JP2603820B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP2603820B2
JP2603820B2 JP8005121A JP512196A JP2603820B2 JP 2603820 B2 JP2603820 B2 JP 2603820B2 JP 8005121 A JP8005121 A JP 8005121A JP 512196 A JP512196 A JP 512196A JP 2603820 B2 JP2603820 B2 JP 2603820B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機等の
各種画像形成装置に用いられる転写装置に係り、特に、
転写ドラムを有する転写ユニットが装置本体側に対して
着脱自在に設けられた転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置例えば、カラー複写
機においては、各色用に色分解された潜像を感光体ドラ
ム上に繰返し形成し、これを各色のトナーで順次現像す
るとともに、その都度転写紙に転写する方式が一般的で
ある。このような重ね合わせ転写に供するため、感光体
ドラムに対向接触して転写紙を保持する転写ドラムが用
いられる。ここに、転写ドラムは中空枠状に形成されて
おり、その内部に感光体ドラム側に対向するようにして
転写チャージャが配設されている。そして、この転写チ
ャージャから高圧電圧が放電が行なわれることによって
転写作用が行なわれるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが一般に、上記
転写ドラムを有する転写装置は、装置本体内に固定され
る構造となっているため、転写ドラムのドラム交換や点
検を行なうためにドラム自体を装置側から取外す場合に
おいて、転写ドラムの着脱作業に非常に手間がかかり面
倒である。また作業に危険が伴う上に、作業中に転写ド
ラムに巻付けられている薄層状フィルムを窪ませたり破
損させたりすることもしばしばある。さらにこのような
問題は、転写ドラムと感光体ドラムとの間に挟み込まれ
たジャム紙を取出す場合にも同様に生じることとなる。
【0004】このような転写装置における問題を解消す
るために、転写ドラムおよびこの転写ドラムに付設され
る各種部品をユニット化しておくとともに、この転写ユ
ニットを装置本体側に対して所定の着脱機構を介して保
持させる構造となし、転写装置のメンテナンス時等にお
いて転写ユニット全体を装置の外部側へ引出すことがで
きるようにしたものが従来から開発されている。
【0005】しかし、従来の転写ユニット着脱機構は構
造が複雑である上に、枠体が、画像形成装置本体に対し
て手前側に引き出し自在なる構成のため、特に、画像形
成装置本体の奥方向における枠体の確実なる位置決めを
行わなければならないという問題がある。
【0006】そこで本発明は、このような従来の転写装
置の問題点を解消し、画像形成装置本体の奥方向におけ
る枠体の確実なる位置決めを行うことができるようにし
た転写装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、画像形成装置本体に対して手前側に引き出し
可能に設けられた枠体と、その枠体内に回転可能に設置
された転写ドラムと、その転写ドラムの軸方向と平行に
なるように前記枠体に支持された支持軸と、前記転写ド
ラムの両端部にそれぞれ配置され、一方が転写ドラムの
回転中心位置上に転写ドラムと連結され、他方が前記支
持軸に連結された第1揺動体及び第2揺動体と、前記第
1揺動体及び第2揺動体を揺動させる揺動自在なる操作
レバーと、その操作レバーの揺動に連動し、前記枠体を
画像形成装置本体に対して固定状態又は画像形成装置本
体から引き出し可能な状態にするセット手段と、前記枠
体の奥側に設けられ、前記枠体が前記セット手段により
画像形成装置本体に対して固定状態の場合、画像形成装
置本体に設けられた当接部に当接し前記枠体を手前側に
付勢する付勢手段とを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】このような構成からなる転写装置においては、
転写ドラムを有する転写ユニットが、ユニット着脱機構
