JPH054649A - 液体噴霧容器 - Google Patents
液体噴霧容器Info
- Publication number
- JPH054649A JPH054649A JP3156759A JP15675991A JPH054649A JP H054649 A JPH054649 A JP H054649A JP 3156759 A JP3156759 A JP 3156759A JP 15675991 A JP15675991 A JP 15675991A JP H054649 A JPH054649 A JP H054649A
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- Japan
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- ring
- liquid
- container
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】正立時は勿論のこと、倒立時においても霧化作
用を良好に果たすことが可能な液体噴霧容器を提供する
ものである。 【構成】ボトル(1) 本体開口部(2) を施封する栓体(3)
に貫設した孔設部(4) と、該孔設部(4) に連通し且つ該
栓体(3) 下部に垂直下向きに設けたリング状嵌合部(7)
と、外周にフランジ部(8a)を備え該フランジ部(8a)上面
と前記嵌合部(7)のリング上端部(7a)との間に所定の距
離dを保って該嵌合部(7) 内に一端部(8b)を差込み接続
する接続管(8) と、該接続管(8) の他端部(8c)に接続す
る液体注出管(5) と、前記リング状嵌合部(7) 内周面と
接続管(8) 外周面との間及び栓体(3) 内側面(3a)と接続
管(8) 一端部(8b)先端部との間に間隙(9),(10)と、前記
接続管(8) 外周に摺動移動可能に嵌合し且つ前記距離d
より少ない厚味を有してボトル(1) 本体の正立、倒立に
応じて上下動可能なリング状可動体(11)とを備える。
用を良好に果たすことが可能な液体噴霧容器を提供する
ものである。 【構成】ボトル(1) 本体開口部(2) を施封する栓体(3)
に貫設した孔設部(4) と、該孔設部(4) に連通し且つ該
栓体(3) 下部に垂直下向きに設けたリング状嵌合部(7)
と、外周にフランジ部(8a)を備え該フランジ部(8a)上面
と前記嵌合部(7)のリング上端部(7a)との間に所定の距
離dを保って該嵌合部(7) 内に一端部(8b)を差込み接続
する接続管(8) と、該接続管(8) の他端部(8c)に接続す
る液体注出管(5) と、前記リング状嵌合部(7) 内周面と
接続管(8) 外周面との間及び栓体(3) 内側面(3a)と接続
管(8) 一端部(8b)先端部との間に間隙(9),(10)と、前記
接続管(8) 外周に摺動移動可能に嵌合し且つ前記距離d
より少ない厚味を有してボトル(1) 本体の正立、倒立に
応じて上下動可能なリング状可動体(11)とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックボトルな
どプラスチック製液体容器の外側面を押圧して変形させ
ることによって、液体内容物を注出する方式の容器であ
って、該容器上部の開口部に噴霧装置を備えた噴霧容器
に関する。
どプラスチック製液体容器の外側面を押圧して変形させ
ることによって、液体内容物を注出する方式の容器であ
って、該容器上部の開口部に噴霧装置を備えた噴霧容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】液体内容物を霧状にして容器外方に噴射
させて注出する噴霧容器は、噴射する液体とほぼ同量、
あるいはそれ以上の量のエアーを、液体の噴射と同時
に、液体の噴射方向と同一方向に平行乃至は直交する方
向に勢いよく圧送して、その圧送エアーを噴射する液体
に接触させながら、噴射する液体をその表面張力に抗し
て細かく分離、分散させて噴射させるものである。
させて注出する噴霧容器は、噴射する液体とほぼ同量、
あるいはそれ以上の量のエアーを、液体の噴射と同時
