JPH0546621Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546621Y2 JPH0546621Y2 JP1988034301U JP3430188U JPH0546621Y2 JP H0546621 Y2 JPH0546621 Y2 JP H0546621Y2 JP 1988034301 U JP1988034301 U JP 1988034301U JP 3430188 U JP3430188 U JP 3430188U JP H0546621 Y2 JPH0546621 Y2 JP H0546621Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- nut
- door
- split nut
- split
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、自動販売機の開閉扉に設けたねじ
締結式の扉ロツク装置に関する。
締結式の扉ロツク装置に関する。
まず第5図に自動販売機の外観図を、第6図に
従来における頭記ねじ締結式扉ロツク装置の構造
を示す。図において、1は自動販売機のキヤビネ
ツト、2はその前面側に装備した開閉扉であり、
該開閉扉2に対して扉側には操作ハンドル3に結
合したねじ4が、また該ねじ4に対向してキヤビ
ネツト側にはねじ4と螺合し合うナツト5が固定
されている。
従来における頭記ねじ締結式扉ロツク装置の構造
を示す。図において、1は自動販売機のキヤビネ
ツト、2はその前面側に装備した開閉扉であり、
該開閉扉2に対して扉側には操作ハンドル3に結
合したねじ4が、また該ねじ4に対向してキヤビ
ネツト側にはねじ4と螺合し合うナツト5が固定
されている。
かかる構成で、扉2を閉位置でロツクするに
は、扉2を閉じた上でハンドル3の操作によりね
じ4を回してナツト5にねじ込み締結する。また
扉2を開放するには、ハンドル操作で逆にねじ4
を緩めてナツト5との螺合を解く。
は、扉2を閉じた上でハンドル3の操作によりね
じ4を回してナツト5にねじ込み締結する。また
扉2を開放するには、ハンドル操作で逆にねじ4
を緩めてナツト5との螺合を解く。
ところで上記した従来のねじ締結式扉ロツク装
置の構造では、開閉扉2を開、閉する度にハンド
ル3を操作してねじ4を締結ないし緩める方向に
回す必要がある。このために扉2の開閉に手間が
かかる他、万一扉2を閉めた状態でねじ締めハン
ドル操作を忘れると、外見上では扉2が閉じてい
てもロツクされないと言つた管理上での問題も派
生する。
置の構造では、開閉扉2を開、閉する度にハンド
ル3を操作してねじ4を締結ないし緩める方向に
回す必要がある。このために扉2の開閉に手間が
かかる他、万一扉2を閉めた状態でねじ締めハン
ドル操作を忘れると、外見上では扉2が閉じてい
てもロツクされないと言つた管理上での問題も派
生する。
この考案は上記の点にかんがみ成されたもので
あり、その目的は特にナツト側の機構を改良する
ことにより、扉を閉じる際にはワンタツチで扉を
ロツクできるようにして前記課題の解決を図つた
自動販売機の扉ロツク装置を提供することにあ
る。
あり、その目的は特にナツト側の機構を改良する
ことにより、扉を閉じる際にはワンタツチで扉を
ロツクできるようにして前記課題の解決を図つた
自動販売機の扉ロツク装置を提供することにあ
る。
上記課題を解決するために、本考案の扉ロツク
装置においては、開閉扉側に取付けた操作ハンド
ル付きねじと、該ねじと螺合し合う外形コーン形
の割ナツトと、該割ナツトの外形に対応したコー
ン形の凹所を有し、かつこの凹所内に割ナツトを
その径小側端面を前方に向けて前後可動に収容し
た固定側に装備のナツトガイドと、ナツトガイド
内で割ナツトを前方に押圧付勢するばねとで構成
するものとする。
装置においては、開閉扉側に取付けた操作ハンド
ル付きねじと、該ねじと螺合し合う外形コーン形
の割ナツトと、該割ナツトの外形に対応したコー
ン形の凹所を有し、かつこの凹所内に割ナツトを
その径小側端面を前方に向けて前後可動に収容し
た固定側に装備のナツトガイドと、ナツトガイド
内で割ナツトを前方に押圧付勢するばねとで構成
するものとする。
上記の構成で、開閉扉を閉じることにより同時
にねじの先端が割ナツト端面に突き当たる。ここ
でハンドルを押すように外力を加えると、割ナツ
トがばねに抗してナツトガイドの凹内を後退しつ
つ、同時にねじが割ナツトを押し開きながらナツ
トのセグメント間に割つて入り込み、この位置で
ねじとナツトが締結されてロツク状態となる。つ
まり扉を閉じる場合にはワンタツチ操作でねじ締
結状態が形成されて扉がロツクされる。
にねじの先端が割ナツト端面に突き当たる。ここ
でハンドルを押すように外力を加えると、割ナツ
トがばねに抗してナツトガイドの凹内を後退しつ
つ、同時にねじが割ナツトを押し開きながらナツ
