JPH0546468A - メモリカード装置 - Google Patents

メモリカード装置

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Publication number
JPH0546468A
JPH0546468A JP20052391A JP20052391A JPH0546468A JP H0546468 A JPH0546468 A JP H0546468A JP 20052391 A JP20052391 A JP 20052391A JP 20052391 A JP20052391 A JP 20052391A JP H0546468 A JPH0546468 A JP H0546468A
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JP
Japan
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eeprom
buffer memory
written
writing
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JP20052391A
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Kazuo Konishi
和夫 小西
Shinpei Yoshioka
心平 吉岡
Setsuo Terasaki
攝雄 寺崎
Hiroaki Matsubara
弘明 松原
Koji Maruyama
晃司 丸山
Takaaki Suyama
高彰 須山
Toshiaki Sato
聡明 佐藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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    • Y02B60/1225

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、EEPROMを使用してデータの
書き込みスピード及び読み出しスピードを極力向上さ
せ、SRAMカードライクに使用できるように改良を施
したメモリカード装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】コネクタ12を介して入力されバッファメモリ
13に書き込まれたデジタルデータDAのうち、ヘッダ
データHDが、小記憶容量でバイト単位でのデータの書
き込み及び読み出しが可能なヘッダ用EEPROM17
に書き込まれ、画像データPDが、大記憶容量でページ
単位のデータの書き込み及び読み出しが可能な画像用E
EPROM18に書き込まれる。外部とのデータ転送及
び各EEPROM17,18の書き込みベリファイは、
いずれもバッファメモリ13を用いて行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体メモリとして
EEPROM(エレクトリカリィ・イレーサブル・アン
ド・プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)を使
用したメモリカード装置に係り、特に撮影した被写体の
光学像をデジタル画像データに変換して半導体メモリに
記録する電子スチルカメラ装置等に使用して好適するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、撮影した被写体の光学像
を固体撮像素子を用いて電気的な画像信号に変換し、こ
の画像信号をデジタル画像データに変換して半導体メモ
リに記録する電子スチルカメラ装置が開発されている。
そして、この種の電子スチルカメラ装置にあっては、半
導体メモリをカード状のケースに内蔵してなるメモリカ
ードを、カメラ本体に着脱自在となるように構成するこ
とによって、通常のカメラにおけるフィルムと等価な取
り扱いができるようになされている。
【0003】ここで、電子スチルカメラ装置のメモリカ
ードは、現在、標準化が進められていて、内蔵される半
導体メモリとしては、複数枚のデジタル画像データを記
録するために大記憶容量のものが要求され、例えばSR
AM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ),
マスクROM及び電気的にデータの書き込みや消去が可
能なEEPROM等が考えられており、SRAMを用い
たメモリカードは既に商品化されている。
【0004】ところで、SRAMを用いたメモリカード
は、どのようなフォーマットのデータ構成にも対応する
ことができるとともに、データの書き込みスピード及び
読み出しスピードも速いという利点がある反面、書き込
