JP2004313925A - 泡噴出ポンプ装置、および泡噴出器 - Google Patents
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Abstract
【課題】泡噴出器の使用後にそのまま放置しても目詰まりを生ずるおそれのない泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供する。
【解決手段】吐出流路38に泡立て用多孔部材27・37を間隔をあけて2つ設け、それら泡立て用多孔部材の噴口14e側に乾燥防止用多孔部材14fを設ける。泡立て用多孔部材および乾燥防止用多孔部材は、ともにネット状で、泡立て用多孔部材は、有効に泡立てることができるように孔の大きさを0.1mm2以下とし、乾燥防止用多孔部材は、目詰まりを生じないように0.3mm2以上とする。液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材により吐出流路38で泡立て、押下げ釦14内の乾燥防止用多孔部材14fを通して噴口14eから外部へと噴出する。
【選択図】 図1
【解決手段】吐出流路38に泡立て用多孔部材27・37を間隔をあけて2つ設け、それら泡立て用多孔部材の噴口14e側に乾燥防止用多孔部材14fを設ける。泡立て用多孔部材および乾燥防止用多孔部材は、ともにネット状で、泡立て用多孔部材は、有効に泡立てることができるように孔の大きさを0.1mm2以下とし、乾燥防止用多孔部材は、目詰まりを生じないように0.3mm2以上とする。液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材により吐出流路38で泡立て、押下げ釦14内の乾燥防止用多孔部材14fを通して噴口14eから外部へと噴出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、使用時にステムを押し込んで容器の内容物に空気を混合して多孔部材を通して内容物を泡立て、ステムに取り付けるスパウト等の噴口から噴出する、ハンドソープ用やシェービングフォーム用や洗顔フォーム用などの泡噴出器に関する。および、そのような泡噴出器において、容器の口部に取り付けて容器の内容物を噴出する泡噴出ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】実開平6−32346号公報
【特許文献2】実開平6−57838号公報
従来、ハンドソープ用やシェービングフォーム用等の泡噴出器には、例えば特許文献1や特許文献2に記載されるようなものがあった。
【0003】
それは、例えば図3に示すように、ステム1に、内容物吐出流路aと空気吐出流路bと混合液吐出流路cを設け、内容物吐出流路aの出口にはスプリング2で付勢してボール弁3を押し当てる。そのステム1には、第1の多孔部材4を挟んでスパウト5を取り付ける。スパウト5には、先端に噴口6を有する吐出流路7途中に第2の多孔部材8を保持する。第1の多孔部材4はスパウト5内に挿入するリング状部材4aの一側にネット状等の多孔シート4bを取り付けてなり、第2の多孔部材8はスパウト5内に圧入する筒状部材8aの端部にネット状等の多孔シート8bを取り付けてなる。
【0004】
そして、使用時は、スパウト5に手を掛けてステム1を押し込み、不図示の容器の内容物を内容物吐出流路aに入れ、スプリング2に抗してボール弁3を開いて混合液吐出流路cに吐出する一方、導入した空気を空気吐出流路bを通して混合液吐出流路cに入れ、その混合液吐出流路cで内容物に空気を混合して第1の多孔部材4の多孔シート4bを通して内容物を泡立て、スパウト5の吐出流路7を通して吐出するとき、第2の多孔部材8の多孔シート8bを通してさらに泡立て噴口6から外部へと噴出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この種の泡噴出器では、泡立てた内容物を噴出することから、噴口6を比較的大きく形成していた。また、有効に泡立てることができるように、多孔シート4b・8bの1つの孔の大きさをともに0.1mm2以下の小さな孔としていた。
【0006】
このため、使用後にそのまま放置すると、噴口6内の、特に噴口6寄りの多孔シート8bに付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥し、固化して孔を塞ぎ、多孔シート8bが目詰まりを生じてその後の使用に支障をきたす問題があった。
【0007】
そこで、この発明の第1の目的は、泡噴出器の使用後にそのまま放置しても、泡立て用多孔部材が目詰まりを生ずるおそれのない泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供することにある。
【0008】
