JPH0545970U - 無瞬断ジヤツクの構造 - Google Patents

無瞬断ジヤツクの構造

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JPH0545970U
JPH0545970U JP10364891U JP10364891U JPH0545970U JP H0545970 U JPH0545970 U JP H0545970U JP 10364891 U JP10364891 U JP 10364891U JP 10364891 U JP10364891 U JP 10364891U JP H0545970 U JPH0545970 U JP H0545970U
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plug terminal
jack
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terminal plate
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登喜夫 飯島
友孝 田畑
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東洋通信機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プリント基板間を接続するためのケーブルを
不要とすることによって、設置スペース及びクロストー
クを低減し、さらにワンタッチ接続を可能とした無瞬断
ジャックを提供すること。 【構成】 所定間隔をおいて平行配置した複数のプリン
ト基板の端縁に夫々設けたコネクタ同志を無瞬断で接続
するための無瞬断ジャック15において、無瞬断ジャッ
ク15は、開口部で各コネクタに対して同時に嵌合可能
なケーシング16と、ケーシング16内底部から開口に
向かって突設した複数のプラグ端子板20,21とを備
え、各プラグ端子板20,21は薄肉絶縁板22と該絶
縁板の両面に形成した導体パターン23,24とから成
り、一方のプラグ端子板20上の導体パターン23は他
方のプラグ端子板24上の導体パターン23と接続さ
れ、該各プラグ端子板の間隔は前記各コネクタ内部の端
子同志の間隔と一致する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は通信機器、OA機器等の電子機器に装備された既存のプリント基板に 対して新たな基板を接続する場合に、既存のプリント基板上の回路の電気的接続 状態を瞬断させることを防止する無瞬断ジャックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信機器、OA機器等の電子機器に装備されるプリント基板は、基板増設用の コネクタを備えており、該コネクタ内部にはINとOUTの2組の端子群が弾性 的に圧接し合って該基板上の複数の回路間を閉状態に保持している。この基板上 の前記複数の回路間に他の回路を挿入する場合には、増設工事日時を指定して回 路が一時的にOFFする旨を予め警告しておくか、該回路間の電気的接続状態を 瞬断させることなく接続するための無瞬断ジャックを用いて増設用の新たなプリ ント基板を既存の基板のコネクタに接続する必要がある。前者の方法は対象とな る機器の種類やその用途によっては採用不能な場合があり、この場合には無瞬断 ジャックが用いられる。
【0003】 図3は既存のプリント基板1に対して増設基板2を接続するためのケーブル付 き無瞬断ジャック3の構成を示し、この無瞬断ジャック3はケーブル4の一端に 通常のプラグ5を、他端に無瞬断プラグ6を夫々接続した構成を有し、増設基板 2を接続する際には予め通常のプラグ5を増設基板2のコネクタ2aに接続して おいた状態で無瞬断プラグ6を既存基板1のコネクタ1aに接続することにより 、瞬断を生じることなくコネクタ1a内の2組の端子群間に増設基板上の回路を 挿入することができる。この無瞬断プラグ6はコネクタ1a内の圧接し合う2組 の端子群間に圧入される際に両群間の電気的な接続を維持しながら増設回路を挿 入するための薄板(導体パターンを備える)を有している。
【0004】 しかしながら上記従来のケーブル付き無瞬断ジャックは部品点数が多く、ケー ブルの長さ分だけ設置スペースが増大するとともに、ケーブルの長さ分だけクロ ストークが発生しやすくなるという問題がある。また、接続作業も煩雑であった 。
【0005】
【考案の目的】
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、プリント基板間を接続するための ケーブルを不要とすることによって、設置スペース及びクロストークを低減し、 さらにワンタッチ接続を可能とした無瞬断ジャックを提供することを目的として いる。
【0006】
【考案の概要】
上記目的を達成するため本考案は、所定間隔をおいて平行配置した複数のプリ ント基板の端縁に夫々設けたコネクタ同志を無瞬断で接続するための無瞬断ジャ ックにおいて、前記無瞬断ジャックは、開口部で各コネクタに対して同時に嵌合 可能なケーシングと、該ケーシング内底部から該開口に向かって突設した複数の プラグ端子板とを備え、各プラグ端子板は薄肉絶縁板と該絶縁板の両面に形成し た導体パターンとから成り、一方のプラグ端子板上の導体パターンは他方のプラ グ端子板上の導体パターンと接続され、該各プラグ端子板の間隔は前記各コネク タ内部の端子同志の間隔と一致することを特徴としている。
【0007】
