JPH11202711A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11202711A
JPH11202711A JP641598A JP641598A JPH11202711A JP H11202711 A JPH11202711 A JP H11202711A JP 641598 A JP641598 A JP 641598A JP 641598 A JP641598 A JP 641598A JP H11202711 A JPH11202711 A JP H11202711A
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JP
Japan
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fur brush
recording medium
image
photoreceptor
brush
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Application number
JP641598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Narimatsu
正恭 成松
Jitsuo Masuda
実男 増田
Toshinao Ishida
稔尚 石田
Takeshi Yamagishi
健 山岸
Yuuichi Kazaki
祐一 蚊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の使用条件においても、感光体表面の記
録媒体搬送方向に直交する方向に残留物を搬送して、感
光体の摩耗や劣化の偏りを防止し、感光体全面について
画質の均一な画像を得ること。 【解決手段】 回動自在に支持されたファーブラシを利
用して、転写後の感光体上に残留する残留物を除去する
ための除去手段を備えた画像形成装置において、該ファ
ーブラシを構成するブラシの毛の根元から毛先に向かう
傾斜の方向が残留物の搬送方向と略一致するようにブラ
シ毛に配向性を持たせて植設させたり、残留物の搬送方
向と一致するように螺旋状に植設することで、該感光体
から除去された残留物を該感光体の記録媒体搬送方向に
対して直交する方向に搬送することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファーブラシを用
いるクリーニング装置を備えた画像形成装置に関し、更
に詳しくは複写機やプリンタ、ファクシミリ等における
クリーニング装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ、ファクシミリ
などの画像形成装置に関し、像担持体に静電潜像を形成
し、この静電潜像をトナー等の顕像剤(以後トナーと略
す)で顕像剤像(以後トナー像と略す)として可視像化
するものにおいては、そのトナー像を記録媒体に転写し
たのち、転写に寄与しなかったトナーやその添加剤、転
写時に付着する添加剤、異常付着したキャリア等が像担
持体表面に残留付着しているので、かかる付着物を像担
持体からファーブラシ、クリーニングブレード等のクリ
ーニング手段によって清掃除去して回収している。
【0003】そして、上記画像形成装置におけるクリー
ニングプロセスが適切に行われないと、残留付着物によ
り、以降の画像形成で汚れが生じたり、残像等が発生
し、画像形成に支障が生じることから、クリーニング方
法についてこれまで種々の方法が提案され、実用化され
てきた。
【0004】例えば、特開平6−95570号公報にお
いては、導電性繊維からなる導電性ブラシと絶縁性繊維
からなる絶縁性ブラシを螺旋状に並設巻回した1本のフ
ァーブラシにより、感光体表面に付着したトナーと紙粉
とを同時に効率よく除去回収するようにした構成が開示
されている。
【0005】また特開平6−295146号公報では感
光体表面に付着した現像剤の流動性を良好なものとする
ために、トナーの微粉添加剤を微粉添加剤と同極性に摩
擦帯電するような材質のファーブラシを選択することに
より、トナーより遊離して感光体上に黒斑点が形成され
ることを防ぎ、微粉添加剤を感光体表面から効率よく除
去回収するようした構成が開示されている。
【0006】さらに、特開平7―36343号公報では
ファーブラシの外側の毛の硬さを内側部分より固くする
ことで感光体ドラムの周面清掃を全長に亙って行い、フ
ィルミング状の固着トナーを効果的にクリーニングする
構成が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、特開平6
−95570号公報は、導電性繊維からなる導電性ブラ
シと絶縁性繊維からなる絶縁性ブラシを螺旋状に並設巻
回した1本のファーブラシにより、感光体表面に付着し
たトナーと紙粉とを同時に効率よく除去回収できるとい
う点で有効なものである。
【0008】また特開平6−295146号公報は、感
光体表面に付着した現像剤の流動性を良好なものとする
ためのトナーの微粉添加剤を微粉添加剤と同極性に摩擦
帯電するような材質のファーブラシを選択することによ
り、トナーより遊離して感光体上に黒斑点が形成される
ことを防ぎ、微粉添加剤を感光体表面から効率よく除去
回収できるという点で有効なものである。
【0009】さらに、特開平7―36343号公報では
ファーブラシの外側の毛の硬さを内側部分より固くする
ことで感光体ドラムの周面清掃を全長に亙って行え、フ
ィルミング状の固着トナーを効果的にクリーニングでき