に、液体の噴射方向と同一方向に平行乃至は直交する方
向に勢いよく圧送して、その圧送エアーを噴射する液体
に接触させながら、噴射する液体をその表面張力に抗し
て細かく分離、分散させて噴射させるものである。
【0003】プラスチックボトルなどプラスチック製筒
状の噴霧容器は、一般的には、図4に示すように、液体
容器(1) の上部開口部(2) に栓体(3) を施封して、該栓
体(3) のほぼ中央部に孔設部(4) を設け、栓体(3) の容
器内面側の取付部(7) に、前記孔設部(4) に連通する注
出管(5) を差し込んで取付け固定し、該注出管(5) は、
容器(1) 内に充填されている液体内容物(6) 内に浸漬し
ている。なお、(2a)は容器開口部(2) の内周に形成した
嵌合部であり、(3b)は栓体(3) の容器開口部(2) に対す
る差込部であり、(3c)は差込部(3b)外周に形成した嵌合
部である。
状の噴霧容器は、一般的には、図4に示すように、液体
容器(1) の上部開口部(2) に栓体(3) を施封して、該栓
体(3) のほぼ中央部に孔設部(4) を設け、栓体(3) の容
器内面側の取付部(7) に、前記孔設部(4) に連通する注
出管(5) を差し込んで取付け固定し、該注出管(5) は、
容器(1) 内に充填されている液体内容物(6) 内に浸漬し
ている。なお、(2a)は容器開口部(2) の内周に形成した
嵌合部であり、(3b)は栓体(3) の容器開口部(2) に対す
る差込部であり、(3c)は差込部(3b)外周に形成した嵌合
部である。
【0004】容器(1) 内の液体内容物(6) は、該容器
(1)の外周を手指などにて押圧することによって、容器
(1) 内の液面上の空間部Aに正圧エアーを付与し、その
正圧エアー圧に対応する応力が液体(6) に加わり、該応
力によって液体(6) は注出管(5) 内を上昇して上部孔設
部(4) から圧送、噴射できるようになっている。
(1)の外周を手指などにて押圧することによって、容器
(1) 内の液面上の空間部Aに正圧エアーを付与し、その
正圧エアー圧に対応する応力が液体(6) に加わり、該応
力によって液体(6) は注出管(5) 内を上昇して上部孔設
部(4) から圧送、噴射できるようになっている。
【0005】一方、同図4に示すように、栓体(3) の注
出管(5) 取付部(7)(リング状嵌合部) と注出管(5) との
間に間隙B、及び注出管(5) の先端部(5a)と栓体(3) 内
側面(3a)との間に間隙Cを備え、前記容器(1) の外周に
対する押圧によって、液面上側の空間部Aに生じた前記
正圧エアーの一部が、前記間隙B,Cを送流して、同時
に注出管(5) 内を圧送する液体(6) と直交方向に接触
し、液体(6) を分離、分散させ、孔設部(4) より霧状と
して外方に噴射させるものである。
出管(5) 取付部(7)(リング状嵌合部) と注出管(5) との
間に間隙B、及び注出管(5) の先端部(5a)と栓体(3) 内
側面(3a)との間に間隙Cを備え、前記容器(1) の外周に
対する押圧によって、液面上側の空間部Aに生じた前記
正圧エアーの一部が、前記間隙B,Cを送流して、同時
に注出管(5) 内を圧送する液体(6) と直交方向に接触
し、液体(6) を分離、分散させ、孔設部(4) より霧状と
して外方に噴射させるものである。
【0006】また、前記間隙B,Cは、容器(1) の押圧
を解除した後に、該容器(1) の押圧変形状態から原形状
態への復元時間をなるべく速くするために、比較的送流
径を大きく設定してあるものである。
を解除した後に、該容器(1) の押圧変形状態から原形状
態への復元時間をなるべく速くするために、比較的送流
径を大きく設定してあるものである。
【0007】
【発明の目的】従来の上記構造の噴霧容器は、図4にお
いてP領域に示す正立状態においては上記のような仕組
みによって良好な霧化作用を発揮するが、N領域に示す
倒立状態においては、液体(6) が容器(1) の開口部(2)
側に偏位して、前記エアー通路としての各間隙B,Cを
液体(6) によって塞がれ、しかも液体(6) が該間隙B,
Cより漏出( ぼた落ち) し易く、霧化作用を果たさず
