JPH0546500Y2 - - Google Patents

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JPH0546500Y2
JPH0546500Y2 JP1986199447U JP19944786U JPH0546500Y2 JP H0546500 Y2 JPH0546500 Y2 JP H0546500Y2 JP 1986199447 U JP1986199447 U JP 1986199447U JP 19944786 U JP19944786 U JP 19944786U JP H0546500 Y2 JPH0546500 Y2 JP H0546500Y2
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pipe
nipple
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seal
breather
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JP1986199447U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車体に設けられた燃料注入
口と燃料タンクとを連結して、燃料注入口から注
入された燃料を燃料タンクに運搬する燃料注入管
に関する。
〔従来の技術〕
近時、自動車の軽量化の要請により、燃料注入
管には樹脂で成形された成形品が用いられてい
る。たとえば、特開昭59−113391号公報には、一
端が車体に取りつけられる筒状のフイラーネツク
部と、一端が該フイラーネツク部の他端に連結さ
れて他端が燃料タンクに係合されて燃料を注入口
から燃料タンクに移送するフイラーパイプとから
構成されたものが開示されている。第3図に基づ
きその結合構成を説明する。フイラーネツク部1
00の外壁面にはニツプル部200が一体形成に
より配設されている。ニツプル部200の端部に
はブリザー本体部(図示せず)が結合されてい
る。フイラーネツク部100とフイラーパイプ3
00との結合は、フイラーネツク部100の一端
をフイラーパイプ300の開口部に挿入して重合
部分を形成し、重合部分の外周表面を樹脂により
筒状のシール部400を射出成形することにより
形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来の燃料注入管において、フイラー
ネツク部100の外壁面に配設されるニツプル部
200は、端部にブリザー本体部が結合されるた
めフイラーネツク部100と一体形状で成形され
ることが強度を保持するため望ましいが金型形状
がが複雑になり、成形作業上の問題がある。一方
ニツプル部200を別途成形してフイラーネツク
部100の外壁面に係合する場合、係合部のシー
ル性、ブリーザ本体部を結合した時のブリーザ管
の固定保持の点で問題があり、別途ブリーザ本体
部支持部を設ける必要が生じる。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、ブリーザ管の保持とニツプル部のシールお
よびフイラーネツク部とフイラーパイプとの接合
部のシールを同時に一体的におこなうことを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の自動車用燃料注入管は、樹脂成形体で
形成され燃料を燃料タンクに移送させるフイラー
パイプと、一端部が車体に取りつけられ他端が該
フイラーパイプの一端に接合され側面にニツプル
が係合される係合口をもつフイラーネツク部と、
該フイラーネツク部の該係合口に係合されたニツ
プルと該ニツプルに結合され他端がブリザー本体
部に結合されるブリザー管と、フイラーネツク部
とフイラーパイプとの接合部の外周面を覆う第2
シールおよびフイラーネツク部とニツプルとの接
合部を覆う第1シールが一体的に形成され接合部
を液密にシールするシール部とからなることを特
徴とする。
ブリーザ管は一端がフイラーネツク部の係合口
に固定されたニツプル部と、該ニツプル部の他端
に接合され他端がブリーザ本体部に接合され、該
ブリーザ本体部とブリーザ管の接合部を覆う第3
シール部がシール部と一体的に形成されている。
フイラーパイプは、筒状で車体に設けられた注
入口と燃料タンクを連結して、燃料を燃料タンク
に移送するものであり、6−ナイロン、66−ナイ
ロン、11−ナイロン、12−ナイロン等の耐ガソリ
ン性に優れ、ガソリン蒸気非透過性の樹脂により
成形される。このフイラーパイプは従来と同様に
押出しブロー成形などにより形成することができ
る。
ブリーザ管は、フイラーネツク部の外壁面より
挿入されて内部に開口するニツプル部と該ニツプ
ル部の端部に結合された管状ブリーザ本体部とか
らなる。材質としては、耐ガソリン性および強度
に優れたポリアセタール樹脂、または6−ナイロ
ン、66−ナイロン、11−ナイロン、12−ナイロン
などを用いることができる。このブリーザ管は、
燃料注入時に燃料タンク内のガスを外部に逃がす
機能を有する。
フイラーネツク部は、一端がフイラーパイプと
結合され、他端が車体に機械的に係合することで
フイラーパイプを車体に取り付けるものである。
このフイラーネツク部は車体との係合部をもち、
かつ燃料キヤツプが着脱自在に取り付けられるよ
うな複雑な形状が必要であり、射出成形により形
成される。またその材質としては、耐ガソリン性
および強度に優れたポリアセタール樹脂、または
6−ナイロン、66−ナイロン、11−ナイロン、12
−ナイロンなどを用いることができる。なお、強
度を確保するためにガラス繊維などで強化するこ
とも好ましい。
本考案の最大の特徴は、シール部にある。すな
わち、ブリーザ管およびフイラーパイプが結合さ
れたフイラーネツク部を金型にインサートし、上
記ブリーザ管と上記フイラーネツク部との結合部
分を覆う第1シール部および上記フイラーパイプ
と上記フイラーネツク部との結合部分を覆う第2
シール部とを成形により一体的に成形してシール
部を構成したことにある。この構成とすることに
よりニツプル部の形状、シール性、ブリーザ管の
強度が向上し、しかもコスト的にも有利なシール