るという点で有効なものである。
【0010】しかしながら、特定サイズの記録媒体に対
する画像形成回数が他のサイズの記録媒体に比較して多
い場合には感光体表面の記録媒体搬送方向に直交する方
向における特定の範囲に数多くトナー像が作像され、多
数の記録媒体が接触することにより紙粉等も多く付着す
る。
【0011】従って、感光体上の付着物を除去回収する
ファーブラシは特定の範囲が多くクリーニングに使用さ
れることとなり、長期間使用された場合にはファーブラ
シの特定の範囲において除去物がファーブラシに多く滞
留し目詰まりを起こし、除去回収能力が低下する。
【0012】さらに、除去しきれなかったトナーやその
添加剤、紙粉、異常付着したキャリア等が特定の範囲に
おいて他の部分より多くクリーニングブレードにより除
去されることから、クリーニングブレードのエッジにお
いて付着物が感光体表面より回収される際、感光体表面
が徐々に摩耗していき、感光体上に付着するトナー、紙
粉等の量の増加により感光体の摩耗量は増加する。
【0013】結果として、感光体の特定範囲で偏摩耗を
生じ、感光体の帯電能力や感度が感光体表面の記録媒体
搬送方向と直交する方向について差を生じ、画像濃度が
不均一になる。
【0014】また、特開平6−95570号公報に記載
の技術では、帯電性ブラシと絶縁性ブラシを螺旋状に並
設巻回する必要があり、生産性が低く製造コストが高く
なると共に、温度上昇や感光体への圧力等によりブラシ
部分が剥がれる恐れもあり、信頼性を向上させるのが難
しいという問題点があった。
【0015】一方、特開平7−36343号公報におい
ては、ファーブラシの外側の毛の硬さを内側部分より硬
くし感光体上の上記付着物を効果的にクリーニングする
ものが提案されているものの、同公報に記載のファーブ
ラシによれば、例えばA4サイズを境に外側の毛の硬さ
を内側よりも硬くして加工された物であることから、感
光体ドラム上において使用開始時から摩耗量に偏りが発
生してしまい、感光体の帯電能力や感度が感光体表面の
記録媒体搬送方向と直交する方向について差を生じ、同
様に画像濃度が不均一になる。
【0016】従って、特定サイズの記録媒体に対して極
端に使用頻度が高い場合、例えばA4サイズの用紙の場
合には画像上にA4サイズで濃度ムラ、スジ等の画像不
良が発生する。
【0017】本願発明は上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、特定の使用条件に
おいても、感光体表面の記録媒体搬送方向に直交する方
向に感光体の摩耗や劣化の偏りを防止し、全面について
画質の均一な画像を得ることにある。
【0018】さらに本願発明は、特定の使用条件におい
ても、感光体表面の記録媒体搬送方向に直交する方向に
感光体の摩耗に偏りが生じた後にも、感光体の非通紙部
を摩耗させることにより、感光体の通紙部と非通紙部の
膜厚減少の度合いを感光体全長に亙って平準化し、どの
ような記録媒体サイズに対しても感光体全面について画
質の均一な画像を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像形
成装置は、感光体上に形成された静電潜像を顕像剤によ
り顕像剤像として可視像化し、当該顕像剤像を記録媒体
上に転写して画像を形成する画像形成装置であって、回
動自在に支持されたファーブラシを利用して、転写後の
該感光体上に残留する顕像剤等からなる残留物を除去す
るための除去手段を備えた画像形成装置において、該フ
ァーブラシを構成するブラシの毛の根元から毛先に向か
う傾斜の方向は、上記残留物の搬送方向と略一致するよ
うにブラシ毛に配向性を持たせて植設させ、該感光体か
ら除去された残留物を該感光体の記録媒体搬送方向に対
して直交する方向に搬送することを特徴とする。
【0020】請求項2に記載の画像形成装置は、感光体
上に形成された静電潜像を顕像剤により顕像剤像として
可視像化し、当該顕像剤像を記録媒体上に転写して画像
を形成する画像形成装置であって、回動自在に支持され
たファーブラシを利用して、転写後の該感光体上に残留
する顕像剤等からなる残留物を除去するための除去手段
を備えた画像形成装置において、該ファーブラシを構成
するブラシの毛は、上記残留物の搬送方向と一致するよ
うに螺旋状に植設され、該感光体から除去された残留物
を該感光体の記録媒体搬送方向に対して直交する方向に
搬送することを特徴とする。
【0021】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
1又は2において、ファーブラシに隣接配置され、該フ
ァーブラシを構成するブラシ毛の毛先に付着している除
去物を掻取り、所定の方向へ移送排出する移送手段を具
備することを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の画像形成装置は、請求項
1又は2において、記録媒体の給送基準が中央基準に設
定され、上記除去する残留物の搬送方向を、記録媒体の
搬送方向に直交する方向で、感光体の中央を境界に長手
方向両側へ搬送排出することを特徴とする。
【0023】請求項5に記載の画像形成装置は、記録媒
体の給送基準が片側基準に設定され、上記除去する残留
物の搬送方向を、記録媒体の搬送方向に直交する方向
で、記録媒体の基準端面の反対側へ搬送排出することを
特徴とする。
【0024】請求項6に記載の画像形成装置は、感光体
上に形成された静電潜像を顕像剤により顕像剤像として
可視像化し、当該顕像剤像を記録媒体上に転写して画像
