JPH0546769Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546769Y2 JPH0546769Y2 JP4674791U JP4674791U JPH0546769Y2 JP H0546769 Y2 JPH0546769 Y2 JP H0546769Y2 JP 4674791 U JP4674791 U JP 4674791U JP 4674791 U JP4674791 U JP 4674791U JP H0546769 Y2 JPH0546769 Y2 JP H0546769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid body
- water
- housing
- fixed
- injection chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 48
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 32
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 32
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 10
- 238000007669 thermal treatment Methods 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 238000000015 thermotherapy Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、加熱蒸気を霧
化して、鼻孔に噴射する吸入式温熱治療装置に関
するものである。
化して、鼻孔に噴射する吸入式温熱治療装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、鼻孔に蒸気を噴射させる
吸入式温熱治療装置としては、特公平2−57431
号公報に開示されたものが知られていた。
吸入式温熱治療装置としては、特公平2−57431
号公報に開示されたものが知られていた。
【0003】 前記鼻孔に蒸気を吸入させる温熱治療
装置では、1槽の容器(ハウジング)内に水を注
入して、これを加熱霧化して鼻孔に吸入させるよ
うにしたものである。
装置では、1槽の容器(ハウジング)内に水を注
入して、これを加熱霧化して鼻孔に吸入させるよ
うにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしなが
ら、前記従来の吸入式温熱治療装置は、円筒形容
器2を第1図左側の方へ傾斜させて使用した場
合、ハウジング1内の水の水位が毛細管13aの
下端縁より下位に位置するので、前記毛細管13
aが水を吸引することができないという問題点が
あつた。
ら、前記従来の吸入式温熱治療装置は、円筒形容
器2を第1図左側の方へ傾斜させて使用した場
合、ハウジング1内の水の水位が毛細管13aの
下端縁より下位に位置するので、前記毛細管13
aが水を吸引することができないという問題点が
あつた。
【0005】 本考案は前記従来のような問題点を解
決することを目的とする吸入式温熱治療装置を提
供しようとするものである。
決することを目的とする吸入式温熱治療装置を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、中間
に断熱用の空隙部を設けた二層構造を有する上部
を開口した円筒形状のハウジングの内側底板の中
央に熱伝導板を固定して立設し、該熱伝導板の下
面に電熱ヒーターを付設し、且つ熱伝導板の中央
上面に区画壁を、その両側端部を夫々ハウジング
の内側壁に接合固定して、第1の水注入室と第2
の水注入室とを形成する一方、前記ハウジングの
上方開口部に蓋体が密嵌固定され、更に蓋体の中
央部には、前記区画壁から間隔を置いて噴射ノズ
ルが貫通固定されると共に、前記蓋体の第2の水
注入室上には、前記噴射ノズルの上面位置に開口
した導管を先端に水平状態に保持した逆L字状の
送水管を貫通固定するという手段を採用すること
により、上記問題点を解決した。
に断熱用の空隙部を設けた二層構造を有する上部
を開口した円筒形状のハウジングの内側底板の中
央に熱伝導板を固定して立設し、該熱伝導板の下
面に電熱ヒーターを付設し、且つ熱伝導板の中央
上面に区画壁を、その両側端部を夫々ハウジング
の内側壁に接合固定して、第1の水注入室と第2
