JPH0546331U - ミラーキャビネット - Google Patents

ミラーキャビネット

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JPH0546331U
JPH0546331U JP9876591U JP9876591U JPH0546331U JP H0546331 U JPH0546331 U JP H0546331U JP 9876591 U JP9876591 U JP 9876591U JP 9876591 U JP9876591 U JP 9876591U JP H0546331 U JPH0546331 U JP H0546331U
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JP
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mirror
door
hinge
cabinet
doors
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JP9876591U
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泰将 桝
いく代 内田
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納ボックスの前面の一側辺にヒンジを介し
てミラードアを取り付けたミラーキャビネットを複数並
列配置する場合、隣接するミラーキャビネット同志を近
接して設置しても、ミラードアを自由に開閉できるよう
にする。 【構成】 ミラードア4のヒンジ3から遠い側端面14
を、ミラードア4の後方を指向する傾斜面とする。 【効果】 ミラードア4Aの側端面14Aが傾斜面とな
っているため、ミラードア4Bの開閉に必要な領域が確
保される。ミラーキャビネット1を近接して配置でき
る。このため、ミラードア4A〜4Cが、あたかも一枚
物の大型ミラーのように見え、見栄えが良く、高級感が
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はミラーキャビネットに係り、特に複数並列配置して、美麗なミラー面 を形成することができるミラーキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
第4図(a)に示す如く、収納ボックス11と、この収納ボックス11の前面 の一側辺にヒンジ12を介して取り付けられたミラードア13とを備えるミラー キャビネット10は、既に広く用いられている。
【0003】 また、このようなミラーキャビネット10(10A,10B,10C)を図示 の如く複数並列配置する使用形態も採用されている。
【0004】 このようなミラーキャビネットを複数並列配置する場合、第4図(a)に示す 如く、ミラーキャビネット10A〜10Cを、そのミラードア13A〜13C同 志が近接するように配置すると、第4図(b)に示す如く、ミラードア13Bを 開ける際、ヒンジ12B側の側辺13aが隣接するミラーキャビネット10Aの ミラードア13Aに衝突してしまい、開けることができなくなる。
【0005】 即ち、第4図(c)及び第5図に示す如く、ミラードア13Bを開閉させるに は、ヒンジ12Bとミラードア13Bのヒンジ12B側の一側辺13aとの距離 Rを半径とする扇形の領域が必要となる。
【0006】 このため、従来においては、このようにミラーキャビネットを複数並列配置す る場合には、隣接するミラーキャビネットのミラードア同志の間に若干間隔を設 けて設置している。或いは、ミラードアの取付用ヒンジとして、ミラードアを一 旦前方へ突出させてから開放させるスライドヒンジを用いている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ミラードア同志の間に間隔を設ける設置方法では、ミラードア間に通常の場合 幅10mm程度の大きな間隙が形成されるため見栄えが悪い。
【0008】 スライドヒンジを用いることにより、ミラードア同志の間に間隔を設けること なく配置することが可能とされるが、スライドヒンジは高価であるためミラーキ ャビネットが高価格となる上に、耐久性にも問題がある。
【0009】 本考案は上記従来の問題点を解決し、スライドヒンジを用いることなく、複数 個近接して並列配置することができるミラーキャビネットを提供することを目的 とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1のミラーキャビネットは、収納ボックスと、該収納ボックスの前面の 一側辺にヒンジを介して取り付けられたミラードアとを備えてなるミラーキャビ ネットであって、該ミラードアの側端面のうち前記ヒンジから遠い側に位置する ものは、ミラードアの後方を指向する傾斜面となっていることを特徴とする。
【0011】 請求項2のミラーキャビネットは、請求項1のミラーキャビネットにおいて、 前記ミラードアの側端面のうち前記ヒンジに近い側に位置するものは、ミラード アの前方を指向する傾斜面となっていることを特徴とする。
【0012】
【作用】
請求項1のミラーキャビネットでは、ヒンジから遠い側のミラードアの側端面 が、ミラードアの後方を指向する傾斜面となっているため、当該側端面側に別の ミラーキャビネットを近接して並列配置した場合、この別のミラーキャビネット のミラードアの開閉に必要な領域、即ち、前述の半径Rの扇形の領域を確保する ことができる。
【0013】 請求項2のミラーキャビネットでは、ミラードアの側端面のうち、ヒンジに遠 い側はミラードアの後方を指向する傾斜面で、一方、ヒンジに近い側は、ミラー ドアの前方を指向する傾斜面となっているため、このようなミラーキャビネット を複数並列配置した場合、隣接するミラーキャビネットのミラードアの側端面同 志の間から後方が透けて見えず、見栄えが非常に良い。
【0014】
【実施例】
以下に図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。 第1図(a)は本考案のミラーキャビネットの一実施例を示す斜視図、第1図 (b)は第1図(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0015】 本実施例のミラーキャビネット1は、収納ボックス2と、この収納ボックス2 の前面の一側辺にヒンジ3を介して取り付けられたミラードア4とを備えるもの であって、このミラードア4のヒンジ2から遠い側の側端面14がミラードア4 の後方(収納キャビネット2側)を指向する傾斜面(以下「後方傾斜面」と称す る場合がある。)となっており、ヒンジ2に近い側の側端面24がミラードア4 の前方を指向する傾斜面(以下「前方傾斜面」と称する場合がある。)となって いる。
