JPH0116415Y2 - - Google Patents
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- JPH0116415Y2 JPH0116415Y2 JP1983183705U JP18370583U JPH0116415Y2 JP H0116415 Y2 JPH0116415 Y2 JP H0116415Y2 JP 1983183705 U JP1983183705 U JP 1983183705U JP 18370583 U JP18370583 U JP 18370583U JP H0116415 Y2 JPH0116415 Y2 JP H0116415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch member
- tongue
- latch
- locking portion
- engaged position
- Prior art date
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Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/2503—Safety buckles
- A44B11/2507—Safety buckles actuated by a push-button
- A44B11/2515—Safety buckles actuated by a push-button acting parallel to the main plane of the buckle and perpendicularly to the direction of the fastening action
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45602—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
- Y10T24/45623—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor
- Y10T24/4566—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor including slidably connected and guided element on receiving member
- Y10T24/45665—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor including slidably connected and guided element on receiving member for shifting pivotally connected interlocking component
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45602—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
- Y10T24/45675—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity having pivotally connected interlocking component
- Y10T24/45686—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity having pivotally connected interlocking component and position locking-means therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45602—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
- Y10T24/45717—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity having cavity with side walls and axially biased component capping end
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、タングと直接係合する第1ラツチ部
材とともに、タングが第1ラツチ部材から外れる
のを阻止する第2ラツチ部材を設けたいわゆる2
段ラツチのバツクルに関する。
材とともに、タングが第1ラツチ部材から外れる
のを阻止する第2ラツチ部材を設けたいわゆる2
段ラツチのバツクルに関する。
従来、この種のバツクルは種々提案されている
が、第2ラツチ部材が第1ラツチ部材の配設空間
とは隣接するが、この空間とは重ならない別の場
所に設けられているので、それだけ両ラツチ部材
を支えるベース部材の寸法が大きくなり、延いて
はバツクル全体も大きくなつたり、第2ラツチ部
材が第1ラツチ部材に係合して第1ラツチ部材を
タングとの係合位置にロツクするに際して、その
係合の仕方が第2ラツチ部材の板厚方向の面積で
第1ラツチ部材からの力を受けけるものであつた
ので、両ラツチ部材の係合面積を大きくとること
ができず、面圧が上がつて圧痕を生じるなどの問
題があつたりする。
が、第2ラツチ部材が第1ラツチ部材の配設空間
とは隣接するが、この空間とは重ならない別の場
所に設けられているので、それだけ両ラツチ部材
