JPH0437790Y2 - - Google Patents

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JPH0437790Y2
JPH0437790Y2 JP1987167511U JP16751187U JPH0437790Y2 JP H0437790 Y2 JPH0437790 Y2 JP H0437790Y2 JP 1987167511 U JP1987167511 U JP 1987167511U JP 16751187 U JP16751187 U JP 16751187U JP H0437790 Y2 JPH0437790 Y2 JP H0437790Y2
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lever
accelerator
accelerator pedal
throttle
pedal
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アクセル操作用連結装置に関し、更
に詳しくは、アクセルペダルを必要以上に強く踏
んだ時、スロツトルを戻す方向に作動する安全性
の高いアクセル操作用連結装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車のアクセル操作装置は、アクセルペダル
とスロツトル部とをワイヤケーブルで接続し、ア
クセルペダルを踏み込むことによつてスロツトル
を開き、アクセルペダルを踏み込まなければリタ
ーンスプリングによつてスロツトルが戻されるよ
うになつている。
かかる従来技術としては、例えば実開昭58−
36923号公報に開示の装置がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
自動車に不慣れなものや初心者は、緊急時にブ
レーキペダルを踏むつもりで間違つてアクセルペ
ダルを踏み込むことがあり、本来の意図に反する
車速を生じる問題点があつた。
従つて、本考案の目的とするところは、アクセ
ルペダルにかかつた踏力をスロツトル部に伝達す
る伝達部材の途中に介在され、ブレーキペダルと
間違つてアクセルペダルを踏み込んだ時には、逆
にスロツトルを戻すように作動し、運転者等の安
全を確保できるようにしたアクセル操作用連結装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のアクセル操作用連結装置は、アクセル
ペダルにかかつた踏力をスロツトル部に伝達する
伝達部材の途中に介在される連結装置であつて、
上記アクセルペダル側に一端が連結された第1の
レバーと、一端が上記第1のレバーの他端に揺動
可能に連結され、他端がスロツトル部側に揺動可
能に連結された第2のレバーとを具備し、上記第
1、第2のレバーが折りたたまれた状態で他方の
レバーを嵌入させて係止する溝部を有する係止部
材を該第1のレバー又は第2のレバーのいずれか
に固設して、アクセルペダルへの踏力が所定値未
満の間は上記係止部材の溝部に上記他方のレバー
を嵌入させて上記第1のレバーと第2のレバーを
一体的に係止する状態を保持すると共に上記踏力
が所定値以上になつた時上記係止を外して上記伝
達部材及び第1のレバーに対し第2のレバーを相
対的に揺動自在となしてスロツトルを略アイドリ
ング状態に戻しうる距離まで上記第1のレバーの
一端と第2のレバーの他端及び第2のレバーの一
端と伝達部材の距離をそれぞれ広げるようにした
ことを構成上の特徴とするものである。
〔作用〕
正常な操作の場合、アクセルペダルを踏み込む
力は3Kgf程度である。
一方、緊急時にブレーキペダルを踏み込む力は
50Kgf以上になる。
そこで、アクセルペダルにかかつた踏力をスロ
ツトル部に伝達する伝達部材の途中に、例えば50
Kgf以上の荷重がかかつた時に係止が外れて距離
が広がりスロツトルを戻すようにした連結装置を
介在させれば、正常な操作時には係止により一体
化されているからアクセルペダル部とスロツトル
部とが接続されて支障なくアクセル操作を行なう
ことが出来る。ところが、ブレーキペダルと間違
つてアクセルペダルを強く踏み込んだ時には、所
定以上の荷重(例えば50Kgf以上)によつて係止
が外れて連結が分離するので、スロツトル部がフ
リーになつてリターンスプリングによりスロツト
ルが略アイドリング状態まで戻され、これにより
運転者の意に反する車速を生じることが防止され