んだデータを保持するためのバックアップ電池をメモリ
カード内に収容する必要があるため、電池収容スペース
を設置する分だけ記憶容量が削減されるとともに、SR
AM自体のコストが高く経済的な不利を招くという問題
を持っている。
【0005】そこで、現在では、SRAMの持つ問題点
を解消するために、メモリカードに用いられる半導体メ
モリとしてEEPROMが注目されている。このEEP
ROMは、磁気ディスクに代わる記録媒体として注目を
浴びているもので、データ保持のためのバックアップ電
池が不要であるとともに、チップ自体のコストを安くす
ることができる等、SRAMの持たない特有な利点を有
することから、メモリカード用として使用するための開
発が盛んに行なわれている。
【0006】ここで、図2は、SRAMを用いたメモリ
カード(SRAMカード)とEEPROMを用いたメモ
リカード(EEPROMカード)との長短を比較して示
している。まず、比較項目1,2のバックアップ電池及
びコストについては、既に前述したように、SRAMカ
ードはバックアップ電池が必要でありコストも高いとい
う問題があるのに対し、EEPROMカードはバックア
ップ電池が不要でコストも低くすることができるという
利点を有している。
【0007】次に、比較項目3,4の書き込みスピード
及び読み出しスピードについては、アドレスで任意に指
定したバイトまたはビットに対して、データの書き込み
及び読み出しを行なう、SRAMとEEPROMとに共
通のランダムアクセスモードと、複数の連続するバイト
(数百バイト)でなるページを指定することにより、ペ
ージ単位で一括してデータの書き込み及び読み出しを行
なう、EEPROMに特有のページモードとに分けて考
えられる。
【0008】そして、ランダムアクセスモードおいて、
SRAMは書き込みスピード及び読み出しスピードが共
に速く、EEPROMは書き込みスピード及び読み出し
スピードが共に遅くなっている。また、EEPROM
は、ページモードにおいて、1ページ分の大量のデータ
を一斉に書き込み及び読み出しすることから、ランダム
アクセスモードに比してデータの書き込みスピード及び
読み出しスピードは速くなっている。
【0009】さらに、比較項目5のイレース(消去)モ
ードは、EEPROMに特有のモードであり、SRAM
には存在しないモードである。すなわち、EEPROM
は、既にデータの書き込まれている領域に新たにデータ
を書き込む場合、先に書き込まれているデータを一旦イ
レースしないと新たなデータを書き込むことができない
ため、データの書き込みを行なうに際して、このイレー
スモードが実行されるようになっている。
【0010】また、比較項目6の書き込みベリファイ
も、EEPROMに特有のモードであり、SRAMには
存在しないモードである。すなわち、EEPROMは、
データ書き込みを行なう場合、通常1回の書き込み動作
では完全な書き込みが行なわれない。このため、EEP
ROMに対して1回の書き込み動作を行なう毎にEEP
ROMの書き込み内容を読み出し、正確に書き込まれて
いるか否かをチェックする必要があり、これが書き込み
ベリファイである。
【0011】具体的には、EEPROMに書き込むべき
データをバッファメモリに記録しておき、バッファメモ
リからEEPROMにデータを転送して書き込んだ後、
EEPROMの書き込み内容を読み出し、バッファメモ
リの内容と比較して一致しているか否かを判別してい
る。そして、書き込みベリファイの結果、不一致(エラ
ー)と判定された場合には、再度バッファメモリの内容
をEEPROMに書き込む動作を繰り返すようにしてい
る。
【0012】以上の比較結果から明らかなように、EE
PROMには、バックアップ電池が不要でありコストが
安く、しかもページ単位のデータ書き込み及び読み出し
が可能である等の、SRAMに見られない特有な利点が
備えられている反面、ランダムアクセスモードにおける
データの書き込みスピード及び読み出しスピードが遅い
とともに、イレースモードや書き込みベリファイ等のよ
うなSRAMにはないモードを必要とするという不都合
もある。
【0013】そこで、メモリカードに使用する半導体メ
モリとして、現在使用されているSRAMに代えてEE
PROMを使用することを考えた場合、データの書き込
みスピード及び読み出しスピードの問題や、イレースモ
ード及び書き込みベリファイ等を必要とするという問題
を解消し、SRAMを内蔵したメモリカードと等価な取
り扱い方ができるように、つまりSRAMカードライク
に使用できるように細部に渡って種々の改良を施すこと
が、肝要なこととなっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、SRA
Mに代えてEEPROMをメモリカードに使用すること
を考えた場合、EEPROMカードをSRAMカードラ
