JPH0545739Y2 - - Google Patents

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JPH0545739Y2
JPH0545739Y2 JP17655385U JP17655385U JPH0545739Y2 JP H0545739 Y2 JPH0545739 Y2 JP H0545739Y2 JP 17655385 U JP17655385 U JP 17655385U JP 17655385 U JP17655385 U JP 17655385U JP H0545739 Y2 JPH0545739 Y2 JP H0545739Y2
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JP
Japan
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unit
torsion bar
mounting bracket
opening
upper unit
Prior art date
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は、下方ユニツトに対し開閉可能にし
た上方ユニツトに開放方向の力を作用させる開閉
機構に関する。
<従来技術とその欠点> 内部に部品を備えた装置では、メンテンスを容
易にするために本体を2分割に構成し、上方ユニ
ツトを下方ユニツトに対して開閉可能にしたもの
がある。一般にこのような装置では開放時の操作
を容易にするためおよび開放中の安全性を確保す
るために上方ユニツトに常に開放方向の力を作用
させるようにした開閉機構が設けられている。従
来からこの開閉機構にトーシヨンバーを備え、上
方ユニツトに開放方向の力を作用させるようにし
たものがあつた。これは、2本の弾性材を中央部
において交叉して接触させ、それぞれの弾性材が
有する軸廻りの弾性力を上方ユニツトの開放方向
に作用させるものである。このトーシヨンバーに
十分な弾性力を生じさせるためには弾性材のねじ
り角を大きくすればよく、構造が簡単でコストダ
ウンを実現できる。その反面、取付作業が難し
い。
このため、本出願人は、先に特願昭58−246597
号において、トーシヨンバーに所定のトルクをプ
リセツトした状態で予め上下の取付金具である蝶
番を組み付けておき、この蝶番を上下のユニツト
に取り付けるようにし、上下ユニツトに対するト
ーシヨンバーの取付作業を容易にする構成を提案
した。この構成において、トーシヨンバーに蝶番
を取り付けた後、上方ユニツトに蝶番の上側取付
部を取り付け、さらに、上方ユニツトに固定され
た状態の蝶番の下側取付部を下方ユニツトに固定
する。
しかし、上記の開閉機構では、蝶番を下方ユニ
ツトに固定する際に、既に蝶番が固定されている
上方ユニツトの重量を支えなければならず、蝶番
をトーシヨンバーとともに下方ユニツトの適正な
位置に正確に取り付ける作業は依然として困難で
あり、上下ユニツトの組立作業の自動化に不都合
となる問題があつた。
<考案の目的> この考案の目的は、上下ユニツトからなる開閉
部材にトーシヨンバーを取り付ける際の位置決め
を正確且つ容易に行うことができ、上下ユニツト
の組立作業の自動化に適応できるトーシヨンバー
を有する開閉機構を提供することにある。
<考案の構成および効果> この考案のトーシヨンバーを有する開閉機構
は、本体を上下ユニツトに2分割し、且つ上方ユ
ニツトを一端を支点として開閉可能に構成した装
置に用いられ、上方ユニツトに開放方向の力を作
用させるトーシヨンバーを有する開閉機構であつ
て、 前記トーシヨンバーは、上方ユニツトの支点近
傍に取り付けられる上側取付金具と、該上側取付
金具に所定の範囲で回転自在に支持され、下方ユ
ニツトに取り付けられる下側取付金具と、上記上
側取付金具および下側取付金具に係合し、上方ユ
ニツトが閉鎖状態のとき上方ユニツトに開放方向
の力を作用させるトーシヨンバースプリングと、
で組み合わされ、 前記下側取付金具に下端に開放した垂直方向の
スリツトを形成し、前記下方ユニツトに前記スリ
ツトに嵌合する凸部を垂直方向に形成したことを
特徴とする。
以上の構成によりこの考案によれば、上方ユニ
ツトに上側取付金具を介して固定されたトーシヨ
