JPH0545988Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545988Y2 JPH0545988Y2 JP1985177633U JP17763385U JPH0545988Y2 JP H0545988 Y2 JPH0545988 Y2 JP H0545988Y2 JP 1985177633 U JP1985177633 U JP 1985177633U JP 17763385 U JP17763385 U JP 17763385U JP H0545988 Y2 JPH0545988 Y2 JP H0545988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external terminal
- test mode
- flop
- flip
- potential side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、テストモードの設けられた半導体装
置に関する。
置に関する。
(ロ) 従来の技術
一般に、集積回路等の半導体装置に於いては、
内部回路が正しく動作するか、あるいは、予定し
た特性が得られたか否かを判断するために、テス
トモードを設ける場合がある。この場合、半導体
装置には、テストモードを制御するための外部端
子やクロツク信号等のテスト信号を入力するため
の外部端子を、本来必要な端子の他に設けなけれ
ばならない。従つて、外部端子数が増加する欠点
があつた。
内部回路が正しく動作するか、あるいは、予定し
た特性が得られたか否かを判断するために、テス
トモードを設ける場合がある。この場合、半導体
装置には、テストモードを制御するための外部端
子やクロツク信号等のテスト信号を入力するため
の外部端子を、本来必要な端子の他に設けなけれ
ばならない。従つて、外部端子数が増加する欠点
があつた。
そこで、従来は、第3図に示される如く、通常
使用する外部端子1に3値入力回路を設け、テス
ト用の端子と他の端子を共通化することによつて
端子数の増加を防いでいた。即ち、第3図に於い
て、3値入力回路は、低いスレツシヨルド電圧
VtLを有するインバータ2と、高いスレツシヨル
ド電圧VtHを有するインバータ3と、インバータ
4及びANDゲート5とで構成され、外部端子1
にスレツシヨルド電圧VtLとVtHの間に位置する
中間電圧が印加されたとき、ANDゲート5の出
力が“1”となつてテストモードを制御してい
た。第3図と同様の回路は、特開昭56−112666号
公報にも記載されている。
使用する外部端子1に3値入力回路を設け、テス
ト用の端子と他の端子を共通化することによつて
端子数の増加を防いでいた。即ち、第3図に於い
て、3値入力回路は、低いスレツシヨルド電圧
VtLを有するインバータ2と、高いスレツシヨル
ド電圧VtHを有するインバータ3と、インバータ
4及びANDゲート5とで構成され、外部端子1
にスレツシヨルド電圧VtLとVtHの間に位置する
中間電圧が印加されたとき、ANDゲート5の出
力が“1”となつてテストモードを制御してい
た。第3図と同様の回路は、特開昭56−112666号
公報にも記載されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、第3図に示された回路では、イ
ンバータ2,3のスレツシヨルド電圧VtL、VtH
は、電源電圧に比例して変化するため、使用電源
電圧範囲が広い半導体装置を高電圧電源で使用す
ると、スレツシヨルド電圧VtLとVtHとの幅が広
がり、通常動作状態に於いて、VtLとVtHとの間
に位置する中間電圧が外部端子1に印加される可
能性が大きくなり、通常動作中にテストモードに
なつてしまう危惧を有していた。また、動作電圧
が低い場合には、スレツシヨルド電圧VtLとVtH
とが、そのバラツキのために逆転し、中間電圧を
外部端子1に印加してもテストモードにならない
不都合が発生することがあつた。
ンバータ2,3のスレツシヨルド電圧VtL、VtH
は、電源電圧に比例して変化するため、使用電源
電圧範囲が広い半導体装置を高電圧電源で使用す
ると、スレツシヨルド電圧VtLとVtHとの幅が広
がり、通常動作状態に於いて、VtLとVtHとの間
に位置する中間電圧が外部端子1に印加される可
能性が大きくなり、通常動作中にテストモードに
なつてしまう危惧を有していた。また、動作電圧
が低い場合には、スレツシヨルド電圧VtLとVtH
とが、そのバラツキのために逆転し、中間電圧を
外部端子1に印加してもテストモードにならない
不都合が発生することがあつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、上述した点に鑑みて為されたもので
あり、通常使用状態で高電位側あるいは低電位側
に固定される第1の外部端子に入力が接続された
カウンタと、該カウンタが所定値になつた出力で
セツトされ、通常使用状態で電圧が変化する第2
の外部端子の信号でリセツトされるフリツプフロ
ツプとを設けることにより、第2の外部端子に固
定電圧を印加した状態で第1の外部端子に所定数
のパルスを印加することによつてテストモードと
なる半導体装置である。
あり、通常使用状態で高電位側あるいは低電位側
に固定される第1の外部端子に入力が接続された
カウンタと、該カウンタが所定値になつた出力で
セツトされ、通常使用状態で電圧が変化する第2
の外部端子の信号でリセツトされるフリツプフロ
