JP2001352180A - 電子機器、電子機器の連結器具、及び電子機器の連結構造 - Google Patents

電子機器、電子機器の連結器具、及び電子機器の連結構造

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JP2001352180A
JP2001352180A JP2000173130A JP2000173130A JP2001352180A JP 2001352180 A JP2001352180 A JP 2001352180A JP 2000173130 A JP2000173130 A JP 2000173130A JP 2000173130 A JP2000173130 A JP 2000173130A JP 2001352180 A JP2001352180 A JP 2001352180A
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electronic device
conductor
hole
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engagement groove
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Daiji Murai
大司 村井
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器同士の機械的連結及び電気的接続の
作業を簡単にすると共に、接続ケーブルを露出させない
ようにできる電子機器の連結構造、電子機器の連結器具
及び電子機器を提供する。 【解決手段】 電子機器の連結構造は、係合溝11及び
その中に備えられた信号端子13を有する電子機器1
と、係合溝20及びその中に備えられた信号端子22を
有する電子機器2と、電子機器1及び2を並べて配置し
たときに、係合溝11及び13の両方に同時に嵌合する
フレーム部材3a、及び、信号端子13及び22に接触
して信号端子13及び22を電気的に接続する導体3d
を備えた連結器具3とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオテ
ープレコーダ等の電子機器同士を機械的に連結すると共
に、それらの信号端子同士を電気的に接続する電子機器
の連結構造、この構造の一部を構成する電子機器の連結
器具及び電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2台のビデオテープレコーダ間で映像音
声信号や制御信号を転送する場合には、例えば、2台の
ビデオテープレコーダをラックの台上に並べて配置し、
2台のビデオテープレコーダの背面に備えられた信号端
子同士をケーブルで接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の接続方式では、電子機器間の接続に多数のケー
ブルが使用されるため、接続作業が難しく且つ時間のか
かるものとなり、しかも、電子機器の背面に多数のケー
ブルが垂れ下がってしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明は上記したような従来技術
の課題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、電子機器同士の機械的連結及び電気的
接続の作業を簡単にすると共に、接続ケーブルを露出さ
せないようにできる電子機器の連結構造、電子機器の連
結器具及び電子機器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電子機器
の連結構造は、第1の係合溝及び該第1の係合溝内に備
えられた第1の信号端子を有する第1の電子機器と、第
2の係合溝及び該第2の係合溝内に備えられた第2の信
号端子を有する第2の電子機器と、上記第1の電子機器
と上記第2の電子機器とを並べて配置したときに、上記
第1の係合溝と上記第2の係合溝の両方に同時に嵌合す
るフレーム部材、及び、上記フレーム部材を上記第1の
係合溝と上記第2の係合溝の両方に同時に嵌合させたと
きに、上記第1の信号端子及び上記第2の信号端子に接
触して上記第1の信号端子及び上記第2の信号端子を電
気的に接続する導電手段を備えた連結器具とを有するこ
とを特徴としている。
【0006】また、請求項2に係る電子機器の連結構造
は、上記第1の電子機器の係合溝が、上記第1の電子機
器の背面から前面に向って延び、上記第2の電子機器の
係合溝が、上記第2の電子機器の背面から前面に向って
延び、上記連結器具が、上記第1の電子機器の係合溝及
び上記第2の電子機器の係合溝に背面から前面に向って
挿入される形状を有することを特徴としている。
【0007】また、請求項3に係る電子機器の連結構造
は、上記第1の電子機器の接続端子が、上記第1の電子
機器の係合溝内における上記第1の電子機器の背面と同
