JP2001283995A - モジュラーコネクタ - Google Patents

モジュラーコネクタ

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JP2001283995A
JP2001283995A JP2000099281A JP2000099281A JP2001283995A JP 2001283995 A JP2001283995 A JP 2001283995A JP 2000099281 A JP2000099281 A JP 2000099281A JP 2000099281 A JP2000099281 A JP 2000099281A JP 2001283995 A JP2001283995 A JP 2001283995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線の接続に要する労力を抑えるのみなら
ず、容量パターンを回路基板の表面と裏面とで対向させ
ずとも、クロストーク等の電磁的ノイズを抑制可能にす
る。 【解決手段】 複数の一方の端子および複数の他方の端
子をそれぞれ対応させて回路基板面の導体トレースで接
続してなるモジュラーコネクタにおいて、複数の一方の
端子として速結端子を用い、この速結端子間の配置間隔
を、当該速結端子における漏話レベルを所望値以下とす
るよう、離間しておく。また、回路基板面のうち、一方
の端子と他方の端子のうち少なくとも1つの配設箇所お
よびその近傍に、漏話レベルを所望値以下とする容量パ
ターンを形成し、さらに、この容量パターンは、回路基
板の表面とこの表面に対向する裏面とにそれぞれ形成さ
れ、しかも、回路基板の表面の容量パターンと、回路基
板の裏面の容量パターンとは、回路基板の表面と裏面と
の平面視で重なりをもたないよう形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速通信向けのモ
ジュラーコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモジュラーコネクタを図12を用
いて説明する。図12は高速通信向けのモジュラーコネ
クタをあらわす分解斜視図であり、特開平11−111
370号公報に開示されたものである。
【0003】図12に示すように、モジュラーコネクタ
はジャックフレームカバーK1と、トップエンドハウジ
ングカバーK2と、底面カバーK3と、回路基板面Cと
を備えて構成されるモジュラージャックである。回路基
板面Cの一端には、複数の一方の端子として複数のID
C端子IDCが設けられ、回路基板面Cの他端には、複
数の他方の端子として、モジュラープラグ(不図示)の
電気接点群と弾力的に押圧接続するためのリードワイヤ
Wが複数設けられている。IDC端子IDCは各リード
ワイヤWに対応して回路基板Cの導体トレースで接続さ
れている。
【0004】回路基板面CはIDC端子IDCをほぼ覆
われるようにして上面からトップエンドハウジングカバ
ーK2が被せられる。また、回路基板面Cはその下面を
底面カバーK3で覆われる。回路基板面Cはトップエン
ドハウジングカバーK2と、底面カバーK3とに挟まれ
るようにして、ジャックフレームカバーK1の前面開口
に挿入固定される。このようにしてモジュラージャック
が組み上がる。
【0005】IDC端子IDCには、別の配線(不図
示)が押し込まれ、これら別の配線はその被覆をIDC
端子IDCに破られてIDC端子IDCと接続する。さ
らに、リードワイヤWが、回路基板面Cの他端側から押
し込まれるモジュラープラグ(不図示)の電気接点群
と、弾力的に押圧接続する。つまり、別の配線(不図
示)と、モジュラープラグ(不図示)とは、本従来例の
モジュラーコネクタ(モジュラージャック)を介して接
続されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のモジュラーコネクタにおいては、IDC端
子IDCを採用しており、IDC端子はそもそも配線を
接続する際に配線の被覆を破きながら押圧挿入するた
め、配線を押し込むために強い力を必要とする端子であ
る。このため、配線をIDC端子に成端する専用の圧着
工具が頻繁に使われ、施工作業が面倒であった。また、
配線をIDC端子に接続しなおす際にも、IDC端子か
ら配線を引き抜く作業に、強い力を要しており、やはり
施工作業が面倒であった。
【0007】また、特開平7−22123号公報に記載