に、液状となって噴出するものである。
いてP領域に示す正立状態においては上記のような仕組
みによって良好な霧化作用を発揮するが、N領域に示す
倒立状態においては、液体(6) が容器(1) の開口部(2)
側に偏位して、前記エアー通路としての各間隙B,Cを
液体(6) によって塞がれ、しかも液体(6) が該間隙B,
Cより漏出( ぼた落ち) し易く、霧化作用を果たさず
に、液状となって噴出するものである。
【0008】本発明は、正立時は勿論のこと、倒立時に
おいても霧化作用を良好に果たすことが可能な噴霧容器
を提供するものである。
おいても霧化作用を良好に果たすことが可能な噴霧容器
を提供するものである。
【0009】
【発明の構成】本発明は、液体容器(1) 本体開口部(2)
を施封する栓体(3) に貫設した孔設部(4) と、該孔設部
(4) に連通し且つ該栓体(3) 下部に垂直下向きに設けた
リング状嵌合部(7) と、外周にフランジ部(8a)を備え該
フランジ部(8a)上面と前記嵌合部(7) のリング上端部(7
a)との間に所定の距離dを保って該嵌合部(7) 内に一端
部(8b)を差込み接続する接続管(8) と、該接続管(8) の
他端部(8c)に接続する液体注出管(5) と、前記リング状
嵌合部(7) 内周面と接続管(8) 外周面との間及び栓体
(3) 内側面(3a)と接続管(8) 一端部(8b)先端部との間に
間隙(9),(10)と、前記接続管(8) 外周に摺動移動可能に
嵌合し且つ前記距離dより少ない厚味を有して液体容器
(1) 本体の正立、倒立に応じて上下動可能なリング状可
動体(11)とを備えたことを特徴とする液体噴霧容器であ
る。
を施封する栓体(3) に貫設した孔設部(4) と、該孔設部
(4) に連通し且つ該栓体(3) 下部に垂直下向きに設けた
リング状嵌合部(7) と、外周にフランジ部(8a)を備え該
フランジ部(8a)上面と前記嵌合部(7) のリング上端部(7
a)との間に所定の距離dを保って該嵌合部(7) 内に一端
部(8b)を差込み接続する接続管(8) と、該接続管(8) の
他端部(8c)に接続する液体注出管(5) と、前記リング状
嵌合部(7) 内周面と接続管(8) 外周面との間及び栓体
(3) 内側面(3a)と接続管(8) 一端部(8b)先端部との間に
間隙(9),(10)と、前記接続管(8) 外周に摺動移動可能に
嵌合し且つ前記距離dより少ない厚味を有して液体容器
(1) 本体の正立、倒立に応じて上下動可能なリング状可
動体(11)とを備えたことを特徴とする液体噴霧容器であ
る。
【0010】
【発明の作用】本発明の噴霧容器は、正立時と倒立時に
それぞれ自重によって移動する弁体としてのリング状可
動体を設け、正立時には、前記可動体は、栓体のリング
状嵌合部内周と注出管接続部外周との間の間隙、及び接
続管先端部と栓体内側面との間の間隙を塞ぐ方向に移動
する。
それぞれ自重によって移動する弁体としてのリング状可
動体を設け、正立時には、前記可動体は、栓体のリング
状嵌合部内周と注出管接続部外周との間の間隙、及び接
続管先端部と栓体内側面との間の間隙を塞ぐ方向に移動
する。
【0011】また、倒立時には、前記可動体はリング状
嵌合部方向に移動し、栓体のリング状嵌合部内周と接続
管外周との間の間隙、及び接続管先端部と栓体内側面と
の間の間隙を塞ぐような方向( 移動以前よりも液体、エ
アーの送流有効径を減少する方向) に移動するものであ
る。
嵌合部方向に移動し、栓体のリング状嵌合部内周と接続
管外周との間の間隙、及び接続管先端部と栓体内側面と
の間の間隙を塞ぐような方向( 移動以前よりも液体、エ
アーの送流有効径を減少する方向) に移動するものであ
る。
【0012】したがって、正立時には、液体は、注出管
を経由して孔設部方向に圧送され、エアーは、栓体の注
出管取付部(リング状嵌合部) と注出管との間の間隙及
び注出管先端部と栓体内側面との間の間隙を経由して圧
送され、液体はエアーとの合流点( 接続管先端部の近
傍) にて霧化して孔設部より噴霧される。
を経由して孔設部方向に圧送され、エアーは、栓体の注
出管取付部(リング状嵌合部) と注出管との間の間隙及
