JP2506817Y2 - 成端用端子板 - Google Patents

成端用端子板

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JP2506817Y2
JP2506817Y2 JP7346690U JP7346690U JP2506817Y2 JP 2506817 Y2 JP2506817 Y2 JP 2506817Y2 JP 7346690 U JP7346690 U JP 7346690U JP 7346690 U JP7346690 U JP 7346690U JP 2506817 Y2 JP2506817 Y2 JP 2506817Y2
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JP
Japan
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case
connector
plug
jack
terminal plate
Prior art date
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JP7346690U
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末男 加藤
晃央 上野
滋 阿部
国臣 持田
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DDK Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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DDK Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばビル等に通信用ケーブル配線を行う
際、ケーブル端においてケーブル心線を付線する端子板
に関するものである。
[従来の技術] 従来、ビル等にケーブル配線を行う際、ケーブル端に
おいてケーブル心線を付線する端子板として、第1図に
示すものが広く使用されてきた。
第1図において、10は絶縁性の材料で作られた基板
で、この基板10に所要本数(第1図では20個:10対)導
電性の端子20を植設したものである。
この端子板の端子2とケーブル心線の付線は、第2図
に示すように、ケーブル心線20−1を端子2に巻き付
け、更に半田20−3付けするという方法をとっている。
[考案が解決しようとする課題] 第1図に示す従来の端子板は、端子20が露出している
から、湿気やほこり等設置場所の環境の影響を受け易
く、このため端子20に加わる電圧のプラス(+)、マイ
ナス(−)極間に漏洩電流が発生し、絶縁低下等の事故
が多発しているのが現状である。また、ケーブル心線の
付線では半田付作業があったため、端子板の取付や取替
や付線の変更等の作業にも長時間を要し、作業能率も高
くないという現状である。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記現状に鑑みてなされたもので、例え
ば、ビル等のケーブル配線でケーブル心線を付線するた
めに使用する端子において、絶縁低下を解消し、信頼性
の向上と作業能率の向上を図ることのできた端子板の提
供を目的とするもので、その目的はケーブル心線の接続
に一対を単位とするコネクタを採用し、この一対を単位
とするコネクタの所要数をケースに収容し、ケーブル心
線とコネクタ端子との接続は圧接方法とすることにより
達成される。
[構造及び作用] 図面に基づき、本考案の端子板の構造及び作用を説明
する。
第3図は、本考案の端子板を示したもので、本考案の
端子板は大まかに言えば、複数のコネクタとこれを収納
するケースから構成されている。
第3図において、1はケース、2はコネクタ、3はコ
ネクタ押し出し治具、4はケーブルの絶縁心線である。
なお、1−1はガイド溝である。また、Aはケース1の
左側面、Bはケース1の背面、Cはケース1の正面を示
す。
本考案の端子板のケース1のA面は、ビルの柱、壁、
床或は天井等に直接又は柱、壁、床、天井等に取り付け
られた端子函内等に例えばねじ等により固定される。ま
た、ケース1のC面にはコネクタを収納、保持する凹状
の棚部5が複数個設けられている。棚部5の数はケース
1に収納するコネクタ2の数だけ設けられる。また棚部
5の棚底5−1にはコネクタの挿抜の際にコネクタ2を
ガイドする溝1−1が設けられている。このガイド溝1
−1はケース1のB面まで貫通してB面に開口部1−2
を形成する。
本考案の端子板におけるコネクタ2は、プラグ2−P
とジャック2−Jから成っている。第4図(1),
(2)は本考案におけるプラグ2−Pを例示したもの
で、第4図(1)は、平面斜視図で、第4図(2)は底
面斜視図である。
第4図(1)において、2−1は第5図で示すジャッ
ク2−5の嵌合部5−1と嵌合しあう開口部であり、2
−2は開口部2−1の上面に設けた窓で、開口部2−1
にジャック2−Jの嵌合部5−1が挿入されたときに、
その嵌合部5−1に設けた突起5−2が嵌り込み、ジャ
ック2−Jが簡単に抜去できないようにする。2−3は
プラグ2−Pのコンタクトである。なお、4はプラグ2
−Pのコンタクト2−3と電気的接続されているケーブ
ルの絶縁心線である。
第4図(2)で示すように、プラグ2−Pの底面には
コンタクト2−3と直交する方向に延びるランス2−4
が設けられている。このランス2−4は弾性を有し、外
力により弓状にたわむ。
第5図は本考案におけるジャック2−Jを例示したも
のである。第5図において、5−1はジャック2−Jの
嵌合部であり、この嵌合部5−1の上面には突起5−2
が設けられていて、この突起5−2は、ジャック2−J
とプラグ2−Pが嵌合接続したときにはプラグ2−P開
口部2−1の窓2−2に嵌り込む。なお、嵌合部5−1
にはコンタクト(図示せず)が内蔵されていて、そのコ
ンタクトとケーブルの絶縁心線4とが電気的に接続され
ている。
本考案にコネクタは、以上に述べた第4図に例示する
プラグ2−Pと第5図で例示するジャック2−Jと嵌合
することにより成り立つ。
本考案に係るコネクタにおけるコンタクトとケーブル
心線との接続は、圧接方式で行なう。
第6図(1),(2)は、圧接接続を示すもので、第
6図(1)は圧接前の状態、第6図(2)は圧接後の状
態を示したものである。第6図(1)及び第6図(2)
において、4はケーブル心線で、6−1は導体、6−2
は絶縁被覆を示す。6−3はコンタクトの接続部で、6
−4はU字溝で、6−5はU字溝を形成する梁である。
第6図(1)における状態から、矢印6−6の方向に
心線4をコンタクトの接続部6−3のU字溝6−4に押
込むことにより、まずコンタクト接続部6−3の梁6−
5で心線4の絶縁被覆6−2が破かれ、導体6−1が露
出し、梁6−5に圧接挟持され、電気的に接続される。
本考案の端子板は、プラグ2−Pとジャック2−Jと
を嵌合してなるコネクタをケース1に収納することによ
り完成する。
ケース1への収納は、第3図で示すように、コネクタ
2をケース1のC面の所定の棚部5に差し込むことによ
り行なわれる。このとき、プラグ2−P下面のランス2
−4がケース1のガイド溝1−1に合うよう位置とす
る。ランス2−4は押込みにつれ、弓状に曲げられ、ケ
ース1のガイド溝1−1内をスライドする。ランス2−
4がガイド溝内の段差部を通過するとランス4−4先端
が弾力により溝下段1−3に落ち込む。以上の一連の収
納操作により、コネタク2はケース1に固定、保持され
る。
なお、ケース1に収納されているコネクタ2をケース
1から取り出すときには、まず、第3図で示すように、
コネクタ押し出し治具3をケース1のB面の溝開口部1
−2より差し込み、プラグ2−P下面のランス2−4を
押し上げ、ロックを外し、コネクタ2を押し出せばよ
い。
本考案において、ケース1にコネクタ2を収納する場
合、第3図で例示するように、コネクタ2を構成するプ
ラグ2−Pを、そのプラグ2−Pの嵌合面がケース1の
右側面にほぼ一致するように収納し、そのプラグ2−P
の嵌合相手のジャック2−Jの嵌合部以外の部分がケー
ス1の外に出るような状態にしてもよい。
このようにすれば、コネクタ2を収納した状態でコネ
クタジャック2−J挿抜が迅速かつ容易に行ない得る。
なお、第3図においては、プラグ2−Pがケース1に
収納された例が示されているが、ケース1に収納される
のはジャック2−Jであってもよい。
また、本考案においては、第7図(1)(2)(3)
で示すように、嵌合しあうプラグ2−P,ジャック2−J
からなるコネクタ2の外形寸法の異なる部分を作り、ケ
ース1の棚部をこれに錠鍵7−2の関係の形状にし、コ
ネクタ2の誤収納の防止を図るようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案の端子板は、上述したようにコネクタ方式とし
たので、端子導体部が露出せず、絶縁性材料で覆われ、
たとえほこり等の多い環境の悪い場所に使用しても絶縁
低下等の事故を招来しない。また、コネクタ方式とする
ことにより、ケーブル心線の電気的接続及び切断が容易
かつ簡単となる。また、コネクタのコンタクトとケーブ
ル心線との接続を圧接方式を採用したことにより、ケー
ブル心線の結線が迅速、容易かつ確実となる。さらに、
本考案の端子板は一対ごとに独立したコネクタの複数個
から成り立っているから、油脂を使用することにより漏
洩電流の防止を効果的に行なうことができる。
以上の通り、本考案は本考案独特の顕著な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の端子板を、 第2図は、従来の端子板における端子とケーブル心線の
付線状態を、 第3図は、本考案の端子板を、 第4図(1)及び第4図(2)は、本考案の端子板にお
けるコネクタのプラグを、 第5図は、本考案の端子板におけるジャックを、 第6図(1)(2)は、コンタクトとケーブル心線との
左接接続の例示を、 第7図(1)(2)(3)は、本考案の別の実施態様を
示す。 1:ケース、2:コネクタ 2−P:プラグ、2−J:ジャック 3:コネクタ押し出し治具 1−1:ガイド溝、1−2:開口部 1−3:段差部、1−4:溝下部 4:ケーブル心線、2−2:窓 2−4:ランス、5−2:突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 阿部 滋 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 持田 国臣 東京都渋谷区代々木2丁目7番12号 第 一電子工業株式会社内

