JPH0546052Y2 - - Google Patents

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JPH0546052Y2
JPH0546052Y2 JP14617687U JP14617687U JPH0546052Y2 JP H0546052 Y2 JPH0546052 Y2 JP H0546052Y2 JP 14617687 U JP14617687 U JP 14617687U JP 14617687 U JP14617687 U JP 14617687U JP H0546052 Y2 JPH0546052 Y2 JP H0546052Y2
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brush
toner
coil
shaft
bristles
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、複写機、フアクシミリなどの画像
形成装置のクリーニング構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 複写機の転写工程終了後に感光体ドラム表面に
残留しているトナーは、例えば感光体ドラムにブ
ラシを摺接させることによつて掻きとられる。
従来この種のブラシクリーニング方式として、
感光体ドラム表面と摺接して残留トナーを除去す
る回転ブラシと、この回転ブラシと接触してブラ
シに付着したトナーをかき落すらせん形状に形成
されたかき落し板とから構成されたものが提案さ
れている(実開昭61−169号公報)。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかるに、上記のような構成では、ブラシに付
着したトナーは、ブラシ先端部分のものだけがか
き落され、ブラシの根元にまで付着したトナーは
とれにくいという問題がある。又、かき落し板を
用いていることからブラシを痛めやすかつたり、
ブラシの高速回転によりケーシング内にトナーが
飛散し、その飛散したトナーを何らかの手段によ
り吸引する必要がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段およびその作用 この考案は、ハウジングと、このハウジング内
に回転可能に枢支されたブラシと、このブラシに
付着したトナーをかき落すためのフリツカー部材
と、かき落されたトナーを搬送して回収タンクに
回収しうるトナー回収スパイラルとを備え、更に
ブラシが、ブラシ軸と、このブラシ軸表面の長手
方向に沿つてらせん帯状に植設され、感光体ドラ
ム表面に摺接して残留トナーを除去するためのブ
ラシ毛と、前記ブラシ軸を回転駆動するブラシ軸
回転駆動手段とからなり、一方前記フリツカー部
材が、前記ブラシ毛のらせんのピツチ以上のピツ
チを有し前記ブラシ毛の根元にくい込むように前
記ブラシ軸に平行に隣設して配設されたコイル
と、このコイルをコイル軸を中心に回転駆動さ
せ、それによつて前記ブラシ毛の根元に付着して
いるトナーをもかき落しうるコイル回転駆動手段
とからなる画像形成装置のクリーニング構造であ
る。
すなわち、この考案はブラシクリーニング方式
において、感光体ドラム表面に摺接するブラシ毛
をブラシ軸表面の長手方向に沿つてらせん帯状に
形成し、フリツカー部材のコイルをブラシ毛のら
せん形のピツチ以上のピツチを有するよう形成
し、かつこのコイルを、ブラシ毛の根元にくい込
むようにブラシ軸の長手方向に平行に隣設して配
設することによつて、ブラシ毛の劣化を少なくし
てブラシの根元に付着しているトナーまでかき落
すことができ、これによつてクリーニング効果を
向上できる。
この考案におけるブラシとしては、帯状のブラ
シ毛の幅a(第2図参照、以下の各記号も同様)
は3〜50mm(ブラシ毛が植設されていない非植毛
部分の各幅cは3〜5mm)のものが好ましく、15
mm(同じく5mm)がより好ましい。また、厚み
(高さ)bは3〜10mmが好ましく、5mmがより好
ましい。さらに、ブラシ毛のピツチL1は6〜100
mmが好ましく、20mmがより好ましい。
この考案におけるフリツカー部材としては、コ
イルのピツチL2(L2≧L1)は6〜200mmのものが
好ましく、25mmがより好ましい。コイルの径Dは
10〜30mmが好ましく、15mmがより好ましく、厚み
(太さ)dは0.5〜5mmが好ましく、1.2mmがより
好ましい。
そして、ブラシ毛の材質としてはアクリル繊維
等の合成繊維や、レーヨン等の人造繊維が挙げら
れ、一方、コイルの材質としてはABS等の合成
樹脂やSWP(ピアノ線)等の金属が挙げられる。
この考案において、感光体ドラムの周速度
(Line Speed)N、ブラシ軸の周速度n1およびコ
イルの周速度n2はN<n1<n2に設定され、具体的
には、Nは通常350mm/secで、この場合のブラシ
軸の周速度n1は351〜500mm/secが好ましく、 400mm/secがより好ましく、コイルの周速度n2
ましい。
(ホ) 実施例 以下図面に示す実施例にもとづいてこの考案を
詳述する。なお、この考案はこれによつて限定さ
れるものではない。
第1〜3図において、複写機のクリーニング装
置Pは、ハウジング1とこのハウジング内に回転
可能に枢支され、感光体ドラム2の表面に摺接し
て残留トナーを除去するブラシ毛3を植設したブ
ラシ4と、このブラシに付着した残留トナーをか
き落すためのフリツカー部材5と、かき落された
トナーを搬送して回収タンク(図示せず)に回収
しうる回収スパイラル6とを主として備えてな
る。
更にブラシ4は、ハウジング1の両側板1aに
回転可能に固定されたブラシ軸7と、このブラシ
軸表面の長手方向に沿つてらせん帯状に形成さ
れ、ピツチL1が20mmで、レーヨンからなるブラ
シ毛3と、ブラシ軸7を回転駆動するモータ(図
示せず)およびブラシ軸7の一端に固着された回
転伝達用の第1歯車8からなり、一方フリツカー
部材5が、ピツチL2が25mmで、ブラシ毛3の根
元にくい込むようにブラシ軸7の長手方向に平行
に接設されたSWPからなるコイル9と、このコ
イルを回転駆動させ、それによつてブラシ毛3の
根元に付着しているトナーをかき落しうるコイル
回転駆動手段からなる。このコイル回転駆動手段
は、コイル9がコイル取付軸9aを介して接続さ
れた第2歯車10と第1,2歯車8および10に
