15aにロックプレー
    ト17の角形孔18をそれぞれ嵌合してロックプレート
    17相互が干渉して回転しないようにし、その各ロック
    プレート17に亘ってプレート19を載置し、前記凹陥
    部13の内周面13bに形成した環状溝21にスナップ
    リング22を装着してプレート19が凹陥部13より抜
    け出すことを防止して成るボルト弛み止め構造。
JP10531591U 1991-11-28 1991-11-28 ボルト弛み止め構造 Pending JPH0547526U (ja)

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JP10531591U JPH0547526U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 ボルト弛み止め構造

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JPH0547526U true JPH0547526U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14404278

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JP10531591U Pending JPH0547526U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 ボルト弛み止め構造

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JP (1) JPH0547526U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014111965A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Takenaka Komuten Co Ltd ボルト接合構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014111965A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Takenaka Komuten Co Ltd ボルト接合構造

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