この発明の第2の目的は、噴出する内容物を確実に泡立てることができるようにした泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供することにある。
【0009】
この発明の第3の目的は、泡噴出器の使用後に噴口内に残った内容物が空気と接触して乾燥しても、目詰まりを生じない泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供することにある。
【0010】
この発明の第4の目的は、上述した各目的を達成した泡噴出ポンプ装置を備えた泡噴出器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材を通して吐出流路で泡立てて噴口から噴出する、泡噴出器の泡噴出ポンプ装置において、吐出流路における泡立て用多孔部材の噴口側に乾燥防止用多孔部材を設ける、ことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的も達成すべく、請求項1に記載の泡噴出ポンプ装置において、泡立て用多孔部材の孔の大きさを0.1mm2以下とする、ことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、同じく上述した第2の目的も達成すべく、請求項1または2に記載の泡噴出ポンプ装置において、吐出流路に泡立て用多孔部材を間隔をあけて2以上設ける、ことを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、上述した第3の目的も達成すべく、請求項1ないし3のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置において、乾燥防止用多孔部材の孔の大きさを0.3mm2以上とする、ことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、上述した第4の目的も達成すべく、請求項1ないし4のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置を備えることを特徴とする、泡噴出器である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1は、この発明による泡噴出ポンプ装置を備える泡噴出器の不使用時における縦断面図である。この噴出器は、容器10の口部10aに泡噴出ポンプ装置11を取り付けて構成する。
【0017】
その容器10は、ボトル形状で、口部10a外周におねじを有し、内部に内容物として、ハンドソープ用やシェービングフォーム用や洗顔フォーム用などの図示しない液体を収納する。
【0018】
一方、泡噴出ポンプ装置11は、ポンプ本体12や噴出管13や押下げ釦14などで構成する。そのポンプ本体12には、縦長に配置してシリンダ15を設ける。そのシリンダ15は、途中に四つの段部15a・15b・15c・15dを設けて下方に向け順次小径としてなる。そのシリンダ15の段部15a上には、上端部外周に外向き凸部15gを設け、その段部15aのまわりには、フランジ15fを設けるとともに、段部15bのすぐ下に径方向に貫通する横孔15eをあける。シリンダ15の段部15d下には、下端内に吸込口15hを設ける。シリンダ15の内部には、段部15dのすぐ下に下方に向けて漸次小径となる弁座15iを設ける。そして、吸込口15hに吸上げ管18の上端を入れ、その吸上げ管18内とシリンダ15内とを連通してシリンダ15に吸上げ管18を接続する。
【0019】
そして、シリンダ15内には、ボール弁19を入れて弁座15i上に乗せてから、コイル状の付勢部材20を挿入しその下端を段部15dに乗せてなる。その後、シリンダ15内には、第1の弁21および第2の弁22を取り付けた噴出管13を挿入する。
【0020】
噴出管13は、第1ピストン23と第2ピストン24とステム25を連結して構成する。第1ピストン23は、内部に上向きに開口する軸孔23aを設けるとともに、下端に拡径部23bを設け、該拡径部23bの内部に下向きに開口する拡径凹部23cを形成する。その拡径部23bのすぐ上には、外径の小さな小径部23dを設ける。また、小径部23dとその少し上には、それぞれ径方向に貫通して軸孔23aと連通する横孔23e・23fをあける。
【0021】
第2ピストン24は、内部に上下に貫通する軸孔24aを設け、上部外周に円形状のフランジ24bを設ける。そのフランジ24bの上面には、半径方向に凹溝24cを形成する。そして、軸孔24aの下部内に第1ピストン23の上端部を圧入しそれら第2ピストン24の軸孔24aと第1ピストン23の軸孔23aとを連通してなる。
【0022】