ンバーを下方ユニツトに固定する際に、トーシヨ
ンバーが有する下側取付金具に形成されたスリツ
トと下方ユニツトに形成された凸部とをガイドと
して、トーシヨンバーを固定した上方ユニツトを
下方ユニツトの上側から垂直下方に移動させるこ
とにより正確且つ容易に位置決めすることがで
き、上下ユニツトの組立作業の自動化に適応する
ことができる利点がある。
<実施例> 以下にこの考案の実施例を複写機を例にとつて
説明する。第3図は、この考案の実施例であるト
ーシヨンバーを有する開閉機構を備えた複写機の
外観図であり、開閉機構により上方ユニツトを開
放した状態を示している。
複写機1は、その給紙部側側面1aから排紙部
側側面1bに至る用紙搬送路を含む面で上下2分
割に構成されている。これによつて内部装置のメ
ンテナンスおよびジヤムの解除作業が容易に行え
るようにされている。用紙搬送路の上側に位置す
る上方ユニツト2には、上面に原稿台4が原稿カ
バー4aとともに往復移動できるように設けられ
ている。また、上方ユニツト2の内部には感光体
装置6、現像装置7等が設置されている。感光体
装置6は内部に感光体ベルトを回転可能にして備
えている。現像装置7はこの感光体ベルトの表面
に現像剤を供給する。
これらの他にも上方ユニツト2の内部には図示
しない光学系装置、駆動装置、駆動伝達装置等が
備えられている。特に駆動装置、駆動伝達装置等
の重量物は上方ユニツト2の後部側に備えられて
いる。したがつて上方ユニツト2では重量配分が
均一でなく、その後方部は前方部に比較して重
い。
下方ユニツト3には、定着装置8および図示し
ない搬送装置が備えられている。また下方ユニツ
ト3の給紙部側側面1aには用紙カセツト9が装
着されており、同じく排紙部側側面1bには排紙
トレイ10が取り付けられている。さらに、下方
ユニツト3の前面のカバー3aは下側をヒンジに
して手前に開放することができる。これによつて
上方ユニツト2が有する感光体装置6、現像装置
7等が露出する。
上方ユニツト2は下方ユニツト3に対し給紙部
側側面に対し給紙部側側面1aを支点として矢印
AまたはB方向に開閉可能にされている。複写機
1の内部において給紙部側側面1aの近傍にはト
ーシヨンバー11が備えられており、上方ユニツ
ト2に開放方向すなわち矢印A方向の力を作用さ
せている。上方ユニツト2の排紙部側側面1b近
傍にはロツクレバー2aが備えられている。上方
ユニツト2を閉じた状態では図示しないロツク機
構によりその状態が維持される。上方ユニツトを
矢印A方向に開放する際にはロツクレバー2aを
矢印C方向に操作してこのロツク機構を解除す
る。これによつて上方ユニツト2はトーシヨンバ
ー11の弾性力により矢印A方向に開放する。上
方ユニツト2の閉鎖はトーシヨンバー11の弾性
力に逆らつて矢印B方向に押え付けることによつ
て行う。このとき上方ユニツト2の自重が作用し
比較的容易に閉じることができる。
第4図は、上記トーシヨンバーを有する開閉機
構を備えた複写機の正面の概略図である。
上方ユニツト2が閉じられた状態で複写機1の
内部は同図に示すような構成になつている。略中
央部に位置する感光体ベルト6の表面には原稿台
4に載置された原稿の画像が露光される。これに
よつて形成された静電潜像に現像装置7から現像
剤が供給されて顕像化される。下方ユニツト3に
装着された用紙カセツト9から給紙ローラ9aの
回転によつて矢印E方向に用紙が給紙され、感光
体ベルト6上の顕像化された像が転写される。こ
の用紙は定着装置8を通過した後、排紙トレイ1
0に排出される。
上方ユニツト2を矢印A方向に開放すると、複
写機1の内部において用紙が通過する搬送路が露
出する。給紙部側側面1aの近傍に設けられたト
ーシヨンバー11は、2本の弾性材(以下トーシ
ヨンバースプリングという。)11aおよび11
bから構成されている。トーシヨンバースプリン
グ11aは上側ユニツト2の前方と、下側ユニツ
ト3の後方とに取り付けられており、一方トーシ
ヨンバースプリング11bは上方ユニツト2の後
方と下方ユニツト3の前方とに取り付けられてい
る。
第5図は、上記開閉機構を構成するトーシヨン
バーとその取付金具の外観図である。
トーシヨンバー11を構成する2本のトーシヨ
ンバースプリング11a,11bは、中央部で交
