JPH0546670Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0546670Y2
JPH0546670Y2 JP765089U JP765089U JPH0546670Y2 JP H0546670 Y2 JPH0546670 Y2 JP H0546670Y2 JP 765089 U JP765089 U JP 765089U JP 765089 U JP765089 U JP 765089U JP H0546670 Y2 JPH0546670 Y2 JP H0546670Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
rail
main body
lip
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP765089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0298724U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP765089U priority Critical patent/JPH0546670Y2/ja
Publication of JPH0298724U publication Critical patent/JPH0298724U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0546670Y2 publication Critical patent/JPH0546670Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば収納たんす等における載置棚
板等を枠材に支持するための支持具に関する。
<従来の技術> この種の支持具としては、従来、第5図に示す
ようなものがある。
即ち、支持具24は、リツプ溝型のチヤンネル
材製のレール23の内部にスライド移動可能に収
納装填され、任意スライド位置で係止固定可能に
構成される。
支持具24の具体的構成は次のようである。
略U字状に形成された板ばね25の内側に基板
26を配設し、棚板等を着脱可能に支承するため
の支承部材27のねじ端27Aを板ばね25の前
面板25aの上部に穿設した穴28に挿通しかつ
基板26のねじ穴29に螺合し、さらに板ばね2
5の前面板25aの下部に穿設した穴20に挿通
し且つ基板26の貫通ねじ穴21に押圧緊締用ね
じ22を螺合して成る。
そして、まず支承部材27のねじ端27Aを基
板26のねじ穴29に締着することにより、基板
26を板ばね25の前面板25aに固定する。次
いで、支持具24をレール23の上、下いずれか
の端部から溝内に遊挿して所望の高さ位置まで摺
動移動して昇降させた後、押圧ねじ22を締め付
けてその先端を板ばね25の奥板2bの内面に強
力に押し付けることにより支持具24を所望の高
さに固定する。
この状態では、板ばね25における奥板25b
の下部が押圧ねじ22により強力に押し広げられ
る。従つて、板ばね25は大きな反発力を生じ、
板ばね25の奥板25bとレール底面23b、基
板26とレール23の両側リツプ23aの内側面
に強力に圧接する。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、このような従来の支持具24に
あつては、略U字状に形成された板ばね25を支
持具24の本体の一部としているので、支持具全
体としてはリツプ溝の深さ方向の厚みが大きいも
のとなる。
この結果、レール23の溝の深さおよびリツプ
溝開口幅が余程大きくなければ、支持具24をレ
ール23の溝開口部すなわち両側リツプ23aの
開口正面方向から挿入することはできない。即
ち、支持具24を収納タンス等のフレームに取付
固定したのちは、レール23内に装着セツトする
ことはできない。
従つて、このものでは、適宜数の支持具24を
収納タンスに取付固定する前に、レール23の一
端部から予め必要な個数を装填しておくようにし
ている。
このため、支持具24の数を追加して棚を増設
するということはできず、不便であつた。
なお、前記レール23の溝を深くすれば、支持
具24を追加挿入できることもあるが、収納タン
スの板材の肉厚等の関係で、レール23の溝を深
くするには限度がある。
また、支持具24の本体すなわち、板ばね25
の横幅をできるだけ小さく形成すれば、リツプ溝
の前面方向からレール23の内側へ装着セツトで
きるが、これでは、支持具24をレール23内に
装填した時において、支持具24本体とレール2
