JPH0545372B2 - - Google Patents

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JPH0545372B2
JPH0545372B2 JP60294713A JP29471385A JPH0545372B2 JP H0545372 B2 JPH0545372 B2 JP H0545372B2 JP 60294713 A JP60294713 A JP 60294713A JP 29471385 A JP29471385 A JP 29471385A JP H0545372 B2 JPH0545372 B2 JP H0545372B2
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tube
push rods
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cart
push rod
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JP60294713A
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Yoshishige Miura
Ichiro Aoki
Keiichi Inaoka
Tatsuo Kunikane
Toyomatsu Okuyama
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0545372B2 publication Critical patent/JPH0545372B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/02Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for connecting objects by press fit or for detaching same
    • B23P19/022Extracting or inserting relatively long parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として熱交換器の組立てに用いら
れるチユーブの挿入装置に関する。
〔従来の技術〕
バツフルプレートと管板とをそれらに穿設され
たチユーブ挿入孔を直線状に一致させて複数のタ
イロツド等で一体に結合して組み立てられたバン
ドルかごにチユーブを挿入する場合、チユーブを
そのまま軸方向に押し動かしただけでは、チユー
ブ先端が下方にたわんだり、あるいはバンドかご
に少しでも組立て誤差があると、チユーブが途中
でつかえやすく、チユーブの挿入作業を円滑かつ
迅速に行うことができない。
このため、従来においては、例えば、実公昭57
−3629号公報に見るように、上下一対の回転ベル
トの間にチユーブをはさみ、回転ベルトの作動に
よつてチユーブを回転させたり、あるいはチユー
ブの送出しノズルを回転自在とし、そのノズルの
回転によりチユーブを回転させるなどの手段が講
じられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来の挿入装置は構造が複雑に
なりやすい上、チユーブを挿入終了まで回転させ
得ず、したがつて挿入終了の直前においてトラブ
ルを生じ易いという問題点があつた。
本発明は、チユーブを挿入終了まで回転させて
チユーブの挿入作業を円滑かつ迅速に行うことが
でき、しかもチユーブ挿入孔のピツチに無段階に
対応できる、構造の簡単な熱交換チユーブ等の交
換装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は、レー
ルに沿つて移動する挿入台車5と、この挿入台車
5に設けられた複数の軸受ブロツク6,7と、こ
の複数の軸受ブロツク6,7に軸方向を略上記挿
入台車の移動方向に向けて、周方向に回転自在に
かつ軸受ブロツク6,7と一体に軸方向に移動可
能にそれぞれ軸支された複数の押棒8,9と、該
複数の押棒8,9を周方向に回転させる一つの回
転装置11と、上記押棒8,9の先端に取り付け
られ、押棒8,9によつて押し動かされるチユー
ブの後端内周に挿入されて押棒8,9の回転を摩
擦抵抗で上記チユーブに伝えて該チユーブを周方
向に回転させる摩擦部材85と、上記複数の押棒
8,9によつてそれぞれ押される上記チユーブを
支持する複数の受部57,58と、1または2以
上の受部57,58を形成した1または2以上の
支持部材12とを具備してなり、上記複数の軸受
ブロツク6,7の間には、複数の受部57,58
の間の水平距離に対応させるために軸受ブロツク
6,7の互いの水平距離を調節する水平距離調節
手段35と複数の受部57,58の間の垂直距離
に対応させるために軸受ブロツク6,7の互いの