を支えるベース部材の寸法が大きくなり、延いて
はバツクル全体も大きくなつたり、第2ラツチ部
材が第1ラツチ部材に係合して第1ラツチ部材を
タングとの係合位置にロツクするに際して、その
係合の仕方が第2ラツチ部材の板厚方向の面積で
第1ラツチ部材からの力を受けけるものであつた
ので、両ラツチ部材の係合面積を大きくとること
ができず、面圧が上がつて圧痕を生じるなどの問
題があつたりする。
従つて、本考案は、上記問題点を解決したバツ
クルを提供することを目的とする。そのために、
本考案によるバツクルにおいては、第2ラツチ部
材を2層構造として、この2層間内に第1ラツチ
部材を部分的に伸長させて配置し、更に2層間を
繋ぐ側壁部において第2ラツチ部材を第1ラツチ
部材と係合させて第1ラツチ部材をタングとの係
合位置にロツクする構造となつている。
クルを提供することを目的とする。そのために、
本考案によるバツクルにおいては、第2ラツチ部
材を2層構造として、この2層間内に第1ラツチ
部材を部分的に伸長させて配置し、更に2層間を
繋ぐ側壁部において第2ラツチ部材を第1ラツチ
部材と係合させて第1ラツチ部材をタングとの係
合位置にロツクする構造となつている。
以下、添付図面に拠つて本考案の実施例を説明
する。以下の各実施例はアクテイブベルトのイン
ナー側に取付けられるバツクルや、オートマチツ
クベルトの緊急開放バツクルとして使用されるも
のである。第1図ないし第3図は、第1実施例を
示し、図において、ベース1は、タング2の挿入
用空間を形成するU字形断面を有する部分と、不
図示のベルトを取付けるための長孔3が形成され
た部分とを有する。タング2は切欠となつた係合
部4と車体側に取付けるために締結部材が挿通さ
れる丸孔5とを有する。
する。以下の各実施例はアクテイブベルトのイン
ナー側に取付けられるバツクルや、オートマチツ
クベルトの緊急開放バツクルとして使用されるも
のである。第1図ないし第3図は、第1実施例を
示し、図において、ベース1は、タング2の挿入
用空間を形成するU字形断面を有する部分と、不
図示のベルトを取付けるための長孔3が形成され
た部分とを有する。タング2は切欠となつた係合
部4と車体側に取付けるために締結部材が挿通さ
れる丸孔5とを有する。
ベース1のU字形部分には、軸6を中心に回動
可能に第1ラツチ部材7が取付けられ、第1ラツ
チ部材7はタング2の係合部4と噛合うための突
起8を有する。同じくベース1のU字形部分の第
1図右方部には、軸9を中心に回動可能に第2ラ
ツチ部材10が取付けられ、第2ラツチ部材10
は2層構造となつて、これら2層間を繋ぐ側壁部
11を有する。第2ラツチ部材10は、第1ラツ
チ部材7がベース1のU字形部分内に挾まれて配
設されているのに対し、U字形部分を挾むように
配設されている。
可能に第1ラツチ部材7が取付けられ、第1ラツ
チ部材7はタング2の係合部4と噛合うための突
起8を有する。同じくベース1のU字形部分の第
1図右方部には、軸9を中心に回動可能に第2ラ
ツチ部材10が取付けられ、第2ラツチ部材10
は2層構造となつて、これら2層間を繋ぐ側壁部
11を有する。第2ラツチ部材10は、第1ラツ
チ部材7がベース1のU字形部分内に挾まれて配
設されているのに対し、U字形部分を挾むように
配設されている。
第1ラツチ部材7は、更に、第2ラツチ部材1
0の側壁部11と係合するための第1図右下部の
係合面12を有する。ベース1を折り曲げて形成
されたスプリングホルダ15にはスプリング16
が取付けられ、このスプリング16は第1ラツチ
部材7の脚部17に係合していて第1ラツチ部材
を常に軸6の囲りに時計方向に付勢している。第
1ラツチ部材7の他方の脚部18は第1図左上方
部に図示の樹脂製のスペーサ19に嵌まつてい
る。スペーサ19にはスプリング部20とアーム
部21も設けられ、アーム部21がベース1のU
字形部分の上層板部上に出ているのに対して、ス
プリング部20は、第1ラツチ部材7の回動運動
に連れてこれの脚部18と共にベース1のU字形
部分内に入りこんでタング2をベース1から押し
出すとともに、タング2の第1ラツチ部材7との
係合状態時にタング2の第1図左右方向のガタを
なくす役目を果たすようになつている。
0の側壁部11と係合するための第1図右下部の
係合面12を有する。ベース1を折り曲げて形成
されたスプリングホルダ15にはスプリング16
が取付けられ、このスプリング16は第1ラツチ
部材7の脚部17に係合していて第1ラツチ部材
を常に軸6の囲りに時計方向に付勢している。第
1ラツチ部材7の他方の脚部18は第1図左上方
部に図示の樹脂製のスペーサ19に嵌まつてい
る。スペーサ19にはスプリング部20とアーム
部21も設けられ、アーム部21がベース1のU
字形部分の上層板部上に出ているのに対して、ス
プリング部20は、第1ラツチ部材7の回動運動
に連れてこれの脚部18と共にベース1のU字形
部分内に入りこんでタング2をベース1から押し
出すとともに、タング2の第1ラツチ部材7との
係合状態時にタング2の第1図左右方向のガタを
なくす役目を果たすようになつている。
ベース1の第1図上方には、ベース1を挾んだ
状態で、操作手段としての押ボタン25が上下方
向に移動可能に設けられている。押ボタン25は
ベース1の側壁26上に取付けられたスプリング
ホルダ27と押ボタン25間に架橋されたスプリ
ング28により第1図上方に付勢されている。押
ボタン25には、更に、ボタン25が下方に動く
とき第2ラツチ部材10の第1図下方のアーム部
29の上向面と係合して第2ラツチ部材10に軸
9の囲りに反時計方向の回転力を与える係合面3
0と、第2ラツチ部材10の第1図上方の他方の
