JPH0546637Y2 - - Google Patents

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JPH0546637Y2
JPH0546637Y2 JP14282787U JP14282787U JPH0546637Y2 JP H0546637 Y2 JPH0546637 Y2 JP H0546637Y2 JP 14282787 U JP14282787 U JP 14282787U JP 14282787 U JP14282787 U JP 14282787U JP H0546637 Y2 JPH0546637 Y2 JP H0546637Y2
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JP
Japan
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shutter curtain
self
shutter
horizontal opening
pit
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JP14282787U
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JPS6446391U (ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物等の床部に形成される水平開口
部の開閉装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 今日、自動車メーカー等の生産ラインには、床
面を掘り下げてピツトを形成し、このピツト内を
自走式台車が走行するようにしたものがある。こ
れは、例えば部材を成形する帯鋼が重くて大径状
のものが多いので、これ等を作業床面上で移動し
たりする場合に、万一荷崩れがして帯鋼が倒れた
り、転がつたりすると危険であるので、作業の安
全を期すべく歩道より下方に設けたピツト内でこ
の様な重量物を移動するように配慮していた。し
かるに、このピツト付近で作業する場合にピツト
が開口したままであると、誤つて作業員がピツト
内に転落して怪我をしてしまう危険もある。そこ
で建物の出入口等に設ける建築用シヤツターを水
平に建付けることも考えられるが、水平状に展開
しているシヤツターカーテンを巻き込む際に、下
方から垂直状態で巻き込む状態となるので、どう
しても、シヤツターカーテンの自重が作用して巻
き込み時にだぶついてしまい、締まりのない状態
で巻装されるという欠点があり、これが故障多発
の原因ともなり、採用できなかつた。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる水平開口部の開閉装置を
提供することを目的として創案されたものであつ
て、水平開口部を走行する自走式台車の走行方向
前後に、水平開口部に設けたガイドレールに案内
されるシヤツターカーテンを連結すると共に、前
記水平開口部の前後両端部に、ガイドレールより
下方に形成され、シヤツターカーテンを収納する
下方内巻状をした渦巻型の案内経路を有する収納
部を設けたことを特徴とするものである。
そして本考案は、自走式台車の進行方向前後に
連結されたシヤツターカーテンが自走式台車の移
動に連動して、ピツト開口部を常に閉鎖するよう
にしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は床面、2は該床面1か
ら堀り下げて細長状に形成されたピツトであつ
て、該ピツト2の底面を自走式台車3が走行出来
るようになつている。4は該自走式台車3の走行
方向前後に連結された一対のシヤツターカーテン
であつて、該シヤツターカーテン4は、自走式台
車3の走行に応じて一体的に移動し、自走式台車
3の部位以外のピツト2の上方開口部を常に水平
状に覆うように取付けられている。3bはピツト
2の底面に敷設された自走式台車3の走行ローラ
3aが走行する軌道であつて、該軌道3bの両端
付近には台車3がシヤツターケース6に衝突しな
いように緩衝材等よりなるストツパ3cが設けら
れている。5は自走式台車3を駆動する駆動装置
であつて、台車3に内装されている。6はシヤツ
ターカーテン4を収納するシヤツターケースであ
つて、このシヤツターケース6の両側内面には渦
巻状の案内帯板6aが面対称となるように取付け
られており、シヤツターカーテン4を収納する案
内経路6bを形成している。この渦巻状案内経路
6bは、第4図に示す如く、垂直中心線Xで分割
された左右の半円弧は、それぞれ半周毎にO1
O2を中心点として、かつ半径をpづつ小さくし
ながら渦巻状に形成されている。
ここで、一番外側の案内経路6bの円弧中心半
径をr、円弧中心点O1,O2を通る垂直線Xによ
つて左右に分割される案内経路6b内に位置する
シヤツターカーテン4の重量を夫々A1,A2
A3,A4,A5とB1,B2,B3,B4,B5、シヤツタ
ーカーテンの長さ方向の単位重量をmとすれば、 A1=πmrB1=πm(r−p) A2=πm(r−2p)B2=πm(r−3p) A3=πm(r−4p)B3=πm(r−5p) A4=πm(r−6p)B4=πm(r−7p) A5=πm(r−8p)B5=πm(r−9p) となり、シヤツターカーテンA1〜A5,B1〜B5
は重力によりそれぞれC方向、D方向に移動しよ
うとする力が作用するが、任意の一巻において、
常にシヤツターカーテンA側の方が収納案内経路
6bが長く、重いので半自動的に収納ケース6の
内側に流入することになる。例えば3巻きの場
合、シヤツターカーテンA側、B側のそれぞれの
合計重量Ma,Mbは Ma=A1+A2+A3 =πmr+πm(r−2p)+πm(r−4p) =3πmr−6πmp Mb=B1+B2+B3 =πm(r−p)+πm(r−3p)+πm(r−5p) =3πmr−9πmp であり、両者の差は、Ma−Mb=3πmpとなり、
この重量差の分だけC方向に移動する力が働くこ
とになる。この重量差は上記計算に示す如く、巻
込み数N回の場合には、Nπmrとなり、収納ケー
ス6の内側へと流入するように作用するので、シ
ヤツターカーテン4を僅かに押すだけの力で自動
的に流入収納されるようになつている。更に収納
部が水平開口部から下方に離れて設置されている
場合には、垂直部シヤツターカーテン4の重量も