さらに、ステム25は、内部に上下に貫通する軸孔25aを設け、下端部25b外面に縦溝25cを形成する。下端部25b外周には同心で拡径部25dを設け、その内部には下向き凹部25eを形成する。また、拡径部25dの上にはそれよりやや小径の環状凸部25fを立ち上げ、その内部に上向き凹部25gを形成する。そして、軸孔25aの下端部内にネット状の多孔部材27を入れてから第2ピストン24の上端部を嵌め入れ、それらステム25の軸孔25aと第2ピストン24の軸孔24aとを連通するとともに、縦溝25cとフランジ24bの凹溝24cを連通して第2ピストン24とステム25とを接続する。
【0023】
ところで、第1の弁21は、例えばゴムなどの弾性部材で短い筒形状に形成し、内周に環状凸部21aを設ける。そして、該環状凸部21aを第1ピストン23の小径部23d外周面に押し当てて密着して取り付けるとともに、噴出管13に対して相対移動自在に設ける。
【0024】
また、第2の弁22は、例えば同様にゴムなどの弾性部材で外筒部22aと内筒部22bとを同心で形成し、外筒部22aをやや長い円筒形状とする一方、内筒部22bを断面ハの字状の短い円筒形状とする。そして、ステム25に第2ピストン24を接続するとき、該第2ピストン24のフランジ24b上に乗せて取り付けるとともに、ステム25の下向き凹部25e内に内筒部22bを入れ、該内筒部22bの上端内周をステム25の下端部25b外面に押し当てて取り付け、噴出管13に対して相対移動自在に設ける。
【0025】
上述した噴出管13は、下部をシリンダ15内に挿入し、拡径凹部23c内に付勢部材20の上端を入れてそれに乗せ、第1の弁21および第2の弁22をそれぞれシリンダ15の内面に押し当て摺動自在に設ける。そして、シリンダ15内には、液室30および空気室31を形成する。
【0026】
そして、そのシリンダ15には、ねじキャップ34を取り付けてその頂部内面をフランジ15f上に乗せてなる。また、該ねじキャップ34の中心孔を通して突出するシリンダ15の上端部には、嵌合部材35を被せてなる。その嵌合部材35は、外筒部35aと内筒部35bとを同心で一体に形成する。その外筒部35aは、内周に係合突起35cを設ける。
【0027】
そして、シリンダ15の上端部に外筒部35aを嵌合し、係合突起35cをシリンダ15の外向き凸部15gに掛け止めて嵌合部材35の抜けを防止するとともに、外筒部35aとフランジ15f間でねじキャップ34を挾持する。一方、ステム25の上向き凹部25g内に内筒部35bをはめ入れその下端を突き当てて噴出管13を押し下げ、付勢部材20を少し圧縮して設け、その付勢力でフランジ24b上面を第2の弁22の内筒部22b下端に押し当てる。
【0028】
このとき、嵌合部材35の内筒部35b内を通して噴出管13の上端部を上方へ突出し、上端に押下げ釦14を取り付けてなる。
【0029】
その押下げ釦14は、頂面に指当て部14aを有する筒状で、内部に軸方向にのびる縦流路14bとその上部から径方向にのびる横流路14cとを有し、縦流路14bの下部入口にステム嵌合部14dを設ける一方、横流路14cの出口に噴口14eをあける。そして、縦流路14bと横流路14cの境界にネット状の乾燥防止用多孔部材14fを設ける。乾燥防止用多孔部材14fは、押下げ釦14と別体でもよいが、図示例では、押下げ釦14の成形時にそれと一体で形成する。
【0030】
そして、ステム嵌合部14d内にネット状の多孔部材37を入れてから、噴出管13の上端部を圧入し、押下げ釦14内の縦流路14bと噴出管13内の軸孔25aとを連通して接続する。これにより、軸孔23a・24a・25aと縦流路14bと横流路14cとで、横孔23e・23fから噴口14eに達する吐出流路38を形成する。そして、その吐出流路38における泡立て用多孔部材27・37の噴口14e側に、乾燥防止用多孔部材14fを設ける。
【0031】
さて、泡立て用多孔部材は、吐出流路38に間隔をあけて2以上設けることが好ましい。図示例では、ネット状の泡立て用多孔部材27・37を2つ設け、その泡立て用多孔部材27・37は、有効に泡立てることができるように、網目の孔の大きさをそれぞれ0.1mm2以下とする。これに対し、乾燥防止用多孔部材14fは、それに付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥しても、目詰まりを生じないように網目の孔の大きさを0.3mm2以上として目を大きくすることが好ましい。
【0032】
このように構成した泡噴出ポンプ装置11は、容器10内に吸上げ管18を挿入してからシリンダ15を挿入し、図示するように、容器10の口部10a外周にねじキャップ34をねじ付けて取り付ける。
【0033】
いま、この泡噴出器を使用するときは、指当て面14aに指を当て押下げ釦14を付勢部材20に抗して押し下げ、図2に示すように、噴出管13をポンプ本体12内に押し込む。すると、噴出管13の押し込みにより第1の弁21を押し下げて液室30内の液圧を高める。そして、液圧の高まりとともに第1の弁21を開位置へと移動して横孔23eを開き、液室30内の液体を横孔23eを通して吐出流路38に送り出す。
【0034】