び注出管先端部と栓体内側面との間の間隙を経由して圧
送され、液体はエアーとの合流点( 接続管先端部の近
傍) にて霧化して孔設部より噴霧される。
【0013】一方倒立時には、液体は、可動体によって
送流有効径が減少した栓体の注出管取付部(リング状嵌
合部) と注出管との間の間隙及び注出管先端部と栓体内
側面との間の間隙を経由して孔設部方向に圧送され、エ
アーは、注出管を経由して孔設部方向へ圧送され、液体
はエアーとの合流点( 接続管先端部の近傍) にて霧化し
て孔設部より噴霧される。
送流有効径が減少した栓体の注出管取付部(リング状嵌
合部) と注出管との間の間隙及び注出管先端部と栓体内
側面との間の間隙を経由して孔設部方向に圧送され、エ
アーは、注出管を経由して孔設部方向へ圧送され、液体
はエアーとの合流点( 接続管先端部の近傍) にて霧化し
て孔設部より噴霧される。
【0014】
【実施例】本発明を実施例に従って詳細に説明する。図
1は、本発明容器の一実施例としての側断面図であり、
栓体(3) の中央部に孔設部(4) を貫設し、該栓体(3) 内
側の孔設部(4) の外周に沿ってリング状に嵌合部(7) を
立設する。
1は、本発明容器の一実施例としての側断面図であり、
栓体(3) の中央部に孔設部(4) を貫設し、該栓体(3) 内
側の孔設部(4) の外周に沿ってリング状に嵌合部(7) を
立設する。
【0015】接続管(8) は、全体に円筒状の中空管であ
り、中程にフランジ部(8a)を備え、該フランジ部(8a)を
介して一方に、リング状嵌合部(7) に差込嵌合する一端
部(8b)を備え、他方に、注出管(5) と嵌合接続する他端
部(8c)を備える。
り、中程にフランジ部(8a)を備え、該フランジ部(8a)を
介して一方に、リング状嵌合部(7) に差込嵌合する一端
部(8b)を備え、他方に、注出管(5) と嵌合接続する他端
部(8c)を備える。
【0016】接続管(8) の一端部(8a)には、摺動移動可
能にリング状の可動体(11)が嵌合され、可動体(11)を嵌
合した接続管(8) は、その一端部(8a)を栓体(3) 内側の
リング状嵌合部(7) 内に差し込み嵌合固定する。
能にリング状の可動体(11)が嵌合され、可動体(11)を嵌
合した接続管(8) は、その一端部(8a)を栓体(3) 内側の
リング状嵌合部(7) 内に差し込み嵌合固定する。
【0017】リング状嵌合部(7) 内に差し込まれた接続
管(8)外周と、該嵌合部(7) 内周との間には間隙(9) を
備え、また接続管(8) 一端部(8b)の先端部と栓体(3) の
内側面(3a)との間には間隙(10)を備える。
管(8)外周と、該嵌合部(7) 内周との間には間隙(9) を
備え、また接続管(8) 一端部(8b)の先端部と栓体(3) の
内側面(3a)との間には間隙(10)を備える。
【0018】可動体(11)は、接続管(8) の一端部(8a)側
の外周に沿って上下方向に、0.3mm前後〜2.0mm前
後、あるいはそれ以上移動可能である。該可動体(11)の
移動範囲は、上止点をリング状嵌合部(7) のリング端部
(7a)として、下止点をフランジ部(8a)上面とするもので
ある。
の外周に沿って上下方向に、0.3mm前後〜2.0mm前
後、あるいはそれ以上移動可能である。該可動体(11)の
移動範囲は、上止点をリング状嵌合部(7) のリング端部
(7a)として、下止点をフランジ部(8a)上面とするもので
ある。
【0019】栓体(3) 内側に接続固定された接続管(8)
の他端部(8c)側には、注出管(5) が嵌合接続される。
の他端部(8c)側には、注出管(5) が嵌合接続される。
【0020】注出管(5) の取り付けられた栓体(3) は、
注出管(5) を液体容器(1)(ボトル)内に入れ、該容器(1)
の上部開口部(2) に施封する。該栓体(3) は、開口部
(2)の嵌合部(2a)と栓体差込部(3b)の嵌合部(3c)とによ
って気密性をもって容器(1)を施封する。
注出管(5) を液体容器(1)(ボトル)内に入れ、該容器(1)
の上部開口部(2) に施封する。該栓体(3) は、開口部