【0016】 このようなミラーキャビネット1であれば、図示の如く、複数(図では3個) 近接して並列配置しても、ミラードア4を開閉する際、隣接するミラーキャビネ ットのミラードアが当たることはなく、自由に開閉できる。即ち、例えば、ミラ ーキャビネット1Bのミラードア4Bを開閉する際、第2図に示す如く、ヒンジ 3側に隣接するミラーキャビネット1Aのミラードア4Aの側端面14Aが後方 傾斜面とされているため、ミラーキャビネット1Bのミラードア4Bの開閉に必 要な、ヒンジ3とミラードア4Bの側辺4bとの距離Rを半径とする扇形の領域 を十分に確保することが可能とされる。このため、ミラーキャビネット1Aのミ ラードア4Aとミラーキャビネット1Bのミラードア4Bとが近接していて、両 ミラードア4A,4B間に殆ど間隙がなくても、ミラーキャビネット1Bのミラ ードア4Bを自由に開閉することが可能とされる。同様に、ミラーキャビネット 1Cのミラードア4Cも、ミラーキャビネット1Bのミラードア4Bの側端面1 4Bが後方傾斜面となっていることから、両ミラーキャビネット1B,1Cのミ ラードア4B,4C間に殆ど間隙がなくても、自由に開閉することが可能とされ る。
【0017】 また、ミラードア4(4B,4C)のヒンジ3側の側端面24B,24Cは、 前方傾斜面とされているため、各々、隣接するミラーキャビネット1A,1Bの ミラードア4A,4Bの側端面14A,14Bとの間に大きな間隙が形成されず 、非常に見栄えが良い。また、このミラードア4A、4Bを正面から正視した場 合、側端面14A、14Bの間から後方が透けて見えず、見栄えが良い。
【0018】 即ち、第3図(a)に示す如く、ミラードア4Aの側端面14Aが後方傾斜面 で、ミラードア4Bの側端面24Bが前方傾斜面であれば、ミラーキャビネット の正面に立つ使用者が、矢印L方向から見た場合、両側端面14A,24Bとの 間の間隙15に側端面24Bが見える。このように、側端面24Bで視線が遮ら れることにより、間隙15からミラードア4A、4Bの奥側まで見えることがな く、ミラードア4A,4Bの一体感がより一層高まる。そして、ミラードア4A 、4Bが近接していることも相俟ってあたかもミラードア4A,4Bとが一枚物 の大型ミラーのように見え、非常に見栄えが良く、高級感の高いものとなる。
【0019】 なお、上記の説明は本考案の一実施例であって、本考案は何ら上述のものに限 定されるものではない。
【0020】 例えば、図示のミラーキャビネットはヒンジを正面から向って左側に設けた右 開き型のものであるが、左開き型とすることもできる。
【0021】 このような本考案のミラーキャビネットであれば、スライドヒンジを用いるこ となく、通常のヒンジを用いてミラードアを取り付けることができることから、 ミラードアの取付構造において、様々な改良構造を採用することができる。例え ば、第6図に示す如く、一方の固定片30Aが長いヒンジ30を用いて、ミラー ドア4を収納ボックス2から若干離隔して取り付けることも可能である。このよ うな取付構造であれば、収納ボックス2とミラードア4との間に隙間5が形成さ れるため、収納ボックス2内の通気性が良くなる。また、ミラードア4が壁面か ら浮き上ったように見え、見栄えが良いなどの効果も奏される。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述した通り、本考案のミラーキャビネットによれば、スライドヒンジ等 の特別なヒンジを用いることなく、通常のヒンジを用いてミラードアを収納ボッ クスに取り付けたミラーキャビネットにおいて、ミラーキャビネット同志を近接 して並列配置することが可能とされる。このため、並列配置された各ミラーキャ ビネットのミラードアがあたかも一枚物の大型ミラーのように見え、見栄えが良 く、高級感に優れた美麗なミラー面が形成される。
【0023】 特に、請求項2のミラーキャビネットであれば、ミラードア間から後方が透け て見えず、より一層見栄えの良いミラー面が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図(a)は本考案のミラーキャビネットの
一実施例を示す斜視図、第1図(b)は第1図(a)の
B−B線に沿う断面図である。
【図2】第2図は第1図(b)の要部拡大図である。
【図3】第3図は本考案の一実施例を示す要部拡大断面
図である。
【図4】第4図は従来のミラーキャビネットを示す断面
図である。
【図5】第5図は従来のミラーキャビネットの要部拡大
断面図である。
【図6】第6図は本考案の他の実施例を示す要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C ミラーキャビネット 2 収納ボックス 3 ヒンジ 4,4A,4B,4C ミラードア

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ボックスと、該収納ボックスの前面
    の一側辺にヒンジを介して取り付けられたミラードアと
    を備えてなるミラーキャビネットであって、 該ミラードアの側端面のうち前記ヒンジから遠い側に位
    置するものは、ミラードアの後方を指向する傾斜面とな
    っていることを特徴とするミラーキャビネット。
  2. 【請求項2】 請求項1のミラーキャビネットにおい
    て、前記ミラードアの側端面のうち前記ヒンジに近い側
    に位置するものは、ミラードアの前方を指向する傾斜面
    となっていることを特徴とするミラーキャビネット。
JP9876591U 1991-11-29 1991-11-29 ミラーキャビネット及びミラーキャビネット並設構造 Expired - Lifetime JP2539415Y2 (ja)

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JPH0546331U true JPH0546331U (ja) 1993-06-22
JP2539415Y2 JP2539415Y2 (ja) 1997-06-25

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