3のリツプ23a板部内面との当接面積が極めて
少なくなつて安定性が悪くなる。即ち、支持具2
4本体の微小な左右位置ずれによつても、該支持
具24がレール23のリツプ溝から飛び出してし
まう虞がある等、レール23の内側における支持
具24の係止固定状態が甚だ不安定なものとな
る。
更に、ネジ22によつて板バネ25を強力に押
圧するので板バネに変形や傷を付けることにな
る。従つて、再度の使用の際における性能が低下
する欠点がある。
本考案は以上のような従来の実情に鑑み、支持
具本体とレールとの係止手段の構成を改良するこ
とにより、上記従来の問題点を解消することを目
的とする。
<課題を解決するための手段> 上記本考案の目的は、「リツプ溝型チヤンネル
材製のレールの内方に摺動移動可能に装填され、
かつ任意の摺動位置で係止固定される支持具にお
いて、上記リツプ溝のリツプ開口部からレール内
方に挿入可能であつてかつ両側リツプ内壁に当接
可能な外形幅および厚み寸法に形成された板状の
支持具本体と、該支持具本体の両側部に突出して
配設され、略均等な弾発力で上記レールの内側壁
に摺動圧接可能に設けた弾性部材と、上記リツプ
開口部に露出する支持具本体板面の適宜位置に螺
入される緊締固定用のネジ部材と、からなること
を特徴とする支持具。」によつて達成される。
<作用> かかる構成では、支持具本体をレール内部へ装
着する際に、弾性部材の弾性力により支持具本体
が自重で滑落しないように弾発保持出来るため、
手指等の操作で支持具本体を任意スライド位置ま
で上下移動させた後、手指等を離して放置しても
滑落移動しない。従つて、仮り止めを容易に行う
ことができ、その後の固定ねじによる本締まり固
定作業を容易かつ正確に行うことができる。
しかも、弾性部材は本締まり用の固定ねじの押
圧力を直接受けることがないので、本体の着脱を
繰り返しても変形や破損等を生じることなく正常
な作動が維持できる。
また、支持具本体を単なる板状部材により構成
したから、その厚みを薄く形成することができ、
レールの溝の深さが短くても、支持具をレールの
リツプ間の開口正面方向から容易に挿入・取り外
しすることができる。
従つて、このものでは、レールをフレーム等に
組込む前に支持具をレール内に予め装填セツトし
ておく必要がなく、レールの組立後であつても随
時に必要な数の支持具をレールに着脱セツトする
ことができるものである。
また、上述のように、支持具の外形寸法、特に
肉厚を薄くして着脱作業を容易にした結果、支持
具本体の横幅を比較的大きく確保することができ
ることになつた。
従つて、支持具をレール溝内に装填した際に、
支持具本体の両側縁とレールのリツプ部内面との
当接面積が充分に確保されるようになり、支持具
がレール内においてしつかりと係止固定され、安
定した支持力を保持することができる。
<実施例> 次に、本考案を第1図〜第4図に示す実施例に
基づいて説明する。
1はレールであり、リツプ溝型のチヤンネル材
1aの溝開口端縁には、相対向する一対のリツプ
部1b,1b′が成形されている。
かかるレール1は2本一対で用意され、収納タ
ンス等の側面フレーム(図示せず)に夫々垂直方
向に配置し、その前面の溝開口部を相互に対面す
る位置となるように固定設置される。
2はレール1内に摺動可能に装填され、任意の
スライド位置で係止固定が可能とした支持具であ
る。
この支持具2は、前記レール1の溝開口正面か
ら装填可能なサイズの横幅および肉厚であつて、
両側リツプ部1b,1b′の内面に当接可能に形成
された板状の支持具本体3と、該支持具本体3の
スライド方向の両側部に突出して設けられ、略均
等な弾発力で前記レール1の相対向する側壁内面
1c,1c′に摺動可能に圧接する一対の弾性部材
4a,4bと、支持具本体3の略中央部において
板面に対して略垂直に突出固定された支持棒5
と、該支持棒5の基部に配設固定された位置決め
片51と、から構成される。
本実施例において、支持具本体3は略縦長の平
行六辺形に形成され、対辺3aと3b,3cと3
d,3eと3fがそれぞれ平行に設けられてい
る。
ここで、上記支持具本体3の幅lは、レール1
のリツプ溝の開口幅Lよりも若干大きく形成す
る。
位置決め片51は四角形に形成され、その左右
の側辺51a,51bは本体3の辺3aと3bに
対して平行となつているとともに、リツプ溝の開
口幅Lよりもわずかに小さい幅に形成されてい
る。
前記弾性部材は、それぞれ支持具本体3の側縁
のうち上記位置決め片51のいずれの辺とも平行
でない長斜面3cおよび3dに取付けられ、その
先端部は他の長辺3aおよび3bの延長線よりも
外方に突出して略円弧に湾曲形成した線状ばね部