を形成する画像形成装置であって、回動自在に支持され
たファーブラシを利用して、転写後の該感光体上に残留
する顕像剤等からなる残留物を除去するための除去手段
を備えた画像形成装置において、記録媒体の給送基準が
記録媒体の中央基準に設定され、記録媒体の搬送部分に
対応した感光体中央部の残留物を除去するための第1の
ファーブラシと、前記搬送部以外で感光体上の長手方向
両端部の残留物を除去するための第2及び第3のファー
ブラシを設け、該第2、第3のファーブラシの回転速度
を該第1のファーブラシの回転速度よりも大きく設定す
ることを特徴とする。
【0025】請求項7に記載の画像形成装置は、感光体
上に形成された静電潜像を顕像剤により顕像剤像として
可視像化し、当該顕像剤像を記録媒体上に転写して画像
を形成する画像形成装置であって、回動自在に支持され
たファーブラシを利用して、転写後の該感光体上に残留
する顕像剤等からなる残留物を除去するための除去手段
を備えた画像形成装置において、記録媒体の給送基準が
記録媒体の片側基準に設定され、記録媒体の搬送部分に
対応した感光体片側基準側の残留物を除去をするための
第1のファーブラシと、前記片側基準端面と長手方向反
対側の残留物を除去するための第2のファーブラシを設
け、該第2のファーブラシの回転速度を該第1のファー
ブラシの回転速度よりも大きく設定することを特徴とす
る。
【0026】
【発明の実施の形態】なお、本実施形態の説明として顕
像剤にトナー、記録媒体として用紙を用いたモノクロア
ナログ電子写真複写機に本発明を適用した場合を想定し
て記載しているが、本発明はそれのみに適用されるもの
ではなく、例えば記録媒体としてOHPフィルムや専用
の記録媒体を用いたり、感光体として感光体(転写)ベ
ルトや複数の感光体(画像形成部)を用いたり、また画
像形成装置としてカラーデジタル複写機やレーザプリン
タ等の感光体上の残留物をクリーニングする必要のある
電子写真方式を採用した装置全般に適用可能であること
は言うまでもない。
【0027】図1に本発明に係るファーブラシを具備し
たクリーナー装置を有する画像形成装置の概略を示し、
全体の構成とその作用を説明する。
【0028】同図に示すようにこの実施形態の画像形成
装置は、原稿台1上の原稿がセットされコピーボタンが
押されると、コピーランプ2、第1ミラー3、第2ミラ
ー4、第3ミラー5は、原稿台1に沿って平行に移動可
能に構成されている。
【0029】コピーランプ2から発せられた光は原稿台
1上の原稿によって反射され第1ミラー3、第2ミラー
4、第3ミラー5、レンズ6、第4ミラー7、第5ミラ
ー8、第6ミラー9を介して帯電装置11によって帯電
された感光体ドラム10の表面に照射される。
【0030】この照射により感光体ドラム10の表面に
は静電潜像が形成され、静電潜像はブランクランプ19
を点灯させ、不要部分の電荷をキャンセルした後、現像
装置12によってトナー像に可視化される。
【0031】このトナー像は、図示しない用紙カセット
から供給された用紙上に転写装置13によって転写され
る。トナー像の転写された用紙は用紙搬送装置16によ
って定着装置17へ搬送され、定着装置17によってト
ナー像が用紙に定着された後、外部へ排出される。
【0032】一方、トナー像の転写を終えた感光体ドラ
ム10上の残留トナー像、転写時に付着した紙粉等は、
クリーニング装置14によってクリーニングした後、除
電ランプ18によって感光体上の電荷が全てキャンセル
された後、帯電装置(帯電チャージャー)11による帯
電を受けて上述の画像形成プロセスを繰り返し行う。
【0033】図2に示すように、感光体ドラム10上の
残留トナー像、転写時に付着した紙粉等をクリーニング
するクリーニング装置14では、ファーブラシ30で感
光体上の付着物を除去回収し、さらにファーブラシでク
リーニングした後、感光体周面にエッジを接触させたク
リーニングブレード15により完全に感光体上の付着物
は除去され、回収除去された除去物は除去物回収スクリ
ュウ31により図外の回収容器に回収される。
【0034】図3は本発明の一実施形態におけるファー
ブラシと通紙幅、残留物の排出方向の関係を説明するも
のであり、図3は小サイズの転写用紙の給紙基準が転写
用紙の片側基準に設定されている場合を示しており、感
光体10に接触し回転するファーブラシ30が感光体上
の付着物を機械的に除去する。
【0035】そしてファーブラシ30により感光体上よ
り除去回収した異物を、異物を回収された位置に滞留、
目詰まりさせず、速やかに左方向に搬送排出させること
ができる。
【0036】図4は小サイズの転写用紙の給紙基準が転
写用紙の中央基準に設定されている場合を示しており、
感光体10に接触し回転するファーブラシ30が感光体
上の付着物を機械的に除去することを表す。
【0037】このファーブラシ30により感光体上より
除去回収した異物を、異物を回収された位置に滞留、目
詰まりさせず、速やかに両方向に搬送排出させることが
できる。
【0038】なお、ここで使用するファーブラシの材料
としてはアクリル、ナイロン、ポリエステル、レーヨン
のいずれを使用してもよく、本発明を逸脱しない範囲で
各種材料を使用できることは勿論である。
【0039】次いで図5、6は一実施形態におけるファ
ーブラシ30の構成を説明する図であり、図5は一定方
向に配向植毛されたファーブラシ30を示したものであ
る。
【0040】ファーブラシ30は、アルミ等の金属のロ
ーラ201にブラシ202が感光体ドラム上より回収し
た回収物を搬送排出する方向に毛の根元から毛先を傾斜