イクに使用できるように改良を施すことが、実用化に際
して重要な問題となっている。
【0015】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、EEPROMを使用してデータの書き込
みスピード及び読み出しスピードを極力向上させ、SR
AMカードライクに使用できるように改良を施した極め
て良好なメモリカード装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリカ
ード装置は、全データ量が少なくバイト単位でのデータ
の書き込み及び読み出しが多く要求される性質を有する
第1のデータ群と、全データ量が多く全体的にシーケン
シャルな性質を有する第2のデータ群とを含むデータを
入力し記録するものを対象としている。そして、データ
の高速書き込み及び高速読み出しが可能で、外部とのデ
ータ転送を行なうためのバッファメモリと、このバッフ
ァメモリとの間でデータの入出力を行なうもので、第1
のデータ群を全て記録する記憶容量を有し、バイト単位
でのデータの書き込み及び読み出しが可能な第1のEE
PROMと、バッファメモリとの間でデータの入出力を
行なうもので、第2のデータ群を記録する記憶容量を有
し、ページ単位のデータの書き込み及び読み出しが可能
な第2のEEPROMと、バッファメモリに記録された
データが第1及び第2のデータ群のいずれに属するかを
判別して、第1及び第2のEEPROMに選択的に振り
分けて記憶させる制御手段と、バッファメモリから第1
及び第2のEEPROMにデータを転送して書き込んだ
状態で、該第1及び第2のEEPROMに書き込まれた
データを読み出しバッファメモリのデータと比較して、
一致していない状態で再度バッファメモリから第1及び
第2のEEPROMにデータを転送して書き込ませる判
定手段とを備えるようにしたものである。
【0017】
【作用】上記のような構成によれば、データ量が少なく
バイト単位で書き替えるものが多いという性質を有する
データを記録するのに、小記憶容量でバイト単位のデー
タの書き込み及び読み出しが可能な第1のEEPROM
を用い、データ量が非常に多く全体的にシーケンシャル
であるという性質を有するデータを記録するのに、大記
憶容量で一括消去やページ単位で一括してデータの書き
込み及び読み出しが可能な第2のEEPROMを用いる
ことができるので、EEPROMを用いてもバイト単位
のデータ書き替えやページ単位のデータ書き替えをデー
タの種類に応じて自由に行なうことが可能となる。
【0018】また、外部とのデータ転送は、必ずバッフ
ァメモリを介して行なわれるので、データの書き込みス
ピード及び読み出しスピードも向上し、SRAMカード
ライクに使用することができるようになる。また、EE
PROMに特有の書き込みベリファイも、バッファメモ
リを用いて行なうようにしているので、取り扱いとして
は、全くSRAMカードライクに使用することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、この発明を電子スチルカメラ装置に適
用した場合の一実施例について図面を参照して詳細に説
明する。図1において、11はメモリカード本体で、そ
の一端部に設置されたコネクタ12を介して、図示しな
い電子スチルカメラ本体に接続されるようになされてい
る。このコネクタ12には、電子スチルカメラ本体側か
ら、メモリカード本体11に書き込むべきデジタルデー
タDAと、その書き込み場所を示すアドレスデータAD
とが供給される。
【0020】そして、このコネクタ12に供給されたデ
ジタルデータDAは、一旦バッファメモリ13に取り込
まれ記録される。このときのバッファメモリ13のデジ
タルデータDAの取り込みタイミングは、アドレス発生
回路14から出力されるアドレスデータによってコント
ロールされる。また、このアドレス発生回路14は、セ
レクタ15によって選択されたクロックCKをカウント
して、バッファメモリ13へのアドレスデータを生成し
ている。
【0021】このセレクタ15には、アドレスデータA
Dに同期したバスクロックBCKと、データ処理制御回
路16から出力される読み出し用クロックYCKとが供
給されるようになっている。そして、バッファメモリ1
3のデジタルデータDAの取り込み時には、セレクタ1
5が、データ処理制御回路16から出力されるセレクト
信号SELによってバスクロックBCKを選択し、クロ
ックCKとしてアドレス発生回路14に導出している。
【0022】また、コネクタ12に供給されたアドレス
データADは、データ処理制御回路16に供給されて、
ヘッダ用アドレスデータHADか画像用アドレスデータ
PADかが判別される。すなわち、電子スチルカメラ本
体側から出力されるデジタルデータDAには、メモリカ
ードの属性情報,各画像データに特有な各種情報,日付