アーム部31と係合して第2ラツチ部材10が軸
9の囲りに反時計方向に回転しないようにする係
合面32と、押ボタン25を押しても、もし何ら
かの理由でタング2と第1ラツチ部材7の係合が
外れなかつた場合、スペーサ19のアーム部21
に係合して第1ラツチ部材7を時計方向に回転さ
せて解離を確実なものとするための係合面33と
が形成されている。
状態で、操作手段としての押ボタン25が上下方
向に移動可能に設けられている。押ボタン25は
ベース1の側壁26上に取付けられたスプリング
ホルダ27と押ボタン25間に架橋されたスプリ
ング28により第1図上方に付勢されている。押
ボタン25には、更に、ボタン25が下方に動く
とき第2ラツチ部材10の第1図下方のアーム部
29の上向面と係合して第2ラツチ部材10に軸
9の囲りに反時計方向の回転力を与える係合面3
0と、第2ラツチ部材10の第1図上方の他方の
アーム部31と係合して第2ラツチ部材10が軸
9の囲りに反時計方向に回転しないようにする係
合面32と、押ボタン25を押しても、もし何ら
かの理由でタング2と第1ラツチ部材7の係合が
外れなかつた場合、スペーサ19のアーム部21
に係合して第1ラツチ部材7を時計方向に回転さ
せて解離を確実なものとするための係合面33と
が形成されている。
また、タング2の係合部4の第1図左側係合面
34と第1ラツチ部材7の突起8の左側係合面3
5とは、両者2,7が抜け勝手になるように斜面
を成している。
34と第1ラツチ部材7の突起8の左側係合面3
5とは、両者2,7が抜け勝手になるように斜面
を成している。
以上の構成に基づいて第1実施例の作動を説明
する。
する。
第1図、および第1図のX−X断面図である第
2図はタング2の係合状態を示し、この状態で
は、ベース1内に挿入されたタング2は、一方の
片側をベース1の側壁部26により、他方の片側
を第1ラツチ部材7の突起8と第2ラツチ部材1
0の回動中心軸9により制限され、タング2の係
合面34と第1ラツチ部材7の係合面35とが係
合している。
2図はタング2の係合状態を示し、この状態で
は、ベース1内に挿入されたタング2は、一方の
片側をベース1の側壁部26により、他方の片側
を第1ラツチ部材7の突起8と第2ラツチ部材1
0の回動中心軸9により制限され、タング2の係
合面34と第1ラツチ部材7の係合面35とが係
合している。
この際、第1ラツチ部材7はスプリング16に
よりタング2とは非係合になる方向に付勢されて
いるが、第1ラツチ部材7の係合面12が第2ラ
ツチ部材10の側壁部11に係合し更に第2ラツ
チ部材がこれのアーム部31と押ボタン25の係
合面32との係合を介してスプリング28により
第1図時計方向、すなわち上記係合面12と側壁
部11を係合させる方向に付勢されているので、
第1ラツチ部材7はタング2との係合状態にロツ
クされている。こうして、タング2は確実にベー
ス1内に結合されている。
よりタング2とは非係合になる方向に付勢されて
いるが、第1ラツチ部材7の係合面12が第2ラ
ツチ部材10の側壁部11に係合し更に第2ラツ
チ部材がこれのアーム部31と押ボタン25の係
合面32との係合を介してスプリング28により
第1図時計方向、すなわち上記係合面12と側壁
部11を係合させる方向に付勢されているので、
第1ラツチ部材7はタング2との係合状態にロツ
クされている。こうして、タング2は確実にベー
ス1内に結合されている。
第1図の状態で、押ボタン25をスプリング2
8の付勢力に抗して下方に押すと、先ず押ボタン
25の係合面32と第2ラツチ部材10のアーム
部31との係合が外れて第2ラツチ部材10の第
1図反時計方向の回転が可能となり、その後押ボ
タン25の係合面30が第2ラツチ部材10のア
ーム部29と当接して第2ラツチ部材10を第1
図下方に押し、第2ラツチ部材10の側壁部11
が第1ラツチ部材7の係合面12との係合から外
れる。タング2と第1ラツチ部材7とは抜け勝手
になつており、且つスプリング16により第1ラ
ツチ部材7が常時第1図時計方向に付勢されてい
るので、ここで、第1ラツチ部材7は時計方向に
回転しつつ脚部18によりスペーサ19のスプリ
ング部20を介してタング2を押し出しタング2
を解離する。
8の付勢力に抗して下方に押すと、先ず押ボタン
25の係合面32と第2ラツチ部材10のアーム
部31との係合が外れて第2ラツチ部材10の第
1図反時計方向の回転が可能となり、その後押ボ
タン25の係合面30が第2ラツチ部材10のア
ーム部29と当接して第2ラツチ部材10を第1
図下方に押し、第2ラツチ部材10の側壁部11
が第1ラツチ部材7の係合面12との係合から外
れる。タング2と第1ラツチ部材7とは抜け勝手
になつており、且つスプリング16により第1ラ
ツチ部材7が常時第1図時計方向に付勢されてい
るので、ここで、第1ラツチ部材7は時計方向に
回転しつつ脚部18によりスペーサ19のスプリ
ング部20を介してタング2を押し出しタング2
を解離する。
この状態が第3図に図示されている。こうして
タング2の次の挿入を待機する。
タング2の次の挿入を待機する。
第3図の待機状態にあるところで、タング2を
ベース1内に挿入して行くと、タング2の先端で
スペーサ19を第3図左方に押しつつ第1ラツチ
部材7を軸6の囲りに反時計方向に回転して行
く。これに従つて、第2ラツチ部材10が第1ラ
ツチ部材7により、押ボタン25の係合面32お
よび第2ラツチ部材10のアーム部31を介して
第2ラツチ部材10に働くスプリング28の付勢
力に抗して、若干反時計方向に回転させられた
後、再び戻つて側壁部11と第1ラツチ部材7の
係合面12とが係合するに至る。このとき、第1
ラツチ部材7の突起8とタング2の係合部4も係