の水注入室とを形成する一方、前記ハウジングの
上方開口部に蓋体が密嵌固定され、更に蓋体の中
央部には、前記区画壁から間隔を置いて噴射ノズ
ルが貫通固定されると共に、前記蓋体の第2の水
注入室上には、前記噴射ノズルの上面位置に開口
した導管を先端に水平状態に保持した逆L字状の
送水管を貫通固定するという手段を採用すること
により、上記問題点を解決した。
【0007】
【作用】 上記構成より成る本考案によれば、ハ
ウジングを傾斜させても、送水管の下端縁が常に
水の水位より下面に位置する。
ウジングを傾斜させても、送水管の下端縁が常に
水の水位より下面に位置する。
【0008】
【実施例】 本考案の実施の一例を図について詳
細に説明するに、中間に断熱用の空隙部1aを設
けた二層構造を有する上方を開口した有底の円筒
形状のハウジング1の内側底板1bの中央にステ
ンレス鋼製の熱伝導板2が固定されると共に、該
熱伝導板2の下面に電熱ヒーター3が付設されて
いる。
細に説明するに、中間に断熱用の空隙部1aを設
けた二層構造を有する上方を開口した有底の円筒
形状のハウジング1の内側底板1bの中央にステ
ンレス鋼製の熱伝導板2が固定されると共に、該
熱伝導板2の下面に電熱ヒーター3が付設されて
いる。
【0009】 そして、前記ハウジング1の熱伝導板
2上中央には、区画壁4がその両側端部を夫々ハ
ウジング1の内側壁5に接合固定して立設され、
前記区画壁4によつて区画された一方を、水を注
入する第1の水注入室6とすると共に、他方を水
を注入する第2の水注入室7とする。
2上中央には、区画壁4がその両側端部を夫々ハ
ウジング1の内側壁5に接合固定して立設され、
前記区画壁4によつて区画された一方を、水を注
入する第1の水注入室6とすると共に、他方を水
を注入する第2の水注入室7とする。
【0010】 前記ハウジング1の上方開口部には蓋
体8が密嵌して固定され、且つ該蓋体8の中央部
には、前記区画壁4から間隔を置いて下端面を開
口すると共に、噴射口9aを蓋体8上に位置せし
めた噴射ノズル9が貫通固定されている。
体8が密嵌して固定され、且つ該蓋体8の中央部
には、前記区画壁4から間隔を置いて下端面を開
口すると共に、噴射口9aを蓋体8上に位置せし
めた噴射ノズル9が貫通固定されている。
【0011】 また、蓋体8の前記第2の水注入室7
上には、前記噴射ノズル9の噴射口9aの上面位
置に開口した導管10を先端に水平状態で保持し
た逆L字状の送水管11が貫通固定され、且つ該
送水管11の下端縁は前記内側底板1bの近くま
で延長されている。
上には、前記噴射ノズル9の噴射口9aの上面位
置に開口した導管10を先端に水平状態で保持し
た逆L字状の送水管11が貫通固定され、且つ該
送水管11の下端縁は前記内側底板1bの近くま
で延長されている。
【0012】 前記蓋体8の上方外周縁部には起立壁
12が周設されると共に、該起立壁12には適宜
間隔を置いて複数個の空気注入孔13が穿設され
ており、更に前記起立壁12の外周面に嵌合して
摺接回動できる垂下壁14を上板15の外周縁に
垂設すると共に、前記垂下壁14に前記空気注入
孔13と連通する複数個の空気流入調整孔16を
穿設して調整キヤツプ17が形成され、且つ該調
整キヤツプ17を起立壁12に嵌合することによ
り、前記蓋体8と調整キヤツプ17とにより囲繞
された空気調整室18が形成される。
12が周設されると共に、該起立壁12には適宜
間隔を置いて複数個の空気注入孔13が穿設され
ており、更に前記起立壁12の外周面に嵌合して
摺接回動できる垂下壁14を上板15の外周縁に
垂設すると共に、前記垂下壁14に前記空気注入
孔13と連通する複数個の空気流入調整孔16を
穿設して調整キヤツプ17が形成され、且つ該調
整キヤツプ17を起立壁12に嵌合することによ
り、前記蓋体8と調整キヤツプ17とにより囲繞
された空気調整室18が形成される。
【0013】 また、前記調整キヤツプ17の上板1
5の中央には、前記噴射ノズル9と中心線が一致
すると共に、下面が空気調整室18に開口された
案内筒19が立設され、且つ該案内筒19上に
は、鼻孔に装着可能で、且つ霧化された蒸気を吸
入できるような形状に、ゴム等の柔軟材により形
成された鼻孔吸入具20が載置されている。な
お、図中21はタイマーである。
5の中央には、前記噴射ノズル9と中心線が一致
すると共に、下面が空気調整室18に開口された
案内筒19が立設され、且つ該案内筒19上に
は、鼻孔に装着可能で、且つ霧化された蒸気を吸
入できるような形状に、ゴム等の柔軟材により形
成された鼻孔吸入具20が載置されている。な