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグとジャックとからなるコネクタと、 複数個の前記コネクタのそれぞれを収納する複数個の棚
    部を有するケースとからなる成端用端子板であって、 前記ケースの各棚部の棚底には、段差部と該ケースの背
    面にまで及び形成される開口部を有するガイド溝が備わ
    り、 前記コネクタを構成するプラグ及びジャックのいずれか
    一方の底面に、前記ケースの棚部底面に設けられたガイ
    ド溝とスライドするランスが備わったことを特徴とす
    る、成端用端子板。
  2. 【請求項2】コネクタを構成するプラグ及びジャックの
    いずれか一方が備えた嵌合部の窓と、他方が備えた嵌合
    部上の突起とからなる嵌合状態保持手段が備わったこと
    を特徴とする、請求項1記載の成端用端子板。
  3. 【請求項3】コネクタを構成するプラグ及ジャックのい
    ずれか一方が、その嵌合端面が前記ケースの側面にほぼ
    一致する状態で前記ケースに収納され、他方が前記ケー
    スに収納されたプラグ又はジャックと嵌合することを特
    徴とする、請求項1記載の成端用端子板。
  4. 【請求項4】コネクタを構成するプラグ及びジャックの
    コンタクトとこれに接続されるケーブル心線の接続が、
    圧接接続であることを特徴とする、請求項1記載の成端
    用端子板。
JP7346690U 1990-07-11 1990-07-11 成端用端子板 Expired - Lifetime JP2506817Y2 (ja)

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JPH0431273U JPH0431273U (ja) 1992-03-13
JP2506817Y2 true JP2506817Y2 (ja) 1996-08-14

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