を介して装置本体側に装脱されるとともに、転写ドラム
が、ドラム着脱機構を介して容易に転写ユニット側に装
脱される。付勢手段は、その押圧力により、転写ユニッ
ト全体を、その位置決めを確実にすべく、手前側に付勢
する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明をカラー複写機に適用した
実施例を示しており、転写ユニット1が装置本体側に対
して装脱可能に設置されるものである。転写ドラム2を
有する転写ユニット1の枠体3は、後述する装置本体側
の上下のガイドレール4,5の間に出し入れ自在に支持
されている。転写ユニット1の枠体3は、所定間隔離し
て対向配置される手前側の側板31と奥側の側板32と
を上枠33および下枠34により上下から挟むようにし
て連結してなるものである。これらの枠体3を構成する
両側板31,32および上枠33、下枠34は、それぞ
れ転写ドラム2の回動振動を吸収する制振部材から形成
されている。制振部材としては、新日鐵製バイブレス材
や硬質の防振ゴム等を用いることができる。 下枠34
には、その長手方向に所定間隔離して支持板35および
36が設けられており、これらの両支持板35,36に
よって支持軸6が回転しない状態で支承されている。こ
れら両支持板35,36および支持軸6も転写ドラム2
の回転振動を吸収する制振部材から形成されている。ま
た支持軸6には、所定間隔隔離して第1揺動体である揺
動板7および第2揺動体である揺動アーム8が取付けら
れている。これら揺動板7および揺動アーム8も転写ド
ラム2の回転振動を吸収する制振部材から形成されてい
る。揺動板7のボス部71は、支持軸6に対して回転自
在かつ軸方向に摺動自在に装着されるとともに、揺動ア
ーム8のボス部81は、支持軸6側に回転自在かつ軸方
向に摺動不可能に装着されている。支持軸6の揺動板7
および揺動アーム8の近傍部分には、揺動規制体61,
62がそれぞれ固定されている。この各揺動規制体6
1,62は、斜め上方に延出する係止部61a,62a
を有し、これら各係止部61a,62aに対して、揺動
板7および揺動アーム8側にそれぞれ軸方向に突出する
ように設けられた係合ピン72および82がそれぞれ当
接されることにより、揺動板7および揺動アーム8の各
揺動運動がその位置でそれぞれ規制されるようになって
いる。
【0010】揺動板7および揺動アーム8の各揺動側部
分の間に、転写ドラム2の固定軸21が取付けられてい
る。すなわち、揺動板7の揺動側部分は、転写ドラム2
のドラム径よりやや小さい直径を有する円板状に形成さ
れており、その円板部の中央部分に固定軸21の一端部
分が嵌挿されている。そして固定軸21の揺動板7から
突出する部分に、Eリングから形成されるスナップ73
が装着されることにより固定軸21が回転自在に支持さ
れるようになっている。揺動板7の周縁部後端部分すな
わち感光体ドラムに対向する側の反対側部分には、座板
74が設置されている。この座板74と枠体3の側板3
1に突設された支持板31aとの間には、コイルバネ7
5が装着されており、このコイルバネ75の押圧力によ
って揺動板7が前部側すなわち感光体ドラム側に付勢さ
れるようになっている。
【0011】揺動板7の円板部には、転写ドラム2のド
ラム端部の内周部を回転自在に支持する複数のコロが設
けられている。枠体3の側板31の下方部分は三角状に
斜めに切欠かれており、揺動板7が所定の角度まで揺動
されたときに、揺動板7が軸方向に側板31を越えて摺
動し、抜出すことができるようになされている。
【0012】揺動アーム8の揺動側部分には、ボス部8
3が設けられており、このボス部83に上記固定軸21
が回転自在に支承されている。この揺動アーム8も揺動
板7と同様に、ボス部83の後端部分すなわち感光体ド
ラムに対向する側の反対側部分には、図示を省略した座
部が設置されているとともに、この座部と枠体3の側板
32側に突設された支持板32aとの間にコイルバネ8
4が装着されており、このコイルバネ84の押圧力によ
って揺動アーム8が前部側すなわち感光体ドラム側に付
勢されるようになっている。
【0013】転写ドラム2は、図2にも示すように、ド
ラム枠体22を主体として構成されている。このドラム
枠体22は、中空円筒体の側壁部の一部を軸方向に帯状