叉して接触している。これによつて両トーシヨン
バースプリング11a,11bは互いにねじり角
を与えられている。一方のトーシヨンバースプリ
ング11aの両端部は前方の上側取付金具21と
後方の下側取付金具22′とに保持されており、
他方のトーシヨンバースプリング11bの両端部
は前方の下側取付金具22と後方の上側取付金具
21′に保持されている。
上側取付金具21と下側取付金具22とは上側
取付金具21に矢印F方向の力か作用した際に同
図に示す状態に停止するような形状に形成されて
いる。これは後方の上側取付金具21′と下側取
付金具22′とについても同様である。したがつ
て、トーシヨンバー11を上方ユニツトに取り付
ける際には上側取付金具21,21′と下側取付
金具22,22′とによりトーシヨンバースプリ
ング11a,11bを同図に示すようにねじり角
を与えた状態で固定し、この後上側取付金具2
1,21′を上方ユニツトに固定する。
第2図AおよびBは、上記開閉機構を構成する
トーシヨンバーとその取付金具および取付金具の
固定部材の構成を示すそれぞれ正面図および側面
図である。
上側取付金具21には係止部24が形成されて
おり、トーシヨンバースプリング11aの前方の
端部を保持している。下側取付金具22には係止
部25が形成されており、トーシヨンバースプリ
ング11bの前方の端部を保持している。また上
側取付金具21は上方ユニツトフレーム31に固
定されている。さらに、上側取付金具21には突
起部26が形成されており、下側取付金具22に
は屈曲部27が形成されている。上側取付金具2
1が下側取付金具22に対して矢印A方向に回転
した際に突出部26が屈曲部27に衝突し、矢印
A方向の回転を規制する。
下側取付金具22には下方において開放された
スリツト28が形成されている。また下側取付金
具22の略中央部には孔部29が2箇所に設けら
れている。下側取付金具22が固定される下方ユ
ニツトフレーム32には垂直方向の2箇所に凸部
33が備えられており、水平方向の2箇所にねじ
孔34が形成されている。また下方ユニツトフレ
ーム32の上端には、凸状の接触部材35が形成
されている。下側取付金具22を下方ユニツトフ
レーム32に固定する際には同図に示す状態から
下側取付金具22を矢印G方向に移動し、凸部3
3をスリツト28内に挿入する。このとき孔部2
9はネジ穴34に一致し、この両者に固定ネジを
ねじ込むことによつて下側取付金具22を下方ユ
ニツトフレーム32に固定する。
第1図AおよびBは、上記開閉機構のそれぞれ
正面図および側面図であり、開閉機構を複写機の
上下両ユニツトに組みつけた状態を示している。
第2図AおよびBに示す状態から下側取付金具
22を下方フレームユニツト32に取り付ける。
このときスリツト28と凸部33とにより両者の
位置決めを行う。そして固定ネジ41を用いて両
者を固定する。この状態で下側ユニツトフレーム
32に形成された接触部材35がトーシヨンバー
スプリング11bの端部と接触する。この接触に
よつて接触部材35はトーシヨンバースプリング
11bの端部を上方に押し上げ、トーシヨンバー
スプリング11bのねじり角を増加する。このね
じり角の増加によつてトーシヨンバースプリング
11bの矢印A方向の弾性力も増加する。後方の
上側取付金具21′、下側取付金具22′も同様の
形状を呈し、また下方ユニツトフレーム32の後
方にも同様の接触部材が形成されている。このた
め、トーシヨンバースプリング11aの後方の端
部も上方に押し上げられてねじり角を増加され、
その弾性力が増加する。
以上のようにこの実施例によれば、上下ユニツ
トに2分割に構成した複写機の開閉機構としてト
ーシヨンバーを組みつける際にまず2本のトーシ
ヨンバースプリング11a,11bをねじり角を
与えて上側取付金具21,21′および下側取付
金具22,22′により保持する。
この後上側取付金具21,21′を複写機の上
方ユニツトフレーム31に固定する。
最後に上方ユニツトと下方ユニツトとを組み付
ける際に下側取付金具22,22′を下方ユニツ
トフレーム32に固定する。このように2本のト
ーシヨンバースプリングを取付金具と一体に保持
しておくため、トーシヨンバーを上下両ユニツト
に固定する際にトーシヨンバースプリングを操作
する必要がなく、固定作業を極めて容易に行うこ
