JPH0545647Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545647Y2 JPH0545647Y2 JP1987007761U JP776187U JPH0545647Y2 JP H0545647 Y2 JPH0545647 Y2 JP H0545647Y2 JP 1987007761 U JP1987007761 U JP 1987007761U JP 776187 U JP776187 U JP 776187U JP H0545647 Y2 JPH0545647 Y2 JP H0545647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control box
- driver
- switch
- solenoid valve
- hydraulic
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100494448 Caenorhabditis elegans cab-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、建設機械の運転席の左右前方に装
備されている操縦装置に関する。
備されている操縦装置に関する。
従来の技術
第6図は、従来技術第1実施例の側面図であ
る。図において、1は建設機械の運転室、2は運
転室1の床板、3は運転席、4は運転席3の肘
掛、5はコントロールボツクス、6は操作レバ、
7は切換弁である。それで、運転者は操作レバ6
を操作して、切換弁7を切換作動させる。コント
ロールボツクス5は、床板2に固定して取付けて
ある。
る。図において、1は建設機械の運転室、2は運
転室1の床板、3は運転席、4は運転席3の肘
掛、5はコントロールボツクス、6は操作レバ、
7は切換弁である。それで、運転者は操作レバ6
を操作して、切換弁7を切換作動させる。コント
ロールボツクス5は、床板2に固定して取付けて
ある。
第7図は、従来技術第2実施例の側面図であ
る。それで、運転席8の下部プレート9には、ブ
ラケツト10および扇形ブラケツト11を設けて
いる。そして、ブラケツト11にコントロールボ
ツクス12をピン13にて傾倒可能に取付けてい
る。また、扇形ブラケツト11には、円弧状長穴
14を設け、その長穴14とコントロールボツク
ス12を貫通するロツクレバ付係止ピン15を取
付けている。そのために、操作レバ12′を角度
θ1の範囲で傾倒できるとともに、運転者の所望す
る位置にロツクすることができる。
る。それで、運転席8の下部プレート9には、ブ
ラケツト10および扇形ブラケツト11を設けて
いる。そして、ブラケツト11にコントロールボ
ツクス12をピン13にて傾倒可能に取付けてい
る。また、扇形ブラケツト11には、円弧状長穴
14を設け、その長穴14とコントロールボツク
ス12を貫通するロツクレバ付係止ピン15を取
付けている。そのために、操作レバ12′を角度
θ1の範囲で傾倒できるとともに、運転者の所望す
る位置にロツクすることができる。
第8図は、従来技術第3実施例の側面図であ
る。コントロールボツクス16のアーム17を回
動自在にピン18にて取付け、また、複数の支持
穴19を有するブラケツト20を床板21に設
け、一方、コントロールボツクス16側部に上記
支持穴19と合致できる穴を設けている。第9図
は、第8図のコントロールボツクス16をAより
見た図であるが、22はロツクピンである。それ
で、操作レバ23を角度θ2の範囲で傾倒できると
ともに、運転者の所望する位置にロツクすること
ができる。
る。コントロールボツクス16のアーム17を回
動自在にピン18にて取付け、また、複数の支持
穴19を有するブラケツト20を床板21に設
け、一方、コントロールボツクス16側部に上記
支持穴19と合致できる穴を設けている。第9図
は、第8図のコントロールボツクス16をAより
見た図であるが、22はロツクピンである。それ
で、操作レバ23を角度θ2の範囲で傾倒できると
ともに、運転者の所望する位置にロツクすること
ができる。
考案が解決しようとする問題点
従来技術第1実施例では、第6図のように、コ
ントロールボツクスが床板に固定されている。そ
のために、深掘り作業など著しく下方を見る作業
では、運転者が体を前傾すると、操作レバが体の