配向させた毛を固定したものとして構成される。このフ
ァーブラシ30により感光体上に付着する異物を除去回
収し、異物を回収された位置に滞留、目詰まりさせず、
速やかに左方向に搬送排出させることができる。
【0041】一方、図6はファーブラシの中央を境界と
して配向植毛されたファーブラシ30を示したものであ
り、中央部ではブラシ204の毛先が両側に傾斜配向さ
れているため、この部分のみ交互に配向させ植毛されて
いる。即ちファーブラシ30はアルミ等の金属のローラ
203にブラシ204が感光体ドラム上より回収した回
収物を搬送排出する方向に毛の根元から毛先を傾斜配向
させた毛を固定したものとして構成される。このファー
ブラシ30により感光体上に付着する異物を除去回収
し、異物を回収された位置に滞留、目詰まりさせず、速
やかに中央を境界として両方向に搬送排出させることが
できる。
【0042】なお、上述した実施形態では、ファーブラ
シ30の毛先が傾斜配向させて異物を搬送排出させてい
るが、さらに効率的に異物を搬送排出するためには、毛
先を傾斜配向させるだけではなく、螺旋状に傾斜配向さ
せれば良い。
【0043】図7、8はその他の実施形態のファーブラ
シを説明するものであり、スクリュウ形状のファーブラ
シを示したものである。
【0044】ファーブラシ30は、アルミ等の金属のロ
ーラ301にブラシ302が螺旋状に固定されたスクリ
ュウとして構成される。このファーブラシ30により感
光体上に付着する異物を除去回収し、異物を回収された
位置に滞留、目詰まりさせず、この場合速やかに左方向
に搬送排出する。
【0045】ここで感光体上の残トナー等の付着量が多
い場合には、上記図5では付着物の搬送排出力が弱くな
るが、本スクリュウ形状は付着物の搬送排出力は変化せ
ず安定しているのでさらに有効である。またスクリュウ
形状したファーブラシの毛302のピッチdは小さくす
る方が除去回収能力が上がり、搬送速度が速くなり好ま
しい。
【0046】一方、図8は他のスクリュウ形状のファー
ブラシを示したものであり、アルミ等の金属のローラ3
03にブラシ304が螺旋状に固定され、中央部で巻方
向を逆転させたスクリュウとして構成される。このファ
ーブラシ30により感光体上に付着する異物を除去回収
し、異物を回収された位置に滞留、目詰まりさせず、速
やかに中央を境界として両方向に搬送排出する。
【0047】ここで感光体上の残トナー等の付着量が多
い場合には、上記図6は付着物の搬送排出力が弱くなる
が、本スクリュウ形状は付着物の搬送排出力は変化せず
安定しているのでさらに有効である。またスクリュウ形
状したファーブラシの毛304のピッチdを小さくする
方が除去回収能力が上がり、搬送速度が速くなり好まし
い。
【0048】図9は他の実施形態の構成を示す図であ
り、感光体10に接触して回転するファーブラシ30に
アルミ、ステンレス等の金属の搬送スクリュウ34を食
い込ませて接触させて配設するものである。
【0049】長期間使用しているとファーブラシの毛先
に感光体10上より除去したトナー等の付着物が固着し
てしまう場合がある。この場合には図5乃至図8で説明
したファーブラシだけでは搬送力が弱くなる場合が考え
られる。
【0050】従って、上記問題点を防止するために、搬
送スクリュウ34をファーブラシ30に配設したので、
ファーブラシの毛先の付着物をたえず除去することがで
き、ファーブラシ30の搬送排出力を初期より低下させ
ることなく、搬送排出力を維持・安定させることができ
る。
【0051】図10は小サイズの転写用紙の給紙基準が
転写用紙の片側基準に設定されている実施形態を示して
おり、感光体10上に付着している異物をファーブラシ
30で回収除去した後、搬送スクリュウ34により除去
物をファーブラシ30から強制的に回収し、感光体10
の用紙搬送方向に直交する方向と平行に、基準端面の反
対側に搬送するものである。
【0052】図11は小サイズの転写用紙の給紙基準が
転写用紙の中央基準に設定されている場合であり、感光
体10上に付着している異物をファーブラシ30で回収
除去した後、搬送スクリュウ35により除去物をファー
ブラシ30から強制的に回収し、感光体の10の用紙搬
送方向に直交する方向と平行に、中央から両側の方向に
搬送するものである。
【0053】図10、11で説明した実施形態によれ
ば、たえずファーブラシ30で回収した異物を搬送スク
リュウ34で搬送排出するため、異物がファーブラシ3
0に回収された位置に滞留させず、長期間使用してもフ
ァーブラシ30の長手軸方向全体での異物回収除去能力
の低下は起こらない。なお、配向植毛したファーブラ
シ、スクリュウ形状を有するファーブラシを使用しても
さらに感光体より回収された異物の搬送排出が促進でき
る効果がある。
【0054】次いで、図12は他の実施形態のファーブ
ラシの作用を説明するものであり、小サイズの転写用紙
の給紙基準が転写用紙の片側基準に設定されている場合
に対応し、ファーブラシ30の毛は、感光体10の片側
基準の反対側に向け傾斜配向されている。
【0055】一方、図13は小サイズの転写用紙の給紙
基準が転写用紙の中央基準に設定されている場合を示し
ており、感光体10の中央を境界にして、ファーブラシ
30は感光体の用紙搬送方向に直交する方向の両側へ、
除去物の排出方向と同方向に傾斜配向させ植毛されてい
る。また中央部ではファーブラシの毛先が両側に傾斜配
向されているため、この部分のみ交互に配向させ植毛さ
れている。
【0056】長期間に亙って小サイズの転写用紙に対す
る画像形成回数が他のサイズの転写用紙に比較して多い