トのセグメント間に割つて入り込み、この位置で
ねじとナツトが締結されてロツク状態となる。つ
まり扉を閉じる場合にはワンタツチ操作でねじ締
結状態が形成されて扉がロツクされる。
一方、扉を開放する場合には、従来と同様にハ
ンドル操作でねじをまわしてナツトとの螺合を緩
めてロツクを解く。なお、ここで前記ねじを多条
ねじとすることにより、ねじのリードが一条ねじ
と比べて大きくなるので、操作ハンドルの少ない
回転数でねじ締結を解くことができる。
ンドル操作でねじをまわしてナツトとの螺合を緩
めてロツクを解く。なお、ここで前記ねじを多条
ねじとすることにより、ねじのリードが一条ねじ
と比べて大きくなるので、操作ハンドルの少ない
回転数でねじ締結を解くことができる。
第1図、第2図はそれぞれ扉の開放状態、ねじ
締結操作の途中状態を示した本考案実施例の構成
図、第3図、第4図はそれぞれ第1図、第2図に
対応した割ナツトの動作状態図を示すものであ
り、第6図に対応する同一部材には同じ符号が付
してある。
締結操作の途中状態を示した本考案実施例の構成
図、第3図、第4図はそれぞれ第1図、第2図に
対応した割ナツトの動作状態図を示すものであ
り、第6図に対応する同一部材には同じ符号が付
してある。
すなわち、開閉扉2側には第6図と同様に操作
ハンドル付きのねじ4が装備されているのに対し
て、キヤビネツト1側にはねじ4に対向する割ナ
ツト6、割ナツト6を収容したナツトガイド7、
および付勢ばね8を組合せたナツト機構を取付け
てある。ここで割ナツト6は外形がコーン形を呈
し、かつ周上で複数個のセグメント6aに分割さ
れた構造である。なお図示例は四つ割の例を示し
たが二つ割、ないし三つ割の割ナツトを採用して
もよい。一方、ナツトガイド7は割ナツト6の外
形に対応して内径が前方から後方に向けて拡大す
るコーン形の凹所7aを有する筒体であり、この
凹所7a内に前記の割ナツト6を前後可動に収容
した上で、図示のように割ナツト6の径小端面を
前方に向けた姿勢でキヤビネツト1に固定されて
いる。なお7bは割ナツト6の回わり止め用キー
である。さらに割ナツト6の背後にはコイルばね
としての付勢ばね8が常時割ナツト6を前方に押
圧するようにナツトガイド7の凹所7a内に圧縮
して介装されている。
ハンドル付きのねじ4が装備されているのに対し
て、キヤビネツト1側にはねじ4に対向する割ナ
ツト6、割ナツト6を収容したナツトガイド7、
および付勢ばね8を組合せたナツト機構を取付け
てある。ここで割ナツト6は外形がコーン形を呈
し、かつ周上で複数個のセグメント6aに分割さ
れた構造である。なお図示例は四つ割の例を示し
たが二つ割、ないし三つ割の割ナツトを採用して
もよい。一方、ナツトガイド7は割ナツト6の外
形に対応して内径が前方から後方に向けて拡大す
るコーン形の凹所7aを有する筒体であり、この
凹所7a内に前記の割ナツト6を前後可動に収容
した上で、図示のように割ナツト6の径小端面を
前方に向けた姿勢でキヤビネツト1に固定されて
いる。なお7bは割ナツト6の回わり止め用キー
である。さらに割ナツト6の背後にはコイルばね
としての付勢ばね8が常時割ナツト6を前方に押
圧するようにナツトガイド7の凹所7a内に圧縮
して介装されている。
次に上記構成による動作に付いて説明する。ま
ず第1図に示す扉の開放状態では、割ナツト6は
ばね8の付勢を受けてナツトガイド7の凹所7a
内で径小側に押圧されている。またこの状態では
割ナツト6の各セグメント6aは第3図のように
互いに密着し合つている。ここで開閉扉2を第2
図のように閉じ、同時に操作ハンドル3を押すよ
うに外力Fを加えると、ねじ4の先端が割ナツト
6の前面に突き当たり、ばね8に抗して割ナツト
6がナツトガイド7の凹所7a内を後退する。こ
れにより割ナツト6の外周とナツトガイド7の凹
所7aとの間に裕度が生じて第4図のように割ナ
ツト7のセグメント7aが開き、この間を割つて
ねじ4が入り込んでねじ4と割ナツト6とが互い
に締結し合うようになる。しかもハンドル3から
一旦手を離すと、ばね8の押圧力を受けて割ナツ
ト6とねじ4とは強固に結合する。つまり開閉扉
2を閉じる場合には、外力を加えて扉を閉じるだ
けのワンタツチ操作で扉をロツクすることができ
る。
ず第1図に示す扉の開放状態では、割ナツト6は
ばね8の付勢を受けてナツトガイド7の凹所7a
内で径小側に押圧されている。またこの状態では
割ナツト6の各セグメント6aは第3図のように
互いに密着し合つている。ここで開閉扉2を第2
図のように閉じ、同時に操作ハンドル3を押すよ
うに外力Fを加えると、ねじ4の先端が割ナツト
6の前面に突き当たり、ばね8に抗して割ナツト
6がナツトガイド7の凹所7a内を後退する。こ
れにより割ナツト6の外周とナツトガイド7の凹
所7aとの間に裕度が生じて第4図のように割ナ
ツト7のセグメント7aが開き、この間を割つて
ねじ4が入り込んでねじ4と割ナツト6とが互い