情報及び撮影可能枚数情報等のメモリ管理情報であるヘ
ッダデータHDと、被写体に対応する画像(音声を含
む)データPDとが含まれている。
【0023】そして、データ処理制御回路16は、入力
されたアドレスデータADがヘッダ用アドレスデータH
ADであると判断した場合、ヘッダ用ライトイネーブル
データHWEをヘッダ用EEPROM17に出力する。
このヘッダ用EEPROM17は、ヘッダ用ライトイネ
ーブルデータHWEがアクティブ状態(例えばHレベ
ル)の期間にのみデータの書き込みが可能となり、それ
以外の期間には、書き込みが不能となるように制御され
る。
【0024】また、データ処理制御回路16は、入力さ
れたアドレスデータADが画像用アドレスデータPAD
であると判断した場合、画像用ライトイネーブルデータ
PWEを画像用EEPROM18に出力する。この画像
用EEPROM18も、画像用ライトイネーブルデータ
PWEがアクティブ状態(例えばHレベル)の期間にの
みデータの書き込みが可能となり、それ以外の期間に
は、書き込みが不能となるように制御される。
【0025】ここで、一般に、EEPROMには、数1
0Kバイトの小記憶容量であるが、アドレスで任意に指
定したバイト単位でデータの書き込みや読み出しを比較
的高速で行なうことができる第1のタイプのものと、数
10Mビットの大記憶容量を有しバイト単位での書き込
み及び読み出しはできないが、全ての記憶内容を一括し
て消去可能な一括消去機能や、ページ単位で一括してデ
ータの書き込み及び読み出しを行なう機能を有する第2
のタイプのものとがある。
【0026】そして、上記デジタルデータDAのうちの
ヘッダデータHDは、その全データ量が16Kバイト程
度と小容量であり、例えば日付情報や撮影可能枚数情報
等のようにバイト単位で書き替える必要のあるものが多
いという性質を有している。このため、ヘッダデータH
Dを記録するヘッダ用EEPROM17としては、上記
した小記憶容量でバイト単位のデータの書き込み及び読
み出しが可能な第1のタイプのEEPROMを用いるよ
うにしている。
【0027】また、上記デジタルデータDAのうちの画
像データPDは、画像1枚分のデータ量が非常に多く、
しかも全体的にシーケンシャルであるという性質を有し
ている。このため、画像データPDを記録する画像用E
EPROM18としては、大記憶容量を有し、一括消去
機能やページ単位で一括してデータの書き込み及び読み
出しを行なう機能を有する、第2のタイプのEEPRO
Mを用いるようにしている。
【0028】ここで、コネクタ12を介してバッファメ
モリ13に書き込まれたデジタルデータDAがヘッダデ
ータHDであるとすると、データ処理制御回路16は、
入力されたアドレスデータADがヘッダ用アドレスデー
タHADであることからヘッダデータHDが入力された
と判断し、ヘッダ用EEPROM17に対して、ヘッダ
用アドレスデータHADを出力するとともに、ヘッダ用
ライトイネーブルデータHWEをアクティブ状態とす
る。
【0029】次に、データ処理制御回路16は、セレク
ト信号SELを制御して、自己の生成する読み出し用ク
ロックYCKが、アドレス発生回路14に導出されるよ
うにセレクタ15を切り替える。このため、読み出し用
クロックYCKに基づいてアドレス発生回路14で生成
されるアドレスデータによって、バッファメモリ13か
らヘッダデータHDが順次読み出され、ヘッダ用EEP
ROM17に書き込まれることになる。
【0030】その後、ヘッダ用EEPROM17に全て
のヘッダデータHDが書き込まれた状態で、データ処理
制御回路16は、ヘッダ用EEPROM17に対して、
ヘッダ用アウトイネーブルデータHOEをアクティブ状
態とするとともに、ヘッダ用アドレスデータHADを出
力して、書き込んだヘッダデータHDを読み出させ、バ
ッファメモリ13に記録されたヘッダデータHDと一致
しているか否かを判別する、書き込みベリファイを実行
する。
【0031】そして、ヘッダ用EEPROM17から読
み出したヘッダデータHDと、バッファメモリ13に記
録されたヘッダデータHDとが一致していないと、再
度、バッファメモリ13からヘッダ用EEPROM17
にヘッダデータHDを転送して書き込みを行ない、この
動作が、ヘッダ用EEPROM17から読み出したヘッ
ダデータHDと、バッファメモリ13に記録されたヘッ
ダデータHDとが完全に一致するまで繰り返され、ここ
にヘッダデータHDの書き込みが行なわれる。
【0032】また、コネクタ12を介してバッファメモ
リ13に書き込まれたデジタルデータDAが画像データ
PDであるとすると、データ処理制御回路16は、入力
されたアドレスデータADが画像用アドレスデータPA
Dであることから画像データPDが入力されたと判断
し、画像用EEPROM18に対して、画像用アドレス