横または後になり、操作困難となつていた。
ントロールボツクスが床板に固定されている。そ
のために、深掘り作業など著しく下方を見る作業
では、運転者が体を前傾すると、操作レバが体の
横または後になり、操作困難となつていた。
従来技術第2、第3実施例では、いずれもコン
トロールボツクスが傾倒可能に構成されている。
しかし、運転者が操縦レバを所望の角度位置に調
整するときには、コントロールボツクス下部に設
けたロツクレバやロツクピンに手を伸ばさなけれ
ばならない。そして、ロツクレバを緩めたり、ロ
ツクピンを抜いて、コントロールボツクスを傾倒
させ、再び、ロツクレバにてクランプしたり、あ
るいはロツクピンを挿入したりしていた。この傾
倒操作は非常にわずらわしく、作業中にこれを行
なうときには作業を中断していた。そのために、
作業能率が低下し、かつ、実用上の欠点を有して
いた。
トロールボツクスが傾倒可能に構成されている。
しかし、運転者が操縦レバを所望の角度位置に調
整するときには、コントロールボツクス下部に設
けたロツクレバやロツクピンに手を伸ばさなけれ
ばならない。そして、ロツクレバを緩めたり、ロ
ツクピンを抜いて、コントロールボツクスを傾倒
させ、再び、ロツクレバにてクランプしたり、あ
るいはロツクピンを挿入したりしていた。この傾
倒操作は非常にわずらわしく、作業中にこれを行
なうときには作業を中断していた。そのために、
作業能率が低下し、かつ、実用上の欠点を有して
いた。
この考案は上記の問題を改善し、運転者が操作
レバを操作しているときに、すばやくかつ容易に
コントロールボツクスの傾倒角度を調整できる操
縦装置を提供することを目的とするものである。
レバを操作しているときに、すばやくかつ容易に
コントロールボツクスの傾倒角度を調整できる操
縦装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
イ 本考案の操縦装置は、建設機械用運転席の肘
掛前方に操作レバをコントロールボツクス上部
に設け、そのコントロールボツクス下部を運転
席床板上の支持ブラケツトに前後方向に傾倒自
在に取付け、上記コントロールボツクスを所要
の傾倒角度位置に固定する固定手段を設け、そ
の固定手段を油圧又は空圧に用いて制御するよ
うにした操縦装置において、 ロ コントロールボツクス下部側にコントロール
ボツクスと一体にアームを設け、また、運転席
床板にロツク用ブラケツトを設け、上記アーム
とロツク用ブラケツトとの間にメカニカルロツ
ク機構を連結し、 ハ かつ、そのメカニカルロツク機構のリモート
コントロール取付部と床板固定部との間に油圧
または空圧シリンダを設け、さらに、そのシリ
ンダと油圧または空圧源との通路中間に電磁弁
を設け、一方、操作レバに近接したコントロー
ルボツクス上部の位置にスイツチを設けるとと
もに、電源、スイツチおよび電磁弁用励磁コイ
ルを直列に接続して構成した。
掛前方に操作レバをコントロールボツクス上部
に設け、そのコントロールボツクス下部を運転
席床板上の支持ブラケツトに前後方向に傾倒自
在に取付け、上記コントロールボツクスを所要
の傾倒角度位置に固定する固定手段を設け、そ
の固定手段を油圧又は空圧に用いて制御するよ
うにした操縦装置において、 ロ コントロールボツクス下部側にコントロール
ボツクスと一体にアームを設け、また、運転席
床板にロツク用ブラケツトを設け、上記アーム
とロツク用ブラケツトとの間にメカニカルロツ
ク機構を連結し、 ハ かつ、そのメカニカルロツク機構のリモート
コントロール取付部と床板固定部との間に油圧
または空圧シリンダを設け、さらに、そのシリ
ンダと油圧または空圧源との通路中間に電磁弁
を設け、一方、操作レバに近接したコントロー
ルボツクス上部の位置にスイツチを設けるとと
もに、電源、スイツチおよび電磁弁用励磁コイ
ルを直列に接続して構成した。
作 用
イ 操作レバに近接したスイツチを押してオン操
作すると、電気回路は閉じるので電磁弁の励磁
コイルは通電する。そうすると、電磁弁は切換
わり、油圧ポンプからの吐出圧油はシリンダを
伸長作動させる。そこで、メカニカルロツク機
構のロツクは解除される。
作すると、電気回路は閉じるので電磁弁の励磁
コイルは通電する。そうすると、電磁弁は切換
わり、油圧ポンプからの吐出圧油はシリンダを
伸長作動させる。そこで、メカニカルロツク機
構のロツクは解除される。
ロ 上記スイツチを押したままの状態において