特定条件下で使用した場合においても、感光体上より回
収された除去物は、ブラシの毛先に滞留、目詰まりする
ことなく速やかに除去物の回収位置より、給紙基準が中
央基準では感光体の用紙搬送方向に直交する方向と平行
に中央から両側の方向に、給紙基準が片側基準では感光
体の用紙搬送方向に直交する方向と平行に基準端面の反
対側に搬送促進されるので、特定範囲でのファーブラシ
の除去回収能力はファーブラシの長手軸方向のどの場所
でも差が生じない。
【0057】従って、感光体10上の特定範囲に偏って
異物が残留することは無くなり、感光体10上のトナ
ー、キャリア、紙粉等の異物が介在して生じる感光体の
膜厚の特定範囲での偏摩耗を防ぐことができ、通紙部、
非通紙部の感光体10の膜厚減少の度合いを感光体10
の用紙搬送方向に直交する方向全長に亙り、平準化され
コピー枚数が進行しても、画質の均一な画像を得ること
ができる。さらに、キャリア、紙粉等の異物が感光体1
0上に残留する量が減少することによりトラブル等を効
果的に解消することができる。
【0058】図14、15は他の実施形態のファーブラ
シの作用を説明するものであり、図14は小サイズの転
写用紙の給紙基準が転写用紙の端面基準に設定されてい
る場合であり、ファーブラシ30の毛は、巻方向が一定
方向であるスクリュウ形状をしたものである。
【0059】一方、図15は小サイズの転写用紙の給紙
基準が転写用紙の中央基準に設定されている場合であ
り、ファーブラシ30は中央部で巻方向を逆転させたス
クリュウ形状をしたものである。
【0060】長期間に亙って小サイズの転写用紙に対す
る画像形成回数が他のサイズの転写用紙に比較して多い
特定条件下で使用した場合においても、感光体上より回
収された除去物は、ブラシの毛先に滞留、目詰まりする
ことなく速やかに除去物の回収位置より、給紙基準が中
央基準では感光体の用紙搬送方向に直交する方向と平行
に中央から両側の方向に、給紙基準が端面基準では感光
体の用紙搬送方向に直交する方向と平行に端面基準の反
対側に搬送促進されるので、特定範囲でのファーブラシ
の除去回収能力はファーブラシの長手軸方向のどの場所
でも差が生じない。
【0061】従って、ドラム上の特定範囲に偏って異物
が残留することは無くなり、感光体上のトナー、キャリ
ア、紙粉等の異物が介在して生じる感光体の膜厚の特定
範囲での偏摩耗を防ぐことができ、通紙部、非通紙部の
感光体の膜厚減少の度合いを感光体の用紙搬送方向に直
交する方向全長に亙り、平準化されコピー枚数が進行し
ても、画質の均一な画像を得ることができる。またキャ
リア、紙粉等の異物がドラム上に残留する量が減少する
ことによりトラブル等を効果的に解消することができ
る。
【0062】図16、17は他の実施形態のファーブラ
シ構成を示すものであり、ファーブラシ30の構成を、
感光体よりも小サイズで転写用紙の通紙部をクリーニン
グするための通紙部ファーブラシと感光体よりも小サイ
ズで転写用紙の非通紙部をクリーニングするための非通
紙部ファーブラシに分割するものである。
【0063】まず、図16は小サイズの転写用紙の給紙
基準が転写用紙の片側基準に設定されている場合であ
り、通紙部ファーブラシ601は駆動装置602でギア
603と604を介して回転させる。
【0064】図18に示すように非通紙部ファーブラシ
611は通紙部ファーブラシ601の駆動軸605にボ
ールベアリング606、607を介して設置され、駆動
装置612でギア613と614を介して回転させる。
【0065】図17は小サイズの転写用紙の給紙基準が
転写用紙の中央基準に設定されている場合であり、通紙
部ファーブラシ621は駆動装置622でギア623と
624を介して回転させる。
【0066】図19に示すように非通紙部ファーブラシ
630、631は通紙部ファーブラシ621の駆動軸6
25にボールベアリング626、627、628、62
9を介して設置され、駆動装置632でギア633、6
34、635、636を介して二本の非通紙ファーブラ
シは同速度で回転させる。
【0067】使用頻度の高い小サイズ転写用紙、例えば
A4用紙の給紙基準が給紙用紙の片側基準に設定されて
いる場合には、通紙部ファーブラシ601は感光体10
上の片側基準側でA4用紙の通紙部表面の付着物に対す
る除去回収を分担し、非通紙部ファーブラシ611は給
紙基準と反対側の通紙部以外の領域で感光体10表面の
付着物の除去回収を分担している。
【0068】使用頻度の高い小サイズ転写用紙、例えば
A4用紙の給紙基準が給紙用紙の中央基準に設定されて
いる場合には、通紙部ファーブラシ621は感光体10
上の中央部でA4用紙の通紙部表面の付着物に対する除
去回収を分担し、非通紙部ファーブラシ630、631
は感光体10の用紙搬送方向に直交する方向の両端部の
通紙部以外に対する領域で感光体表面の付着物の除去回
収を分担している。
【0069】初期においては通紙部、非通紙部ファーブ
ラシ601、611又は621、630、631の回転
速度は同速度に設定している。その後コピー枚数が例え
ば2万枚に達したら、その後の例えば1万枚は非通紙部
ファーブラシ611又は630、631の回転速度を通
紙部ファーブラシ601又は621よりも回転速度を速
く設定し、感光体10の非通紙部の膜厚を摩耗させ、略
(通紙部の感光体膜厚)=(非通紙部分の感光体膜厚)
となるようにする。その後の例えば2万枚は通紙部ファ
ーブラシ601又は621と非通紙部ファーブラシ61
1又は630、631の回転速度を同速度に戻し、その
後も上記サイクルで繰り返す。