る。
なお、運転者は、このレスポンスを体感するこ
とにより、ペダルを踏み間違えたことを直ちに認
識でき、速やかに正常な操作をやり直すことが出
来る。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に
詳しく説明する。ここに第1図は本考案の一実施
例のアクセル操作用連結装置を含むアクセル操作
装置の正常な状態での構成概念図、第2図は第1
図に示すアクセル操作用連結装置の平面図、第3
図は第1図に示すアクセル操作用連結装置の底面
図、第4図は第1図におけるA−A′端面図、第
5図は正常な操作でアクセルペダルを最も踏み込
んだ状態の第1図相当図、第6図は安全動作時の
状態を示す第1図相当図である。なお、以下の実
施例により本考案が限定されるものではない。
第1図に示すアクセル操作装置1は、アクセル
ペダル2の動きをアクセルケーブル3によりスロ
ツトルカムSに伝達し、キヤブレターCのスロツ
トルの開度を調整するものである。ここで、アク
セルペダル2とアクセルケーブル3とはアクセル
操作用連結装置11によつて結合されている。
すなわち、アクセル操作用連結装置11の第1
のレバー12の一端12aがアクセルペダル2の
先端に取り付けられ、第2のレバー13の他端1
3bにアクセルケーブル3が取り付けられてい
る。
第2図および第3図に示すように、第1のレバ
ー12の他端12bと第2のレバー13の一端1
3aとは相互に軸支されている。そして、第2の
レバー13の他端13bには係止部材14が取り
付けられ、その係止部材14のV溝14aに第1
のレバー12の一端12a側が嵌合し、弾性力と
摩擦力とによつて一体的に把持されている。この
把持は、アクセルペダル2の踏力が50Kgf未満で
は外れないが、50Kgf以上では外れるようになつ
ている。
さて、第1のレバー12の一端12a側と第2
のレバー13の他端13b側とが一体化している
第1図の状態では、アクセルペダル2を踏み込む
ことによつてキヤブレターCのスロツトルカムS
を回転させることが出来、これによりスロツトル
の開度を操作することが出来る。そこで、第5図
に示すように、アクセルペダル2を最も踏み込む
と、第1のレバー12、係止部材14、第2のレ
バー13及びアクセルケーブル3を介してスロツ
トルカムSが回転され、スロツトルが最も開けら
れる。
アクセルペダル2を踏み込まなければ、キヤブ
レターCのリターンスプリングによつてスロツト
ルカムSが元に戻され、これによつて、アクセル
ケーブル3、第2のレバー13、係止部材14、
第1のレバー12を介して、アクセルペダル2が
元の位置に戻される。
結局、通常の操作ではアクセルペダルの踏力は
3Kgf程度であり、この程度では第1のレバー1
2の一端12aと第2のレバー13の他端13b
の係止が外れないため、支障なくアクセル操作を
行うことが出来る。
ところが、ブレーキペダルと間違つてアクセル
ペダル2を踏み込み、自動車が減速しないので更
に急ブレーキをかけるような強い踏力をアクセル
ペダル2にかけた時は、係止部材14の弾性力や
摩擦力に抗して第1のレバー12の一端12aと
第2のレバー13の他端13bの係止が外れ、且
つ、第1のレバー12の他端12bと第2のレバ
ー13の一端13aの軸支点のまわりに第1のレ
バー12を下向きに回し、第2のレバー13を上
向きに回そうとするモーメントが働くため、第1
のレバー12の一端12aと第2のレバー13の
他端13bの係止が外れ分離されることになる。
同時に、第2のレバー13の一端13aとアクセ
ルケーブル3との距離も広がる。第6図はこの状
態を示している。
第6図から理解されるように、この状態ではア
クセルペダル2はフレームFに当接する位置まで
踏み込まれるが、キヤブレターC側のアクセルケ
ーブル3はリターンスプリングにより引き戻さ
れ、ほぼアイドリング状態までスロツトルは閉じ
られる。従つて、自動車が運転者の意に反した高
速となることが防止される。
また、運転者は、そのレスポンスから直ちにブ
レーキペダルと間違つてアクセルペダル2を踏み
込んだことを認識でき、速やかに正しい操作をや
り直すことができる。
分離した第1のレバー12の一端12aと第2
のレバー13の他端13bを再結合する時は、第
1のレバー12の一端12aを係止部材14のV
溝14aに押し込めばよい。V溝14aのテーパ
部により容易に再結合でき、第1図の状態に復帰
する。上記実施例では、第2のレバー13に固設