に締結し合うようになる。しかもハンドル3から
一旦手を離すと、ばね8の押圧力を受けて割ナツ
ト6とねじ4とは強固に結合する。つまり開閉扉
2を閉じる場合には、外力を加えて扉を閉じるだ
けのワンタツチ操作で扉をロツクすることができ
る。
一方、開閉扉2を開放する場合には、操作ハン
ドル3を回してねじ4と割ナツト6との螺合を緩
めることにより、従来装置と同様にロツク状態を
解いて扉を開放することができる。なおこの場合
にあらかじめねじ4、割ナツト6を多条ねじとす
ることにより、少ない回数のハンドル回転操作で
ねじ締結を解くことができて扉開放操作がより簡
単となる。
ドル3を回してねじ4と割ナツト6との螺合を緩
めることにより、従来装置と同様にロツク状態を
解いて扉を開放することができる。なおこの場合
にあらかじめねじ4、割ナツト6を多条ねじとす
ることにより、少ない回数のハンドル回転操作で
ねじ締結を解くことができて扉開放操作がより簡
単となる。
本考案の扉ロツク装置は、以上説明したように
構成されているので、扉を閉じる場合には、ハン
ドルを回転操作することなく、単に押し込むだけ
のワンタツチ操作でねじと割ナツトとの間を締結
して扉をロツクすることができ、操作性の簡便化
化と併せて、扉を閉じた際のロツクの掛け忘れを
防止することができる。
構成されているので、扉を閉じる場合には、ハン
ドルを回転操作することなく、単に押し込むだけ
のワンタツチ操作でねじと割ナツトとの間を締結
して扉をロツクすることができ、操作性の簡便化
化と併せて、扉を閉じた際のロツクの掛け忘れを
防止することができる。
第1図、第2図はそれぞれ扉の開放状態、ねじ
締結操作の途中状態を示した本考案実施例の構成
図、第3図、第4図はそれぞれ第1図、第2図に
対応した割ナツトの動作状態図、第5図は自動販
売機の外観図、第6図は従来における扉ロツク装
置の構成図である。各図において、 1……キヤビネツト、2……開閉扉、3……操
作ハンドル、4……ねじ、6……割ナツト、6a
……ナツトセグメント、7……ナツトガイド、7
a……凹所、8……付勢ばね。
締結操作の途中状態を示した本考案実施例の構成
図、第3図、第4図はそれぞれ第1図、第2図に
対応した割ナツトの動作状態図、第5図は自動販
売機の外観図、第6図は従来における扉ロツク装
置の構成図である。各図において、 1……キヤビネツト、2……開閉扉、3……操
作ハンドル、4……ねじ、6……割ナツト、6a
……ナツトセグメント、7……ナツトガイド、7
a……凹所、8……付勢ばね。
Claims (1)
- キヤビネツトの開閉扉に対するねじ締結式の扉
ロツク装置であつて、開閉扉側に取付けた操作ハ
ンドル付きねじと、該ねじと螺合し合う外形コー
ン形の割ナツトと、該割ナツトの外形に対応した
コーン形の凹所を有し、かつこの凹所内に割ナツ
トをその径小側端面を前方に向けて前後可動に収
容した固定側に装備のナツトガイドと、ナツトガ
イド内で割ナツトを前方に押圧付勢するばねとか
ら成ることを特徴とする自動販売機の扉ロツク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034301U JPH0546621Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034301U JPH0546621Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01138076U JPH01138076U (ja) | 1989-09-21 |
JPH0546621Y2 true JPH0546621Y2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=31261015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988034301U Expired - Lifetime JPH0546621Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546621Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063102Y2 (ja) * | 1987-08-12 | 1994-01-26 | 株式会社サンポウロック | 自動販売機用錠前 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP1988034301U patent/JPH0546621Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01138076U (ja) | 1989-09-21 |
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