部を有する燃料注入管にすることができる。
さらに、ニツプルとブリーザ管と接合部をシー
ル部と一体的に形成した第3シール部を形成する
ことによりブリーザ管のシール性、ブリーザ管の
強度が向上させることができる。
なお、この第1、第2、第3シール部は、成形
型内に配置して、結合部分と型面との間に形成さ
れるキヤビテイに射出成形、トランスフアー成形
などにより樹脂を注入して形成することができ
る。また第1、第2、第3シール部の材質は、相
溶性の面から燃料注入管を構成する樹脂と同種の
ものを用いるのが望ましい。さらにシール部の材
質は燃料注入管を構成する樹脂より高い融点をも
つ樹脂で形成するのが好ましい。このような構成
とすることによりシール部成形時に結合部の表面
が溶融樹脂の熱により溶融し、より強固に結合シ
ールすることができる。
〔考案の作用および効果〕
本考案の燃料注入管では、ブリーザ管とフイラ
ーネツク部と接合を液密に覆う第1シール部とフ
イラーパイプとフイラーネツク部との接合部を液
密に覆つてシールするシール部が一体的に形成さ
れている。
さらに第3シール部を設けてブリーザ管とニツ
プルとの接合部を一体的にシールすることができ
る。このためブリーザ管の支持が高まり形状に制
約がなくなり、強度的、シール性が一段と向上す
るとともに第2シール部の結合力が向上する。
〔実施例〕
以下、実施例により具体的に説明する。
本考案の1実施例の燃料注入管要部を第1図
に、その結合構成の説明を第2図に示す。この第
1図および第2図に基づき説明する。
この燃料注入管は、ガラス繊維強化6−ナイロ
ンより射出成形により形成されたフイラーネツク
部1と、ガラス繊維強化6−ナイロンより射出成
形により形成され導管部(図示ぜす)に一端が連
結され他端がフイラーネツク部1の外壁面に挿入
されて結合され、11−ナイロンにより押出ブロー
成形により形成されたフイラーパイプ3と、11−
ナイロンの押し出しブロー成形で形成され一端が
ニツプル部2に接合され他端がブリザー本体部5
1に接合されたブリーザ管5と、フイラーネツク
部1の側面にニツプル2が接合されている。
第1シール部41は、ブリーザ管3と接合した
ニツプル部2のフイラーネツク部1との結合部分
を、第2シール部42は、フイラーネツク部1と
フイラーパイプ3との結合部分を、第3シール部
43はニツプル2とブリーザ管5との結合部をれ
ぞれ覆い、66−ナイロンにより射出成形で一体に
形成され結合部分をそれぞれ液密にシールするシ
ール部4で構成されている。
ここでこのシール部4の形成方法を以下に説明
する。
フイラーネツク部1の外壁面に設けたニツプル
2の挿入口に接着、溶着、嵌着、ねじ込みなどの
方法によりニツプル2をフイラーネツク部1に結
合させる。つぎにフイラーネツク部1の端部外周
表面の円周方向に一周する鍔状突起部11に、フ
イラーパイプ3の端面が当接するまで挿入してフ
イラーネツク部1にフイラーパイプ3を接合す
る。さらにニツプル2の端部にブリーザ管を接合
させる。なお、ブリーザ管にはブリーザ本体部が
接続されている。
上記により結合されて一体となつたフイラーネ
ツク部1とフイラーパイプ3を覆いシール部を形
成する金型内に配置し、結合部分の外周表面と型
面との間で形成されるキヤビテイに66−ナイロン
樹脂を射出してシール部4を形成した。
第1シール部41、第2シール部42、第3シ
ール部43が一体的に形成されてなるシール部4
により、フイラーパイプ3とフイラーネツク部1
とが強固に結合シールされる共に、ブリーザ管5
のフイラーネツク部1への結合としーるおよび第
3シール部43によりブリーザ管のシール性と強
度が向上した燃料注入管が形成された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による燃料注入管の要部断面
図であり、第2図は、本考案による製品の結合構
成の説明図であり、第3図は従来の製品の結合構
成の説明図である。 1……フイラーネツク部、2……ニツプル、3
……フイラーパイプ、4……シール部、5……ブ
リーザ管、41……第1シール部、42……第2
シール部、43……第3シール部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 樹脂成形体で形成され燃料を燃料タンクに移
    送させるフイラーパイプと、一端部が車体に取
    りつけられ他端が該フイラーパイプの一端に接
    合され側面にニツプルが係合される係合口をも
    つフイラーネツク部と、該フイラーネツク部の
    該係合口に係合されたニツプルと該ニツプルに
    結合され他端がブリザー本体部に結合されるブ
    リザー管と、 フイラーネツク部とフイラーパイプとの接合
    部の外周面を覆う第2シールおよびフイラーネ
    ツク部とニツプルとの接合部を覆う第1シール
    が一体的に形成され接合部を液密にシールする
    シール部とからなることを特徴とする自動車用
    燃料注入管。 (2) ブリーザ管は一端がフイラーネツク部の係合
    口に固定されたニツプル部と、該ニツプル部の
    他端に接合され他端がブリーザ本体部に接合さ
    れ、該ブリーザ本体部とブリーザ管の接合部を
    覆う第3シール部がシール部と一体的に形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の自動車用燃料注入管。
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JPS63105516U JPS63105516U (ja) 1988-07-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59113391A (ja) * 1982-12-03 1984-06-30 フアブリカ・イタリアナ・セラルレ・トリノ・フイスト・エス・ピ−・エ−・ 可撓性管
JPS6182091A (ja) * 1984-05-23 1986-04-25 クミ化成株式会社 ジョイント部を有する中空体

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