JPS634612Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634612Y2 JPS634612Y2 JP1984136285U JP13628584U JPS634612Y2 JP S634612 Y2 JPS634612 Y2 JP S634612Y2 JP 1984136285 U JP1984136285 U JP 1984136285U JP 13628584 U JP13628584 U JP 13628584U JP S634612 Y2 JPS634612 Y2 JP S634612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm
- presser
- lower jaw
- spring
- jaw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 241000282693 Cercopithecidae Species 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、上アゴ部と対設してナツトを挾持す
る下アゴのがたつきをなくしたモンキーレンチに
係るものである。
る下アゴのがたつきをなくしたモンキーレンチに
係るものである。
従来のモンキーレンチの下アゴの移動は、第１
図に示すように摺動板１の下縁に設けられている
ラツク歯２に噛合している本体側のウオーム３を
回動させることにより行なわれる。
図に示すように摺動板１の下縁に設けられている
ラツク歯２に噛合している本体側のウオーム３を
回動させることにより行なわれる。
この際ウオーム３とラツク歯２との噛合を、隙
間のないぴつたりとした噛合状態にするとウオー
ム３が回動しない場合が生じ、実際には隙間を設
けた甘い噛合状態になつている。
間のないぴつたりとした噛合状態にするとウオー
ム３が回動しない場合が生じ、実際には隙間を設
けた甘い噛合状態になつている。
このため、ハンドルを手に持つて横振りすると
カタカタと音を立てて下アゴ４が微動し、ナツト
に合わせて下アゴ４を開口しても前記の隙間分だ
け下アゴ４が弛んでナツト締め付けが不要となる
下アゴのバツクラツシユが生ずる欠点があり、そ
のため再度下アゴ４の移動調整が必要となり、そ
れだけ作業能率を悪くする欠点があつた。
カタカタと音を立てて下アゴ４が微動し、ナツト
に合わせて下アゴ４を開口しても前記の隙間分だ
け下アゴ４が弛んでナツト締め付けが不要となる
下アゴのバツクラツシユが生ずる欠点があり、そ
のため再度下アゴ４の移動調整が必要となり、そ
れだけ作業能率を悪くする欠点があつた。
本考案は、かかる下アゴのバツクラツシユを解
決するため、下アゴのバツク方向への微動を零に
したモンキーレンチを提供することが技術的課題
である。
決するため、下アゴのバツク方向への微動を零に
したモンキーレンチを提供することが技術的課題
である。
添付図面を参照にしてその構成を詳述すると次
の通りである。
の通りである。
摺動自在に設けた下アゴのラツク歯と、本体側
のウオーム窓に回動自在に設けたウオームのネジ
山とを噛合せしめ、ウオームを回動せしめること
により下アゴを上アゴに対して開口閉口せしめる
モンキーレンチのウオーム機構において、前記ウ
オームをウオーム５と押さえウオーム１０とに分
割し、押さえウオーム１０を常にウオーム５側に
押圧するスプリング９を設け、ウオーム５と押さ
えウオーム１０の接合部に回動に際しては両者を
一体にして回動せしめる回り止機構を設け、ウオ
ーム５と押さえウオーム１０とに下アゴ１１のラ
ツク歯８に噛合する連続したネジ山５ａ，１０ａ
を形成したことを特徴とするものである。
のウオーム窓に回動自在に設けたウオームのネジ
山とを噛合せしめ、ウオームを回動せしめること
により下アゴを上アゴに対して開口閉口せしめる
モンキーレンチのウオーム機構において、前記ウ
オームをウオーム５と押さえウオーム１０とに分
割し、押さえウオーム１０を常にウオーム５側に
押圧するスプリング９を設け、ウオーム５と押さ
えウオーム１０の接合部に回動に際しては両者を
一体にして回動せしめる回り止機構を設け、ウオ
ーム５と押さえウオーム１０とに下アゴ１１のラ
ツク歯８に噛合する連続したネジ山５ａ，１０ａ
を形成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
ウオーム５を回動させると押さえウオーム１０
一緒に回動し、このウオーム５、押さえウオーム
１０と噛合しているラツク歯８を有する下アゴ１
１が移動する。
一緒に回動し、このウオーム５、押さえウオーム
１０と噛合しているラツク歯８を有する下アゴ１
１が移動する。
この際、押さえウオーム１０がスプリング９に
より第３図において下方に押し下げられるから押
さえウオーム１０のネジ山１０ａと噛合している
ラツク歯８も下方に押し下げられ、それに伴なつ
て下アゴ１１も下方に押し下げられることにな
る。
より第３図において下方に押し下げられるから押
さえウオーム１０のネジ山１０ａと噛合している
ラツク歯８も下方に押し下げられ、それに伴なつ
て下アゴ１１も下方に押し下げられることにな
る。
その為押さえウオーム１０のネジ山１０ａと噛
合しているラツク歯８の図中下側はウオーム５の
ネジ山５ａに圧接されることになる。
合しているラツク歯８の図中下側はウオーム５の
ネジ山５ａに圧接されることになる。
従つてウオーム窓６の下側の内面に突き当た
り、それ以上の移動はできないから下アゴ１１の
バツクラツシユは零となる。
り、それ以上の移動はできないから下アゴ１１の
バツクラツシユは零となる。
図面の回り止め機構は、ウオーム５の端部５ｂ
に嵌合凹部１４を形成し、押さえウオーム１０の
端面に１０ｂにこれと合致する嵌合凹部１５を形
成し、両者を係合せしめた場合を図示している
が、その他の同様な回り止め機構を採用しても良
い。
に嵌合凹部１４を形成し、押さえウオーム１０の
端面に１０ｂにこれと合致する嵌合凹部１５を形
成し、両者を係合せしめた場合を図示している
が、その他の同様な回り止め機構を採用しても良
い。
また押さえウオーム１０の反対面１０ｃにはス
プリング受凹部１６を形成してスプリング９を受
けているが、スプリング９は押さえウオーム１０