された発明においては、クロストーク等の電磁的ノイズ
を抑制するために、回路基板の表面の容量パターンと、
回路基板の裏面の容量パターンとは、回路基板の表面と
裏面との平面視で重なるよう設計されていたが、このよ
うにすると、これら容量パターン対を回路基板の表面と
裏面とで必ず対向させる必要があり、この対向させねば
ならないということが回路基板上でのパターン引き回し
設計に制約を与えることも起こりうる。もし容量パター
ン対を対向させずに同様の効果を発揮できるなら、回路
基板の表面と裏面との少なくとも片面にはパターン引き
回し設計がしやすくなることは明らかである。
【0008】本発明は上記課題を解決する為のものであ
り、その目的とするところは、配線の接続に要する労力
を抑えたモジュラーコネクタを提供することにあり、ま
た、別の目的とするところは、配線の接続に要する労力
を抑えるのみならず、容量パターンを回路基板の表面と
裏面とで対向させずとも、クロストーク等の電磁的ノイ
ズを抑制可能なモジュラーコネクタを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載のモジュラーコネクタにあっては、複
数の一方の端子および複数の他方の端子をそれぞれ対応
させて回路基板面の導体トレースで接続してなるモジュ
ラーコネクタにおいて、複数の一方の端子として速結端
子を用い、この速結端子間の配置間隔を、当該速結端子
における漏話レベルを所望値以下とするよう、離間して
おくことを特徴とする。
【0010】請求項2記載のモジュラーコネクタにあっ
ては、請求項1記載のモジュラーコネクタにおいて、回
路基板面のうち、一方の端子と他方の端子のうち少なく
とも1つの配設箇所およびその近傍に、漏話レベルを所
望値以下とする容量パターンを形成したことを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載のモジュラーコネクタにあっ
ては、請求項1または2記載のモジュラーコネクタにお
いて、容量パターンは、回路基板の表面とこの表面に対
向する裏面とにそれぞれ形成され、しかも、回路基板の
表面の容量パターンと、回路基板の裏面の容量パターン
とは、回路基板の表面と裏面との平面視で重なりをもた
ないよう形成されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るモジュラーコ
ネクタの第1の実施の形態を図1乃至図7に基づいて、
第2の実施の形態を図8乃至図11に基づいて、それぞ
れ説明する。 [第1の実施の形態]図1はモジュラーコネクタの回路
基板面の導体トレースおよび容量パターンを説明する平
面図で、回路基板の表面の容量パターンと、回路基板の
裏面の容量パターンとを、平面視で見ている。図2は図
1の回路基板の表面の容量パターンを説明する平面図
で、図3は図1の回路基板の裏面の容量パターンを、便
宜上、回路基板の表面側から説明する平面図である。図
4はモジュラーコネクタの回路基板に搭載する一方の端
子として使用される速結端子の分解斜視図で、図5は速
結端子の組み立て斜視図である。図6は他方の端子の集
合体として使用されるRJ45モジュラージャックブロ
ックと、速結端子とを回路基板の表面に搭載した状態を
あらわすモジュラーコネクタ要部の斜視図である。図7
は図6のモジュラーコネクタ要部の平面図である。
【0013】モジュラーコネクタは、モジュラージャッ
クタイプのものであって、複数の一方の端子および複数
の他方の端子をそれぞれ対応させて回路基板面の導体ト
レースで接続してなる。回路基板面は、両面にパターン
が形成された誘電体プリント基板である。図1乃至図3
に示すように、回路基板は、その表面から裏面にかけ
て、端子接続用スルーホール1乃至8、T1乃至T8
と、部品位置決め孔H01、H02、 H11、H1
2、 H21、H22、 H31、H32、 H41、H
42とが形成されている。
【0014】図2は回路基板の表面側の平面図であり、
図3は回路基板の表面側の(便宜上、表面側から透視し
た)平面図である。図2において、端子接続用スルーホ
ール1は、導体トレースによって端子接続用スルーホー
ルT1に接続されている。端子接続用スルーホール1に
は、図3に示したように、裏面側に、容量パターンP1
1が延出形成されている。また、端子接続用スルーホー
ルT1には、図2に示したように、表面側に、片ラダー
形の容量パターンP12が延出形成されている。
【0015】図2において、端子接続用スルーホール2