【考案の実施例】
以下、添付図面に示した好適な実施例に基づいて本考案の無瞬断ジャックを説 明する。 図1(a) は本考案の無瞬断ジャックを用いて既存のプリント基板に増設基板を 接続する状態を示す外観図であり、この実施例ではデジタル・シグナル・プロセ ッサ(DSP)における専用回線を構築するためのプリント基板を想定する。 図1(a) において既存の基板10に設けた増設用コネクタ11に増設基板12 を接続する場合には、本考案の無瞬断ジャック15を該増設用コネクタ11と増 設基板12のコネクタ13に対して同時に接続することにより無瞬断接続が完了 する。
【0008】 図1(b) は本考案の無瞬断ジャック15の要部構成説明図であり、この無瞬断 ジャック15は一方が開口した樹脂等から成る箱形のケーシング16内に2枚の プラグ端子板20、21を平行に突出せしめた構成を有する。プラグ端子板20 、21は図2に示すように一枚の絶縁板22をコ字状に屈曲せしめたものであり 、その間隔l(エル)は隣接し合う基板10、12の縁部に夫々設けた各コネク タ11、13内部の端子16a,16b,17a,17bの各圧接部に、プラグ 端子板20、21を同時に圧入可能となるように設定する。従って、既存基板の コネクタ11と増設しようとする基板12のコネクタ13との配置間隔に応じて 予め端子板20、21の間隔を適切に設定しておくことによって、各端子板20 、21を各コネクタ11、13に対して同時圧入が可能となる。
【0009】 プラグ端子板20、21は図1(c) に示すように絶縁板22の両側に細幅帯状 の導体パターン23、24を配線したものであり、圧接し合う端子16a,16 b間及び17a,17b間にプラグ端子板20、21を圧入すると同時に(或は 圧入直前に)瞬断なく、導体パターン23、24の先端部が各端子と電気的に接 続状態となる。また、各コネクタ11、13の片側の端子16a,17aがIN で、他側の端子16b,17bがOUTである場合には、各プラグ端子板20、 21の片側面上の導体パターン23、23をINとし、他側の導体パターン24 、24をOUTとする。この場合の配線は、例えば図2に示すように一方の端子 板20の外側面と他方の端子板21の内側面に夫々INの導体パターン23を形 成すると共に絶縁板22に形成したスルーホール26を介して両導体パターン2 3、23を接続することにより行う。OUTの導体パターン24、24について も同様の手法で配線を行う。
【0010】 本考案の無瞬断ジャックによる両基板10、12の接続のための操作は、単に 両コネクタ11、13に対して夫々プラグ端子板20、21を同時に圧入するよ うに無瞬断ジャック15を装着すれば良く、ワンタッチで作業性がよい。また、 ケーブルが存在しないので、設置スペース及びクロストークを低減することがで きる。
【0011】 なお、この実施例では特に図示しないが、ケーシング16と各コネクタ11、 13との間の嵌合を正確にガイドするための突起と、ガイド溝を両者に夫々設け ておいてもよい。また、上記においては2つのコネクタ間を無瞬断接続する例を 示したが、本考案は3つ以上のコネクタ間を無瞬断接続する場合にも変形して応 用可能である。更に、隣接し合う基板に設けたコネクタ間を接続する場合でなく 、隣接しない基板間を接続する場合にも適用可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案の無瞬断ジャックは、既存の基板と増設基板に夫々設けた コネクタ部の配置間隔に応じて予め寸法設定されたプラグ端子板を有しているた め、ワンタッチ操作により両基板を無瞬断接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本考案の無瞬断ジャックを用いて既存の
プリント基板に増設基板を接続する状態を示す外観図、
(b) は該無瞬断ジャックと各コネクタの内部構成を示す
断面図、(c) はプラグ端子板の斜視図である。
【図2】プラグ端子板の具体的構成説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10・・・既存基板、11・・・増設用コネクタ、12
・・・増設コネクタ、13・・・コネクタ、15・・・
無瞬断ジャック、16・・・ケーシング、16a,16
b・・・端子、17a,17b・・・端子、20、21
・・・端子板、22・・・絶縁板、23、24・・・導
体パターン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて平行配置した複数のプ
    リント基板の端縁に夫々設けたコネクタ同志を無瞬断で
    接続するための無瞬断ジャックにおいて、 前記無瞬断ジャックは、開口部で各コネクタに対して同
    時に嵌合可能なケーシングと、該ケーシング内底部から
    該開口に向かって突設した複数のプラグ端子板とを備
    え、各プラグ端子板は薄肉絶縁板と該絶縁板の両面に形
    成した導体パターンとから成り、一方のプラグ端子板上
    の導体パターンは他方のプラグ端子板上の導体パターン
    と接続され、該各プラグ端子板の間隔は前記各コネクタ
    内部の端子同志の間隔と一致することを特徴とする無瞬
    断ジャックの構造。
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JPH0545970U true JPH0545970U (ja) 1993-06-18
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