データPADを出力するとともに、画像用ライトイネー
ブルデータPWEをアクティブ状態とする。
【0033】次に、データ処理制御回路16は、セレク
ト信号SELを制御して、自己の生成する読み出し用ク
ロックYCKが、アドレス発生回路14に導出されるよ
うにセレクタ15を切り替える。このため、読み出し用
クロックYCKに基づいてアドレス発生回路14で生成
されるアドレスデータによって、バッファメモリ13か
ら画像データPDが順次読み出され、画像用EEPRO
M18に書き込まれることになる。
【0034】その後、画像用EEPROM18に全ての
画像データPDが書き込まれた状態で、データ処理制御
回路16は、画像用EEPROM18に対して、画像用
アウトイネーブルデータPOEをアクティブ状態とする
とともに、画像用アドレスデータPADを出力して、書
き込んだ画像データPDを読み出させ、バッファメモリ
13に記録された画像データPDと一致しているか否か
を判別する、書き込みベリファイを実行する。
【0035】そして、画像用EEPROM18から読み
出した画像データPDと、バッファメモリ13に記録さ
れた画像データPDとが一致していなければ、再度、バ
ッファメモリ13から画像用EEPROM18に画像デ
ータPDを転送して書き込み動作を行ない、この動作
が、画像用EEPROM18から読み出した画像データ
PDと、バッファメモリ13に記録された画像データP
Dとが完全に一致するまで繰り返され、ここに画像デー
タPDの書き込みが行なわれる。
【0036】次に、ヘッダ用EEPROM17及び画像
用EEPROM18から、ヘッダデータHD及び画像デ
ータPDをメモリカード本体11の外部に読み出す動作
について説明する。まず、電子スチルカメラ本体側から
コネクタ12を介して読み出すべきデータの記録された
アドレスが指定される。すると、指定されたアドレス
は、データ処理制御回路16に供給されて、ヘッダ用ア
ドレスデータHADか画像用アドレスデータPADかが
判別される。
【0037】その後、データ処理制御回路16は、判別
結果に基づいて、ヘッダ用アウトイネーブルデータHO
E及び画像用アウトイネーブルデータPOEをアクティ
ブ状態とするとともに、自己の生成する読み出し用クロ
ックYCKが、アドレス発生回路14に導出されるよう
にセレクタ15を切り替え、ヘッダ用EEPROM17
及び画像用EEPROM18から、ヘッダデータHD及
び画像データPDを読み出して、バッファメモリ13に
書き込ませる。
【0038】そして、データ処理制御回路16は、コネ
クタ12を介して電子スチルカメラ本体側から供給され
るバスクロックBCKが、アドレス発生回路14に導出
されるようにセレクタ15を切り替え、バスクロックB
CKに基づいてアドレス発生回路14で発生されるアド
レスデータで、バッファメモリ13からデータが読み出
され、コネクタ12を介して電子スチルカメラ本体に導
出されて、ここにヘッダデータHD及び画像データPD
の読み出しが行なわれる。
【0039】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、データ量が少なくバイト単位で書き替えるものが
多いという性質を有するヘッダデータHDを記録するヘ
ッダ用EEPROM17に、小記憶容量でバイト単位の
データの書き込み及び読み出しが比較的高速で可能な第
1のタイプのEEPROMを用い、データ量が非常に多
く全体的にシーケンシャルであるという性質を有する画
像データPDを記録する画像用EEPROM18に、大
記憶容量で一括消去やページ単位で一括してデータの書
き込み及び読み出しが可能な第2のタイプのEEPRO
Mを用いるようにしたので、EEPROMを用いてもバ
イト単位のデータ書き替えやページ単位のデータ書き替
えをデータの種類に応じて自由に行なうことが可能とな
る。
【0040】しかも、電子スチルカメラ本体とメモリカ
ード本体11との間におけるデータ転送は、必ずバッフ
ァメモリ13を介して行なわれるので、データの書き込
みスピード及び読み出しスピードも向上し、SRAMカ
ードライクに使用することができるようになる。また、
EEPROMに特有の書き込みベリファイも、メモリカ
ード本体11の内部に設けられたバッファメモリ13を
用いて行なうようにしているので、メモリカード本体1
1の取り扱いとしては、全くSRAMカードライクに使
用することができる。なお、この発明は上記実施例に限
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
EEPROMを使用してデータの書き込みスピード及び
読み出しスピードを極力向上させ、SRAMカードライ
クに使用できるように改良を施した極めて良好なメモリ
