JPH0546892U - 産業車両の作動油冷却装置 - Google Patents

産業車両の作動油冷却装置

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JPH0546892U
JPH0546892U JP10849791U JP10849791U JPH0546892U JP H0546892 U JPH0546892 U JP H0546892U JP 10849791 U JP10849791 U JP 10849791U JP 10849791 U JP10849791 U JP 10849791U JP H0546892 U JPH0546892 U JP H0546892U
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JP
Japan
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hydraulic oil
engine
oil tank
cooling water
cooling
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Pending
Application number
JP10849791U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 井上
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン冷却水を利用して作動油を冷却する
ことによりオイルクーラを不要とすることにある。 【構成】 エンジン3の搭載された車体1の側面に作動
油を収容した作動油タンク5を設けた産業車両におい
て、上記作動油タンク5内の作動油をエンジン冷却水に
より冷却するようにしたもので、オイルクーラを必要と
せずに作動油が冷却できることから、コスト低減が図れ
ると共に、オイルクーラを設置するためのスペースも必
要としない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はエンジン冷却水を利用して作動油を冷却するようにした産業車両の 作動油冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来フォークリフトトラックのような産業車両には、作業機やパワステアリン グ装置を駆動するのに作動油を使用しており、このため車体に作動油タンクaが 搭載されている。 上記作動油タンクaは従来では図1に示すように車体フレームbの側面(右側 )などに取付けられているが、近年では車両の低騒化を図るため、ボンネットc やヘッドガード等が密閉化されていることから、上記作動油タンクaもカバー等 により覆われるようになっている。
【0003】 このため作動油タンクa周辺の空気の流が悪くなって作動油の温度が高温とな る不具合があった。 かかる不具合を改善するため、作動油タンクの周辺に積極的に外気を流通させ ることにより、作動油が高温となるのを防止する冷却装置が提案されている。例 えば実開平2−88826号、実開平2−33134号、実公昭63−1626 83号公報など。 しかしフォークリフトのような産業車両は低速で作業することが多いことから 、上記従来の冷却装置では十分な冷却効果が得られない。 また別の方法として図2に示すように、車体eの後部に設けられたエンジン冷 却水用のラジエータfの近傍にオイルクーラgを設けて、このオイルクーラgに より作動油タンクh内の作動油を冷却するようにした冷却装置も提案されている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしオイルクーラgにより作動油を冷却するようにした従来の冷却装置では 、エンジン冷却水を冷却するラジエータfと別にオイルクーラgを必要とするた めコストが嵩むと共に、オイルクーラgを設置するためのスペースを必要とする などの不具合があった。 この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもので、エンジン冷却水を利 用して作動油を冷却できるようにした産業車両の作動油冷却装置を提供しようと するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、エンジンの搭載された車体の側面に作 動油を収容した作動油タンクを設けた産業車両において、上記作動油タンク内の 作動油をエンジン冷却水により冷却するようにしたものである。
【0006】
【作用】
上記構成によりオイルクーラを使用せずに作動油が冷却できるようになること から、コストの低減が図れると共に、オイルクーラを設置するためのスペースも 不要となる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図3に示す図面を参照して詳述する。 図3において1は産業車両の車体で、前後に設けられた車輪2により自走自在 となっている。 3は上記車体1に搭載されたエンジンで、密閉構造に形成されたエンジン室4 内に収容されていると共に、エンジン室4の側方には作動油タンク5が設置され ている。 この作動油タンク5内には作動油が収容されていて、図示しない作動油ポンプ により作業機油圧系やパワステアリング装置(ともに図示せず)へ供給されるよ うになっている。
【0008】 一方上記車体1の後部には、エンジン3により回転駆動される冷却ファン6に より冷却されるラジエータ7が設置されている。 このラジエータ7はエンジン冷却水の放熱を行うもので、エンジン3により駆 動される水ポンプ8より吐出されたエンジン冷却水が管路9より上記作動油タン ク5内に設けられた冷却管10を経て流入されると共に、ラジエータ7により冷 却されたエンジン冷却水は、管路11によりエンジン3へ循環されるようになっ ている。
【0009】 次に作用を説明すると、エンジン3を冷却したエンジン冷却水は、水ポンプ8 により管路9より作動油タンク5内の冷却管10内へ流入された後ラジエータ7 へ供給されるが、上記冷却管10内を流通するエンジン冷却水により作動油タン ク5内の作動油も同時に冷却することができる。 すなわちエンジン冷却水により作動油タンク5内の作動油も冷却することがで きることから、オイルクーラを使用せずに作動油の冷却が行えるようになる。 なお冷却管10の冷却効果を上げるため図4に示すように冷却管10の外周部 にフィン10aを設けてもよい。 また図5に示すように作動油タンク5の側面にジャケット12を設けて、この ジャケット12内にエンジン冷却水を流通させることにより、作動油タンク5内 の作動油を冷却するようにしてもよい。
【0010】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したようにエンジン冷却水を利用して作動油タンク内の作 動油を冷却するようにしたことから、オイルクーラを使用せずに作動油の冷却が 行えるようになる。 これによって従来のエンジン冷却水用のラジエータと別にオイルクーラを設け たものに比べてコストが大幅に低減できると共に、オイルクーラを設置するため のスペースも必要としないため、車体の小型化が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の産業車両の側面図である。
【図2】従来の産業車両のエンジン付近の平面図であ
る。
【図3】この考案の一実施例になる産業車両のエンジン
付近の平面図である。
【図4】この考案の冷却装置の他の実施例を示す説明図
である。
【図5】この考案の冷却装置の他の実施例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 車体 3 エンジン 5 作動油タンク 10 冷却管 10a フィン 12 ジャケット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン3の搭載された車体1に、作動
    油を収容した作動油タンク5を設けた産業車両におい
    て、上記作動油タンク5内の作動油をエンジン冷却水に
    より冷却してなる産業車両の作動油冷却装置。
  2. 【請求項2】 作動油タンク5内に冷却管10を設けて
    この冷却管10内にエンジン冷却水を流通させるように
    してなる請求項1記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 冷却管10の外周部にフィン10aを突
    設してなる請求項2記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】 作動油タンク5の側面にジャケット12
    を設けて、このジャケット12内にエンジン冷却水を流
    通させるようにしてなる請求項1記載の冷却装置。
JP10849791U 1991-12-06 1991-12-06 産業車両の作動油冷却装置 Pending JPH0546892U (ja)

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JP10849791U JPH0546892U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 産業車両の作動油冷却装置

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JPH0546892U true JPH0546892U (ja) 1993-06-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633742B2 (ja) * 1972-02-18 1981-08-05
JPS6249053B2 (ja) * 1981-02-16 1987-10-16 Mitsubishi Electric Corp

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633742B2 (ja) * 1972-02-18 1981-08-05
JPS6249053B2 (ja) * 1981-02-16 1987-10-16 Mitsubishi Electric Corp

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