は、メカニカルロツク機構のロツクが解除され
ているので、コントロールボツクスを軽い力で
傾倒調整できる。
は、メカニカルロツク機構のロツクが解除され
ているので、コントロールボツクスを軽い力で
傾倒調整できる。
ハ 運転者の所望位置角度にコントロールボツク
スを傾倒させたときに、スイツチから手指を放
すと、電気回路は開かれる。そこで、電磁弁の
励磁コイルは非通電となり消磁するので、電磁
弁は元の位置に切換わる。それとともに、シリ
ンダも元の状態に復帰するので、メカニカルロ
ツク機構は再びロツク状態となる。そこで、コ
ントロールボツクスは固定する。
スを傾倒させたときに、スイツチから手指を放
すと、電気回路は開かれる。そこで、電磁弁の
励磁コイルは非通電となり消磁するので、電磁
弁は元の位置に切換わる。それとともに、シリ
ンダも元の状態に復帰するので、メカニカルロ
ツク機構は再びロツク状態となる。そこで、コ
ントロールボツクスは固定する。
実施例
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第1図は、この考案にかかる操縦装
置の側面図である。図において、24はコントロ
ールボツクス、25は支持ブラケツト、26はア
ーム、27はロツク用ブラケツト、28はメカニ
カルロツク機構、29は操作レバ、30はスイツ
チ、31はシリンダである。第2図は、第1図の
Bより見た一部断面図である。図において、33
はコントロールボツクス24に固定して取付けた
ピンである。第3図は、第1図のCより見た平面
図であるが、30はコントロールボツクス24の
上部に取付けたスイツチである。第4図は、この
考案にかかる油圧回路および電気回路図である。
図において、32は油圧回路、39は油圧回路3
2内の電磁弁、40は電磁弁32の励磁コイル、
31はシリンダ、41は油圧ポンプ、42はリリ
ーフ弁、43は油タンク、44は電気回路、45
は電気回路44内の電源、30はスイツチであ
る。なお、28はメカニカルロツク機構、36は
メカニカルロツク機構28のリモートコントロー
ル取付部、24はコントロールボツクスである。
第5図は、メカニカルロツク機構28の構造を示
す図である。図において、ロツド34に、左巻き
と右巻きの一対のコイルスプリング35L,35
Rが締付をもつて巻付けられ、それぞれのコイル
スプリング35L,35Rの一端はロツク解除を
するためのリモートコントロール取付部36に、
他の一端はベアリング37L,37Rのそれぞれ
溝部に取付けられている。それで、リモートコン
トロール取付部36にロツク解除用押圧力が矢印
のように作用すると、スプリングリテーナ38に
より拡大時の外径を規制されたコイルスプリング
35L,35Rは、全長にわたりほぼ均等に径が
拡大される。そのために、ロツド34の直線移動
が自由になり、ストローク範囲内の任意の位置に
調整できる。
に説明する。第1図は、この考案にかかる操縦装
置の側面図である。図において、24はコントロ
ールボツクス、25は支持ブラケツト、26はア
ーム、27はロツク用ブラケツト、28はメカニ
カルロツク機構、29は操作レバ、30はスイツ
チ、31はシリンダである。第2図は、第1図の
Bより見た一部断面図である。図において、33
はコントロールボツクス24に固定して取付けた
ピンである。第3図は、第1図のCより見た平面
図であるが、30はコントロールボツクス24の
上部に取付けたスイツチである。第4図は、この
考案にかかる油圧回路および電気回路図である。
図において、32は油圧回路、39は油圧回路3
2内の電磁弁、40は電磁弁32の励磁コイル、
31はシリンダ、41は油圧ポンプ、42はリリ
ーフ弁、43は油タンク、44は電気回路、45
は電気回路44内の電源、30はスイツチであ
る。なお、28はメカニカルロツク機構、36は
メカニカルロツク機構28のリモートコントロー
ル取付部、24はコントロールボツクスである。
第5図は、メカニカルロツク機構28の構造を示
す図である。図において、ロツド34に、左巻き
と右巻きの一対のコイルスプリング35L,35
Rが締付をもつて巻付けられ、それぞれのコイル
スプリング35L,35Rの一端はロツク解除を
するためのリモートコントロール取付部36に、
他の一端はベアリング37L,37Rのそれぞれ
溝部に取付けられている。それで、リモートコン
トロール取付部36にロツク解除用押圧力が矢印