じ方向を向く面に1又は複数個備えられ、上記第2の電
子機器の接続端子が、上記第2の電子機器の係合溝内に
おける上記第2の電子機器の背面と同じ方向を向く面に
1又は複数個備えられたことを特徴としている。
【0008】また、請求項4に係る電子機器の連結構造
は、上記第1の電子機器の接続端子が、上記第1の電子
機器の係合溝内における上記第1の電子機器の背面から
前面に向って延びる面に1又は複数個備えられ、上記第
2の電子機器の接続端子が、上記第2の電子機器の係合
溝内における上記第2の電子機器の背面から前面に向っ
て延びる面に1又は複数個備えられたことを特徴として
いる。
【0009】また、請求項5に係る電子機器の連結構造
は、上記第1の電子機器の接続端子が、上記第1の電子
機器の係合溝内における上記第1の電子機器の背面と同
じ方向を向く面に1又は複数個備えられ、上記第1の電
子機器の係合溝内における上記第1の電子機器の背面か
ら前面に向って延びる面に1又は複数個備えられ、上記
第2の電子機器の接続端子が、上記第2の電子機器の係
合溝内における上記第2の電子機器の背面と同じ方向を
向く面に1又は複数個備えられ、上記第2の電子機器の
係合溝内における上記第2の電子機器の背面から前面に
向って延びる面に1又は複数個備えられたことを特徴と
している。
【0010】また、請求項6に係る電子機器の連結構造
は、上記連結器具が、上記フレーム部材に形成された基
板挿入用の穴と、上記穴に挿入される基板とを有し、上
記連結器具の上記導電手段が、上記フレーム部材に備え
られ上記第1の電子機器の接続端子に電気的に接続され
た第1の導体と、上記フレーム部材に備えられ上記第2
の電子機器の接続端子に電気的に接続された第2の導体
と、上記基板に備えられ上記穴内において上記第1の導
体及び上記第2の導体を電気的に接続する第3の導体と
を有することを特徴としている。
【0011】また、請求項7に係る電子機器の連結構造
においては、上記連結器具が、上記フレーム部材に形成
された、基板挿入用の第1の穴及び第2の穴と、上記第
1の穴又は上記第2の穴のいずれかに挿入する基板とを
有し、上記連結器具の上記導電手段が、上記フレーム部
材に備えられ、上記第1の電子機器の接続端子に電気的
に接続され、上記第1の穴に一部を露出させる第1の導
体と、上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機
器の接続端子に電気的に接続され、上記第2の穴に一部
を露出させる第2の導体と、上記フレーム部材に備えら
れ、上記第2の電子機器の接続端子に電気的に接続さ
れ、上記第1の穴に一部を露出させる第3の導体と、上
記フレーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接続
端子に電気的に接続され、上記第2の穴に一部を露出さ
せる第4の導体と、上記基板に備えられ、上記第1の穴
内において上記第1の導体及び上記第2の導体を電気的
に接続する、又は、上記第2の穴内において上記第3の
導体及び上記第4の導体を電気的に接続する第5の導体
とを有することを特徴としている。
【0012】また、請求項8に係る電子機器の連結器具
は、第1の係合溝及び該第1の係合溝内に備えられた第
1の信号端子を有する第1の電子機器と第2の係合溝及
び該第2の係合溝内に備えられた第2の信号端子を有す
る第2の電子機器とを機械的に連結すると共に、上記第
1の信号端子と上記第2の信号端子とを電気的に接続す
る電子機器の連結器具であって、上記第1の電子機器と
上記第2の電子機器とを並べて配置したときに、上記第
1の係合溝及び上記第2の係合溝の両方に同時に嵌合す
るフレーム部材と、上記フレーム部材が、上記第1の係
合溝及び上記第2の係合溝の両方に同時に嵌合したとき
に、上記第1の信号端子及び上記第2の信号端子に接触
して上記第1の信号端子及び上記第2の信号端子を電気
的に接続する導電手段とを有することを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項9に係る電子機器の連結器具
は、上記フレーム部材に形成された、基板挿入用の穴
と、上記穴に挿入される基板とを有し、上記導電手段
が、上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器
の接続端子に電気的に接続された第1の導体と、上記フ
レーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接続端子
に電気的に接続された第2の導体と、上記基板に備えら
れ、上記穴内において上記第1の導体及び上記第2の導
体を電気的に接続する第3の導体とを有することを特徴
としている。
【0014】また、請求項10に係る電子機器の連結器
具は、上記フレーム部材に形成された、基板挿入用の第
1の穴及び第2の穴と、上記第1の穴又は上記第2の穴
のいずれかに挿入する基板とを有し、上記導電手段が、