合するに至り、第1図の係合状態が実現される。
すなわち、以上の作動説明からわかるように、押
ボタン25付勢用のスプリング28は、第1ラツ
チ部材7がタング2との係合位置に至ると第2ラ
ツチ部材10が第1図のロツク位置をとるように
これを付勢する付勢手段としても機能し、また、
スペーサ19および脚部18は、タング2がベー
ス1内に挿入されてくると第1ラツチ部材7を第
1図の係合位置にもたらす復帰手段を構成してい
る。
ベース1内に挿入して行くと、タング2の先端で
スペーサ19を第3図左方に押しつつ第1ラツチ
部材7を軸6の囲りに反時計方向に回転して行
く。これに従つて、第2ラツチ部材10が第1ラ
ツチ部材7により、押ボタン25の係合面32お
よび第2ラツチ部材10のアーム部31を介して
第2ラツチ部材10に働くスプリング28の付勢
力に抗して、若干反時計方向に回転させられた
後、再び戻つて側壁部11と第1ラツチ部材7の
係合面12とが係合するに至る。このとき、第1
ラツチ部材7の突起8とタング2の係合部4も係
合するに至り、第1図の係合状態が実現される。
すなわち、以上の作動説明からわかるように、押
ボタン25付勢用のスプリング28は、第1ラツ
チ部材7がタング2との係合位置に至ると第2ラ
ツチ部材10が第1図のロツク位置をとるように
これを付勢する付勢手段としても機能し、また、
スペーサ19および脚部18は、タング2がベー
ス1内に挿入されてくると第1ラツチ部材7を第
1図の係合位置にもたらす復帰手段を構成してい
る。
次に、第4図により第2実施例を説明する。
第2実施例と第1実施例の相違点は次のところ
にある。第1に、第1ラツチ部材107の回動中
心軸106が、タング102の係合面134と第
1ラツチ部材107の係合面135との係合位置
より第4図右方に位置している。第2に、タング
102を押し出す手段が、第1ラツチ部材107
とは別に設けられたスライダ50およびスプリン
グ51となつており、従つて押ボタン125を押
して係合面130と係合面129の係合により第
2ラツチ部材110が時計方向に回転し第1ラツ
チ部材107のロツクが解除されると、スライダ
50がタング102を押し出すようになつてい
る。この際、タング102の係合面134と第1
ラツチ部材107の係合面135は抜け勝手とな
つている。第3に、第1ラツチ部材107を非係
合位置方向に直接的に付勢する付勢部材は存在し
ないが、スプリング51の付勢力が間接的に第1
ラツチ部材107に作用するようになつている。
すなわちスプリング51によつてスライダ50が
第4図右方にスライドする際、タング102を介
してタングの係合面134で第1ラツチ部材10
7の係合面135を下方に押すことで第1ラツチ
部材107を反時計方向すなわち非係合位置方向
に押すようになつている。第4に、タング102
を挿入してくるときに第1ラツチ部材107を係
合位置に復帰させることは、タング102の耳部
55と第1ラツチ部材107の突出部56との係
合により行われるようになつている。
にある。第1に、第1ラツチ部材107の回動中
心軸106が、タング102の係合面134と第
1ラツチ部材107の係合面135との係合位置
より第4図右方に位置している。第2に、タング
102を押し出す手段が、第1ラツチ部材107
とは別に設けられたスライダ50およびスプリン
グ51となつており、従つて押ボタン125を押
して係合面130と係合面129の係合により第
2ラツチ部材110が時計方向に回転し第1ラツ
チ部材107のロツクが解除されると、スライダ
50がタング102を押し出すようになつてい
る。この際、タング102の係合面134と第1
ラツチ部材107の係合面135は抜け勝手とな
つている。第3に、第1ラツチ部材107を非係
合位置方向に直接的に付勢する付勢部材は存在し
ないが、スプリング51の付勢力が間接的に第1
ラツチ部材107に作用するようになつている。
すなわちスプリング51によつてスライダ50が
第4図右方にスライドする際、タング102を介
してタングの係合面134で第1ラツチ部材10
7の係合面135を下方に押すことで第1ラツチ
部材107を反時計方向すなわち非係合位置方向
に押すようになつている。第4に、タング102
を挿入してくるときに第1ラツチ部材107を係
合位置に復帰させることは、タング102の耳部
55と第1ラツチ部材107の突出部56との係
合により行われるようになつている。
第5に、第1ラツチ部材107および第2ラツ
チ部材110を待機状態に保つために、スライダ
50が第4図右方にスライドした際これの突起部
52の下面54が第1ラツチ部材107とベース
101の側壁126との間に潜り込んで第1ラツ
チ部材107を待機状態に、すなわちタング10
2の挿入経路を確保し、また第2ラツチ部材11
0は、側壁部111の側面が第1ラツチ部材の係
合面135に当接するとともに押ボタンの突起1
32を介してスプリング128の付勢力により第
2ラツチ部材の係合面131で反時計方向、すな
わち第1ラツチ部材107との当接方向に付勢さ
れてその状態を維持するようになつている。
チ部材110を待機状態に保つために、スライダ
50が第4図右方にスライドした際これの突起部
52の下面54が第1ラツチ部材107とベース
101の側壁126との間に潜り込んで第1ラツ
チ部材107を待機状態に、すなわちタング10
2の挿入経路を確保し、また第2ラツチ部材11
0は、側壁部111の側面が第1ラツチ部材の係
合面135に当接するとともに押ボタンの突起1
32を介してスプリング128の付勢力により第
2ラツチ部材の係合面131で反時計方向、すな
わち第1ラツチ部材107との当接方向に付勢さ