のように作用すると、スプリングリテーナ38に
より拡大時の外径を規制されたコイルスプリング
35L,35Rは、全長にわたりほぼ均等に径が
拡大される。そのために、ロツド34の直線移動
が自由になり、ストローク範囲内の任意の位置に
調整できる。
次に、この考案にかかる操縦装置の構成を第1
図〜第4図について述べる。コントロールボツク
ス24下部と支持ブラケツト25との貫通穴にピ
ン33を挿入し、そのピン33をコントロールボ
ツクス24に固定して取付ける。かつ、アーム2
6をピン33に固定して設け、コントロールボツ
クス24とアーム26を一体形にする。また、床
板21にロツク用ブラケツト27を固定して設
け、上記アーム26とロツク用ブラケツト27と
の間にメカニカルロツク機構28を連結した。そ
して、そのメカニカルロツク機構28のリモート
コントロール取付部36とロツク用ブラケツト2
7との間にシリンダ31を設けた。さらに、その
シリンダ31と油圧ポンプ41との油路中間に電
磁弁39を設けた。一方、操作レバ29に近接し
たコントロールボツクス24上部の位置にスイツ
チ30を設けるとともに、電源45、スイツチ3
0および電磁弁39用励磁コイル40を直列に接
続して構成した。
図〜第4図について述べる。コントロールボツク
ス24下部と支持ブラケツト25との貫通穴にピ
ン33を挿入し、そのピン33をコントロールボ
ツクス24に固定して取付ける。かつ、アーム2
6をピン33に固定して設け、コントロールボツ
クス24とアーム26を一体形にする。また、床
板21にロツク用ブラケツト27を固定して設
け、上記アーム26とロツク用ブラケツト27と
の間にメカニカルロツク機構28を連結した。そ
して、そのメカニカルロツク機構28のリモート
コントロール取付部36とロツク用ブラケツト2
7との間にシリンダ31を設けた。さらに、その
シリンダ31と油圧ポンプ41との油路中間に電
磁弁39を設けた。一方、操作レバ29に近接し
たコントロールボツクス24上部の位置にスイツ
チ30を設けるとともに、電源45、スイツチ3
0および電磁弁39用励磁コイル40を直列に接
続して構成した。
この考案にかかる操縦装置は上記のように構成
されているが、次に、その作動機能について述べ
る。操作レバ29に近接したスイツチ30を押す
と、電気回路44は閉じて、電磁弁39の励磁コ
イル40は通電する。そうすると、電磁弁39
は、イ位置からロ位置へ切換わる。油圧ポンプ4
1からの吐出圧油は、電磁弁39のロ位置を経て
シリンダ31を伸長作動させるので、メカニカル
ロツク機構28のロツクは解除される。それで、
運転者が角度θ3範囲内の所望の位置にコントロー
ルボツクス24を傾倒させ、スイツチ30から手
指を放すと、スイツチ30は元の位置に復帰して
電気回路44を非通電とする。それとともに、電
磁弁39は元のイ位置に戻り、シリンダ31を縮
小作動させるので、メカニカルロツク機構28は
再びロツク状態となり、コントロールボツクス2
4は固定する。
されているが、次に、その作動機能について述べ
る。操作レバ29に近接したスイツチ30を押す
と、電気回路44は閉じて、電磁弁39の励磁コ
イル40は通電する。そうすると、電磁弁39
は、イ位置からロ位置へ切換わる。油圧ポンプ4
1からの吐出圧油は、電磁弁39のロ位置を経て
シリンダ31を伸長作動させるので、メカニカル
ロツク機構28のロツクは解除される。それで、
運転者が角度θ3範囲内の所望の位置にコントロー
ルボツクス24を傾倒させ、スイツチ30から手
指を放すと、スイツチ30は元の位置に復帰して
電気回路44を非通電とする。それとともに、電
磁弁39は元のイ位置に戻り、シリンダ31を縮
小作動させるので、メカニカルロツク機構28は
再びロツク状態となり、コントロールボツクス2
4は固定する。
考案の効果
前述のように、この考案にかかる操縦装置は、
コントロールボツクス下部を運転席床板の支持ブ
ラケツトに前後方向に傾倒自在に取付け、かつ、
そのコントロールボツクス下部側にコントロール
ボツクスと一体にアームを設けた。また、運転席
床板にロツク用ブラケツトを設け、上記アームと
ロツク用ブラケツトとの間にメカニカルロツク機
構を連結した。そして、そのメカニカルロツク機
構のリモートコントロール取付部との間に油圧ま
たは空圧シリンダを設けた。さらに、そのシリン
ダと油圧または空圧源との通路中間に電磁弁を設