上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器の接
続端子に電気的に接続され、上記第1の穴に一部を露出
させる第1の導体と、上記フレーム部材に備えられ、上
記第1の電子機器の接続端子に電気的に接続され、上記
第2の穴に一部を露出させる第2の導体と、上記フレー
ム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接続端子に電
気的に接続され、上記第1の穴に一部を露出させる第3
の導体と、上記フレーム部材に備えられ、上記第2の電
子機器の接続端子に電気的に接続され、上記第2の穴に
一部を露出させる第4の導体と、上記基板に備えられ、
上記第1の穴内において上記第1の導体及び上記第2の
導体を電気的に接続する、又は、上記第2の穴内におい
て上記第3の導体及び上記第4の導体を電気的に接続す
る第5の導体とを有することを特徴としている。
【0015】また、請求項11の電子機器は、上記請求
項8から10までのいずれかに記載の電子機器の連結器
具と嵌合させることができる係合溝と、該係合溝内に備
えられ、上記電子機器の連結器具が上記係合溝に嵌合し
たときに、上記電子機器の連結器具の導電手段と電気的
に接続する信号端子とを有することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1に係る電子機器の連結構
造を構成する電子機器1と、電子機器2と、これらを機
械的に連結すると共に電気的に接続する連結器具3とを
示す斜視図である。尚、図1において、4及び5は、連
結器具3と同じ構造を持つ他の連結器具である。また、
電子機器1及び2は、例えば、ビデオテープレコーダ等
の映像機器又は音響機器等である。
【0017】図2は、連結器具3を挿入可能なように電
子機器1と電子機器2とを並べて配置した状態を示す斜
視図であり、図3は、電子機器1と電子機器2の係合溝
に連結器具3,4,5を嵌合させラック6のレール6a
に連結器具4及び5を載せた状態を示す斜視図である。
【0018】図1に示されるように、電子機器1は、そ
の背面1bから前面1aに向って延びる2つの係合溝1
0及び11を有する。係合溝10及び11は、電子機器
1の両側面にそれぞれ形成され、電子機器1の左右に対
称な構造を持つ。係合溝10内には、電子機器1の背面
1bと同じ方向を向く面10aに信号端子12が備えら
れている。また、係合溝11内には、電子機器1の背面
1bと同じ方向を向く面11aに信号端子13が備えら
れている。信号端子12及び13は、映像信号、音声信
号、又は制御信号等を入力又は出力するための端子(例
えば、雌プラグ)である。
【0019】また、図1に示されるように、電子機器2
は、その背面2bから前面2aに向って延びる2つの係
合溝20及び21を有する。係合溝20及び21は、電
子機器2の両側面にそれぞれ形成され、電子機器2の左
右に対称な構造を持つ。また、係合溝20及び21は、
係合溝10及び11と同じ構造である。また、係合溝2
0内には、電子機器2の背面2bと同じ方向を向く面2
2aに信号端子22が備えられている。また、係合溝2
1内には、電子機器2の背面2bと同じ方向を向く面2
3aに信号端子23が備えられている。信号端子22及
び23は、映像信号、音声信号、又は制御信号等を入力
又は出力するための端子(例えば、雌プラグ)である。
【0020】また、図1から図3までに示されるよう
に、連結器具3は、端面をH形状にしたフレーム部材3
aを有する。連結器具3のフレーム部材3aは、電子機
器1及び2の連結に強度的に耐えることができる材質
(例えば、プラスチックや金属等)によって構成され
る。連結器具3のフレーム部材3aは、電子機器1と電
子機器2とを並べて配置したときに、電子機器1の係合
溝11及び電子機器2の係合溝20の両方に同時に嵌合
する形状を持つ。連結器具3は、フレーム部材3aを電
子機器1の係合溝11及び電子機器2の係合溝20の両
方に同時に嵌合させたときに信号端子13及び22にそ
れぞれ係合する端子3b及び3cと、これらの端子3b
及び3c(例えば、雄プラグ)を電気的に接続する導体
3dを備えている。図3に示されるように、連結器具3
を、電子機器1及び2の係合溝11及び20に挿入する
と、電子機器1の信号端子13と連結器具3の端子3b
とが嵌合すると共に、電子機器2の信号端子22と連結
器具3の端子3cとが嵌合する。その結果、電子機器1
及び2は機械的に連結され、同時に、電子機器1の信号
端子13と電子機器2の信号端子22とが電気的に接続
される。また、電子機器1の信号端子13と連結器具3
の端子3bとが嵌合すると共に、電子機器2の信号端子
22と連結器具3の端子3cとが嵌合するので、連結器
具3は、ある程度の力を加えない限り引き出せず、連結
器具3が自然に抜けることはない。
【0021】電子機器の連結構造を組み立てる際には、
図2に示されるように、電子機器1及び2を横に並べ、
電子機器1及び2の背面から電子機器1の係合溝11と