れてその状態を維持するようになつている。
他の点は第1実施例と実質的に同じであり、対
応する部分は第1実施例の符号に100を加えた
符号で示されている。
応する部分は第1実施例の符号に100を加えた
符号で示されている。
尚、上記2つの実施例では、第2ラツチ部材は
側壁部において第1ラツチ部材からの力を圧縮力
ではなく引張力で受け、更に第2ラツチ部材の回
動中心軸が両ラツチ部材の係合部に対してタング
挿入路により近接した位置にあつて、バツクルの
幅を縮少化するのに寄与している。
側壁部において第1ラツチ部材からの力を圧縮力
ではなく引張力で受け、更に第2ラツチ部材の回
動中心軸が両ラツチ部材の係合部に対してタング
挿入路により近接した位置にあつて、バツクルの
幅を縮少化するのに寄与している。
以上の如く、本考案によれば、第1および第2
ラツチ部材を一部重ねて配設しているのでスペー
スをとらない設計が可能となつて、2段ラツチ式
でありながらコンパクト化でき、更に、第2ラツ
チ部材が折り曲げ部をなす側壁部で第1ラツチ部
材からの力を受けているので力を受ける面積が広
くでき、面圧を下げるなどの設計が可能である。
ラツチ部材を一部重ねて配設しているのでスペー
スをとらない設計が可能となつて、2段ラツチ式
でありながらコンパクト化でき、更に、第2ラツ
チ部材が折り曲げ部をなす側壁部で第1ラツチ部
材からの力を受けているので力を受ける面積が広
くでき、面圧を下げるなどの設計が可能である。
更に、第2ラツチ部材を操作するための押ボタ
ンなどの操作手段と第2ラツチ部材とを接近させ
る設計が可能であるので、押ボタンと第2ラツチ
部材との間に別の部材を介在させることなく直接
操作できて構造がシンプルとなる。特にこのこと
はU字型のベースの場合に効果を発揮する。
ンなどの操作手段と第2ラツチ部材とを接近させ
る設計が可能であるので、押ボタンと第2ラツチ
部材との間に別の部材を介在させることなく直接
操作できて構造がシンプルとなる。特にこのこと
はU字型のベースの場合に効果を発揮する。
第1図は第1実施例の一部破断して示す正面
図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図は第
1実施例の作動を説明する正面図、第4図は第2
実施例の一部破断して示す正面図である。 主要部分の符号の説明、タング……2,10
2、ベース部材……1,101、第1ラツチ部材
……7,107、第2ラツチ部材……10,11
0、付勢手段……16,54、復帰手段……1
8,19,55、操作手段……25,125。
図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図は第
1実施例の作動を説明する正面図、第4図は第2
実施例の一部破断して示す正面図である。 主要部分の符号の説明、タング……2,10
2、ベース部材……1,101、第1ラツチ部材
……7,107、第2ラツチ部材……10,11
0、付勢手段……16,54、復帰手段……1
8,19,55、操作手段……25,125。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 タングと;タングの挿入されるベース部材
と;タングと係合する係合位置とタングと係合
不能な非係合位置との間で該ベース部材に回動
可能に取り付けられておりロツク部を有する第
1ラツチ部材と;該第1ラツチ部材を係合位置
に保持するロツク位置と該第1ラツチ部材を係
合位置から非係合位置へ回動することを許容す
る非ロツク位置との間で該ベース部材に回動可
能に取り付けられており、該ロツク位置にある
ときには第1ラツチ部材のロツク部に係合され
る被ロツク部を有する第2ラツチ部材と;該第
1ラツチ部材が係合位置に至ると第2ラツチ部
材がロツク位置を取るように第2ラツチ部材を
付勢する付勢手段と;該タングがベース部材に
挿入されてくると第1ラツチ部材を係合位置に
復帰させる復帰手段と;該第2ラツチ部材を非
ロツク位置にもたらして第1ラツチ部材を係合
位置から解除する操作手段とを有するバツクル
であつて、 該第2ラツチ部材は、互いに対向する縦壁部
と該縦壁部を連絡する該被ロツク部である側壁
部とから成る略コ字形状部を有し、該第1ラツ
チ部材のロツク部は、該略コ字形状部の内部に
進退自在であることを特徴とするバツクル。 2 該第2ラツチ部材の縦壁部を貫いて該部材の
回動軸は設けられており、係合位置にあるとき
には、該第1ラツチ部材のロツク部は第2ラツ
チ部材の略コ字形状部の内部にあつて該部材の
回動軸に相対的に近い位置にあり、非係合位置
にあるときには、該第1ラツチ部材のロツク部
は第2ラツチ部材の略コ字形状部の外部にあつ
て該部材の回動軸に相対的に遠い位置にあり、
該第2ラツチ部材の回動軸は第1ラツチ部材の
回動半径の内側にあることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載のバツクル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983183705U JPS6091011U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | バツクル |
US06/671,682 US4663808A (en) | 1983-11-30 | 1984-11-15 | Safety belt buckle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983183705U JPS6091011U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | バツクル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6091011U JPS6091011U (ja) | 1985-06-21 |
