JPH0545942U - 基板実装型コネクター - Google Patents

基板実装型コネクター

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JPH0545942U
JPH0545942U JP9552691U JP9552691U JPH0545942U JP H0545942 U JPH0545942 U JP H0545942U JP 9552691 U JP9552691 U JP 9552691U JP 9552691 U JP9552691 U JP 9552691U JP H0545942 U JPH0545942 U JP H0545942U
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JP9552691U
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孝幸 南雲
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチヤリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板とケーブルとを接続するために基板に実
装される同一のコネクターを一体化する際、コネクター
間の間隔を容易に変更することができる。 【構成】 並置された複数の単体コネクターが単独に使
用することができる同一のものであり、それらの単体コ
ネクター間にはスペーサーを挿入して一体に固定するこ
とができる。その用途において、コネクター間の間隔を
調節する必要があるときには、その間隔に対応したスペ
ーサーを用いて単体コネクターを一体化することができ
る。単体コネクターおよびスペーサーの一体化は、着脱
自在の係合部、係止部材等を有するジョイントブロック
を用いて容易に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、基板に実装され、基板とケーブルとを接続するための基板実装型コ ネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気製品の小型化あるいは高密度化に伴い、その製品の筐体内で使用されるコ ネクターについても、高密度化の要求が強まっている。 その要求にしたがい、高密度化に対応するコネクターの一つとして基板水平実 装型2段コネクターが市場に供給されている。この2段コネクターは、2つの単 体コネクターを成形したもの、あるいは上下分割型のものがあった。この上下分 割型のものは、上下のコネクターを単にねじまたは割りピン等で固定するもので あった。(図3参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の基板水平実装型2段コネクターにおいては、各単体コネ クターを一体成形するか、または、第3図に示すように、各単体コネクター1′ ,2′を一体にねじ、割りピン等によって固定するために、単体コネクター間の 間隔を調整することは不可能であった。そのために、確実な接続を受け入れるた めの空間を調節することがたびたび必要とされているので、一体化されあるいは いっしょに成形された単一のコネクターは機能しない。
【0004】 本考案は従来の上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、複数の並置 された単体コネクターの間隔を容易に変更することができるようにした基板実装 型コネクターを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の基板実装型コネクターは、基板に実装さ れ、基板とケーブルとを接続するための多段コネクターであって、互いに並置す る単体コネクターの複数個と、該単体コネクターの間に挿入されるスペーサと、 該スペーサとコネクターとを位置決めする手段とを有し、該スペーサーは、単体 コネクターの間隔を調節し、かつ前記単体コネクターとに固定されるものである 。
【0006】 このコネクターは、取付けピンを具備して形成され、該ピンを前記基板へ取付 け、前記基板への各単体コネクターの接続方向軸が基板面と垂直になるようにし たコネクターである。 このような単体コネクターとスペーサーとの一体化は、これらの各々に着脱自 在のジョイントブロックによって固定することによりなされる。
【0007】
【作用】
上記のような基板実装型コネクターにおいては、周辺部品との関係から、並置 された単体コネクターの間隔を小さくしなければ実装することができない場合や 、複数の基板が間隔をもって配置される必要があって、基板に実装される単体コ ネクターも間隔を持って配置される必要がある場合、これらの並置された単体コ ネクターの間に必要な間隔に応じた寸法のスペーサーを適宜選択して単体コネク ターを固定関係で一体化することにより容易に対応することができる。 そして、単体コネクターとスペーサーとの一体化は、単体コネクターおよびス ペーサーの係合部、係止部材等に係合、係止する着脱自在の差し込み係合式ジョ イントブロックによって容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】
実施例について図面を参照して以下のごとく説明する。 本考案の一実施例である基板実装型コネクターを、図1および図2に示すもの について説明する。図2に示すように、1,2は通常使用される基板とケーブル とを接続するための単体コネクター、3は単体コネクター1,2間に位置される スペーサー、そして4はこれらの単体コネクター1,2とスペーサー3にそれぞ れ係合して一体にするためのジョイントブロックである。単体コネクター1,2 はそれぞれ同一の形状、寸法を有するものであり、その少なくとも一方の端部に 位置決め用の係合穴12,22、その端部の端面に位置して2段溝からなる係合 溝14,24を具備している。また、これらの単体コネクター1,2の間に挟ま れるスペーサー3は、その上下両面の対向位置に形成されかつ挟まれた状態で単 体コネクター1,2の係合穴12,22に係合する突部32(第3図の上面のみ 図示)、端面部に形成された爪を有した係止部34、そして単体コネクター1, 2間の間隔を決定する被挟持部36が成形によって設けられている。そして、ジ ョイントブロック4はこれらの単体コネクター1,2およびスペーサー3に付設 され、スペーサー3を挟んで各単体コネクター1,2の間隔に対応した距離を置 いて、それぞれ単体コネクター1,2の係合溝14,24に対応した距離を置い て、それぞれ単体コネクター1,2の係合溝14,24に対応して係合する大小 2段に形成された嵌合突部42,44を有すると共に、スペーサー3の係止部3 4の爪に係止する爪等を有した係止部材46が一体成形によって成形されている 。