お、図中21はタイマーである。
【0014】 次に、実施例の作用について説明す
る。 調整キヤツプ17と蓋体8を取外して第1、第2
の各水注入室6,7内に所定量の水を注入して蓋
体8をハウジング1に嵌合固定し、更に蓋体8の
起立壁12に調整キヤツプ17を嵌合して吸入の
準備が完了する。そして、電熱ヒーター3に通電
すると、熱伝導板2が加熱されることにより、第
1、第2の各水注入室6,7内の水が徐々に加熱
されて沸騰した水が蒸気となつて噴射ノズル9か
ら上方へ噴射されると、第2の水注入室7内の水
に差し込まれた送水管11の先端の導管10に負
圧を生じさせて、加熱された第2の水注入室7内
の湯水を送水管11を介して上昇せしめて導管1
0から水滴となつて流出させ、該水滴を前記噴射
ノズル9から噴射された蒸気と混合して霧化状態
で、案内筒19を経て鼻孔吸入具20を介して鼻
孔内に吸入させるのである。
る。 調整キヤツプ17と蓋体8を取外して第1、第2
の各水注入室6,7内に所定量の水を注入して蓋
体8をハウジング1に嵌合固定し、更に蓋体8の
起立壁12に調整キヤツプ17を嵌合して吸入の
準備が完了する。そして、電熱ヒーター3に通電
すると、熱伝導板2が加熱されることにより、第
1、第2の各水注入室6,7内の水が徐々に加熱
されて沸騰した水が蒸気となつて噴射ノズル9か
ら上方へ噴射されると、第2の水注入室7内の水
に差し込まれた送水管11の先端の導管10に負
圧を生じさせて、加熱された第2の水注入室7内
の湯水を送水管11を介して上昇せしめて導管1
0から水滴となつて流出させ、該水滴を前記噴射
ノズル9から噴射された蒸気と混合して霧化状態
で、案内筒19を経て鼻孔吸入具20を介して鼻
孔内に吸入させるのである。
【0015】 鼻孔内に吸入される前記水滴と蒸気の
混合物の温度が高い場合は、調整キヤツプ17を
回動させて、該調整キヤツプ17の空気流入調整
孔16と蓋体8の起立壁12の空気吸入孔13と
を合致させて空気調整室18へ外気を流入せしめ
て、該外気と前記水滴および蒸気の混合物とを混
合せしめて温度を下げる。その温度の調整は適宜
調整キヤツプ17を回動させて、空気流入調整孔
16と空気吸入孔13とで空気の流入開口を広く
したり、狭くしたりして調整し、空気調整室18
への空気の流入量を調整して行う。
混合物の温度が高い場合は、調整キヤツプ17を
回動させて、該調整キヤツプ17の空気流入調整
孔16と蓋体8の起立壁12の空気吸入孔13と
を合致させて空気調整室18へ外気を流入せしめ
て、該外気と前記水滴および蒸気の混合物とを混
合せしめて温度を下げる。その温度の調整は適宜
調整キヤツプ17を回動させて、空気流入調整孔
16と空気吸入孔13とで空気の流入開口を広く
したり、狭くしたりして調整し、空気調整室18
への空気の流入量を調整して行う。
【0016】 ハウジング1を使用者が図2に示すよ
うに傾斜させて使用した場合、第2の水注入室7
内の水位は区画壁4があるために余り下がらず、
送水管11の下端縁が常に水中に位置し水の吸引
が停止することはない。
うに傾斜させて使用した場合、第2の水注入室7
内の水位は区画壁4があるために余り下がらず、
送水管11の下端縁が常に水中に位置し水の吸引
が停止することはない。
【0017】
【考案の効果】 本考案は上述のようであるか
ら、ハウジングには区画壁を設けて、夫々第1、
第2の水注入室が設けられているため、仮りにハ
ウジングを傾斜させて使用しても、送水管を差し
込んだ第2の水注入室7内の水位は余り下がら
ず、送水管の下端縁が常に水中に位置し水の吸引
が停止されることはない。
ら、ハウジングには区画壁を設けて、夫々第1、
第2の水注入室が設けられているため、仮りにハ
ウジングを傾斜させて使用しても、送水管を差し
込んだ第2の水注入室7内の水位は余り下がら
ず、送水管の下端縁が常に水中に位置し水の吸引
が停止されることはない。
【図1】本考案吸入式温熱治療装置の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案吸入式温熱治療装置を傾斜させて
使用した状態を示す縦断面図である。
使用した状態を示す縦断面図である。
1……ハウジング、
1a……空隙部、
1b……内側底板、
2……熱伝導板、
3……電熱ヒーター、
4……区画壁、
5……内側壁、
6……第1の水注入室、
7……第2の水注入室、
8……蓋体、
9……噴射ノズル、
9a……噴射口、
10……導管、
11……送水管。
Claims (1)
- 【請求項1】 中間に断熱用の空隙部を設けた二
層構造を有する上部を開口した円筒形状のハウジ