JPH0116415Y2 true JPH0116415Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=16140508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983183705U Granted JPS6091011U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | バツクル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4663808A (ja) |
JP (1) | JPS6091011U (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145508U (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | ||
US8576036B2 (en) | 2010-12-10 | 2013-11-05 | Correlated Magnetics Research, Llc | System and method for affecting flux of multi-pole magnetic structures |
US8816805B2 (en) | 2008-04-04 | 2014-08-26 | Correlated Magnetics Research, Llc. | Magnetic structure production |
US9202616B2 (en) | 2009-06-02 | 2015-12-01 | Correlated Magnetics Research, Llc | Intelligent magnetic system |
US8279032B1 (en) | 2011-03-24 | 2012-10-02 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System for detachment of correlated magnetic structures |
US8174347B2 (en) | 2010-07-12 | 2012-05-08 | Correlated Magnetics Research, Llc | Multilevel correlated magnetic system and method for using the same |
US9105380B2 (en) | 2008-04-04 | 2015-08-11 | Correlated Magnetics Research, Llc. | Magnetic attachment system |
US9371923B2 (en) | 2008-04-04 | 2016-06-21 | Correlated Magnetics Research, Llc | Magnetic valve assembly |
US8368495B2 (en) | 2008-04-04 | 2013-02-05 | Correlated Magnetics Research LLC | System and method for defining magnetic structures |
US7800471B2 (en) | 2008-04-04 | 2010-09-21 | Cedar Ridge Research, Llc | Field emission system and method |
US8760250B2 (en) | 2009-06-02 | 2014-06-24 | Correlated Magnetics Rsearch, LLC. | System and method for energy generation |
US8917154B2 (en) | 2012-12-10 | 2014-12-23 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System for concentrating magnetic flux |
US8937521B2 (en) | 2012-12-10 | 2015-01-20 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System for concentrating magnetic flux of a multi-pole magnetic structure |
US9275783B2 (en) | 2012-10-15 | 2016-03-01 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System and method for demagnetization of a magnetic structure region |
US9257219B2 (en) | 2012-08-06 | 2016-02-09 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System and method for magnetization |