【0009】 以上のような構成によって、単体コネクター1,2およびスペーサー3の位置 決めは単体コネクター1,2の係合穴12,22に対してスペーサー3の突部3 2が圧入されることにより行われる。このため、組立を正確かつ容易に行うこと ができる。また、単体コネクター1,2の上下間の固定はジョイントブロック4 の嵌合突部42,44を単体コネクター1,2の係合溝14,24に挿入されて 嵌合されることによって行われる。同時にジョイントブロック4が単体コネクタ ー1,2およびスペーサー3に組み合わされると、その係止部材46がスペーサ ー3の係止部34に爪等によって係止されて、ジョイントブロック4が単体コネ クター1,2およびスペーサー3の組立体から抜け出てくるのを防止している。 このようにして、図1に示すような基板実装型コネクターが一体に組み立てられ 、このコネクターに形成された図示しない取付けピンによって基板に対して面に 垂直に取り付けられる。そして、スペーサー3の高さ、およびジョイントブロッ ク4の寸法を変更すれば、単体コネクター1,2間の間隔を必要に応じて変更す ることができ、単体コネクター1,2間の間隔は、コネクター自体の設計変更を 考慮することなく、容易に変更することができる。
【0010】 なお、上記基板実装型コネクターにおいては、単体コネクターの接続方向軸が 基板面と垂直になるように基板に実装されるコネクターについて、それも2段に 積み重ねられた場合について説明したが、基板面と垂直方向以外の方向に実装す るように配置されたコネクターにおいても、適用することができることは勿論で ある。そして、単体コネクターが2段以上に積み重ねられた基板においても、対 応する数のスペーサーを用いると共に、ジョイントブロックにも単体コネクター 間隔に合った対応した数の嵌合突部および係止部材を一体に形成するか、複数の ジョイントブロックを使用することによって、可能である。
【0011】 また、上記の基板実装型コネクターにおいては、組立行程の簡素化、部品数を 少なくする上で、単体コネクター1,2およびスペーサー3の位置決め、上下間 の固定を係合穴およびそれに係合する突部、係合部、係止部およびそれらに係合 、係止するジョイントブロック3の嵌合突部、係止部材によって固定したが、ね じ止め、割りピン止め、ボスの圧入、リブと溝の嵌め合い等によって行うように してもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので、以下のような効果を奏する。 上記構成の基板実装型コネクターは、単体としても使用可能な並置された同一 の複数の単体コネクター間にスペーサーを挿入して、このスペーサーにより並置 されたコネクター間の間隔を調節することができるので、スペーサーの厚さを変 更するのみで、間隔に余裕がない場合や、間隔を置いて配置する必要がある場合 においても、単体コネクター間の必要な間隔に対応させることができ、また、こ のような場合、コネクターの接触機構を含めて、新たにコネクターの設計変更の 検討を必要とすることなく、容易に単体コネクター間の間隔変更を行うことがで きるという優れた効果がある。 また、単体コネクター間の位置決めが、スペーサーに一体成形された係合突部 と、単体コネクターの係合穴によりなされるため、組立を正確かつ容易に行うこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である基板実装型コネクター
の組立られた状態の斜視図。
【図2】図1の基板実装型コネクターの分解斜視図。
【図3】従来の基板実装型2段コネクターの斜視図。
【符号の説明】
1,2 単体コネクター 3 スペーサー 4 ジョイントブロック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に実装され、基板とケーブルとを接
    続するための多段コネクターであって、互いに並置する
    単体コネクターの複数個と、該単体コネクターの間に挿
    入されるスペーサーと、該スペーサとコネクターに位置
    決めする手段とを有し、該スペーサーは、単体コネクタ
    ーの間隔を調節しかつ前記単体コネクターに固定化され
    るものであることを特徴とする基板実装型コネクター。
  2. 【請求項2】 前記単体コネクターは、取付けピンを具
    備して形成され、該ピンを前記基板へ取り付け、前記基
    板への接続方向軸が基板面と垂直になるようにした請求
    項1に記載の基板実装型コネクター。
  3. 【請求項3】 前記単体コネクターと前記スペーサーと
    を一体に固定する手段が着脱自在にジョイントブロック
    によるものである請求項1に記載の基板実装型コネクタ
    ー。
JP1991095526U 1991-11-21 1991-11-21 基板実装型コネクター Expired - Lifetime JP2570390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991095526U JP2570390Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 基板実装型コネクター

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991095526U JP2570390Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 基板実装型コネクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0545942U true JPH0545942U (ja) 1993-06-18
JP2570390Y2 JP2570390Y2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=14140001

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991095526U Expired - Lifetime JP2570390Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 基板実装型コネクター

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165580U (ja) * 1988-05-11 1989-11-20
JPH0554201A (ja) * 1990-11-28 1993-03-05 Ricoh Co Ltd 多段icカードコネクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165580U (ja) * 1988-05-11 1989-11-20
JPH0554201A (ja) * 1990-11-28 1993-03-05 Ricoh Co Ltd 多段icカードコネクタ

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JP2570390Y2 (ja) 1998-05-06

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