JPH0545398A - 回路基板の試験方法 - Google Patents

回路基板の試験方法

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JPH0545398A
JPH0545398A JP3206826A JP20682691A JPH0545398A JP H0545398 A JPH0545398 A JP H0545398A JP 3206826 A JP3206826 A JP 3206826A JP 20682691 A JP20682691 A JP 20682691A JP H0545398 A JPH0545398 A JP H0545398A
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JP
Japan
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wiring
circuit board
grounding
wirings
semiconductor element
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Withdrawn
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JP3206826A
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English (en)
Inventor
Haruo Tanmachi
東夫 反町
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板の試験方法に関し、配線数が多くて
配線間のピッチが狭くても配線の導通試験を容易に行う
ことができることを目的とする。 【構成】 絶縁性基板(24)と、該絶縁性基板に設け
られた配線網を含み、該配線網が少なくとも一つの所定
の配線(18)と、該少なくとも一つの所定の配線とは
独立した接地或いは電源用配線(20)とを有する回路
基板(10)の試験方法であって、該配線の一端(18
a)を検査用パターン(30)により該接地或いは電源
用配線(20)に接続し、次に該配線の他端(18b)
と該接地或いは電源用配線(20)との間の電気的な接
続を検査し、それから該検査用パターン(30)を該配
線の一端から切り離す工程からなる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板の配線の導通の
試験方法に関する。近年、ハイブリッド回路のように、
絶縁層を介して多層の配線を設けた回路基板を形成し、
その表面に半導体素子や回路素子を実装した半導体装置
が多用されている。このような半導体装置では、半導体
素子や回路素子を回路基板に実装する前に、回路基板の
配線の導通試験を行う必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子や回路素子を実装する
前に回路基板の配線の導通試験を行う場合、例えば図5
に示すようなプローブピン1を個々の配線に当てて配線
の抵抗を測定していた。測定に際しては、予め設けた絶
縁支持板に複数のプローブピン1を所定のパターンで取
りつけ、絶縁支持板ごとプローブピン1を測定すべき回
路基板に当てて各配線の抵抗値を測定していた。なお、
半導体素子上の電極の導通試験のためには図6に示すよ
うなプローブカード2が使用されているが、これは各半
導体素子の電極パッドに当てるように形成されており、
従来は回路基板の試験には使用されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、このような
半導体装置では、回路基板の配線網が複雑で、その中の
配線数が多くなっている。特に、フリップチップ法やT
AB法の進歩により、回路基板内の配線数はますます多
くなり、配線間のピッチは狭くなる傾向になっている。
上記したプローブピン1を使用する試験方法の場合に
は、配線間のピッチは実用上500μmが限界であると
言われているが、最近の回路基板では配線間のピッチは
200μm以下になる場合もあり、試験を行うのが難し
くなってきている。また、回路基板の配線の数が増える
と、プローブピン1の個数も対応して増え、プローブピ
ン1を取りつけるべき絶縁支持板の形成やその絶縁支持
板へのプローブピン1の取りつけのコストが増大してい
る。しかも、この絶縁支持板は回路基板ごとに形成され
なければならず、共通化できにくいので、試験費用がか
さむようになっている。
【0004】本発明の目的は、配線数が多くて配線間の
ピッチが狭くても配線の導通試験を容易に行うことがで
きる回路基板の試験方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による回路基板の