材4a,4bにより形成されている。而して、該
線状ばね部材4a,4bは、支持具本体3の側辺
3c,3dに沿わせて圧接したときは収納溝3
m,3n内に嵌入し得るように設けられている
(第2図参照)。
6a,6bは支持具本体3を溝の内方から両リ
ツプ部1b,1b′の内面に圧接させて固定状態と
するための一対の固定用ねじであり、支持棒5を
挟んで適宜距離で支持具本体3面に貫通形成され
たねじ孔3s,3tに螺入される。
次に、かかる構成の支持具をレール1へ取付け
する方法について第2図、第3図を参照しながら
説明する。
まず、支持具本体3の長手方向をレール1のリ
ツプ溝長手方向に沿わせて合わせ、次いで、該支
持具本体3の右側方をリツプ溝内に傾斜させ、ば
ね部材4aを内側壁1c′に圧接させて弾性変形さ
せて収納溝3m内に退避させる。次いで、他方の
線状ばね部材4bを手指で収納溝3n内に押し付
けて弾性変形させつつ本体3の左側縁を溝の奥行
方向へ押入せしめる。
上記の操作により、支持具本体3は第2図のよ
うな状態でレール1の溝内に収納される。このと
き一対の線状ばね部材4a,4bは略均等な弾性
復元力をもつてレール内側壁1c,1c′を圧接す
るので、支持具本体3はレール1の溝内において
矢印のように反時計方向に回転し、第3図に示す
態勢となり、自重で滑落することなく保持され、
位置決め用の仮り止め状態となる。
而して、この時、位置決め片51の左右の側縁
51a,51bがリツプ部1b,1b′の溝縁に対
接するので、支持具本体3の両側縁3a,3bが
一対のリツプ部1b,1b′の内面に対して均等な
幅で当接する適正な姿勢となる。
次いで、固定ねじ6a,6bをねじ孔3s,3
tにねじ込んでいき、該固定ねじ6a,6bの先
端がレール1の溝底壁に当接する。この状態で、
さらに固定ねじ6a,6bを螺入させると、支持
具本体3の両側縁3a,3bが手前側に徐々に移
動して一対のリツプ部1b,1b′の内面に圧接さ
れ、その強い圧接力により溝内でしつかりと固定
される。
かかる構成の支持具2によると、板状の支持具
本体3と、側方の突出する一対の線状ばね部材4
a,4bとを備えて構成した結果、次のような利
点がある。
即ち、支持具本体3の装填時において、線状ば
ね部材4a,4bの弾性力により該支持具本体3
を自重滑落することなく保持できるため、支持具
本体3を任意スライド位置で容易に仮り止めする
ことができる。従つて、固定ねじ6a,6bによ
る固定作業を迅速かつ正確に行うことができる。
また、該固定ねじの押圧力がばね部材に直接影響
しないので破損したり弾発力を劣化させたりする
弊害もない。
更に、支持具本体3を単なる板状部材により構
成したから、その肉厚を薄くすることにより、レ
ール1の溝が浅くても、支持具2をレール1の溝
内へ開口部の正面方向から挿入することができ
る。従つて、例えば既に収納タンスのフレーム等
に固定取付された状態にあるレール1に対しても
容易に着脱することができるものである。
従つて、このものでは、フレーム等へ組付け前
に、レール溝の上端又は下端から予め支持具2を
挿入セツトしておく必要がなく、被支持物に必要
な数に合わせて、支持具2をレール1にその都度
着脱してセツトすることができるので便利であ
る。
また、上述のように、支持具2の着脱セツトの
作業を容易かつ正確に行える結果、支持具本体3
の横幅を比較的大きく確保することができる。従
つて、支持具2をレール1の内側へ装填する際に
おいて、支持具本体3とリツプ部1b,1b′との
当接部分の面積が充分に確保されるようになり、
支持具2がレール1の溝内で強固に係止固定され
る。
なお、本実施例においては、支持具本体3の形
状を平行六辺形としたが、本考案はこの形状に限
定されるものではない。
<考案の効果> 以上説明したように本考案の支持具によれば、
支持具本体をレール溝内へ装着する時において、
その両側縁に設けた弾性部材の弾性力により支持
具本体が自重で滑落しないように保持されるた
め、支持具本体を任意のスライド位置で位置決め
するに当つて仮り止めしておくことができ、固定
ねじによる本締め係止の作業を容易かつ正確に行
うことができる。
しかも、該弾性部材は固定ねじによる螺圧作用
を受けないで、弾発機能を害されることがなく、
何度でも着脱使用することができる。
また、支持具本体を単なる板状部材により構成
したから、その厚みを薄くして、支持具をレール
の溝内へリツプ開口正面から挿入することができ
る。従つて、被支持物体の個数に合わせて支持具
をレールにその都度装着セツトすることができ便
利である。
また、支持具本体の横幅を比較的大きく確保す
ることができるので、支持具の装着時において、