は、導体トレースによって端子接続用スルーホールT2
に接続されている。端子接続用スルーホールT2には、
図3に示したように、裏面側に、片ラダー形の容量パタ
ーンP21が延出形成されている。
【0016】図2において、端子接続用スルーホール3
は、どこにも接続されていないが、図3において、導体
トレースによって端子接続用スルーホールT3に接続さ
れている。また、端子接続用スルーホール3は、片ラダ
ー形の容量パターンP31が延出形成されている。
【0017】図2において、端子接続用スルーホール4
は、スルーホールTH41を介して導体トレースによっ
て端子接続用スルーホールT4に接続されている。スル
ーホールTH41には、図3に示したように、裏面側
に、片ラダー形の容量パターンP41が延出形成されて
いる。また、端子接続用スルーホール4は、図3に示し
たように、裏面側に、片ラダー形の容量パターンP42
が延出形成されている。
【0018】図2において、端子接続用スルーホール5
は、導体トレースによって端子接続用スルーホールT5
に接続されている。また、端子接続用スルーホール5
は、スルーホールTH51を介して片ラダー形の容量パ
ターンP51が延出形成されている。端子接続用スルー
ホールT5には、片ラダー形の容量パターンP52が延
出形成されている。スルーホールTH51には、図3に
示したように、裏面に、片ラダー形の容量パターンP5
3が延出形成されている。
【0019】図2において、端子接続用スルーホール6
は、片ラダー形の容量パターンP61が延出形成されて
おり、それ以外には接続されていないが、図3におい
て、裏面で、導体トレースによってスルーホールTH6
1に接続されている。スルーホールTH61は、図2に
示すように、表面で、端子接続用スルーホールT6に接
続されている。
【0020】図2において、端子接続用スルーホール7
は、スルーホールTH71に接続されている。スルーホ
ールTH71は、図3に示したように、端子接続用スル
ーホールT7に接続されている。また、端子接続用スル
ーホール7は、片ラダー形の容量パターンP71が延出
形成されている。
【0021】図2において、端子接続用スルーホール8
は、スルーホールTH81に接続されている。スルーホ
ールTH81は、図3に示したように、端子接続用スル
ーホールT8に接続されている。また、端子接続用スル
ーホールT8は、片ラダー形の容量パターンP81が延
出形成されている。
【0022】このように設計された容量パターン群は、
それぞれ対向して容量結合を果たすペア対を成す。容量
パターンP11は、容量パターンP31と対向してペア
対を成す。容量パターンP12は、容量パターンP52
と対向してペア対を成す。容量パターンP21は、容量
パターンP41と対向してペア対を成す。容量パターン
P42は、容量パターンP81と対向してペア対を成
す。容量パターンP51は、容量パターンP61と対向
してペア対を成す。容量パターンP53は、容量パター
ンP71と対向してペア対を成す。
【0023】このように形成されたパターン群は、8極
8心(4対)の接続ラインを与えるものであり、端子接
続用スルーホール1と2、ひいては端子接続用スルーホ
ールT1とT2がペア対であり、端子接続用スルーホー
ル3と6、ひいては端子接続用スルーホールT3とT6
がペア対であり、端子接続用スルーホール4と5、ひい
ては端子接続用スルーホールT4とT5がペア対であ
り、残った端子接続用スルーホール7と8、ひいては端
子接続用スルーホールT7とT8がペア対である。
【0024】端子接続用スルーホール1乃至8の近傍に
は、後述するモジュラージャック部MJを位置決め取り
付けするための、部品位置決め孔H01、H02が設け
られている。端子接続用スルーホールT1とT2の近傍
には、後述する速結端子STを位置決め取り付けするた
めの、部品位置決め孔H11、H12が設けられてい
る。端子接続用スルーホールT3とT6の近傍には、後
述する速結端子STを位置決め取り付けするための、部
品位置決め孔H21、H22が設けられている。端子接
続用スルーホールT4とT5の近傍には、後述する速結
端子STを位置決め取り付けするための、部品位置決め
孔H31、H32が設けられている。端子接続用スルー
ホールT7とT8の近傍には、後述する速結端子STを
位置決め取り付けするための、部品位置決め孔H41、
H42が設けられている。
【0025】このように形成されたパターン群は、図1
に示すように、各容量パターンが、回路基板の表面とこ
