JPH0546507Y2 - - Google Patents

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JPH0546507Y2
JPH0546507Y2 JP1987176997U JP17699787U JPH0546507Y2 JP H0546507 Y2 JPH0546507 Y2 JP H0546507Y2 JP 1987176997 U JP1987176997 U JP 1987176997U JP 17699787 U JP17699787 U JP 17699787U JP H0546507 Y2 JPH0546507 Y2 JP H0546507Y2
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JP
Japan
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main clutch
lock member
pedal arm
engaged
engagement piece
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JP1987176997U
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JPH0180533U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主クラツチを入切りするペダルアー
ムの支軸ボスに係合片を設ける一方、ステツプ上
からの下方への踏み込み操作によつて係合片側へ
突出するロツク部材を設け、前記ペダルアームの
踏み込みによる主クラツチ切り操作状態でのロツ
ク部材の踏み込み操作によつてロツク部材と係合
片が係合し、ペダルアームの戻りが係合保持され
るように構成してある農用トラクタの主クラツチ
操作構造に関する。
〔従来の技術〕
農用トラクタを長期間に亘つて使用していない
と、入り付勢された主クラツチの摩擦板同士が圧
接されたまま錆ついて離れなくなることが稀にあ
る。そのため、農用トラクタの旧来の主クラツチ
操作構造にあつては、農用トラクタを長期間に亘
つて使用しない場合には、例えば、実公昭62−
15059号公報、或いは、第7図に示すように、ペ
ダルアーム5の踏み込みにより主クラツチを切り
操作状態にした上で、踵でロツク部材10をステ
ツプ9上から下方へ踏み込み操作して、ロツク部
材10を係合片12の踏み込み回転方向下手側に
係合させてペダルアーム5の戻りを係合保持し、
それによつて主クラツチCを切り状態に保持する
ようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したクラツチ操作構造で
は、ペダルを踏み込み操作するとき、ペダルに載
せた足の踵で誤つてロツク部材を踏み込み操作し
た場合、ロツク部材が、ペダルアーム及び支軸ボ
スと共に回転しようとする係合片の回転上手側へ
突出して、それらの回転を阻止し、主クラツチの
切り操作を妨害することがあつた。
本考案は、このような実情に着目して創案され
たものであり、その目的は、ロツク部材を誤つて
踏み込んだ場合に生じる主クラツチの操作不良を
解消することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、前記係合片若しくはロツ
ク部材に、前記主クラツチ入り状態におけるペダ
ルアームの非操作状態では踏み込みによるロツク
部材の前記係合片の回動軌跡内への侵入を規制す
る接当部を設けた点にあり、その作用・効果は次
の通りである。
〔作用〕
主クラツチを切るときに誤つてロツク部材を踏
み込んでも、係合片若しくはロツク部材に設けら
れた接当部が、ロツク部材の係合片側への突出を
規制し、係合片の回転が阻止されるのを防止す
る。
〔考案の効果〕
その結果、主クラツチを切るときのロツク部材
の誤操作に伴う主クラツチの操作不良は発生しな
くなつた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第6図に農用トラクタの全体側面が示されてい
る。この農用トラクタのミツシヨンケースMは、
左右一対の主フレーム1間に配備してある。そし
て、このミツシヨンケースMの後部の左右両側面
に連結された車軸ケース2は比較的容易に取り外
せる構造になつている。
具体的に説明すると、第5図に示すように主フ
レーム1の後端に小フレーム3を溶接し、この小
フレーム3に、車軸ケース2に溶接のブラケツト
4をボルト連結してある。つまり、小フレーム3
とブラケツト4の連結を解除すれば車軸ケース2
を横方向から取り外しても、車軸ケース2のフラ
ンジ2aが主フレーム1に当たらない配置構造に
なつている。
次に、当該農用トラクタの主クラツチ操作構造
について説明する。
第3図に示すように、主クラツチCを入切りす
るペダルアーム5のボス5aを、機体にブラケツ
ト6を介して横架した支軸7に回転自在に外嵌
し、ペダル8の踏み込み操作によつて主クラツチ
Cが切り操作されるようにしてある。一方、ボス
5aの上方に位置するステツプ9を左右方向の連
結フレーム9aに支持させ、この連結フレーム9