に残して画像形成幅分を切欠いてなるものであり、両端
部の環状体部どうしをつないでいる帯状体部に、転写紙
把持用のシートグリッパー23が設けられている。この
シートグリッパー23は、軸24を介してドラム枠体2
2に枢支されたもので、軸24の一端は、L字状に折曲
げられている。このL字状折曲げ部は、転写ドラム2の
回転とともに図示を省略したコントロールカムに係合し
てシートグリッパー23を開閉するように機能するもの
である。さらに、ドラム枠体22には、切欠部を充分覆
うようにして誘電体フィルム25が巻付けられている。
【0014】ドラム枠体22の奥側環状部分の内部に
は、転写ドラム2を回転駆動させるアウターロータモー
タ26が取付けられている。このアウターロータモータ
26は、固定軸21側に固定されたステータと、このス
テータの外側回りに回転自在に取付けられたアウターロ
ータとを有するものである。そして、アウターロータの
周縁部は、ドラム枠体22の周端部に固定されており、
アウターロータの回転駆動力によりドラム枠体22が回
転駆動されるようになっている。このアウターロータモ
ータ26に対するリード電線27は、中空状の固定軸2
1の内部空間を通って外部に引出され、その端部に接続
プラグ28が設けられている。この接続プラグ28は、
枠体3の奥側の側板32に取付けられたブラケット32
bに固定されており、後述する装置本体側の接続ジャッ
ク側に連結されるように配置されている。
【0015】アウターロータモータ26が取付けられた
ドラム枠体22の奥側環状部分の周端縁部には、位置決
め用の凹部22aが切欠形成されており、この凹部22
aにアウターロータの周端円部に突設された同じく位置
決め用の凸部26aが嵌合されるようになっている。凹
部22aは、前記シートグリッパー23の設置位置の側
部に形成されている。また、アウターロータの位置決め
用凸26a部が設けられた部分に対向する位置には、回
転バランスをとるバランス部材としてのバランシングフ
ェイト29がねじ止めされている。このバランシングウ
ェイト29は、アウターロータの外周部に沿うように取
付けられる円弧状の帯板部材から形成されている。
【0016】支持軸6の揺動板7を装着する部分よりさ
らに手前側に延出される軸端部分には、操作レバー9が
取付けられている。この操作レバー9は、揺動板7と同
様に、支持軸6に対して軸方向に摺動自在かつ回転方向
に係合されるように装着されており、Eリングから形成
されるスナップ91によって支持軸6側から外れないよ
うに止められている。また、この操作レバー9と揺動板
7とは、接続板92によって両者が同様な揺動運動を行
なうように連結されている。操作レバー9の揺動側延出
部分には、操作レバー9の長手方向に沿って往復移動さ
れる細長板状の係止片93が重ね合せるようにして装着
されている。この係止片93は、操作レバー9に形成さ
れた2つの長穴に遊嵌されるピン94およびノブ95に
より操作レバー9に側取付けられており、ノブ95を上
下に動かすことによって係止片93も同様に上下動され
るようになっている。さらにまた、係止片93の上端部
分は、枠体3の側板31に固定された位置決めブラケッ
ト96側に上下方向に係合・離脱されるように延出され
ているとともに、その下端部分は、コイルバネ97によ
って上方側に押圧付勢されている。上記位置決めブラケ
ット96は、円弧状に湾曲形成された帯状の板部材から
形成されており、操作レバー9の揺動方向に所定間隔離
して2つの係合穴96aおよび96bが形成されてい
る。これら各係合穴96aおよび96bは、係止片93
の先端部を受入れるように設けられるものであり、一方
の係合穴96bが転写ドラム2のセット位置に対応して
形成されているとともに、他方の係合穴96aは、転写
ドラム2のセット解除位置に対応して形成されている。
係止片93は、これら係合穴96b,96aのいずれか
に嵌合されることとなる。
【0017】操作レバー9の揺動中心部からは、止めレ
バー98がL字を形成するように延出されている。この
止めレバー98は、転写ユニット1全体を装置本体側に
装着した際に、後述する装置本体側に設けられた溝部に
嵌合されるようになっている。支持軸6の奥側端部部分
すなわち揺動アーム8側から側板32を貫通して外方に