ツプとを設けることにより、第2の外部端子に固
定電圧を印加した状態で第1の外部端子に所定数
のパルスを印加することによつてテストモードと
なる半導体装置である。
(ホ) 作用
上述の手段によれば、第2の外部端子に所定の
固定電圧を印加するとフリツプフロツプのリセツ
トが解除され、この状態で第1の外部端子にパル
スを印加すると、そのパルスがカウンタに於いて
計数され、計数値が所定数になるとフリツプフロ
ツプがセツトされる。このフリツプフロツプのセ
ツト出力によつてテストモードとなる。一方、通
常使用状態では第1の外部端子は、高電位側ある
いは低電位側に固定されるためカウンタにパルス
が印加されることがなくテストモードにはならな
い。
固定電圧を印加するとフリツプフロツプのリセツ
トが解除され、この状態で第1の外部端子にパル
スを印加すると、そのパルスがカウンタに於いて
計数され、計数値が所定数になるとフリツプフロ
ツプがセツトされる。このフリツプフロツプのセ
ツト出力によつてテストモードとなる。一方、通
常使用状態では第1の外部端子は、高電位側ある
いは低電位側に固定されるためカウンタにパルス
が印加されることがなくテストモードにはならな
い。
(ヘ) 実施例
第1図は本考案の実施例を示す回路図であり、
6,7は外部端子、8はカウンタ、9はフリツプ
フロツプである。外部端子6は、通常使用状態で
は電源電圧VDDあるいは接地レベルに固定して使
用する端子であり、半導体装置内部の2つの動作
モードのうち一方を選択する端子である。また、
外部端子6は、インバータ10,11を介してカ
ウンタ8の計数入力端に接続される。一方、外部
端子7は、通常使用状態に於いて、外部から電源
電圧VDD及び接地レベルの信号が印加され、その
信号は必要に応じて自由に変化する。また、外部
端子7は、内部回路に導入されると共にカウンタ
8のリセツト入力、及び、初期設定信号CLRと
共にNORゲート12を介してフリツプフロツプ
9のリセツト入力Rに印加される。
6,7は外部端子、8はカウンタ、9はフリツプ
フロツプである。外部端子6は、通常使用状態で
は電源電圧VDDあるいは接地レベルに固定して使
用する端子であり、半導体装置内部の2つの動作
モードのうち一方を選択する端子である。また、
外部端子6は、インバータ10,11を介してカ
ウンタ8の計数入力端に接続される。一方、外部
端子7は、通常使用状態に於いて、外部から電源
電圧VDD及び接地レベルの信号が印加され、その
信号は必要に応じて自由に変化する。また、外部
端子7は、内部回路に導入されると共にカウンタ
8のリセツト入力、及び、初期設定信号CLRと
共にNORゲート12を介してフリツプフロツプ
9のリセツト入力Rに印加される。
カウンタ8は、継続接続された2個のD−FF
13,14と、D−FF13,14の各出力Q及
び計数されるパルスが印加されたNANDゲート
15とから構成され、D−FF13,14のクロ
ツク入力φにインバータ11の出力、即ち計数さ
れるパルス出力が印加されると共に、リセツト入
力Rには外部端子7に印加された信号が供給され
る。NANDゲート15は、インバータ11から
3個のパルスが出力されたことを検出するもので
あり、NANDゲート15の出力は、フリツプフ
ロツプ9のセツト端子Sに接続される。フリツプ
フロツプ9は、周知の如く、クロス接続された
NANDゲート16,17から成り、テストモー
ドとなつたことを記憶するものであり、NAND
ゲート16の出力がテストモード制御信号TEST
として内部に出力される。
13,14と、D−FF13,14の各出力Q及
び計数されるパルスが印加されたNANDゲート
15とから構成され、D−FF13,14のクロ
ツク入力φにインバータ11の出力、即ち計数さ
れるパルス出力が印加されると共に、リセツト入
力Rには外部端子7に印加された信号が供給され
る。NANDゲート15は、インバータ11から
3個のパルスが出力されたことを検出するもので
あり、NANDゲート15の出力は、フリツプフ
ロツプ9のセツト端子Sに接続される。フリツプ
フロツプ9は、周知の如く、クロス接続された
NANDゲート16,17から成り、テストモー
ドとなつたことを記憶するものであり、NAND
ゲート16の出力がテストモード制御信号TEST
として内部に出力される。
第1図に於いて、通常の使用状態では、外部端
子6は電源電圧VDDあるいは接地レベルに固定さ
れるため、カウンタ8へのパルス出力は発生しな
い。また、外部端子7に電源電圧VDDが印加され
る毎にカウンタ8及びフリツプフロツプ9がリセ
ツトされるため、テストモードになることはな
い。一方、テストモードとする場合を第2図に示
す。第2図に於いて、外部端子7に印加する信号
を電源電圧VDDから接地レベルにするとカウンタ
8及びフリツプフロツプ9のリセツトが解除され
る。この状態で、外部端子6に3個のパルスを印
加すると、3個目のパルスの立ち上がりで
NANDゲート15の入力がすべて“1”となる
ため、フリツプフロツプ9はセツトされ、テスト
モード制御信号TESTが“1”となりテストモー
ドとなる。また、テストモードを解除する場合に
は、外部端子7に印加されている接地レベルの電
圧を電源電圧VDDとしてカウンタ8及びフリツプ
フロツプ9をリセツトする。これにより、テスト
モード制御信号TESTは“0”となつてテストモ
ードが解除される。
子6は電源電圧VDDあるいは接地レベルに固定さ
れるため、カウンタ8へのパルス出力は発生しな