試験方法は、絶縁性基板と、該絶縁性基板に設けられた
配線網を含み、該配線網が少なくとも一つの所定の配線
と、該少なくとも一つの所定の配線とは独立した接地或
いは電源用配線とを有する回路基板の試験方法であっ
て、該配線の一端を検査用パターンにより該接地或いは
電源用配線に接続し、次に該配線の他端と該接地或いは
電源用配線との間の電気的な接続を検査し、それから該
検査用パターンを該配線の一端から切り離す工程からな
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記方法においては、測定すべき一つの所定の
配線に対して、この配線とは独立した接地或いは電源用
配線を利用する。通常、各半導体素子は接地及び電源用
配線を必要とし、そのような接地及び電源用配線はかな
り利用しやすいパターンで回路基板内に設けられてい
る。そこで、まず、検査用パターンにより該接地或いは
電源用配線に接続する。次に該配線の他端と該接地或い
は電源用配線との間の電気的な接続を検査し、それから
該検査用パターンを該配線の一端から切り離す。それに
よって、該配線の一端と他端に直接に検査用のプローブ
ピンを当てる必要がなくなり、配線数が多くて配線間の
ピッチが狭くても配線の導通試験を容易に行うことがで
きるようになる。
【0007】
【実施例】図1は回路基板10の試験を行っているとこ
ろを示す図、図2は試験後に半導体素子12,14を取
りつけたところを示す図である。図3は本発明の実施例
を示し、回路基板10に半導体素子12,14が取りつ
けられたところを示す略図である。
【0008】図3に示されるように、回路基板10に
は、少なくとも半導体素子12,14に対して配線網1
6が形成され、配線網16は個々の配線18,20,2
2を含む。配線18,22は特に区別する必要はない
が、ここでは、説明のために配線18のみを特別に別の
符号で参照している。配線18は、半導体素子12,1
4半導体素子12,14の端子間を接続すべき配線であ
る。また、配線20は接地又は電源用配線であり、ここ
では、接地用配線として説明する。電源用配線の場合に
も本発明を適用できる。他の配線22は、配線18と同
様に半導体素子12,14間に接続されるべきもの、又
は半導体素子12,14と図示しないその他の半導体素
子との間に接続されるべきもの、あるいは半導体素子1
2,14やその他の半導体素子から回路基板の側縁部の
電極へ接続されるもの等を含む。
【0009】図1及び図2を参照すると、回路基板10
は、絶縁性基板24上に配線のパターンを形成し、その
上に絶縁性の樹脂層26を塗布してさらに配線のパター
ンを形成し、このようにして多数の層に配線を形成した
ものである。また、各層の配線はスルーホール28で適
切に接続される。図1及び図2には、図3の配線18及
び接地用配線20が代表的に示されており、これから配
線18の導通試験を行う手順について説明する。なお、
図3から明らかなように、配線18と接地用配線20と
は本来相互に独立したものである。
【0010】本発明においては回路基板10の形成時
に、図1において左側に位置する配線18の端部18a
を検査用パターン30により接地用配線20に接続して
ある。接地用配線20は各半導体素子12,14ごとに
設けられるものであり、これらの接地用配線20は絶縁
性基板24に沿ってその端部迄延びる共通部分20aに
接続されている。図1においては、配線18の右側に位
置する端部18bはその近くにある右側の接地用配線2
0に接続されていない。
【0011】従って、この接続されていない配線18の
右側の端部18bと右側の接地用配線20の間に抵抗検
出器40を接続すると、配線18の電気的な接続を検査
することができる。この場合、接地用配線20及びその
共通部分20aの抵抗値は十分に低く形成されているの
で、配線18の抵抗が異常に高ければ接地用配線20及
びその共通部分20aを経由した検査であっても、配線
18が正常でないと判断できる。また、検査の結果、抵
抗値が所定値よりも低ければ、正常であると判断でき
る。
【0012】こうして、配線18が正常であると判断さ
れたら、図2に示されるように、検査用パターン30を
配線18の一端18aから切り離す。よって、配線18
と接地用配線20とは本来のように相互に独立したもの
になる。それから、各半導体素子12,14を回路基板
10に搭載し、各半導体素子12,14の電極パッドと
各配線18,22及び接地用配線20をそれぞれ例えば
ボンディングワイヤ42,44によって接続する。
【0013】図3を参照すると、上記説明による配線1
8の導通試験においては、検出器40に接続すべき配線
18の端部18bは半導体素子14の取りつけ位置のま
わりにあり、且つ検出器40に接続すべき接地用配線2
0の端部20bも半導体素子14の取りつけ位置のまわ
りにある。こうして、検査すべき配線が上記説明した配
線18以外のものであっても、その検査すべき配線の一