他方、噴出管13を押し込むと、第2の弁22がフランジ24b上面から離れて下向き凹部25e内の頂部内面または拡径部25d下端に押し当たり、空気室31内とシリンダ15上部内との連通を遮断して空気室31内の圧を高める。そして、空気室31内の空気を横孔23fを通して吐出流路38に送り出す。これにより、液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材27・37を通して吐出流路38で泡立て、押下げ釦14内の乾燥防止用多孔部材14fを通して噴口14eから外部へと噴出する。
【0035】
その後、泡噴出器の使用を止めるときは、押下げ釦14から手を離すと、付勢部材20の付勢力で噴出管13を押し上げて図1に示す状態に復帰する。そのとき、第1の弁21が閉位置へと移動して横孔23eを塞ぎ、液室30と噴出管13内との連通を遮断する。そして、噴出管13の押し上げにより液室30内の圧が低下するとき、ボール弁19を開いて液体を液室30内に吸い上げる。
【0036】
他方、噴出管13を押し上げると、下向き凹部25e内の頂面または拡径部25d下端に対する第2の弁22の押し当てを解除する一方、フランジ24b上面を第2の弁22に押し当てる。そして、下向き凹部25e内の頂部内面および拡径部25d下端と第2の弁22間の隙間、さらに縦溝25cと凹溝24cを通して空気室31とシリンダ15上部内とを連通する。これにより、噴出管13の押し上げにより圧が低下する空気室31内に、シリンダ15上部内を通して外気を吸い込む。
【0037】
なお、噴出管13を押し込むとき、内筒部35bと上向き凹部25gとの嵌め合いが外れ、ステム25と内筒部35b間の隙間を通してシリンダ15上部内と外部とが連通する。そして、シリンダ15の横孔15eを通して容器10内に外気を導入し、容器10内の圧の低下を防止する。
【0038】
ところで、上述した図示例では、噴口14eを有する押下げ釦14を用いたが、噴出部材は、図示するような押下げ釦14に限らず、例えば図3に示すような嘴状のノズルを備えるものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明によれば、吐出流路における泡立て用多孔部材の噴口側に乾燥防止用多孔部材を設けるので、泡噴出器の使用後にそのまま放置しても、乾燥防止用多孔部材で遮って空気の流通を悪くし、泡立て用多孔部材に付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥することを防ぎ、固化して目詰まりを生ずるおそれを解消することができる。
【0040】
請求項2に記載の発明によれば、泡立て用多孔部材の個々の孔の大きさを0.1mm2以下として小さくするので、また請求項3に記載の発明によれば、吐出流路に泡立て用多孔部材を間隔をあけて2以上設けるので、内容物を確実に泡立て噴口から噴出することができる。
【0041】
請求項4に記載の発明によれば、乾燥防止用多孔部材の孔の大きさを0.3mm2以上とするので、泡立て用多孔部材より目を大きくし、乾燥防止用多孔部材に付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥しても、目詰まりを生じないようにすることができる。
【0042】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置を備えるので、上記各効果を有する泡噴出ポンプ装置を備えた泡噴出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による泡噴出ポンプ装置を備える泡噴出器の不使用時における縦断面図である。
【図2】その使用時にステムを押し込んだ状態の縦断面図である。
【図3】従来の泡噴出ポンプ装置の部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 容器
11 泡噴出ポンプ装置
14 押下げ釦
14b 縦流路
14c 横流路
14e 噴口
14f 乾燥防止用多孔部材
27 泡立て用多孔部材
37 泡立て用多孔部材
38 吐出流路
【発明の属する技術分野】
この発明は、使用時にステムを押し込んで容器の内容物に空気を混合して多孔部材を通して内容物を泡立て、ステムに取り付けるスパウト等の噴口から噴出する、ハンドソープ用やシェービングフォーム用や洗顔フォーム用などの泡噴出器に関する。および、そのような泡噴出器において、容器の口部に取り付けて容器の内容物を噴出する泡噴出ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】実開平6−32346号公報
【特許文献2】実開平6−57838号公報
従来、ハンドソープ用やシェービングフォーム用等の泡噴出器には、例えば特許文献1や特許文献2に記載されるようなものがあった。
【0003】