い。また、外部端子7に電源電圧VDDが印加され
る毎にカウンタ8及びフリツプフロツプ9がリセ
ツトされるため、テストモードになることはな
い。一方、テストモードとする場合を第2図に示
す。第2図に於いて、外部端子7に印加する信号
を電源電圧VDDから接地レベルにするとカウンタ
8及びフリツプフロツプ9のリセツトが解除され
る。この状態で、外部端子6に3個のパルスを印
加すると、3個目のパルスの立ち上がりで
NANDゲート15の入力がすべて“1”となる
ため、フリツプフロツプ9はセツトされ、テスト
モード制御信号TESTが“1”となりテストモー
ドとなる。また、テストモードを解除する場合に
は、外部端子7に印加されている接地レベルの電
圧を電源電圧VDDとしてカウンタ8及びフリツプ
フロツプ9をリセツトする。これにより、テスト
モード制御信号TESTは“0”となつてテストモ
ードが解除される。
(ト) 考案の効果
上述の如く本考案によれば、通常使用する外部
端子を使用して、テストモードの設定及び解除が
行えるものであり、外部端子に印加された電圧の
大きさを検出するものとは異なり、高い電源電圧
あるいは低い電源電圧で使用した場合でも、通常
使用状態でテストモードになる誤動作が防止でき
る。よつて、半導体装置の信頼性を高めることが
できるものである。
端子を使用して、テストモードの設定及び解除が
行えるものであり、外部端子に印加された電圧の
大きさを検出するものとは異なり、高い電源電圧
あるいは低い電源電圧で使用した場合でも、通常
使用状態でテストモードになる誤動作が防止でき
る。よつて、半導体装置の信頼性を高めることが
できるものである。
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は第1図に示された実施例の動作を示すタイミン
グ図、第3図は従来例を示す回路図である。 6,7……外部端子、8……カウンタ、9……
フリツプフロツプ、10,11……インバータ、
12……NORゲート、13,14……D−FF、
15,16,17……NANDゲート。
は第1図に示された実施例の動作を示すタイミン
グ図、第3図は従来例を示す回路図である。 6,7……外部端子、8……カウンタ、9……
フリツプフロツプ、10,11……インバータ、
12……NORゲート、13,14……D−FF、
15,16,17……NANDゲート。
Claims (1)
- 外部からの信号に従つて、内部回路のテストを
実行することの可能なテストモードを備えた半導
体装置に於いて、通常使用状態で高電位側あるい
は低電位側に固定される第1の外部端子と、通常
使用状態で電位が変化する第2の外部端子と、該
第2の外部端子に印加される信号によつてリセツ
トが制御され、前記第1の外部端子に印加される
信号を計数するカウンタと、該カウンタが所定値
になつた出力でセツトされ前記第2の外部端子に
印加された信号でリセツトされるフリツプフロツ
プとを設け、前記第2の外部端子を高電位側(あ
るいは低電位側)に固定し、前記第1の外部端子
に所定数のクロツクパルスを印加することにより
前記フリツプフロツプがセツトされてテストモー
ドになり、前記第2の外部端子を低電位側(ある
いは高電位側)にすることによつて前記フリツプ
フロツプがセツトされテストモードが解除される
ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985177633U JPH0545988Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985177633U JPH0545988Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286566U JPS6286566U (ja) | 1987-06-02 |
JPH0545988Y2 true JPH0545988Y2 (ja) | 1993-11-30 |
Family
ID=31119015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985177633U Expired - Lifetime JPH0545988Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545988Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142282A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Seiko Epson Corp | 半導体集積回路 |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP1985177633U patent/JPH0545988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142282A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Seiko Epson Corp | 半導体集積回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6286566U (ja) | 1987-06-02 |
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