の表面に対向する裏面とにそれぞれ形成され、しかも、
回路基板の表面の容量パターンと、回路基板の裏面の容
量パターンとが、回路基板の表面と裏面との平面視で重
なりをもたないよう形成されているのである。もちろ
ん、容量パターン形成スペースにいたるまでに、途中経
路のトレースパターンが平面視で重なることはあるが、
その分のクロストークの影響は微々たるものであり、各
容量パターンを平面視で重ならないようにしたことの効
果に比べれば、無視してよい程度のレベルにすぎない。
【0026】次に、複数の一方の端子として用いる速結
端子を、図4と図5とを用いて説明する。
【0027】図4に示すように、速結端子STは、樹脂
性の上部カバーST1と、内側壁カバーST2、ST2
と、導電性接続バネ片ST3、ST3と、接続端子ST
4、ST4と、樹脂性の下部カバーST5とを備えて構
成されている。樹脂性の上部カバーST1には配線を挿
入するための孔が2つ設けられている。内側壁カバーS
T2、ST2には、その下端に、接続端子ST4、ST
4が設けられている。導電性接続バネ片ST3、ST3
は、内側壁カバーST2、ST2に保持されて接続端子
ST4、ST4と接続し、内側壁カバーST2、ST2
もろとも下部カバーST5に収容される。そして、下部
カバーST5の上側には、上部カバーST1が嵌合密着
される。速結端子STは、配線時には、上部カバーST
1の孔に配線を挿入すると、導電性接続バネ片ST3、
ST3の押圧力で配線接続が可能となり、また、配線を
引き抜くときには、上部カバーST1の上面にある配線
解除用釦を押すと、配線が導電性接続バネ片ST3、S
T3の押圧力から解放されて、配線を引き抜くことがで
きるようになっている。速結端子STは、下部カバーS
T5の下面に突起(不図示)を2つもち、4つ用意され
て、部品位置決め孔H11〜 H42に突起を挿入する
ことによって位置決めされるとともに、回路基板の端子
接続用スルーホールT1乃至T8に下端の接続端子ST
4、ST4を挿入されて半田付けで回路基板Cに接続さ
れる。
【0028】速結端子STは、上述した構造であるた
め、従来例に指摘したIDC端子より大きなサイズにな
ってしまう。このため、 IDC端子を用いた場合と比
較して、隣り合う速結端子ST間で生ずる漏話量が大き
くなってしまう。これを解消するため、隣り合う速結端
子ST間の間隔を、解消したい漏話量に応じて広くとる
必要がある。ただし、1つの速結端子ST内での2つの
端子の間隔を広くしてしまうと、今度はリターンロスな
どが悪化してしまうため、1つの速結端子ST内での2
つの端子の間隔を広くするのではなく、隣り合う速結端
子ST間の間隔を、解消したい漏話量に応じて広くとる
のである。
【0029】また、複数の他方の端子としては、図6、
図7に示すように、モジュラージャック部MJを使用す
る。モジュラージャック部MJも、下端に2つの突起
(不図示)をもち、この2つの突起が部品位置決め孔H
01、H02に位置決めされるとともに、8本の外延端
子(不図示)が半田付けで回路基板の端子接続用スルー
ホール1乃至8に接続される。
【0030】このように構成されたモジュラーコネクタ
は、図6、図7に図示するように、複数の一方の端子と
して速結端子ST群をもち、複数の他方の端子としてモ
ジュラージャック部MJをもつような、8極8心(4
対)タイプのモジュラージャックである。なお、図示は
しないが、さらに、外側のカバーを用意することはいう
までもない。
【0031】従って、複数の一方の端子および複数の他
方の端子をそれぞれ対応させて回路基板面の導体トレー
スで接続してなるモジュラーコネクタにおいて、複数の
一方の端子として速結端子STを用いたため、速結端子
ST使用故にIDC端子使用の場合のように強い力を要
せず配線の着脱が可能となり、施工作業が面倒でなくな
る。また、この速結端子ST間の配置間隔を、当該速結
端子STにおける漏話レベルを所望値以下とするよう、
離間しておくようにしたため、速結端子STのサイズの
大きさに起因する信号漏話量を抑制できるようになる。
【0032】さらに、回路基板面のうち、一方の端子と
他方の端子のうち少なくとも1つの配設箇所およびその
近傍に、漏話レベルを所望値以下とする容量パターンを
形成したため、信号漏話の発生部分に近い箇所で信号漏
話現象を抑えることができる。すなわち、一方の端子と
他方の端子との間の経路途中で発生する信号漏話を抑え
るべく、信号漏話と同じ大きさで逆位相の信号漏話を、