それは、例えば図3に示すように、ステム1に、内容物吐出流路aと空気吐出流路bと混合液吐出流路cを設け、内容物吐出流路aの出口にはスプリング2で付勢してボール弁3を押し当てる。そのステム1には、第1の多孔部材4を挟んでスパウト5を取り付ける。スパウト5には、先端に噴口6を有する吐出流路7途中に第2の多孔部材8を保持する。第1の多孔部材4はスパウト5内に挿入するリング状部材4aの一側にネット状等の多孔シート4bを取り付けてなり、第2の多孔部材8はスパウト5内に圧入する筒状部材8aの端部にネット状等の多孔シート8bを取り付けてなる。
【0004】
そして、使用時は、スパウト5に手を掛けてステム1を押し込み、不図示の容器の内容物を内容物吐出流路aに入れ、スプリング2に抗してボール弁3を開いて混合液吐出流路cに吐出する一方、導入した空気を空気吐出流路bを通して混合液吐出流路cに入れ、その混合液吐出流路cで内容物に空気を混合して第1の多孔部材4の多孔シート4bを通して内容物を泡立て、スパウト5の吐出流路7を通して吐出するとき、第2の多孔部材8の多孔シート8bを通してさらに泡立て噴口6から外部へと噴出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この種の泡噴出器では、泡立てた内容物を噴出することから、噴口6を比較的大きく形成していた。また、有効に泡立てることができるように、多孔シート4b・8bの1つの孔の大きさをともに0.1mm2以下の小さな孔としていた。
【0006】
このため、使用後にそのまま放置すると、噴口6内の、特に噴口6寄りの多孔シート8bに付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥し、固化して孔を塞ぎ、多孔シート8bが目詰まりを生じてその後の使用に支障をきたす問題があった。
【0007】
そこで、この発明の第1の目的は、泡噴出器の使用後にそのまま放置しても、泡立て用多孔部材が目詰まりを生ずるおそれのない泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供することにある。
【0008】
この発明の第2の目的は、噴出する内容物を確実に泡立てることができるようにした泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供することにある。
【0009】
この発明の第3の目的は、泡噴出器の使用後に噴口内に残った内容物が空気と接触して乾燥しても、目詰まりを生じない泡噴出器用の泡噴出ポンプ装置を提供することにある。
【0010】
この発明の第4の目的は、上述した各目的を達成した泡噴出ポンプ装置を備えた泡噴出器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材を通して吐出流路で泡立てて噴口から噴出する、泡噴出器の泡噴出ポンプ装置において、吐出流路における泡立て用多孔部材の噴口側に乾燥防止用多孔部材を設ける、ことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的も達成すべく、請求項1に記載の泡噴出ポンプ装置において、泡立て用多孔部材の孔の大きさを0.1mm2以下とする、ことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、同じく上述した第2の目的も達成すべく、請求項1または2に記載の泡噴出ポンプ装置において、吐出流路に泡立て用多孔部材を間隔をあけて2以上設ける、ことを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、上述した第3の目的も達成すべく、請求項1ないし3のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置において、乾燥防止用多孔部材の孔の大きさを0.3mm2以上とする、ことを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、上述した第4の目的も達成すべく、請求項1ないし4のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置を備えることを特徴とする、泡噴出器である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1は、この発明による泡噴出ポンプ装置を備える泡噴出器の不使用時における縦断面図である。この噴出器は、容器10の口部10aに泡噴出ポンプ装置11を取り付けて構成する。
【0017】
その容器10は、ボトル形状で、口部10a外周におねじを有し、内部に内容物として、ハンドソープ用やシェービングフォーム用や洗顔フォーム用などの図示しない液体を収納する。
【0018】