(2)の嵌合部(2a)と栓体差込部(3b)の嵌合部(3c)とによ
って気密性をもって容器(1)を施封する。
【0021】図2は、上記接続管(8) の詳細を説明する
(a)上部平面図、(b)側断面図、(c)下部平面図
である。図2(a)に示すように、接続管(8) の一端部
(8b)の先端部には、1個所乃至数個所に切欠部(8d)を設
けることにより、前記間隙(10)が形成される。なお、(8
g)は、接続管(8) の管孔部である。
(a)上部平面図、(b)側断面図、(c)下部平面図
である。図2(a)に示すように、接続管(8) の一端部
(8b)の先端部には、1個所乃至数個所に切欠部(8d)を設
けることにより、前記間隙(10)が形成される。なお、(8
g)は、接続管(8) の管孔部である。
【0022】図2(b)に示すように、接続管(8) の一
端部(8b)の外周には、リング状嵌合部(7) の先端部(7a)
の僅か下側相当部から先端部まで延設する切欠部(8e)を
刻設することにより、前記間隙(9) が形成される。接続
管(8) の他端部(8c)の内周には、注出管(5) をタイトに
嵌合して接続固定するための突起部(8f)を数個所に設置
してある。
端部(8b)の外周には、リング状嵌合部(7) の先端部(7a)
の僅か下側相当部から先端部まで延設する切欠部(8e)を
刻設することにより、前記間隙(9) が形成される。接続
管(8) の他端部(8c)の内周には、注出管(5) をタイトに
嵌合して接続固定するための突起部(8f)を数個所に設置
してある。
【0023】図3は、可動体(11)の詳細を説明する
(a)平面図、(b)側断面図である。図3(a),図
3(b)に示す可動体(11)は、その中央部に、前記接続
管(8)の一端部(8a)外周径より僅かに大径の孔設部(11a)
を貫設した合成樹脂製、ゴム製、ガラス製、陶磁器
製、若しくは金属製のドーナツ状の板状体であり、ま
た、その外周部には、適宜必要に応じて1個所乃至数個
所に切欠部(11b) が形成される。
(a)平面図、(b)側断面図である。図3(a),図
3(b)に示す可動体(11)は、その中央部に、前記接続
管(8)の一端部(8a)外周径より僅かに大径の孔設部(11a)
を貫設した合成樹脂製、ゴム製、ガラス製、陶磁器
製、若しくは金属製のドーナツ状の板状体であり、ま
た、その外周部には、適宜必要に応じて1個所乃至数個
所に切欠部(11b) が形成される。
【0024】
【発明の効果】本発明の液体噴霧容器は、容器本体を正
立状態で使用する場合だけでなく、倒立状態で使用する
場合でも、液体をぼた落ちさせることなく、内容物であ
る液体を良好に霧化させて注出することができる優れた
効果を発揮するものである。
立状態で使用する場合だけでなく、倒立状態で使用する
場合でも、液体をぼた落ちさせることなく、内容物であ
る液体を良好に霧化させて注出することができる優れた
効果を発揮するものである。
【図1】本発明噴霧容器の要部を説明する側断面図であ
る。
る。
【図2】(a)本発明噴霧容器に使用する接続管の詳細
を説明する上部平面図である。 (b)本発明噴霧容器に使用する接続管の詳細を説明す
る側断面図である。 (c)本発明噴霧容器に使用する接続管の詳細を説明す
る下部平面図である。
を説明する上部平面図である。 (b)本発明噴霧容器に使用する接続管の詳細を説明す
る側断面図である。 (c)本発明噴霧容器に使用する接続管の詳細を説明す
る下部平面図である。
【図3】(a)本発明噴霧容器に使用する可動体の詳細
を説明する平面図である。 (b)本発明噴霧容器に使用する可動体の詳細を説明す
る側断面図である。
を説明する平面図である。 (b)本発明噴霧容器に使用する可動体の詳細を説明す
る側断面図である。
【図4】従来の噴霧容器を説明する側断面図である。
1 …液体容器 2 …上部開口部 2a…嵌合部 3…栓体
3a…栓体内側面 3b…差込部 3c…嵌合部 4 …孔設
部 5 …注出管 6 …液体内容物 7…リング状嵌合部
7a…リング端部 A…空間部 B…間隙 C…間隙 8
…接続管 8a…フランジ部 8b…接続部一端部 8c…
接続部他端部 8d…切欠部 8e…切欠部8f…突起部 8g