端部が半導体素子14の取りつけ位置のまわりにありさ
えすれば、その端部と今説明した接地用配線20の端部
20bとの間での電気接続を検査すればよく、要する
に、その検査すべき配線の他端部がどこにあってもその
近くの接地用配線に接続することによって今説明した接
地用配線20の端部20bへ接続することができるよう
になる。結局、その検査すべき配線についても、半導体
素子14のまわりに設けた配線の端部と接地用配線20
の端部20bとの間での電気接続を検査すればよいこと
になる。従って、このような検査の場合には、図6に示
したようなプローブカード2を使用して半導体素子14
のまわりに端部を有する全ての配線の検査を行うことが
できるようになる。なお、プローブカード2はタングス
テンのプローブ3を有するものであるが、これは比較的
に微小なピッチで配置可能である。さらに、プローブカ
ード2は他の半導体素子12のまわりに設けた配線につ
いても適用可能なことが多い。
【0014】図4は本発明の別の実施例を示す図であ
る。上記実施例では、検出器40に接続すべき配線18
の端部18bは半導体素子14の取りつけ位置のまわり
にあり、且つ検出器40に接続すべき接地用配線20の
端部20bも半導体素子14の取りつけ位置のまわりに
あった。しかし、配線18の導通試験において、検出器
40に接続すべき配線18の端部18bは半導体素子1
4の取りつけ位置のまわりにあるが、検出器40に接続
すべき接地用配線20は半導体素子14の取りつけ位置
のまわりにあるものばかりとは限らない。図4の実施例
では、配線18の端部18bを検出器40に接続すると
ともに、接地用配線20の共通部分20aを検出器40
に接続するようになっている。このように、本発明で
は、検出器40に接続すべき部位の自由度が大きいと言
える。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配線の一端と他端に直接に検査用のプローブピンを当て
る必要がなくなり、配線数が多くて配線間のピッチが狭
くても配線の導通試験を容易に行うことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験を行っているところを示す本発明の原理図
である。
【図2】検査用パターンを切断して半導体素子を取りつ
けたところを示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す略図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す図である。
【図5】試験用のプローブピンを示す図である。
【図6】試験用のプローブカードを示す図である。
【符号の説明】
10…回路基板 12,14…半導体素子 18…配線 20…接地用配線 24…絶縁性基板 26…絶縁性樹脂層 30…検査用パターン 40…検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板(24)と、該絶縁性基板に
    設けられた配線網を含み、該配線網が少なくとも一つの
    所定の配線(18)と、該少なくとも一つの所定の配線
    とは独立した接地或いは電源用配線(20)とを有する
    回路基板(10)の試験方法であって、該配線の一端
    (18a)を検査用パターン(30)により該接地或い
    は電源用配線(20)に接続し、次に該配線の他端(1
    8b)と該接地或いは電源用配線(20)との間の電気
    的な接続を検査し、それから該検査用パターン(30)
    を該配線の一端から切り離す工程からなる回路基板の試
    験方法。
  2. 【請求項2】 前記検査用パータンの切断をエッチング
    により行う請求項1に記載の回路基板の試験方法。
  3. 【請求項3】 前記検査用パターンの切断をレーザーに
    より行う請求項1に記載の回路基板の試験方法。
JP3206826A 1991-08-19 1991-08-19 回路基板の試験方法 Withdrawn JPH0545398A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9838780B2 (en) 2007-01-05 2017-12-05 Apple Inc. Audio I O headset plug and plug detection circuitry

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US9838780B2 (en) 2007-01-05 2017-12-05 Apple Inc. Audio I O headset plug and plug detection circuitry

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Effective date: 19981112