ングの内側底板の中央に熱伝導板を固定して、該
熱伝導板の下面に電熱ヒーターを付設し、且つ熱
伝導板の中央上面に区画壁を、その両側端部を
夫々ハウジングの内側壁に接合固定して立設し、
第1の水注入室と第2の水注入室とを形成する一
方、前記ハウジングの上方開口部に蓋体が密嵌固
定され、更に蓋体の中央部には、前記区画壁から
間隔を置いて噴射ノズルが貫通固定されると共
に、前記蓋体の第2の水注入室上には、前記噴射
ノズルの上面位置に開口した導管を先端に水平状
態に保持した逆L字状の送水管を貫通固定したこ
とを特徴とする吸入式温熱治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4674791U JPH04131247U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 吸入式温熱治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4674791U JPH04131247U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 吸入式温熱治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131247U JPH04131247U (ja) | 1992-12-02 |
JPH0546769Y2 true JPH0546769Y2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=31926117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4674791U Granted JPH04131247U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 吸入式温熱治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131247U (ja) |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP4674791U patent/JPH04131247U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04131247U (ja) | 1992-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4195044A (en) | Humidifier-nebulizer | |
JP4944027B2 (ja) | 蒸発器および蒸発方法 | |
WO2008003198A1 (fr) | Dispositif et procédé de génération de vapeur | |
WO2022078187A1 (zh) | 方便注液的电子雾化设备 | |
CN106237478B (zh) | 储液装置、加湿器和呼吸机 | |
CN114259092B (zh) | 具有波浪形雾化气道的雾化器 | |
US4178334A (en) | High volume humidifier/nebulizer | |
JPH0546769Y2 (ja) | ||
CN102671275B (zh) | 加湿设备和具有该加湿设备的通气治疗设备 | |
JPH0546770Y2 (ja) | ||
JPH0543774Y2 (ja) | ||
JPS6345832B2 (ja) | ||
JPS62207469A (ja) | 鼻炎治癒装置の給水装置 | |
SK151995A3 (en) | The inhalation device | |
JPH065799Y2 (ja) | 吸入式温熱治療器におけるノーズアタッチメント収納装置 | |
RU2012362C1 (ru) | Ингалятор | |
JPH0546771Y2 (ja) | ||
JPH0427446Y2 (ja) | ||
JPH062683Y2 (ja) | 吸入式温熱治療器における導管の掃除装置 | |
JP2803189B2 (ja) | 吸入器 | |
JPH0342905B2 (ja) | ||
JPH0632937U (ja) | スチ−ム加湿器 | |
JPS607735Y2 (ja) | スチ−マ | |
JPS5910498Y2 (ja) | 暖房機の加湿装置 | |
JPH076908Y2 (ja) | 吸入器 |