一方、泡噴出ポンプ装置11は、ポンプ本体12や噴出管13や押下げ釦14などで構成する。そのポンプ本体12には、縦長に配置してシリンダ15を設ける。そのシリンダ15は、途中に四つの段部15a・15b・15c・15dを設けて下方に向け順次小径としてなる。そのシリンダ15の段部15a上には、上端部外周に外向き凸部15gを設け、その段部15aのまわりには、フランジ15fを設けるとともに、段部15bのすぐ下に径方向に貫通する横孔15eをあける。シリンダ15の段部15d下には、下端内に吸込口15hを設ける。シリンダ15の内部には、段部15dのすぐ下に下方に向けて漸次小径となる弁座15iを設ける。そして、吸込口15hに吸上げ管18の上端を入れ、その吸上げ管18内とシリンダ15内とを連通してシリンダ15に吸上げ管18を接続する。
【0019】
そして、シリンダ15内には、ボール弁19を入れて弁座15i上に乗せてから、コイル状の付勢部材20を挿入しその下端を段部15dに乗せてなる。その後、シリンダ15内には、第1の弁21および第2の弁22を取り付けた噴出管13を挿入する。
【0020】
噴出管13は、第1ピストン23と第2ピストン24とステム25を連結して構成する。第1ピストン23は、内部に上向きに開口する軸孔23aを設けるとともに、下端に拡径部23bを設け、該拡径部23bの内部に下向きに開口する拡径凹部23cを形成する。その拡径部23bのすぐ上には、外径の小さな小径部23dを設ける。また、小径部23dとその少し上には、それぞれ径方向に貫通して軸孔23aと連通する横孔23e・23fをあける。
【0021】
第2ピストン24は、内部に上下に貫通する軸孔24aを設け、上部外周に円形状のフランジ24bを設ける。そのフランジ24bの上面には、半径方向に凹溝24cを形成する。そして、軸孔24aの下部内に第1ピストン23の上端部を圧入しそれら第2ピストン24の軸孔24aと第1ピストン23の軸孔23aとを連通してなる。
【0022】
さらに、ステム25は、内部に上下に貫通する軸孔25aを設け、下端部25b外面に縦溝25cを形成する。下端部25b外周には同心で拡径部25dを設け、その内部には下向き凹部25eを形成する。また、拡径部25dの上にはそれよりやや小径の環状凸部25fを立ち上げ、その内部に上向き凹部25gを形成する。そして、軸孔25aの下端部内にネット状の多孔部材27を入れてから第2ピストン24の上端部を嵌め入れ、それらステム25の軸孔25aと第2ピストン24の軸孔24aとを連通するとともに、縦溝25cとフランジ24bの凹溝24cを連通して第2ピストン24とステム25とを接続する。
【0023】
ところで、第1の弁21は、例えばゴムなどの弾性部材で短い筒形状に形成し、内周に環状凸部21aを設ける。そして、該環状凸部21aを第1ピストン23の小径部23d外周面に押し当てて密着して取り付けるとともに、噴出管13に対して相対移動自在に設ける。
【0024】
また、第2の弁22は、例えば同様にゴムなどの弾性部材で外筒部22aと内筒部22bとを同心で形成し、外筒部22aをやや長い円筒形状とする一方、内筒部22bを断面ハの字状の短い円筒形状とする。そして、ステム25に第2ピストン24を接続するとき、該第2ピストン24のフランジ24b上に乗せて取り付けるとともに、ステム25の下向き凹部25e内に内筒部22bを入れ、該内筒部22bの上端内周をステム25の下端部25b外面に押し当てて取り付け、噴出管13に対して相対移動自在に設ける。
【0025】
上述した噴出管13は、下部をシリンダ15内に挿入し、拡径凹部23c内に付勢部材20の上端を入れてそれに乗せ、第1の弁21および第2の弁22をそれぞれシリンダ15の内面に押し当て摺動自在に設ける。そして、シリンダ15内には、液室30および空気室31を形成する。
【0026】
そして、そのシリンダ15には、ねじキャップ34を取り付けてその頂部内面をフランジ15f上に乗せてなる。また、該ねじキャップ34の中心孔を通して突出するシリンダ15の上端部には、嵌合部材35を被せてなる。その嵌合部材35は、外筒部35aと内筒部35bとを同心で一体に形成する。その外筒部35aは、内周に係合突起35cを設ける。
【0027】
そして、シリンダ15の上端部に外筒部35aを嵌合し、係合突起35cをシリンダ15の外向き凸部15gに掛け止めて嵌合部材35の抜けを防止するとともに、外筒部35aとフランジ15f間でねじキャップ34を挾持する。一方、ステム25の上向き凹部25g内に内筒部35bをはめ入れその下端を突き当てて噴出管13を押し下げ、付勢部材20を少し圧縮して設け、その付勢力でフランジ24b上面を第2の弁22の内筒部22b下端に押し当てる。
【0028】
このとき、嵌合部材35の内筒部35b内を通して噴出管13の上端部を上方へ突出し、上端に押下げ釦14を取り付けてなる。
【0029】