電子機器2の係合溝20に連結器具3を矢印方向に挿入
する。また、電子機器1の係合溝10にも連結器具3と
同じ構造の連結器具4を挿入し、電子機器2の係合溝2
1にも連結器具3と同じ構造の連結器具5を挿入する。
【0022】以上説明したように、実施の形態1に係る
電子機器の連結構造においては、連結器具3を電子機器
1及び2の係合溝11及び20に嵌合させるだけで、電
子機器1及び2の機械的連結及び電気的接続を行うこと
ができ、作業が極めて簡単になる。また、H形状の連結
器具3が係合溝11及び20に嵌合しているので、連結
された電子機器1及び2にガタツキが生じることはな
い。また、電子機器1及び2同士を接続するケーブルを
露出させないことができるので、設置スペースの節約が
でき、露出したケーブルによる美観上の問題を解消でき
る。さらに、連結器具4及び5を電子機器1及び2の係
合溝10及び21に嵌合させることによって、図3に示
されるように、台板のないラック6のレール6aに連結
器具4及び5を引っ掛けることによってラック6に複数
台の電子機器を設置できる。この場合には、電子機器1
及び2の自重によって、電子機器1及び2はラック6の
レール6a上に安定に設置されるため、金具等による固
定が不要となる。
【0023】尚、上記説明においては、2台の電子機器
を連結した場合について述べたが、実施の形態1の電子
機器の連結構造は、3台以上の電子機器の連結にも適用
できる。また、実施の形態1の電子機器の連結構造は、
係合溝の形状及び連結器具の形状を工夫することによっ
て、重ねて配置された電子機器にも適用できる。
【0024】実施の形態2 図4は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の連結構
造を構成する電子機器1と、電子機器2と、これらを機
械的に連結すると共に電気的に接続する連結器具3とを
示す斜視図である。尚、図4において、図1と同一又は
対応する構成には、同一の符号を付す。実施の形態2に
係る電子機器の連結構造は、係合溝10,11,20,
21内の側面にそれぞれ2個の信号端子(ここでは、電
気的接点)14a,14b,15a,15bを備えた
点、及び、連結器具3に備えられた導電パターンが上記
実施の形態1のものと相違する。
【0025】実施の形態2に係る電子機器の連結構造に
おいては、電子機器1の係合溝10内における電子機器
1の背面1bから前面1aに向って延びる面に2個の電
気的接点14a及び14bが備えられており、電子機器
1の係合溝11内における電子機器1の背面1bから前
面1aに向って延びる面に2個の電気的接点15a及び
15bが備えられている。また、電子機器2の係合溝2
0内における電子機器2の背面2bから前面2aに向っ
て延びる面に2個の電気的接点24a及び24bが備え
られており、電子機器2の係合溝21内における電子機
器2の背面2bから前面2aに向って延びる面に2個の
電気的接点25a及び25bが備えられている。
【0026】また、図4に示されるように、連結器具3
は、電子機器1の係合溝11及び電子機器2の係合溝2
0に挿入したときに、電気的接点15aと24aに接触
して、これらを電気的に接続する導体31と、電気的接
点15bと24bに接触して、これらを電気的に接続す
る導体32とを有する。また、図4に示されるように、
連結器具7は、電子機器1の係合溝11及び電子機器2
の係合溝20に挿入したときに、電気的接点15aと2
4bに接触して、これらを電気的に接続する導体71
と、電気的接点15bと24aに接触して、これらを電
気的に接続する導体72とを有する。実施の形態2にお
いては、係合溝11及び20に挿入される連結器具3又
は7を交換することによって、電気的接点15a,15
bと電気的接点24a,24bとの接続パターンを切り
替えることができる。
【0027】尚、実施の形態2において、上記以外の点
は、上記実施の形態1と同一である。
【0028】実施の形態3 図5は、本発明の実施の形態3に係る電子機器の連結器
具を示す斜視図であり、同図(a)はフレーム部材を示
し、同図(b)及び(c)はフレーム部材の穴に挿入さ
れる基板を示す。図5(a)に示されるように、実施の
形態3に係る連結器具8のフレーム部材には、同図
(b)及び(c)に示される基板81又は82が挿入さ
れる穴83が形成されている。連結器具8のフレーム部
材には、電子機器の接続端子に電気的に接続され、穴8
3に一部を露出させる導体8a,8b,8c,8dが備
えられている。
【0029】また、図5(b)に示されるように、基板
81には、基板81を穴83に挿入したときに、導体8
aと導体8dに接触し、導体8aと導体8dとを電気的
に接続する配線パターン81aと、導体8bと導体8c
に接触し、導体8bと導体8cとを電気的に接続する配
線パターン81bとが備えられている。また、図5
(c)に示されるように、基板82には、基板82を穴
83に挿入したときに、導体8aと導体8cに接触し、
導体8aと導体8cとを電気的に接続する配線パターン