aにロツク部材10を貫通状態で設けるととも
に、このロツク部材10を、第2図に示すよう
に、スプリング11に抗して踏み込み操作するこ
とによつて下端部がボス5a側へ突出するように
してある。
また、第1図に示すように、前記ボス5aの上
部に係合片12を固着するとともに、係合片12
の上部に屈曲成形した接当部13が、主クラツチ
C入り状態におけるペダルアーム5の非操作状態
においてロツク部材10の真下に来るようにして
ある。
このような構成によつて、主クラツチCを切る
ときに、誤つて踵でロツク部材10を踏み込み操
作しても、ロツク部材10は接当部13に接当し
て係合片12の回動軌跡内への侵入が規制され、
係合片12との係合が回避されることになるた
め、ペダル8の踏み込み操作に伴うペダルアーム
5及びボス5aの回動を支障なく行える。そし
て、第2図に示すように、ペダル8を踏み込んで
ペダルアーム5が主クラツチ切り操作状態になつ
た後にロツク部材10を踏み込み操作すれば、ロ
ツク部材10の先端が突出して係合片12の踏み
込み回転方向下手側に係合し、ペダルアーム5の
戻しが係合保持されて主クラツチCは切り状態に
保持されるのである。
尚、図中14は主クラツチ切り状態でのみエン
ジン始動を可能にする安全スイツチであつて、前
記接当部13の下側に連設した連結片15によつ
て押圧操作されるようになつている。
〔別実施例〕
本考案を実施するに、接当部13をロツク部材
10側に設け、主クラツチの入り状態でのロツク
部材10の、係合片12の回動軌跡内への侵入を
規制するようにしてもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用トラクタの主クラツチ
操作構造の実施例を示し、第1図はペダルアーム
の切り操作状態での要部の縦断側面図、第2図は
ペダルアームを入り操作し、ロツク部材を踏み込
み操作した状態での要部の縦断側面図、第3図は
側面図、第4図は係合片と接当部の斜視図、第5
図はミツシヨンケースと車軸ケースの側面図、第
6図は農用トラクタの側面図であり、第7図は従
来の要部の縦断側面図である。 5……ペダルアーム、5a……支軸ボス、9…
…ステツプ、10……ロツク部材、12……係止
片、13……接当部、C……主クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主クラツチCを入切りするペダルアーム5の支
    軸ボス5aに係合片12を設ける一方、ステツプ
    9上からの下方への踏み込み操作によつて係合片
    12側へ突出するロツク部材10を設け、前記ペ
    ダルアーム5の踏み込みによる主クラツチC切り
    操作状態でのロツク部材10の踏み込み操作によ
    つてロツク部材10と係合片12が係合し、ペダ
    ルアーム5の戻りが係合保持されるように構成し
    てある農用トラクタの主クラツチ操作構造であつ
    て、前記係合片12若しくはロツク部材10に、
    前記主クラツチC入り状態におけるペダルアーム
    5の非操作状態では踏み込みによるロツク部材1
    0の前記係合片12の回動軌跡内への侵入を規制
    する接当部13を設けてある農用トラクタの主ク
    ラツチ操作構造。
JP1987176997U 1987-11-19 1987-11-19 Expired - Lifetime JPH0546507Y2 (ja)

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JP1987176997U JPH0546507Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19

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JP1987176997U JPH0546507Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19

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Publication Number Publication Date
JPH0180533U JPH0180533U (ja) 1989-05-30
JPH0546507Y2 true JPH0546507Y2 (ja) 1993-12-06

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ID=31468686

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215059U (ja) * 1985-07-12 1987-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215059U (ja) * 1985-07-12 1987-01-29

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JPH0180533U (ja) 1989-05-30

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