容量パターンによって発生させているのである。これに
より、モジュラーコネクタの信号漏話が発生しても相殺
しているのである。一般に、このような漏話相殺目的で
形成される容量パターンは、端子から離れた位置に形成
されるほど、所望の位相からずれを生じ、うまく相殺で
きないことがある。本実施例ではこれにかんがみて、端
子の配設箇所およびその近傍について重点的に、漏話レ
ベルを所望値以下とする容量パターンを形成したのであ
る。
【0033】またさらに、容量パターンは、回路基板の
表面とこの表面に対向する裏面とにそれぞれ形成され、
しかも、回路基板の表面の容量パターンと、回路基板の
裏面の容量パターンとは、回路基板の表面と裏面との平
面視で重なりをもたないよう形成されているため、これ
ら容量パターン対を回路基板の表面と裏面とで対向させ
なくともよくなり、回路基板上でのパターン引き回し設
計に自由度を与えることができる。また、1組の容量パ
ターンは、回路基板の表面もしくは裏面のどちらか片面
に形成されるので、回路基板両面に容量パターンを対向
させて表裏対で性能を確保するよう設計する場合に比べ
て、容量成分値の設計がしやすいという利点がある。
【0034】またさらに、本実施例のように、速結端子
STを一列に並べすに4点配置するよう設計しておけ
ば、回路基板を余計に大きく設計せずともよくなり、回
路基板の小型化につながり、ひいてはコストダウンにつ
ながる。 [第2の実施の形態]図8はモジュラーコネクタ要部の
平面図である。図9はモジュラーコネクタの回路基板面
の導体トレースおよび容量パターンを説明する平面図
で、回路基板の表面の容量パターンと、回路基板の裏面
の容量パターンとを、平面視で見ている。図10は図9
の回路基板の表面の容量パターンを説明する平面図で、
図11は図9の回路基板の裏面の容量パターンを、便宜
上、回路基板の表面側から説明する平面図である。
【0035】この第2の実施の形態のモジュラーコネク
タが前述の第1の実施の形態のモジュラーコネクタと異
なり特徴となるのは、図8に示したように、モジュラー
ジャック部と速結端子とを横一列にならべ、回路基板を
横方向に細長く形成した点である。
【0036】図10において、端子接続用スルーホール
1は、スルーホールTH11に接続されている。スルー
ホールTH11は、図11に示したように、裏面側に
て、スルーホールTH12に接続されている。スルーホ
ールTH12は、図10に示したように、表面側に戻っ
て、端子接続用スルーホールT1に接続されている。な
お、スルーホールTH11には、片ラダー形の容量パタ
ーンP11が延出形成されている。
【0037】図10において、端子接続用スルーホール
2は、スルーホールTH21に接続されている。スルー
ホールTH21は、図11に示したように、裏面側に
て、端子接続用スルーホールT2に接続される一方で、
片ラダー形の容量パターンP21が延出形成されてい
る。
【0038】図10において、端子接続用スルーホール
3は、スルーホールTH31に接続されている。スルー
ホールTH31は、図11に示したように、裏面側に
て、スルーホールTH32に接続されている。スルーホ
ールTH32は、図10に示したように、表面側に戻っ
て、スルーホールTH33を介して端子接続用スルーホ
ールT3に接続されている。なお、スルーホールTH3
1には、図10に示すように、片ラダー形の容量パター
ンP31が延出形成されている。また、スルーホールT
H33には、図11に示すように、片ラダー形の容量パ
ターンP32が延出形成されている。またさらに、端子
接続用スルーホール3には、片ラダー形の容量パターン
P33が延出形成されている。
【0039】図10において、端子接続用スルーホール
4は、導体トレースによって端子接続用スルーホールT
4に接続されている。端子接続用スルーホール4には、
片ラダー形の容量パターンP41が延出形成されてい
る。また、端子接続用スルーホールT4には、片ラダー
形の容量パターンP42が延出形成されている。
【0040】図10において、端子接続用スルーホール
5は、導体トレースによってスルーホールTH51に接
続されている。スルーホールTH51には、図11に示
したように、裏面側にて、片ラダー形の容量パターンP
51が延出形成されている。また、端子接続用スルーホ
ール5には、片ラダー形の容量パターンP52、P53
がそれぞれ延出形成されている。
【0041】図10において、端子接続用スルーホール
6は、どこにも接続されていないが、図11にて、裏面