82aと、導体8bと導体8dに接触し、導体8bと導
体8dとを電気的に接続する配線パターン82bとが備
えられている。従って、連結器具8の穴83に基板82
を挿入した場合には、図4の連結器具3と同じ配線パタ
ーンとなり、基板81を挿入した場合には、図4の連結
器具7と同じ配線パターンとなる。
【0030】実施の形態3においては、連結器具8の穴
81に挿入される基板を交換することによって、電子機
器同士の接続パターンを変更することができる。
【0031】尚、実施の形態3において、上記以外の点
は、上記実施の形態1又は2の連結器具と同一である。
【0032】実施の形態4 図6は、本発明の実施の形態4に係る電子機器の連結器
具を示す斜視図である。図6に示されるように、実施の
形態4に係る連結器具9のフレーム部材には、基板91
が挿入される穴92及び93が形成されている。連結器
具9のフレーム部材には、電子機器の接続端子に電気的
に接続され、穴92に一部を露出させる導体9a,9
b,9c,9dが備えられている。また、連結器具9の
フレーム部材には、電子機器の接続端子に電気的に接続
され、穴93に一部を露出させる導体9e,9fが備え
られている。
【0033】また、基板91には、基板91を穴92に
挿入したときに、導体9aと導体9cに接触し、導体9
aと導体9cとを電気的に接続する配線パターン91a
と、導体9bと導体9dに接触し、導体9bと導体9d
とを電気的に接続する配線パターン91bとを有する。
従って、連結器具9の穴92に基板91を挿入した場合
には、図4の連結器具3と同じ配線パターンとなる。ま
た、連結器具9の穴93に基板91を挿入した場合に
は、導体9eと導体9fとが電気的に接続される。
【0034】実施の形態4においては、連結器具9の穴
92又は93のいずれかに基板を挿入することによっ
て、電子機器同士の接続パターンを変更することができ
る。
【0035】尚、実施の形態4において、上記以外の点
は、上記実施の形態1又は2の連結器具と同一である。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1から7
までの電子機器の連結構造によれば、連結器具を第1及
び第2の電子機器の係合溝に嵌合させるだけで、第1及
び第2の電子機器の機械的連結及び電気的接続を行うこ
とができ、作業が極めて簡単になる。また、第1及び第
2の電子機器を接続するケーブルを露出させないことが
できるので、設置スペースの節約ができ、露出したケー
ブルによる美観上の問題を解消できるという効果があ
る。
【0037】また、請求項6の電子機器の連結構造によ
れば、連結器具の穴に挿入される基板を交換することに
よって、電子機器同士の接続パターンを変更することが
できるという効果がある。
【0038】また、請求項7の電子機器の連結構造によ
れば、連結器具のいずれかの穴に基板を挿入するかによ
って、電子機器同士の接続パターンを変更することがで
きるという効果がある。
【0039】また、請求項8から10までの電子機器の
連結器具によれば、連結器具を第1及び第2の電子機器
の係合溝に嵌合させるだけで、第1及び第2の電子機器
の機械的連結及び電気的接続を行うことができ、作業が
極めて簡単になる。また、第1及び第2の電子機器を接
続するケーブルを露出させないことができるので、設置
スペースの節約ができ、露出したケーブルによる美観上
の問題を解消できるという効果がある。
【0040】また、請求項9の電子機器の連結器具によ
れば、連結器具の穴に挿入される基板を交換することに
よって、電子機器同士の接続パターンを変更することが
できるという効果がある。
【0041】また、請求項10の電子機器の連結器具に
よれば、連結器具のいずれかの穴に基板を挿入するかに
よって、電子機器同士の接続パターンを変更することが
できるという効果がある。
【0042】また、請求項11の電子機器によれば、請
求項8から10までの連結器具を挿入できる係合溝と端
子とを有するので、電子機器の係合溝に連結器具を嵌合
させるだけで、電子機器同士の機械的連結及び電気的接
続を行うことができ、作業が極めて簡単になる。また、
電子機器同士を接続するケーブルを露出させないことが
できるので、設置スペースの節約ができ、露出したケー
ブルによる美観上の問題を解消できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る電子機器の連結
構造を構成する電子機器と連結器具とを示す斜視図であ
る。
【図2】 実施の形態1において電子機器を並べて連結
器具を挿入可能にした状態を示す斜視図である。
【図3】 電子機器に連結器具を嵌合させラックのレー
ルに載せた状態を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る電子機器の連結
構造を構成する電子機器と連結器具とを示す斜視図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る電子機器の連結