その押下げ釦14は、頂面に指当て部14aを有する筒状で、内部に軸方向にのびる縦流路14bとその上部から径方向にのびる横流路14cとを有し、縦流路14bの下部入口にステム嵌合部14dを設ける一方、横流路14cの出口に噴口14eをあける。そして、縦流路14bと横流路14cの境界にネット状の乾燥防止用多孔部材14fを設ける。乾燥防止用多孔部材14fは、押下げ釦14と別体でもよいが、図示例では、押下げ釦14の成形時にそれと一体で形成する。
【0030】
そして、ステム嵌合部14d内にネット状の多孔部材37を入れてから、噴出管13の上端部を圧入し、押下げ釦14内の縦流路14bと噴出管13内の軸孔25aとを連通して接続する。これにより、軸孔23a・24a・25aと縦流路14bと横流路14cとで、横孔23e・23fから噴口14eに達する吐出流路38を形成する。そして、その吐出流路38における泡立て用多孔部材27・37の噴口14e側に、乾燥防止用多孔部材14fを設ける。
【0031】
さて、泡立て用多孔部材は、吐出流路38に間隔をあけて2以上設けることが好ましい。図示例では、ネット状の泡立て用多孔部材27・37を2つ設け、その泡立て用多孔部材27・37は、有効に泡立てることができるように、網目の孔の大きさをそれぞれ0.1mm2以下とする。これに対し、乾燥防止用多孔部材14fは、それに付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥しても、目詰まりを生じないように網目の孔の大きさを0.3mm2以上として目を大きくすることが好ましい。
【0032】
このように構成した泡噴出ポンプ装置11は、容器10内に吸上げ管18を挿入してからシリンダ15を挿入し、図示するように、容器10の口部10a外周にねじキャップ34をねじ付けて取り付ける。
【0033】
いま、この泡噴出器を使用するときは、指当て面14aに指を当て押下げ釦14を付勢部材20に抗して押し下げ、図2に示すように、噴出管13をポンプ本体12内に押し込む。すると、噴出管13の押し込みにより第1の弁21を押し下げて液室30内の液圧を高める。そして、液圧の高まりとともに第1の弁21を開位置へと移動して横孔23eを開き、液室30内の液体を横孔23eを通して吐出流路38に送り出す。
【0034】
他方、噴出管13を押し込むと、第2の弁22がフランジ24b上面から離れて下向き凹部25e内の頂部内面または拡径部25d下端に押し当たり、空気室31内とシリンダ15上部内との連通を遮断して空気室31内の圧を高める。そして、空気室31内の空気を横孔23fを通して吐出流路38に送り出す。これにより、液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材27・37を通して吐出流路38で泡立て、押下げ釦14内の乾燥防止用多孔部材14fを通して噴口14eから外部へと噴出する。
【0035】
その後、泡噴出器の使用を止めるときは、押下げ釦14から手を離すと、付勢部材20の付勢力で噴出管13を押し上げて図1に示す状態に復帰する。そのとき、第1の弁21が閉位置へと移動して横孔23eを塞ぎ、液室30と噴出管13内との連通を遮断する。そして、噴出管13の押し上げにより液室30内の圧が低下するとき、ボール弁19を開いて液体を液室30内に吸い上げる。
【0036】
他方、噴出管13を押し上げると、下向き凹部25e内の頂面または拡径部25d下端に対する第2の弁22の押し当てを解除する一方、フランジ24b上面を第2の弁22に押し当てる。そして、下向き凹部25e内の頂部内面および拡径部25d下端と第2の弁22間の隙間、さらに縦溝25cと凹溝24cを通して空気室31とシリンダ15上部内とを連通する。これにより、噴出管13の押し上げにより圧が低下する空気室31内に、シリンダ15上部内を通して外気を吸い込む。
【0037】
なお、噴出管13を押し込むとき、内筒部35bと上向き凹部25gとの嵌め合いが外れ、ステム25と内筒部35b間の隙間を通してシリンダ15上部内と外部とが連通する。そして、シリンダ15の横孔15eを通して容器10内に外気を導入し、容器10内の圧の低下を防止する。
【0038】
ところで、上述した図示例では、噴口14eを有する押下げ釦14を用いたが、噴出部材は、図示するような押下げ釦14に限らず、例えば図3に示すような嘴状のノズルを備えるものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明によれば、吐出流路における泡立て用多孔部材の噴口側に乾燥防止用多孔部材を設けるので、泡噴出器の使用後にそのまま放置しても、乾燥防止用多孔部材で遮って空気の流通を悪くし、泡立て用多孔部材に付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥することを防ぎ、固化して目詰まりを生ずるおそれを解消することができる。
【0040】
請求項2に記載の発明によれば、泡立て用多孔部材の個々の孔の大きさを0.1mm2以下として小さくするので、また請求項3に記載の発明によれば、吐出流路に泡立て用多孔部材を間隔をあけて2以上設けるので、内容物を確実に泡立て噴口から噴出することができる。