で、導体トレースによってスルーホールTH61に接続
されている。スルーホールTH61は、図10に示すよ
うに、表面で、スルーホールTH62を介して端子接続
用スルーホールT6に接続されている。スルーホールT
H62には、図11に示すように、裏面で、片ラダー形
の容量パターンP61が延出形成されている。端子接続
用スルーホールT6には、図10に示すように、表面
で、片ラダー形の容量パターンP62が延出形成されて
いる。
【0042】図10において、端子接続用スルーホール
7は、スルーホールTH71に接続されている。スルー
ホールTH71は、図11に示したように、裏面でスル
ーホールTH72に接続されている。スルーホールTH
72は、図10に示したように、表面で端子接続用スル
ーホールT7に接続されている。端子接続用スルーホー
ル7は、片ラダー形の容量パターンP71が延出形成さ
れている。スルーホールTH72には、図11に示した
ように、裏面で片ラダー形の容量パターンP72が延出
形成されている。端子接続用スルーホールT7には、図
11に示したように、裏面で片ラダー形の容量パターン
P73が延出形成されている。
【0043】図10において、端子接続用スルーホール
8は、どこにも接続されていないが、図11に示したよ
うに、裏面で導体トレースによって端子接続用スルーホ
ールT8に接続されている。また、端子接続用スルーホ
ール8には、片ラダー形の容量パターンP81が延出形
成されている。端子接続用スルーホールT8には、図1
0に示したように、表面で片ラダー形の容量パターンP
82、 P83が延出形成されている。
【0044】このように設計された容量パターン群は、
それぞれ対向して容量結合を果たすペア対を成す。容量
パターンP11は、容量パターンP31と対向してペア
対を成す。容量パターンP21は、容量パターンP61
と対向してペア対を成す。容量パターンP32は、容量
パターンP73と対向してペア対を成す。容量パターン
P33は、容量パターンP52と対向してペア対を成
す。容量パターンP41は、容量パターンP71と対向
してペア対を成す。容量パターンP42は、容量パター
ンP82と対向してペア対を成す。容量パターンP51
は、容量パターンP72と対向してペア対を成す。容量
パターンP53は、容量パターンP81と対向してペア
対を成す。容量パターンP62は、容量パターンP83
と対向してペア対を成す。
【0045】このようにすれば、上述の第1の実施形態
のモジュラーコネクタに比べて、全体の大きさは大きく
なってしまうものの、搭載部品を横配置にできるので、
上述の第1の実施の形態と比べて、コネクタ類の配置を
見分けやすいので、配線の間違えを起こしにくい。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、複数の
一方の端子および複数の他方の端子をそれぞれ対応させ
て回路基板面の導体トレースで接続してなるモジュラー
コネクタにおいて、複数の一方の端子として速結端子を
用いたため、速結端子使用故にIDC端子使用の場合の
ように強い力を要せず配線の着脱が可能となり、施工作
業が面倒でなくなる。また、この速結端子間の配置間隔
を、当該速結端子における漏話レベルを所望値以下とす
るよう、離間しておくようにしたため、速結端子のサイ
ズの大きさに起因する信号漏話量を抑制できるようにな
る。
【0047】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、回路基板面のうち、一方の
端子と他方の端子のうち少なくとも1つの配設箇所およ
びその近傍に、漏話レベルを所望値以下とする容量パタ
ーンを形成したため、信号漏話の発生部分に近い箇所で
信号漏話現象を抑えることができる。すなわち、一方の
端子と他方の端子との間の経路途中で発生する信号漏話
を抑えるべく、信号漏話と同じ大きさで逆位相の信号漏
話を、容量パターンによって発生させているのである。
これにより、モジュラーコネクタの信号漏話が発生して
も相殺しているのである。一般に、このような漏話相殺
目的で形成される容量パターンは、端子から離れた位置
に形成されるほど、所望の位相からずれを生じ、うまく
相殺できないことがある。本発明ではこれにかんがみ
て、端子の配設箇所およびその近傍について重点的に、
漏話レベルを所望値以下とする容量パターンを形成した
のである。