噛合する第3歯車11とからなる。
そして、ハウジング1は、ブラシ毛3の上・下
部において、これらに対応して円弧状に形成され
ている。すなわち、ハウジング内壁1bとブラシ
毛先端部とのすきまlは1mm以下に設定されてお
り、ブラシ軸7の非植毛部分7aとの相乗効果に
よりブラシ4からはたき落されたトナーをハウジ
ング内を飛散させることなく回収装置の方向に搬
送しうる。具体的には、ブラシ軸7の高速回転に
より非植毛部分7aによつてトナー回収方向Aに
向うよう回転空気流が発生されるものである。さ
らに、ハウジング1は、コイル9の一側面側にお
いても、円弧状に形成されており、これにより上
記回転空気流の発生を助長しうる。
なお、ブラシ毛3の幅a、厚みbがそれぞれ15
mm、5mmに、非植毛部分7aの各幅cが5mmに、
さらに、コイル9の径Dが15mmに、コイルの厚み
dが1.2mmに設定されている。
而して、感光体ドラム2の残留トナーを除去す
るには、まず、モータにより第1歯車8を介して
周速度400mm/secにてブラシ軸7が図示B方向に
回転され、同時にコイル9が周速度450mm/secに
て図示C方向に回転される。この際、感光体ドラ
ム2は図示D方向に周速度350mm/secにて回転さ
れ、スパイラル6は図示E方向に回転される。こ
れにより、ブラシ4に付着したトナーはコイル9
に接触することで、従来のように、ブラシ毛3の
先端部のみだけではなく、根元部分までかき落さ
れうる。
このように本実施例によれば、フリツカー部材
に太さの細いコイル9を用いてこれをブラシ毛3
の根元にまで接近させるようにしたので、ブラシ
毛3に付着した根元のトナーまでかき落すことが
できるとともに、ブラシ4の高速回転によるブラ
シ毛3の劣化を少なくできる。
また、ブラシ毛3をらせん帯状に形成して非植
毛部分7aを設けるとともに、ブラシ4とハウジ
ング1とのすきまを小さくしたので、トナー回収
方向Aに空気流を発生でき、これによりトナーを
トナー回収装置に案内してトナー回収能力を助長
し得るとともに、ブラシ軸7の高速回転によるト
ナーのハウジング内の飛散を防止できる。さら
に、従来のように、飛散トナーを吸引する必要も
なくなるものである。
なお、本実施例ではブラシ軸を歯車を介してモ
ータにより回転し、これに連動してコイルを回転
したものを示したが、ブラシ軸、コイルをそれぞ
れにモータを設けて回転するようにしても良い。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、感光体ドラム表面に摺接す
るブラシ毛をブラシ軸表面の長手方向に沿つてら
せん帯状に形成し、フリツカー部材のコイルをブ
ラシのらせん形のピツチ以上のピツチを有するよ
う形成し、かつこのコイルを、ブラシ毛の根元に
くい込むようにブラシ軸の長手方向に平行に隣設
して配設することによつて、ブラシ毛の劣化を少
なくしてブラシ毛の根元に付着しているトナーま
でかき落すことができ、これによつてクリーニン
グ効果を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成説明
図、第2図はそのブラシの構成説明図、第3図は
上記実施例の要部を示す構成説明図である。 1……ハウジング、2……感光体ドラム、3…
…ブラシ毛、4……ブラシ、5……フリツカー部
材、6……トナー回収スパイラル、7……ブラシ
軸、7a……非植毛部分、8……第1歯車、9…
…コイル、10……第2歯車、11……第3歯
車、P……複写機のクリーニング装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングと、このハウジング内に回転可能に
    枢支されたブラシと、このブラシに付着したトナ
    ーをかき落すためのフリツカー部材と、かき落さ
    れたトナーを搬送して回収タンクに回収しうるト
    ナー回収スパイラルとを備え、 更にブラシが、ブラシ軸と、このブラシ軸表面
    の長手方向に沿つてらせん帯状に植設され、感光
    体ドラム表面に摺接して残留トナーを除去するた
    めのブラシ毛と、前記ブラシ軸を回転駆動するブ
    ラシ軸回転駆動手段とからなり、 一方前記フリツカー部材が、前記ブラシ毛のら
    せんのピツチ以上のピツチを有し前記ブラシ毛の
    根元にくい込むように前記ブラシ軸に平行に隣設
    して配設されたコイルと、このコイルをコイル軸
    を中心に回転駆動させ、それによつて前記ブラシ
    毛の根元に付着しているトナーをもかき落しうる
    コイル回転駆動手段とからなる画像形成装置のク
    リーニング構造。
JP14617687U 1987-09-24 1987-09-24 Expired - Lifetime JPH0546052Y2 (ja)

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JP14617687U JPH0546052Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14617687U JPH0546052Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6449973U JPS6449973U (ja) 1989-03-28
JPH0546052Y2 true JPH0546052Y2 (ja) 1993-12-01

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ID=31415422

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JP14617687U Expired - Lifetime JPH0546052Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7293663B2 (ja) * 2019-01-25 2023-06-20 沖電気工業株式会社 ベルトユニット及び画像形成装置

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JPS6449973U (ja) 1989-03-28

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