延出する軸端部分は、後述する装置本体側の位置決め穴
にコイルバネ63を介して嵌挿されるようになされてい
る。
【0018】装置本体側に設置される上ガイドレール4
および下ガイドレール5は、横断面略コ字状をなす所定
長さのレール部材から構成されており、各レール4,5
のコ字状断面の開放部が互いに向合わせるようにして設
置されている。そして、これら上ガイドレール4と下ガ
イドレール5との間部分に転写ユニット1の枠体3が出
し入れ自在に保持されるようになっている。また、上ガ
イドレール4には、転写ユニット1の枠体3を上方側か
ら弾力的に押圧せしめる防振機構としての板バネ41が
2箇所設置されている。一方、下ガイドレール5の手前
側端部部分には、転写ユニット1側から延出される止め
レバー98を受入れる切欠溝51が形成されており、上
記止めレバー98がこの切欠溝51内に嵌合された場合
には、転写ユニット1の全体がその位置に係止されるこ
ととなる。これら51および98によりセット手段が構
成されている。さらに、下ガイドレール5の奥側端部に
は、電力供給用の接続ジャック52を取付けるブラケッ
ト53が設置されている。接続ジャック52は、転写ユ
ニット1を装着した際に、転写ユニット1側の接続プラ
グ28に連結されるように位置設定されている。また、
ブラケット53には、位置決め穴54が貫通形成されて
おり、この位置決め穴54に対して、転写ユニット1側
の支持軸6の軸端部が嵌挿されて転写ユニット1の位置
決めが行なわれるようになっている。この場合、転写ユ
ニット1の全体は、コイルバネ63の押圧力によって手
前側に付勢されるようになっている。
【0019】このような実施例において転写ユニット1
を装置本体側から引出すには、まず、操作レバー9のノ
ブ95を下方に押し下げて係止片93を転写ドラム2の
セット位置であるブラケット96の係合穴96bから外
す。その状態で、操作レバー9を後方側すなわち感光体
ドラムから離れる方向に揺動させると、転写ドラム2の
全体も同様に感光体ドラムから離れるように揺動され
る。そして、上記操作レバー9が転写ドラム2のセット
解除位置であるブラケット96の係合穴96aに達した
ら、ノブ95を開放する。これによって係止片93は、
コイルバネ97の付勢力により上方に押出されて係合穴
96aに嵌合され、転写ドラム2がその位置すなわち解
除位置に保持されることとなる。
【0020】操作レバー9の揺動によって止めレバー9
8が装置本体側の下ガイドレール5に設けられた係止溝
51から離脱され、転写ユニット1の全体が引出し可能
な状態になされる。そして、転写ユニット1を手前側に
引出した後、転写ユニット1に対して所定の作業が施さ
れることとなる。さらに、転写ドラム2のドラム交換作
業等を行なう場合には、操作レバー9の係止片93を外
して操作レバー9を再び自由状態になし、操作レバー9
を転写ドラム2のセット位置よりもさらに図1手前側に
倒す。このとき、揺動板7および揺動アーム8に付設さ
れた係止ピン72および82が、支持軸6に固定された
各揺動規制体61,62の係止部61a,62aに当接
される位置において、転写ドラム2は保持されることと
なる。この状態で固定軸21のスナップ73および支持
軸6のスナップ91を取外せば、操作レバー9と揺動板
7とを一体的に軸方向に抜出すことが可能となる。これ
により、ドラム交換やフィルム交換等の保守整備作業が
安全かつ効率的に実行されることとなる。転写ドラム2
からジャム紙を取出す場合も同様な操作で行なうことが
できる。
【0021】転写ユニット1を装置本体側に装着する場
合には、上述した引出し操作と全く逆の操作を施せば良
いこととなる。この場合に、操作レバー9を何等操作す
ることなく自動的に装着工程を行なわせる機構や、転写
ユニット1が正規の位置にセットされていない時に装置
本体のドアがしまらなくするような機構を装備すること
は容易になしうる。
【0022】装置本体内にセットされた転写ユニット1
は、上方側から板バネ41により弾性的に押圧保持され
ているため、転写ドラム2の駆動モータ26等に基づく
振動は板バネ41に吸収される。したがって、転写ユニ
ット1が装置本体側と共振現象を起こしてしまうような
事態は完全に回避されることとなる。
【0023】転写ユニット1の枠体3を構成する両側板