とができる。また、下側取付金具22,22′に
形成されたスリツト28と下方ユニツトフレーム
32に形成された突部33とをガイドとして、下
方ユニツト32におけるトーシヨンバー11の取
付位置を正確且つ容易に位置決めすることができ
る。
なお、本実施例では開放機構を複写機に装着し
た例を示したが、上方ユニツトを下方ユニツトに
対して開閉可能に構成した他の装置に装着するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBはこの考案の実施例であるト
ーシヨンバーを有する開閉機構のそれぞれ正面図
および側面図である、開閉機構を装置に取り付け
た状態を示している。第2図AおよびBは同開閉
機構のそれぞれ正面図および側面図であり、開閉
機構を一方のユニツトに取り付けた後、他方のユ
ニツトに固定する前の状態を示している。第3図
は同開閉機構を用いた複写機の外観図であり、上
方ユニツトを開放した状態を示している。第4図
は同開閉機構を用いた複写機の構成を示す概略
図、第5図は同開閉機構の外観図である。 2……上方ユニツト、3……下方ユニツト、1
1……トーシヨンバー、11a,11b……トー
シヨンバースプリング(弾性材)、21……上側
取付金具、22……下側取付金具、31……上方
ユニツトフレーム、32……下方ユニツトフレー
ム(取付部分)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体を上下ユニツトに2分割し、且つ上方ユニ
    ツトを一端を支点として開閉可能に構成した装置
    に用いられ、上方ユニツトに開放方向の力を作用
    させるトーシヨンバーを有する開閉機構であつ
    て、 前記トーシヨンバーは、上方ユニツトの支点近
    傍に取り付けられる上側取付金具と、該上側取付
    金具に所定の範囲で回転自在に支持され、下方ユ
    ニツトに取り付けられる下側取付金具と、上記上
    側取付金具および下側取付金具に係合し、上方ユ
    ニツトが閉鎖状態のとき上方ユニツトに開放方向
    の力を作用させるトーシヨンバースプリングと、
    で組み合わされ、 前記下側取付金具に下端に開放した垂直方向の
    スリツトを形成し、前記下方ユニツトに前記スリ
    ツトに嵌合する凸部を垂直方向に形成したことを
    特徴とするトーシヨンバーを有する開閉機構。
JP17655385U 1985-11-13 1985-11-13 Expired - Lifetime JPH0545739Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17655385U JPH0545739Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13
US07/309,902 US4856142A (en) 1985-11-13 1989-02-07 Hinge structure with torsion bars

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17655385U JPH0545739Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS6282670U JPS6282670U (ja) 1987-05-26
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ID=31116903

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JP17655385U Expired - Lifetime JPH0545739Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2918351B2 (ja) * 1991-04-30 1999-07-12 三田工業株式会社 画像形成装置

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JPS6282670U (ja) 1987-05-26

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