…管孔部 9 …間隙 10…間隙 11…可動体 11a …孔
設部 11b …切欠部 P…正立領域 N…倒立領域
3a…栓体内側面 3b…差込部 3c…嵌合部 4 …孔設
部 5 …注出管 6 …液体内容物 7…リング状嵌合部
7a…リング端部 A…空間部 B…間隙 C…間隙 8
…接続管 8a…フランジ部 8b…接続部一端部 8c…
接続部他端部 8d…切欠部 8e…切欠部8f…突起部 8g
…管孔部 9 …間隙 10…間隙 11…可動体 11a …孔
設部 11b …切欠部 P…正立領域 N…倒立領域
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】液体容器(1) 本体開口部(2) を施封する栓
体(3) に貫設した孔設部(4) と、該孔設部(4) に連通し
且つ該栓体(3) 下部に垂直下向きに設けたリング状嵌合
部(7) と、外周にフランジ部(8a)を備え該フランジ部(8
a)上面と前記嵌合部(7) のリング上端部(7a)との間に所
定の距離dを保って該嵌合部(7) 内に一端部(8b)を差込
み接続する接続管(8) と、該接続管(8) の他端部(8c)に
接続する液体注出管(5) と、前記リング状嵌合部(7) 内
周面と接続管(8) 外周面との間及び栓体(3) 内側面(3a)
と接続管(8) 一端部(8b)先端部との間に間隙(9),(10)
と、前記接続管(8) 外周に摺動移動可能に嵌合し且つ前
記距離dより少ない厚味を有して液体容器(1) 本体の正
立、倒立に応じて上下動可能なリング状可動体(11)とを
備えたことを特徴とする液体噴霧容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156759A JPH054649A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 液体噴霧容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156759A JPH054649A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 液体噴霧容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054649A true JPH054649A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15634703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156759A Pending JPH054649A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 液体噴霧容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019116317A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社吉野工業所 | 正倒立用塗布容器 |
JP2019151349A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 株式会社吉野工業所 | 粉体吐出容器 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156759A patent/JPH054649A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019116317A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社吉野工業所 | 正倒立用塗布容器 |
JP2019151349A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | 株式会社吉野工業所 | 粉体吐出容器 |
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