された係止部材14にて第1のレバー12を係止
する場合を例に説明したが、上記とは逆に係止部
材14を第1のレバー12に固設してこの係止部
材14にて第2のレバー13を係止するように構
成し得ることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、アクセルペダルにかかつた踏
力をスロツトル部に伝達する伝達部材の途中に介
在される連結装置であつて、上記アクセルペダル
側に一端が連結された第1のレバーと、一端が上
記第1のレバーの他端に揺動可能に連結され、他
端がスロツトル部側に揺動可能に連結された第2
のレバーとを具備し、上記第1、第2のレバーが
折りたたまれた状態で他方のレバーを嵌入させて
係止する溝部を有する係止部材を該第1のレバー
又は第2のレバーのいずれかに固設して、アクセ
ルペダルへの踏力が所定値未満の間は上記係止部
材の溝部に上記他方のレバーを嵌入させて上記第
1のレバーと第2のレバーを一体的に係止する状
態を保持すると共に上記踏力が所定値以上になつ
た時上記係止を外して上記伝達部材及び第1のレ
バーに対し第2のレバーを相対的に揺動自在とな
してスロツトルを略アイドリング状態に戻しうる
距離まで上記第1のレバーの一端と第2のレバー
の他端及び第2のレバーの一端と伝達部材の距離
をそれぞれ広げるようにしたことを特徴とするア
クセル操作用連結装置が提供され、これにより正
常の操作では支障なくアクセル操作を行うことが
出来ると共に、ブレーキペダルと間違つてアクセ
ルペダルを踏み込んだ時にはスロツトルが戻され
て自動車が意に反した高速になることが防止され
る。従つて、安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のアクセル操作用連
結装置を含むアクセル操作装置の正常な状態での
構成概念図、第2図は第1図に示すアクセル操作
用連結装置の平面図、第3図は第1図に示すアク
セル操作用連結装置の底面図、第4図は第1図に
おけるA−A′端面図、第5図は正常な操作でア
クセルペダルを最も踏み込んだ状態の第1図相当
図、第6図は安全動作時の状態を示す第1図相当
図である。 符号の説明、1……アクセル操作装置、2……
アクセルペダル、3……アクセルケーブル、11
……アクセル操作用連結装置、12……第1のレ
バー、12a……第1のレバーの一端、12b…
…第1のレバーの他端、13……第2のレバー、
13a……第2のレバーの一端、13b……第2
のレバーの他端、14……係止部材、14a……
V溝、F……フレーム、C……キヤブレター、S
……スロツトルカム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アクセルペダルにかかつた踏力をスロツトル部
    に伝達する伝達部材の途中に介在される連結装置
    であつて、 上記アクセルペダル側に一端が連結された第1
    のレバーと、 一端が上記第1のレバーの他端に揺動可能に連
    結され、他端がスロツトル部側に揺動可能に連結
    された第2のレバーとを具備し、 上記第1、第2のレバーが折りたたまれた状態
    で他方のレバーを嵌入させて係止する溝部を有す
    る係止部材を該第1のレバー又は第2のレバーの
    いずれかに固設して、 アクセルペダルへの踏力が所定値未満の間は上
    記係止部材の溝部に上記他方のレバーを嵌入させ
    て上記第1のレバーと第2のレバーを一体的に係
    止する状態を保持すると共に上記踏力が所定値以
    上になつた時上記係止を外して上記伝達部材及び
    第1のレバーに対し第2のレバーを相対的に揺動
    自在となしてスロツトルを略アイドリング状態に
    戻しうる距離まで上記第1のレバーの一端と第2
    のレバーの他端及び第2のレバーの一端と伝達部
    材の距離をそれぞれ広げるようにしたことを特徴
    とするアクセル操作用連結装置。
JP1987167511U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH0437790Y2 (ja)

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JPH0170632U JPH0170632U (ja) 1989-05-11
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