器具を示す斜視図であり、(a)はフレーム部材を示
し、(b)及び(c)はフレーム部材の穴に挿入される
基板を示す。
【図6】 本発明の実施の形態4に係る電子機器の連結
器具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2 電子機器、 1a,2a 前面、 2a,2b
背面、 3,4,5,7,8,9 連結器具、 3a
フレーム部材、 3b,3c 端子、 3d導体、
4,5 連結器具、 6 ラック、 6a レール、
8a〜8d,9a〜9f 導体、 10,11,20,
21 係合溝、 12,13,22,23 信号端子、
14a,14b,15a,15b,24a,24b,
25a,25b 電気的接点、 31,32,71,7
2 導体、 81,82,91基板、 81a,81
b,82a,82b,91a,92b 配線パターン、
82,92,93 穴。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の係合溝及び該第1の係合溝内に備
    えられた第1の信号端子を有する第1の電子機器と、 第2の係合溝及び該第2の係合溝内に備えられた第2の
    信号端子を有する第2の電子機器と、 上記第1の電子機器と上記第2の電子機器とを並べて配
    置したときに、上記第1の係合溝と上記第2の係合溝の
    両方に同時に嵌合するフレーム部材、及び、上記フレー
    ム部材を上記第1の係合溝と上記第2の係合溝の両方に
    同時に嵌合させたときに、上記第1の信号端子及び上記
    第2の信号端子に接触して上記第1の信号端子及び上記
    第2の信号端子を電気的に接続する導電手段を備えた連
    結器具とを有することを特徴とする電子機器の連結構
    造。
  2. 【請求項2】 上記第1の電子機器の係合溝が、上記第
    1の電子機器の背面から前面に向って延び、 上記第2の電子機器の係合溝が、上記第2の電子機器の
    背面から前面に向って延び、 上記連結器具が、上記第1の電子機器の係合溝及び上記
    第2の電子機器の係合溝に背面から前面に向って挿入で
    きる形状であることを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器の連結構造。
  3. 【請求項3】 上記第1の電子機器の接続端子が、上記
    第1の電子機器の係合溝内における上記第1の電子機器
    の背面と同じ方向を向く面に1又は複数個備えられ、 上記第2の電子機器の接続端子が、上記第2の電子機器
    の係合溝内における上記第2の電子機器の背面と同じ方
    向を向く面に1又は複数個備えられたことを特徴とする
    請求項2に記載の電子機器の連結構造。
  4. 【請求項4】 上記第1の電子機器の接続端子が、上記
    第1の電子機器の係合溝内における上記第1の電子機器
    の背面から前面に向って延びる面に1又は複数個備えら
    れ、 上記第2の電子機器の接続端子が、上記第2の電子機器
    の係合溝内における上記第2の電子機器の背面から前面
    に向って延びる面に1又は複数個備えられたことを特徴
    とする請求項2に記載の電子機器の連結構造。
  5. 【請求項5】 上記第1の電子機器の接続端子が、上記
    第1の電子機器の係合溝内における上記第1の電子機器
    の背面と同じ方向を向く面に1又は複数個備えられ、且
    つ、上記第1の電子機器の係合溝内における上記第1の
    電子機器の背面から前面に向って延びる面に1又は複数
    個備えられ、 上記第2の電子機器の接続端子が、上記第2の電子機器
    の係合溝内における上記第2の電子機器の背面と同じ方
    向を向く面に1又は複数個備えられ、且つ、上記第2の
    電子機器の係合溝内における上記第2の電子機器の背面
    から前面に向って延びる面に1又は複数個備えられたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電子機器の連結構造。
  6. 【請求項6】 上記連結器具が、上記フレーム部材に形
    成された基板挿入用の穴と、上記穴に挿入される基板と
    を有し、 上記連結器具の上記導電手段が、上記フレーム部材に備
    えられ上記第1の電子機器の接続端子に電気的に接続さ
    れた第1の導体と、上記フレーム部材に備えられ上記第
    2の電子機器の接続端子に電気的に接続された第2の導
    体と、上記基板に備えられ上記穴内において上記第1の
    導体及び上記第2の導体を電気的に接続する第3の導体
    とを有することを特徴とする請求項4又は5のいずれか
    に記載の電子機器の連結構造。
  7. 【請求項7】 上記連結器具が、 上記フレーム部材に形成された、基板挿入用の第1の穴
    及び第2の穴と、 上記第1の穴又は上記第2の穴のいずれかに挿入する基