上記重量差Nπmrに加算されることなるので、シ
ヤツターカーテン4は更に大きい力で両収納部側
に引張られることになり弛むことがなく移動する
ことができる。
そして自走式台車3の走行によつて一方のシヤ
ツターカーテン4は自走式台車3の前進量に応じ
て案内経路6bへ流入して収納されることにな
り、他方のシヤツターカーテン4は案内経路6b
から引出されるが、シヤツターカーテン4は自重
と自走式台車3の押力との合力により案内経路6
b内へと流入収納され、一方、反対側のシヤツタ
ーカーテン4は案内経路6bに沿いながら自走式
台車3の牽引力で引き出されることになるので、
シヤツターカーテン4の移動は、後述のスラツト
ローラの回動効果と相俟つて円滑に行われ、前後
のシヤツターカーテン4は共にピツト2の上方開
口部を緊張した状態のまま移動することとなる。
7はピツト2の開口部両側に沿つて敷設される
ガイドレールであつて、該ガイドレール7の両端
はガイドレールの高さより下方に形成された前記
シヤツターケース6の案内経路6bに連結されて
おり、水平レール部はピツト2の側壁に埋設され
たレールブラケツト2a上に固定されている。
8はシヤツターカーテン4を構成するスラツト
であつて、該スラツト8は互いに回動自在にイン
ターロツク連結されている。一枚おきのスラツト
8の両側縁裏側には、回動自在にスラツトローラ
9を軸支したローラ支持具9aが固着されてお
り、スラツトローラ9は修理等の場合、交換し易
いようにワツシヤ、割りピン等により支持具9a
に着脱自在に取付けられている。尚、前記水平レ
ール7aの基部付近には適宜間隔を存して給油用
のタツプ孔7cが設けられており、この孔7cか
らスラツトローラ9へ適宜給油ができるようにな
つている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、ピツト2内に敷設された線路3b上を自走式
台車3が駆動装置5により走行すると、渦巻状案
内経路6bに収納されているシヤツターカーテン
4の重量差により収納ケース6側へ常に移動しよ
うとしている一方のシヤツターカーテン4は、両
側のスラツトローラ9がレール7内を回動して移
動し、シヤツターケース6に設けられた渦巻状の
案内経路6bに案内されながら流入して円滑に収
納されることになる。一方、自走式台車3に牽引
される反対側シヤツターカーテン4は渦巻状の案
内経路6bに案内されながらケース6から引出さ
れることとなるが、案内経路6b内においてもス
ラツトローラ9が回動することによつて摩擦抵抗
も少なく、円滑に移動することとなる。この様
に、両側のシヤツターカーテン4には常に収納ケ
ース6側に牽引力が作用しているので弛むことな
く緊張した状態を保持しつつ移動することとな
り、ピツト2の上方の開口部は、自走式台車3の
部位を除いて常に塞がれることになる。
以上の通り、駆動する自走式台車3の前後にシ
ヤツターカーテン4を連結連動せしめシヤツター
カーテン4が弛んでしまうこともなく、常に緊張
した状態でピツト上方を塞ぐようにしたので、作
業中に人が過つてピツト2内に転落するような事
故を完全に防止することができると共に、両シヤ
ツターカーテン4には、それぞれ自重で収納側に
移動する力が作用しているので、駆動装置を設け
る必要が無く、自走式台車3にのみ駆動装置を設
置すれば足りることとなり、従来の如く、曲折レ
ール部にスラツトに内噛合する弛み止め、送り出
し兼用の同調歯車等を付設する必要が全くなく、
更にシヤツターカーテン4を巻取る巻胴も不要と
なり、構造が簡単で経済的な生産ラインを設置す
ることができる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、水平開口部を移動する自走式台
車の前後にシヤツターカーテンを連結せしめて、
水平開口部を常に塞ぐようにしたので、作業の安
全性を著しく高めることができると共に、シヤツ
ターカーテンはガイドレールの高さより下方に設
けられた収納側に常時自重で巻き込まれるように
作用せしめたので、シヤツターカーテンの駆動装
置は一切不要となり、単に自走式台車を駆動せし
める容量の駆動装置を自走式台車に装備するだけ
で充分であり、またシヤツターカーテンの巻き込
み用巻胴も不要となり、構造の著しい簡略化が計
れ、故障の少ない経済的なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る水平開口部の開閉装置の
実施例を示したものであつて、第1図は水平開口
部の平面図、第2図は同側断面図、第3図は案内
経路側断面図、第4図は作用説明図、第5図はス
ラツト縁部断面図である。 図中、2はピツト、3は自走式台車、4はシヤ
ツターカーテン、6は収納ケース、6bは案内経
路、7はガイドレール、9はスラツトローラであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平開口部を走行する自走式台車の走行方向前
    後に、水平開口部に設けたガイドレールに案内さ
    れるシヤツターカーテンを連結すると共に、前記
    水平開口部の前後両端部に、ガイドレールより下
    方に形成され、シヤツターカーテンを収納する下
    方内巻状をした渦巻型の案内経路を有する収納部
    を設けたことを特徴とする水平開口部の開閉装
    置。
JP14282787U 1987-09-18 1987-09-18 Expired - Lifetime JPH0546637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14282787U JPH0546637Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP14282787U JPH0546637Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6446391U JPS6446391U (ja) 1989-03-22
JPH0546637Y2 true JPH0546637Y2 (ja) 1993-12-07

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JPS6446391U (ja) 1989-03-22

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