【0070】なお、図16と図17における通紙部ファ
ーブラシ601や621、非通紙部のファーブラシ61
1、630又は631の構成を、図12〜図15で説明
したように毛先を除去物の搬送方向と一致するように配
向性を持たせて植設したり、螺旋状に植設させれば、効
果的に残留物を除去することができることは勿論であ
る。
【0071】図20は本実施形態の動作を示すフローチ
ャートであり、まずコピー動作に先だち、感光体のトー
タルコピー枚数(T)が例えば20000枚未満であれ
ば、通紙部ファーブラシと非通紙部ファーブラシの回転
速度を同速度に設定する(ステップ1101、110
2、以後S1101、S1102と略す)。
【0072】Tが例えば20000以上である場合、T
が例えば30000枚未満であれば、通紙部ファーブラ
シよりも非通紙部ファーブラシの回転速度を速くするよ
うに変更する(S1103、S1104)。
【0073】Tが例えば30000枚に達したとき、T
をリセット(T=0)し、通紙部ファーブラシと非通紙
部ファーブラシの回転速度を同速度に戻す(S110
5、S1106)。
【0074】ファーブラシの回転速度が所定の速度に設
定された後、通常のコピー処理を行ってTを+1し、T
をメモリに記憶する(S1107、S1108)。
【0075】次いで通紙部、非通紙部ファーブラシ60
1、611又は621、630、631の回転速度を同
速度にしたり、非通紙部ファーブラシ611又は63
0、631の回転速度を通紙部ファーブラシ601又は
621よりも速くする。
【0076】以上の動作により、通紙部、非通紙部での
感光体10の膜厚減少の度合いを感光体10の用紙搬送
方向に直交する方向全長に亙り平準化でき、コピー枚数
が進行しても、画質の均一な画像を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明においては、特定の
使用条件においても、感光体表面の記録媒体搬送方向に
直交する方向に感光体の摩耗や劣化の偏りを防止し、全
面について画質の均一な画像を得ることができる。
【0078】また、本発明においては、特定の使用条件
においても、感光体表面の記録媒体搬送方向に直交する
方向に感光体の摩耗に偏りが生じた後にも、感光体の非
通紙部を摩耗させることにより、感光体の通紙部と非通
紙部の膜厚減少の度合いを感光体全長に亙り平準化で
き、どのような記録媒体サイズに対しても感光体全面に
ついて画質の均一な画像を得ることができる。
【0079】まず請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、ファーブラシを構成するブラシの毛の根元から毛先
に向かう傾斜の方向が、残留物の搬送方向と略一致する
ようにブラシ毛に配向性を持たせて植設させ、感光体か
ら除去された残留物を感光体の記録媒体搬送方向に対し
て直交する方向に搬送するので、ファーブラシにより感
光体上より除去回収した異物を、異物が回収された位置
に滞留、目詰まりさせず、速やかに両方向に搬送排出さ
せることができる。
【0080】また請求項2に記載の画像形成装置によれ
ば、ファーブラシを構成するブラシの毛は、残留物の搬
送方向と一致するように螺旋状に植設され、感光体から
除去された残留物を感光体の記録媒体搬送方向に対して
直交する方向に搬送するので、ファーブラシにより感光
体上より除去回収した異物を、異物を回収された位置に
滞留、目詰まりさせず、速やかに両方向に搬送排出させ
ることができる。
【0081】さらに請求項3に記載の画像形成装置によ
れば、ファーブラシに隣接配置され、ファーブラシを構
成するブラシ毛の毛先に付着している除去物を掻取り、
所定の方向へ移送排出する移送手段を具備するので、例
えば、異物がファーブラシに回収された位置に滞留させ
ず、長期間使用してもファーブラシの長手軸方向全体で
の異物回収除去能力の低下は起こらない。なお、配向植
毛したファーブラシ、スクリュウ形状を有するファーブ
ラシを使用してもさらに感光体より回収された異物の搬
送排出が促進できる効果があることは勿論である。
【0082】そして請求項4に記載の画像形成装置によ
れば、記録媒体の給送基準が中央基準に設定され、除去
する残留物の搬送方向を、記録媒体の搬送方向に直交す
る方向で、感光体の中央を境界に長手方向両側へ搬送排
出するので、長期間に亙って小サイズの記録媒体に対す
る画像形成回数が他のサイズの記録媒体に比較して多い
特定条件下で使用した場合においても、感光体上より回
収された除去物は、ブラシの毛先に滞留、目詰まりする
ことなく速やかに除去物の回収位置より、感光体の記録
媒体搬送方向に直交する方向と平行に中央から両側の方
向に搬送促進されるので、特定範囲でのファーブラシの
除去回収能力はファーブラシの長手軸方向のどの場所で
も差が生じない。
【0083】従って、感光体上の特定範囲に偏って異物
が残留することは無くなり、感光体上のトナー、キャリ
ア、紙粉等の異物が介在して生じる感光体の膜厚の特定
範囲での偏摩耗を防ぐことができ、通紙部、非通紙部に
おける感光体膜厚の減少度合いを感光体の記録媒体搬送
方向に直交する方向全長に亙り平準化でき、コピー枚数
が進行しても画質の均一な画像を得ることができる。さ
らに、キャリア、紙粉等の異物が感光体上に残留する量
が減少することによりトラブル等を効果的に解消するこ
とができる。
【0084】また請求項5に記載の画像形成装置は、記
録媒体の給送基準が片側基準に設定され、除去する残留
物の搬送方向を、記録媒体の搬送方向に直交する方向
で、記録媒体の基準端面の反対側へ搬送排出するので、