US9404776B2 (en) | 2009-06-02 | 2016-08-02 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System and method for tailoring polarity transitions of magnetic structures |
US8704626B2 (en) | 2010-05-10 | 2014-04-22 | Correlated Magnetics Research, Llc | System and method for moving an object |
US9711268B2 (en) | 2009-09-22 | 2017-07-18 | Correlated Magnetics Research, Llc | System and method for tailoring magnetic forces |
US8702437B2 (en) | 2011-03-24 | 2014-04-22 | Correlated Magnetics Research, Llc | Electrical adapter system |
US9330825B2 (en) | 2011-04-12 | 2016-05-03 | Mohammad Sarai | Magnetic configurations |
US8963380B2 (en) | 2011-07-11 | 2015-02-24 | Correlated Magnetics Research LLC. | System and method for power generation system |
US9219403B2 (en) | 2011-09-06 | 2015-12-22 | Correlated Magnetics Research, Llc | Magnetic shear force transfer device |
US8848973B2 (en) | 2011-09-22 | 2014-09-30 | Correlated Magnetics Research LLC | System and method for authenticating an optical pattern |
EP2820659A4 (en) | 2012-02-28 | 2016-04-13 | Correlated Magnetics Res Llc | SYSTEM FOR DETACHING MAGNETIC STRUCTURE OF FERROMAGNETIC MATERIAL |
US9245677B2 (en) | 2012-08-06 | 2016-01-26 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System for concentrating and controlling magnetic flux of a multi-pole magnetic structure |
US9298281B2 (en) | 2012-12-27 | 2016-03-29 | Correlated Magnetics Research, Llc. | Magnetic vector sensor positioning and communications system |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US690659A (en) * | 1901-09-14 | 1902-01-07 | V L Ney Company | Sling-lock trip. |
US3146846A (en) * | 1962-12-24 | 1964-09-01 | James G Gutshall | Seat belt buckle |
FR2336147A1 (fr) * | 1975-12-22 | 1977-07-22 | Heinimann Rene | Boucle electro-magnetique pour ceinture de securite |
DE2701978A1 (de) * | 1977-01-19 | 1978-07-27 | Huizinga Jan Jakob | Schlosskupplung fuer personenhaltegurte in kraftfahrzeugen |
JPS6135046Y2 (ja) * | 1979-10-30 | 1986-10-13 | ||
DE3021796C2 (de) * | 1980-06-11 | 1985-03-28 | Repa Feinstanzwerk Gmbh, 7071 Alfdorf | Sicherheitsgurtverschluß |
US4338746A (en) * | 1981-02-17 | 1982-07-13 | Sarett Lewis H | Enhancement of flowering by flowering trees |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP1983183705U patent/JPS6091011U/ja active Granted
-
1984
- 1984-11-15 US US06/671,682 patent/US4663808A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4663808A (en) | 1987-05-12 |
JPS6091011U (ja) | 1985-06-21 |
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