【0048】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または2記載の発明の効果に加えて、容量パターンは、
回路基板の表面とこの表面に対向する裏面とにそれぞれ
形成され、しかも、回路基板の表面の容量パターンと、
回路基板の裏面の容量パターンとは、回路基板の表面と
裏面との平面視で重なりをもたないよう形成したため、
これら容量パターン対を回路基板の表面と裏面とで対向
させなくともよくなり、回路基板上でのパターン引き回
し設計に自由度を与えることができる。また、1組の容
量パターンは、回路基板の表面もしくは裏面のどちらか
片面に形成されるので、回路基板両面に容量パターンを
対向させて表裏対で性能を確保するよう設計する場合に
比べて、容量成分値の設計がしやすいという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のモジュラーコネ
クタの回路基板面の導体トレースおよび容量パターンを
説明する平面図で、回路基板の表面の容量パターンと、
回路基板の裏面の容量パターンとを、平面視で見てい
る。
【図2】同上の回路基板の表面の容量パターンを説明す
る平面図である。
【図3】同上の回路基板の裏面の容量パターンを、便宜
上、回路基板の表面側から説明する平面図である。
【図4】同上のモジュラーコネクタの回路基板に搭載す
る一方の端子として使用される速結端子の分解斜視図で
ある。
【図5】同上の速結端子の組み立て斜視図である。
【図6】同上の他方の端子の集合体として使用されるR
J45モジュラージャックブロックと、速結端子とを回
路基板の表面に搭載した状態をあらわすモジュラーコネ
クタ要部の斜視図である。
【図7】同上のモジュラーコネクタ要部の平面図であ
る。
【図8】本発明に係る第2の実施形態のモジュラーコネ
クタ要部の平面図である。
【図9】同上のモジュラーコネクタの回路基板面の導体
トレースおよび容量パターンを説明する平面図で、回路
基板の表面の容量パターンと、回路基板の裏面の容量パ
ターンとを、平面視で見ている。
【図10】同上の回路基板の表面の容量パターンを説明
する平面図である。
【図11】同上の回路基板の裏面の容量パターンを、便
宜上、回路基板の表面側から説明する平面図である。
【図12】従来のモジュラーコネクタをあらわす分解斜
視図である。
【符号の説明】
ST 一方の端子(速結端子) MJ 他方の端子 C 回路基板 P11、P12、P21、P31、 P32、P33、
P41、P42、P51、P52、P53、P61、
P62、P71、 P72、P73、P81、 P82、
P83 容量パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E351 BB01 BB04 BB24 DD01 GG06 5E021 FA05 FA16 FB15 FC20 FC31 MA09 MA32 MA33 5E023 AA24 AA29 BB02 BB03 EE07 FF07 GG02 HH15 HH18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の一方の端子および複数の他方の端
    子をそれぞれ対応させて回路基板面の導体トレースで接
    続してなるモジュラーコネクタにおいて、複数の一方の
    端子として速結端子を用い、この速結端子間の配置間隔
    を、当該速結端子における漏話レベルを所望値以下とす
    るよう、離間しておくことを特徴とするモジュラーコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 回路基板面のうち、一方の端子と他方の
    端子のうち少なくとも1つの配設箇所およびその近傍
    に、漏話レベルを所望値以下とする容量パターンを形成
    したことを特徴とする請求項1記載のモジュラーコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 容量パターンは、回路基板の表面とこの
    表面に対向する裏面とにそれぞれ形成され、しかも、回
    路基板の表面の容量パターンと、回路基板の裏面の容量
    パターンとは、回路基板の表面と裏面との平面視で重な
    りをもたないよう形成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載のモジュラーコネクタ。
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