長期間に亙って小サイズの記録媒体に対する画像形成回
数が他のサイズの記録媒体に比較して多い特定条件下で
使用した場合においても、感光体上より回収された除去
物は、ブラシの毛先に滞留、目詰まりすることなく速や
かに除去物の回収位置より、感光体の記録媒体搬送方向
に直交する方向と平行に基準端面の反対側に搬送促進さ
れるので、特定範囲でのファーブラシの除去回収能力は
ファーブラシの長手軸方向のどの場所でも差が生じな
い。
【0085】従って、感光体上の特定範囲に偏って異物
が残留することは無くなり、感光体上のトナー、キャリ
ア、紙粉等の異物が介在して生じる感光体の膜厚の特定
範囲での偏摩耗を防ぐことができ、通紙部、非通紙部に
おける感光体膜厚の減少度合いを感光体の記録媒体搬送
方向に直交する方向全長に亙り平準化でき、コピー枚数
が進行しても画質の均一な画像を得ることができる。さ
らに、キャリア、紙粉等の異物が感光体10上に残留す
る量が減少することによりトラブル等を効果的に解消す
ることができる。
【0086】そして請求項6に記載の画像形成装置は、
記録媒体の給送基準が記録媒体の中央基準に設定され、
記録媒体の搬送部分に対応した感光体中央部の残留物を
除去するための第1のファーブラシと、搬送部以外で感
光体上の長手方向両端部の残留物を除去するための第2
及び第3のファーブラシを設け、第2、第3のファーブ
ラシの回転速度を第1のファーブラシの回転速度よりも
大きく設定するので、通紙部、非通紙部での感光体の膜
厚減少の度合いを感光体の記録媒体搬送方向に直交する
方向全長に亙り平準化でき、コピー枚数が進行しても画
質の均一な画像を得ることができる。
【0087】最後に請求項7に記載の画像形成装置は、
記録媒体の給送基準が記録媒体の片側基準に設定され、
記録媒体の搬送部分に対応した感光体片側基準側の残留
物の除去を行うための第1のファーブラシと、片側基準
端面と長手方向反対側の残留物の除去行うための第2の
ファーブラシを設け、第2のファーブラシの回転速度を
第1のファーブラシの回転速度よりも大きく設定するの
で、通紙部、非通紙部における感光体の膜厚減少の度合
いを感光体の記録媒体搬送方向に直交する方向全長に亙
り平準化でき、コピー枚数が進行しても画質の均一な画
像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体
構成を表す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るクリーニング装置を
表す図である。
【図3】片側基準時のファーブラシ、通紙幅、非通紙幅
及び残留物排出方向の関係を表す図である。
【図4】中央基準時のファーブラシ、通紙幅、非通紙幅
及び残留物排出方向の関係を表す図である。
【図5】片側基準時のブラシ植毛方向、排出方向の関係
を表す図である。
【図6】中央基準時のブラシ植毛方向、排出方向の関係
を表す図である。
【図7】片側基準時のスクリュウ形状のブラシ植毛方
向、残留物排出方向の関係を表す図である。
【図8】中央基準時のスクリュウ形状のブラシ植毛方
向、残留物排出方向の関係を表す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るクリーニング装置を
表す図である。
【図10】片側基準時の搬送スクリュウ、ファーブラシ
及び通紙幅・非通紙幅の関係を表す図である。
【図11】中央基準時の搬送スクリュウ、ファーブラシ
及び通紙幅・非通紙幅の関係を表す図である。
【図12】片側基準時のブラシ植毛方向と通紙幅・非通
紙幅及び残留物排出方向の関係を表す図である。
【図13】中央基準時のブラシ植毛方向と通紙幅・非通
紙幅及び残留物排出方向の関係を表す図である。
【図14】片側基準時のスクリュウ形状のブラシ植毛方
向と通紙幅・非通紙幅及び残留物排出方向の関係を表す
図である。
【図15】中央基準時のスクリュウ形状のブラシ植毛方
向、通紙幅・非通紙幅の関係を表す図である。
【図16】片側基準時の通紙部ファーブラシ、非通紙部
ファーブラシ、及び駆動部分の関係を表す図である。
【図17】中央基準時の通紙部ファーブラシ、非通紙部
ファーブラシ、及び駆動部分の関係を表す図である。
【図18】片側基準時のファーブラシ駆動部分の構成を
拡大した図である。
【図19】中央基準時のファーブラシ駆動部分の構成を
拡大した図である。
【図20】本発明の動作概要を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 原稿台 2 コピーランプ 3 第1ミラー 4 第2ミラー 5 第3ミラー 6 レンズ 7 第4ミラー 8 第5ミラー 9 第6ミラー 10 感光体ドラム 11 帯電装置 12 現像装置 13 転写装置 14 クリーニング装置 16 用紙搬送装置 17 定着装置 18 除電ランプ 19 ブランクランプ 30 ファーブラシ 34、35 搬送スクリュウ 201、203、301、303 ローラ 202、204、301、302、304 ブラシ 601 通紙部ファーブラシ 602、612、622、632 駆動装置 603、604 ギア 605、625 駆動軸 606、607 ボールベアリング 611 非通紙部ファーブラシ 613、614 ギア 621 通紙部ファーブラシ 623、624 ギア 626、627、628、629 ボールベアリング 630、631 非通紙部ファーブラシ 633、634、635、636 ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 健 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 蚊崎 祐一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成された静電潜像を顕像剤