けた。一方、操作レバに近接したコントロールボ
ツクス上部の位置にスイツチを設けるとともに、
電源、スイツチおよび電磁弁用励磁コイルを直列
に接続して構成した。
コントロールボツクス下部を運転席床板の支持ブ
ラケツトに前後方向に傾倒自在に取付け、かつ、
そのコントロールボツクス下部側にコントロール
ボツクスと一体にアームを設けた。また、運転席
床板にロツク用ブラケツトを設け、上記アームと
ロツク用ブラケツトとの間にメカニカルロツク機
構を連結した。そして、そのメカニカルロツク機
構のリモートコントロール取付部との間に油圧ま
たは空圧シリンダを設けた。さらに、そのシリン
ダと油圧または空圧源との通路中間に電磁弁を設
けた。一方、操作レバに近接したコントロールボ
ツクス上部の位置にスイツチを設けるとともに、
電源、スイツチおよび電磁弁用励磁コイルを直列
に接続して構成した。
従来技術第1実施例では、コントロールボツク
スが床板に固定されている。そのために、深掘り
作業など著しく下方を見る作業では、運転者が体
を前傾すると、操作レバが体の横または後にな
り、操作困難となつていた。また、従来技術第
2、第3実施例では、いずれもコントロールボツ
クスが傾倒可能に構成されているが、コントロー
ルボツクスの傾倒調整時には、ロツクレバのアン
クランプおよびクランプ操作、またはロツクピン
の抜外しおよび挿入を必要としていた。そのため
に、運転者は作業を中断して、コントロールスタ
ンド下部側へ手を伸ばし、上記の操作を行なわな
ければならなかった。この傾倒操作は非常にわず
らわしく実用上の欠点を有するので、作業能率も
低下していた。
スが床板に固定されている。そのために、深掘り
作業など著しく下方を見る作業では、運転者が体
を前傾すると、操作レバが体の横または後にな
り、操作困難となつていた。また、従来技術第
2、第3実施例では、いずれもコントロールボツ
クスが傾倒可能に構成されているが、コントロー
ルボツクスの傾倒調整時には、ロツクレバのアン
クランプおよびクランプ操作、またはロツクピン
の抜外しおよび挿入を必要としていた。そのため
に、運転者は作業を中断して、コントロールスタ
ンド下部側へ手を伸ばし、上記の操作を行なわな
ければならなかった。この傾倒操作は非常にわず
らわしく実用上の欠点を有するので、作業能率も
低下していた。
しかし、この考案では、運転者が操作レバを操
作している途中に、しかも作業目視姿勢を前後に
動かしているときに、スイツチを押すだけで、軽
い力でコントロールボツクスの傾倒調整ができ
る。そして、スイツチから手指を放すとコントロ
ールボツクスは固定する。したがつて、この考案
にかかる操縦装置は、運転者がすばやくかつ容易
にコントロールボツクスの傾倒角度を調整できる
とともに、人間工学上の疲労の問題を改善し、ま
た、作業能率を向上させる。
作している途中に、しかも作業目視姿勢を前後に
動かしているときに、スイツチを押すだけで、軽
い力でコントロールボツクスの傾倒調整ができ
る。そして、スイツチから手指を放すとコントロ
ールボツクスは固定する。したがつて、この考案
にかかる操縦装置は、運転者がすばやくかつ容易
にコントロールボツクスの傾倒角度を調整できる
とともに、人間工学上の疲労の問題を改善し、ま
た、作業能率を向上させる。
第1図はこの考案にかかる操縦装置の側面図、
第2図は第1図のBより見た一部断面図、第3図
は第1図のCより見た平面図、第4図はこの考案
にかかる油圧回路および電気回路図、第5図はメ
カニカルロツク機構の構造を示す図、第6図は従
来技術第1実施例の側面図、第7図は従来技術第
2実施例の側面図、第8図は従来技術第3実施例
の側面図、第9図は第8図のコントロールボツク
スをAより見た図である。 5,12,16,24……コントロールボツク
ス、6,12′,23,29……操作レバ、25
……支持ブラケツト、26……アーム、28……
メカニカルロツク機構、30……スイツチ、31
……シリンダ、39……電磁弁。
第2図は第1図のBより見た一部断面図、第3図
は第1図のCより見た平面図、第4図はこの考案
にかかる油圧回路および電気回路図、第5図はメ
カニカルロツク機構の構造を示す図、第6図は従
来技術第1実施例の側面図、第7図は従来技術第
2実施例の側面図、第8図は従来技術第3実施例
の側面図、第9図は第8図のコントロールボツク