【0041】
請求項4に記載の発明によれば、乾燥防止用多孔部材の孔の大きさを0.3mm2以上とするので、泡立て用多孔部材より目を大きくし、乾燥防止用多孔部材に付着したまま残った内容物が空気と接触して乾燥しても、目詰まりを生じないようにすることができる。
【0042】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置を備えるので、上記各効果を有する泡噴出ポンプ装置を備えた泡噴出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による泡噴出ポンプ装置を備える泡噴出器の不使用時における縦断面図である。
【図2】その使用時にステムを押し込んだ状態の縦断面図である。
【図3】従来の泡噴出ポンプ装置の部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 容器
11 泡噴出ポンプ装置
14 押下げ釦
14b 縦流路
14c 横流路
14e 噴口
14f 乾燥防止用多孔部材
27 泡立て用多孔部材
37 泡立て用多孔部材
38 吐出流路
Claims (5)
- 液体と空気とを混合して泡立て用多孔部材を通して吐出流路で泡立てて噴口から噴出する、泡噴出器の泡噴出ポンプ装置において、
前記吐出流路における前記泡立て用多孔部材の前記噴口側に乾燥防止用多孔部材を設けることを特徴とする、泡噴出ポンプ装置。 - 前記泡立て用多孔部材の孔の大きさを0.1mm2以下とすることを特徴とする、請求項1に記載の泡噴出ポンプ装置。
- 前記吐出流路に前記泡立て用多孔部材を間隔をあけて2以上設けることを特徴とする、請求項1または2に記載の泡噴出ポンプ装置。
- 前記乾燥防止用多孔部材の孔の大きさを0.3mm2以上とすることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1に記載の泡噴出ポンプ装置を備えることを特徴とする、泡噴出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003110944A JP2004313925A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 泡噴出ポンプ装置、および泡噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003110944A JP2004313925A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 泡噴出ポンプ装置、および泡噴出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004313925A true JP2004313925A (ja) | 2004-11-11 |
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ID=33471631
Family Applications (1)
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JP2003110944A Pending JP2004313925A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 泡噴出ポンプ装置、および泡噴出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004313925A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008036531A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Kao Corp | 泡吐出器 |
JP2008136904A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡噴出器 |
JP2008136905A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡噴出器 |
KR101193000B1 (ko) * | 2010-05-07 | 2012-10-19 | 우연춘 | 디스펜서 |
WO2013170445A1 (zh) * | 2012-05-15 | 2013-11-21 | Wang Ya-Tsan | 泡沫泵及包括该泡沫泵的分配液体喷射器 |
-
2003
- 2003-04-16 JP JP2003110944A patent/JP2004313925A/ja active Pending
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