をウオーム５側へ押圧するものならどんなスプリ
ングでも良い。
プリング受凹部１６を形成してスプリング９を受
けているが、スプリング９は押さえウオーム１０
をウオーム５側へ押圧するものならどんなスプリ
ングでも良い。
図中符号６ａは窓外端部、１３は挾着間隙、１
７はハンドルである。
７はハンドルである。
〔考案の効果〕
本考案は、ウオーム５の隣りにスプリング９で
常に押され且つウオーム５と一体になつて回動す
る押さえウオーム１０を設けたから常に押さえウ
オーム１０のネジ山１０ａが下アゴ１１のラツク
歯８をバツク方向に押圧してラツク歯８のバツク
側背面をウオーム５のネジ山５ａに圧接せしめる
ことになり、かつ、ウオーム５はバツク芳香に対
して不動であるから常にラツク歯８がネジ山５ａ
に押圧されている状態を維持するから、下アゴ１
１のバツクラツシユが無くなり、従来品のように
ハンドルを手に持つて横振りしても下アゴが左右
に微動してカチカチと音を立てるようながたつき
のないモンキーレンチとなる。
常に押され且つウオーム５と一体になつて回動す
る押さえウオーム１０を設けたから常に押さえウ
オーム１０のネジ山１０ａが下アゴ１１のラツク
歯８をバツク方向に押圧してラツク歯８のバツク
側背面をウオーム５のネジ山５ａに圧接せしめる
ことになり、かつ、ウオーム５はバツク芳香に対
して不動であるから常にラツク歯８がネジ山５ａ
に押圧されている状態を維持するから、下アゴ１
１のバツクラツシユが無くなり、従来品のように
ハンドルを手に持つて横振りしても下アゴが左右
に微動してカチカチと音を立てるようながたつき
のないモンキーレンチとなる。
また、この押さえウオーム１０の押圧作用はス
プリング９により行うものであるからウオームの
回動操作は従来品と同様にスムーズに行なわれる
ことになる。
プリング９により行うものであるからウオームの
回動操作は従来品と同様にスムーズに行なわれる
ことになる。
以上のように下アゴ１１のバツクラツシユが全
然ないモンキーレンチとなるからそれだけナツト
締め付け作業が的確に行なわれることになる等実
用上秀れたモンキーレンチを提供することにな
る。
然ないモンキーレンチとなるからそれだけナツト
締め付け作業が的確に行なわれることになる等実
用上秀れたモンキーレンチを提供することにな
る。
第１図は在来品要部の正断面図、第２図は本案
品の正面図、第３図は要部の正断面図、第４図は
要部の分解斜視図である。 ５……ウオーム、５ａ，１０ａ……ネジ山、６
……ウオーム窓、７……軸、８……ラツク歯、９
……スプリング、１０……押さえウオーム、１１
……下アゴ、１２……上アゴ。
品の正面図、第３図は要部の正断面図、第４図は
要部の分解斜視図である。 ５……ウオーム、５ａ，１０ａ……ネジ山、６
……ウオーム窓、７……軸、８……ラツク歯、９
……スプリング、１０……押さえウオーム、１１
……下アゴ、１２……上アゴ。
Claims (1)
- 摺動自在に設けた下アゴのラツク歯と、本体側
のウオーム窓に回動自在に設けたウオームのネジ
山とを噛合せしめ、ウオームを回動せしめること
により下アゴを上アゴに対して開口閉口せしめる
モンキーレンチのウオーム機構において、ウオー
ムをウオームと押さえウオームとに分割し、押さ
えウオームを常にウオーム側に押圧するスプリン
グを設け、ウオームと押さえウオームの接合部に
回動に際しては両者を一体にして回動せしめる回
り止機構を設け、ウオームと押さえウオームとに
下アゴのラツク歯に噛合する連続したネジ山を形
成したことを特徴とするモンキーレンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984136285U JPS634612Y2 (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984136285U JPS634612Y2 (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6154467U JPS6154467U (ja) | 1986-04-12 |
| JPS634612Y2 true JPS634612Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30694749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984136285U Expired JPS634612Y2 (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS634612Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075840A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Miyao Maekawa | 減速機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079413U (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | 株式会社土屋製作所 | 難燃湿式濾材 |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP1984136285U patent/JPS634612Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079413U (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | 株式会社土屋製作所 | 難燃湿式濾材 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075840A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Miyao Maekawa | 減速機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6154467U (ja) | 1986-04-12 |
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