    板とを有し、 上記連結器具の上記導電手段が、 上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第1の穴に一部を露出
    させる第1の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第2の穴に一部を露出
    させる第2の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第1の穴に一部を露出
    させる第3の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第2の穴に一部を露出
    させる第4の導体と、 上記基板に備えられ、上記第1の穴内において上記第1
    の導体及び上記第2の導体を電気的に接続する、又は、
    上記第2の穴内において上記第3の導体及び上記第4の
    導体を電気的に接続する第5の導体とを有することを特
    徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の電子機器の
    連結構造。
  8. 【請求項8】 第1の係合溝及び該第1の係合溝内に備
    えられた第1の信号端子を有する第1の電子機器と第2
    の係合溝及び該第2の係合溝内に備えられた第2の信号
    端子を有する第2の電子機器とを機械的に連結すると共
    に、上記第1の信号端子と上記第2の信号端子とを電気
    的に接続する電子機器の連結器具において、 上記第1の電子機器と上記第2の電子機器とを並べて配
    置したときに、上記第1の係合溝及び上記第2の係合溝
    の両方に同時に嵌合するフレーム部材と、 上記フレーム部材が、上記第1の係合溝及び上記第2の
    係合溝の両方に同時に嵌合したときに、上記第1の信号
    端子及び上記第2の信号端子に接触して上記第1の信号
    端子及び上記第2の信号端子を電気的に接続する導電手
    段とを有することを特徴とする電子機器の連結器具。
  9. 【請求項9】 上記フレーム部材に形成された、基板挿
    入用の穴と、 上記穴に挿入される基板とを有し、 上記導電手段が、 上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器の接
    続端子に電気的に接続された第1の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接
    続端子に電気的に接続された第2の導体と、 上記基板に備えられ、上記穴内において上記第1の導体
    及び上記第2の導体を電気的に接続する第3の導体とを
    有することを特徴とする請求項8に記載の電子機器の連
    結器具。
  10. 【請求項10】 上記フレーム部材に形成された、基板
    挿入用の第1の穴及び第2の穴と、 上記第1の穴又は上記第2の穴のいずれかに挿入する基
    板とを有し、 上記導電手段が、 上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第1の穴に一部を露出
    させる第1の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第1の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第2の穴に一部を露出
    させる第2の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第1の穴に一部を露出
    させる第3の導体と、 上記フレーム部材に備えられ、上記第2の電子機器の接
    続端子に電気的に接続され、上記第2の穴に一部を露出
    させる第4の導体と、 上記基板に備えられ、上記第1の穴内において上記第1
    の導体及び上記第2の導体を電気的に接続する、又は、
    上記第2の穴内において上記第3の導体及び上記第4の
    導体を電気的に接続する第5の導体とを有することを特
    徴とする請求項8に記載の電子機器の連結器具。
  11. 【請求項11】 上記請求項8から10までのいずれか
    に記載の電子機器の連結器具と嵌合させることができる
    係合溝と、 該係合溝内に備えられ、上記電子機器の連結器具が上記
    係合溝に嵌合したときに、上記電子機器の連結器具の導
    電手段と電気的に接続する信号端子とを有することを特
    徴とする電子機器。
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JP2012049328A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Nec Infrontia Corp 電子機器筐体

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