    により顕像剤像として可視像化し、当該顕像剤像を記録
    媒体上に転写して画像を形成する画像形成装置であっ
    て、回動自在に支持されたファーブラシを利用して、転
    写後の該感光体上に残留する顕像剤等からなる残留物を
    除去するための除去手段を備えた画像形成装置におい
    て、 該ファーブラシを構成するブラシの毛の根元から毛先に
    向かう傾斜の方向は、上記残留物の搬送方向と略一致す
    るようにブラシ毛に配向性を持たせて植設させ、該感光
    体から除去された残留物を該感光体の記録媒体搬送方向
    に対して直交する方向に搬送することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体上に形成された静電潜像を顕像剤
    により顕像剤像として可視像化し、当該顕像剤像を記録
    媒体上に転写して画像を形成する画像形成装置であっ
    て、回動自在に支持されたファーブラシを利用して、転
    写後の該感光体上に残留する顕像剤等からなる残留物を
    除去するための除去手段を備えた画像形成装置におい
    て、 該ファーブラシを構成するブラシの毛は、上記残留物の
    搬送方向と一致するように螺旋状に植設され、該感光体
    から除去された残留物を該感光体の記録媒体搬送方向に
    対して直交する方向に搬送することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 ファーブラシに隣接配置され、該ファー
    ブラシを構成するブラシ毛の毛先に付着している除去物
    を掻取り、所定の方向へ移送排出する移送手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 記録媒体の給送基準が中央基準に設定さ
    れ、上記除去する残留物の搬送方向を、記録媒体の搬送
    方向に直交する方向で、感光体の中央を境界に長手方向
    両側へ搬送排出することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体の給送基準が片側基準に設定さ
    れ、上記除去する残留物の搬送方向を、記録媒体の搬送
    方向に直交する方向で、記録媒体の基準端面の反対側へ
    搬送排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光体上に形成された静電潜像を顕像剤
    により顕像剤像として可視像化し、当該顕像剤像を記録
    媒体上に転写して画像を形成する画像形成装置であっ
    て、回動自在に支持されたファーブラシを利用して、転
    写後の該感光体上に残留する顕像剤等からなる残留物を
    除去するための除去手段を備えた画像形成装置におい
    て、 記録媒体の給送基準が記録媒体の中央基準に設定され、
    記録媒体の搬送部分に対応した感光体中央部の残留物を
    除去するための第1のファーブラシと、前記搬送部以外
    で感光体上の長手方向両端部の残留物を除去するための
    第2及び第3のファーブラシを設け、該第2、第3のフ
    ァーブラシの回転速度を該第1のファーブラシの回転速
    度よりも大きく設定することを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 感光体上に形成された静電潜像を顕像剤
    により顕像剤像として可視像化し、当該顕像剤像を記録
    媒体上に転写して画像を形成する画像形成装置であっ
    て、回動自在に支持されたファーブラシを利用して、転
    写後の該感光体上に残留する顕像剤等からなる残留物を
    除去するための除去手段を備えた画像形成装置におい
    て、 記録媒体の給送基準が記録媒体の片側基準に設定され、
    記録媒体の搬送部分に対応した感光体片側基準側の残留
    物を除去するための第1のファーブラシと、前記片側基
    準端面と長手方向反対側の残留物を除去するための第2
    のファーブラシを設け、該第2のファーブラシの回転速
    度を該第1のファーブラシの回転速度よりも大きく設定
    することを特徴とする画像形成装置。
JP641598A 1998-01-16 1998-01-16 画像形成装置 Pending JPH11202711A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284279A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Xerox Corp トナー粒子をその上に有して移動する表面を、クリーニングするクリーニング装置
JP2011133857A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布装置、プロセスユニット、転写装置及び画像形成装置
JP2015230328A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 像担持体ユニット及びこれを備えた画像形成装置

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