スをAより見た図である。 5,12,16,24……コントロールボツク
ス、6,12′,23,29……操作レバ、25
……支持ブラケツト、26……アーム、28……
メカニカルロツク機構、30……スイツチ、31
……シリンダ、39……電磁弁。
Claims (1)
- 建設機械用運転席の肘掛前方に操作レバをコン
トロールボツクス上部に設け、そのコントロール
ボツクス下部を運転席床板上の支持ブラケツトに
前後方向に傾倒自在に取付け、上記コントロール
ボツクスを所要の傾倒角度位置に固定する固定手
段を設け、その固定手段を油圧又は空圧を用いて
制御するようにした操縦装置において、コントロ
ールボツクス下部側にコントロールボツクスと一
体にアームを設け、また、運転席床板にロツク用
ブラケツトを設け、上記アームとロツク用ブラケ
ツトとの間にメカニカルロツク機構を連結し、か
つ、そのメカニカルロツク機構のリモートコント
ロール取付部と床板固定部との間に油圧または空
圧シリンダを設け、さらに、そのシリンダと油圧
または空圧源との通路中間に電磁弁を設け、一
方、操作レバに近接したコントロールボツクス上
部の位置にスイツチを設けるとともに、電源、ス
イツチおよび電磁弁用励磁コイルを直列に接続し
て構成したことを特徴とする建設機械の操縦装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987007761U JPH0545647Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987007761U JPH0545647Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63116562U JPS63116562U (ja) | 1988-07-27 |
JPH0545647Y2 true JPH0545647Y2 (ja) | 1993-11-24 |
Family
ID=30791516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987007761U Expired - Lifetime JPH0545647Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545647Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0752188Y2 (ja) * | 1990-02-03 | 1995-11-29 | 川崎重工業株式会社 | ホイールローダの変速制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140929A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | Japan Steel Works Ltd:The | 油圧シヨベルの操縦装置 |
JPS6132252B2 (ja) * | 1980-09-26 | 1986-07-25 | Ryoji Ueda |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132252U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | 日立建機株式会社 | 掘削機の走行レバ−装置 |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP1987007761U patent/JPH0545647Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132252B2 (ja) * | 1980-09-26 | 1986-07-25 | Ryoji Ueda | |
JPS6140929A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | Japan Steel Works Ltd:The | 油圧シヨベルの操縦装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63116562U (ja) | 1988-07-27 |
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