支持具本体の前面と両側リツプ部内面との当接部
分の面積が充分に確保されるようになり、支持具
をレールに安定した係合状態で固定できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る支持具の一実施例を示す
斜視図、第2図および第3図はその取付順序の実
施例を示す正面図、第4図は第3図中−線断
面図、第5図aは従来の支持具の取付け状態を示
す縦断面図、同図bはB−B線断面図である。 1……レール、1a……チヤンネル部材、1
b,1b′……リツプ部、2……支持具、3,13
……支持具本体、41,42……線状ばね部材、
6……固定ねじ、14……板状ばね部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リツプ溝型チヤンネル材製のレールの内方に摺
    動移動可能に装填され、かつ任意の摺動位置で係
    止固定される支持具において、 上記リツプ溝のリツプ開口部からレール内方に
    挿入可能であつてかつ両側リツプ内壁に当接可能
    な外形幅および厚み寸法に形成された板状の支持
    具本体と、 該支持具本体の両側部に突出して配設され、略
    均等な弾発力で上記レールの内側壁に摺動圧接可
    能に設けた弾性部材と、 上記リツプ開口部に露出する支持具本体板面の
    適宜位置に螺入される緊締固定用のネジ部材と、 からなることを特徴とする支持具。
JP765089U 1989-01-27 1989-01-27 Expired - Lifetime JPH0546670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP765089U JPH0546670Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP765089U JPH0546670Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0298724U JPH0298724U (ja) 1990-08-07
JPH0546670Y2 true JPH0546670Y2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=31212842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP765089U Expired - Lifetime JPH0546670Y2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546670Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0298724U (ja) 1990-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4627760A (en) Plate holder
US5330821A (en) Decorative device for concealing the top of curtains and certain fixtures
US4232356A (en) Logic card frame
JP2003298252A (ja) 電子機器の取付構造
US5717575A (en) Board mounting system with self guiding interengagement
US7149094B2 (en) Mounting assembly
JPH0546670Y2 (ja)
US6616113B2 (en) Tool-less pedestal for a computer system
JPS6012798B2 (ja) 電子機器の取付構造
JPH0247862Y2 (ja)
JPH033226Y2 (ja)
JPS6244669Y2 (ja)
JPH0428417Y2 (ja)
JP2010082367A (ja) パネルの支持構造
JPH033215Y2 (ja)
JPH0428416Y2 (ja)
CN209818469U (zh) 家具卡扣组件及家具
JPS60482Y2 (ja) 壁掛け構造
JP3207154U (ja) 取付器具および組立式家具
JPH0445573Y2 (ja)
JPS5829972Y2 (ja) 棚受け装置
JPH0532104Y2 (ja)
KR101862014B1 (ko) 개선된 테이블 고정구
JPH0319779Y2 (ja)
JP2512857Y2 (ja) ブラケットの脱落防止装置