カード装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るメモリカード装置の一実施例を
示すブロック構成図。
【図2】SRAMとEEPROMとの長短を比較して示
す図。
【符号の説明】
11…メモリカード本体、12…コネクタ、13…バッ
ファメモリ、14…アドレス発生回路、15…セレク
タ、16…データ処理制御回路、17…ヘッダ用EEP
ROM、18…画像用EEPROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺崎 攝雄 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 松原 弘明 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 丸山 晃司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝映像メデイア技術研究所内 (72)発明者 須山 高彰 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (72)発明者 佐藤 聡明 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全データ量が少なくバイト単位でのデー
    タの書き込み及び読み出しが多く要求される性質を有す
    る第1のデータ群と、全データ量が多く全体的にシーケ
    ンシャルな性質を有する第2のデータ群とを含むデータ
    を入力し記録するメモリカード装置において、前記デー
    タの高速書き込み及び高速読み出しが可能で、外部との
    データ転送を行なうためのバッファメモリと、このバッ
    ファメモリとの間でデータの入出力を行なうもので、前
    記第1のデータ群を全て記録する記憶容量を有し、バイ
    ト単位でのデータの書き込み及び読み出しが可能な第1
    のEEPROMと、前記バッファメモリとの間でデータ
    の入出力を行なうもので、前記第2のデータ群を記録す
    る記憶容量を有し、ページ単位のデータの書き込み及び
    読み出しが可能な第2のEEPROMと、前記バッファ
    メモリに記録されたデータが前記第1及び第2のデータ
    群のいずれに属するかを判別して、前記第1及び第2の
    EEPROMに選択的に振り分けて記憶させる制御手段
    と、前記バッファメモリから前記第1及び第2のEEP
    ROMにデータを転送して書き込んだ状態で、該第1及
    び第2のEEPROMに書き込まれたデータを読み出し
    前記バッファメモリのデータと比較して、一致していな
    い状態で再度前記バッファメモリから前記第1及び第2
    のEEPROMにデータを転送して書き込ませる判定手
    段とを具備してなることを特徴とするメモリカード装
    置。
JP20052391A 1991-08-09 1991-08-09 メモリカード装置 Pending JPH0546468A (ja)

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EP92113423A EP0528280B1 (en) 1991-08-09 1992-08-06 Memory card apparatus
EP96120115A EP0772358A1 (en) 1991-08-09 1992-08-06 Memory card apparatus
DE69223099T DE69223099T2 (de) 1991-08-09 1992-08-06 Aufzeichnungsgerät für eine Speicherkarte
US08/505,369 US5579502A (en) 1991-08-09 1995-07-21 Memory card apparatus using EEPROMS for storing data and an interface buffer for buffering data transfer between the EEPROMS and an external device

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319744A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Nec Corp フラッシュメモリを用いたファイルシステム
JP2011154547A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Toshiba Corp メモリ管理装置及びメモリ管理方法

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