31,32および上枠33、下枠34さらに両支持板3
5,36および支持軸6のそれぞれは、転写ドラム2の
回転振動を吸収する制振部材から形成されている。した
がって、転写ドラム2の回転に伴う振動をこれらの部材
により抑制させることができ、転写ドラム2をより高速
で回転駆動させることができる。
【0024】図3に示す実施例では、支持軸6の揺動板
7が装着される部分は、横断面D字形状に形成されてい
るとともに、揺動板7のボス部71には、同じくD字形
状の横断面を有する取付け穴が貫通形成されている。そ
して、この揺動板7のボス部71が、支持軸6に対して
軸方向に揺動自在かつ回転方向に係合されるように装着
されている。一方、揺動アーム8のボス部81は支持軸
6側に固定されている。 支持軸6の揺動板7を装着す
る部分よりさらに手前側に延出される軸端部分には、操
作レバー90が取付けられている。この操作レバー90
は、揺動板7と同様に、支持軸6に対して軸方向に摺動
自在かつ回転方向に係合されるように装着されており、
Eリングから形成されるスナップ901によって支持軸
6側から外れないように止められている。また、この操
作レバー90と揺動板7とは、接続板902によって両
者が同様な揺動運動を行なうように連結されている。さ
らに、操作レバー90の揺動側端部には、軸方向に延在
するボス部903が設けられており、このボス部903
には、同じく軸方向に往復移動される細長棒状の係止ピ
ン904が装着されている。この係止ピン904の手前
側端部には、ノブ905が取付けられている。さらにま
た、係止ピン904の奥側端部分は、枠体3の側板31
に形成された2つの位置決め係合穴906aおよび90
6bに嵌挿されるようになっている。これらの係合穴9
06aおよび906bは、操作レバー90の揺動方向に
所定間隔隔離して形成されており、一方の係合穴906
bが転写ドラム2のセット位置に対応して形成されてい
るとともに、他方の係合穴906aは、転写ドラム2の
セット解除位置に対応して形成されている。係止ピン9
04は、これらの係合穴906b,906aのいずれか
に嵌合されることとなる。このように構成しても前記実
施例と同様な作用・効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以述べたように本発明によれば、枠体を
画像形成装置に対して手前あるいは奥方向に引き出し自
在なる構成であっても枠体を画像形成装置本体に固定時
に確実なる位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における転写ユニットの全体
を表わした外観斜視図である。
【図2】転写ドラムの外観斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例における転写ユニットの一
部を表わした外観斜視図である。
【符号の説明】
1 転写ユニット 2 転写ドラム 3 枠体 4,5 ガイドレール 6 支持軸 7 第1揺動体である揺動板 8 第2揺動体である揺動アーム 9 操作レバー 51,98 セット手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体に対して手前側に引き出
    し可能に設けられた枠体と、 その枠体内に回転可能に設置された転写ドラムと、 その転写ドラムの軸方向と平行になるように上記枠体に
    支持された支持軸と、 上記転写ドラムの両端部にそれぞれ配置され、一方が転
    写ドラムの回転中心位置上に転写ドラムと連結され、他
    方が上記支持軸に連結された第1揺動体及び第2揺動体
    と、 上記第1揺動体及び第2揺動体を揺動させる揺動自在な
    る操作レバーと、 その操作レバーの揺動に連動し、上記枠体を画像形成装
    置本体に対して固定状態又は画像形成装置本体から引き
    出し可能な状態にするセット手段と、 上記枠体の奥側に設けられ、上記枠体が前記セット手段
    により画像形成装置本体に対して固定状態の場合、画像
    形成装置本体に設けられた当接部に当接し上記枠体を手
    前側に付勢する付勢手段とを有することを特徴とする転
    写装置。
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