垂直距離を調節する垂直距離調節手段43,44
とが設けられてなり、かつ前記各距離調節手段3
5,43,44により軸方向と略直交する方向に
移動する複数の押棒8,9と一つの上記回転装置
11との間には自在継手51が設けられてなり、
上記支持部材12は、チユーブの進行方向と略直
交する方向に移動可能に設けて構成したものであ
る。
ここで、支持部材12をチユーブの進行方向と
略直交する方向に移動可能に設けるとは、具体的
には支持部材12を出没させたり、ねじ部材で移
動させるなどして、上記受部58間のピツイを変
える構成を意味する。
〔作用〕
押棒の移動面に突出された支持金具の上にチユ
ーブを供給し、回転装置を作動させて押棒を回転
させながら挿入台車をレールに沿つて動かす。挿
入台車の移動によつて押棒先端の摩擦部材はチユ
ーブの後端面に当接され、回転しながらこれを押
圧する。従つてチユーブは押棒の回転を摩擦部材
の摩擦抵抗で受けて周方向に回転しながら長さ方
向に移動しバンドルかごに挿入される。
このよに本発明においては、チユーブを挿入終
了まで回転させることができるので、チユーブを
支障なく円滑かつ迅速にバンドルかご等に挿入す
ることができる。また、押棒の回転を摩擦部材を
介してチユーブに伝える構成とされているため、
構造が簡単である。
また、受部のピツチを変えた支持金具を交換等
し、しかも受部のピツチの変化に対応して押棒間
の水平距離および垂直距離を各調節手段により調
節することができるだけでなく、押棒と回転装置
との間には自在継手を設けているので、移動せし
められる押棒がどのような位置に設定されても、
自在継手が機能を失わない範囲である限り、ただ
1個の回転装置で複数の押棒を回転させることが
できる。
〔実施例〕 添付図面は本発明の一実施例を示すもので、こ
の熱交換チユーブの挿入装置は、フレーム1と、
このフレーム1に上下自在に設けられた昇降台2
と、この昇降台2に横方向に移動自在に設けられ
た横移動台3と、この横移動台3に設けられたレ
ール4に沿つて移動させられる挿入台車5と、こ
の挿入台車5に設けられた2個の軸受ブロツク
6,7に相互に平行に設けられた2本の押棒8,
9と、上記2本の軸受ブロツク6,7のうち一方
の軸受ブロツク6に対して他方の軸受ブロツク7
を移動させる調節手段10と、上記押棒8,9を
周方向に回転させる回転装置11と、上記押棒
8,9の移動面に配設された支持金具12(支持
部材)と、その支持金具12にチユーブTを供給
する供給装置13を主体としている。
上記のフレーム1は、第1図と第2図に示すよ
うに、左右各1対の支柱14,14,15,15
を基台16に立設してなる。昇降台2は、上記の
ように構成されたフレーム1の各支柱14,15
に案内輪17,18を触れさせ、かつ一端にカウ
ンタウエイト19を吊り下げたチエーン20の他
端に止着されている。上記のチエーン20は、第
3図に示すように、昇降用モータ21により伝動
機構22を介して回転させられるスプロケツトギ
ヤ23に巻き掛けられており、スプロケツトギヤ
23の回転で昇降台2を上下させる構成とされて
いる。
また横移動台3は、第1図と第2図に示すよう
に、昇降台2上に設けられたレール部材24に車
輪25を関係させるとともに、ねじ軸26に螺合
されて設けられており、横移動用モータ27に伝
動機構28を介して連結された上記ねじ軸26の
回転で横方向に移動させられるように構成されて
いる。この横移動台3には前記のレール4と支持
金具12及び供給装置13が設けられている。
第4図に示すように、レール4は上方を開口さ
せたチヤンネル部材29の側面にボルトや熔接等
の固定手段によつて固定され、一方のレール4の
内側にはラツク30がレール4と平行に配設され
ている。上記レール4上には、前記挿入台車5
が、走行車輪31をレール4に載せ、かつ前後進
用モータ32(第1図)により回転させられるピ
ニオン33を上記ラツク30に噛み合わせて設け
られ、前後進用モータ32の作動によつてレール
4に沿つて前後に移動する構成とされている。こ
の挿入台車5には、前記軸受ブロツク6,7、押
棒8,9、調節手段10、回転装置11が設けら
れている。
すなわち、上記挿入台車5の下面には、つまみ
34により操作される水平距離調節手段としての
ねじ部材35(第7図)がのそ軸方向をレール
4,4の幅方向に直交させて設けられ、そのねじ
部材35には取付部材36をボルト37で固定し
たナツト部材38がねじ部材35に並設された案
内棒39(第4図、第5図)に案内されて螺着さ
れている。そして一方の軸受ブロツク6は挿入台
車5の第4図と第7図において左側の下部にボル
ト40により直接固定され、また他方の軸受ブロ
ツク7は、取付部材36の内面に設けられたガイ
ド板41を該軸受ブロツク7に固着されている介
在部材46の溝42(第8図)に嵌入させ、かつ
取付部材36に穿設された長孔43にボルト44
を挿入して取り付けられている(垂直距離調節手
段)。上記のねじ部材35は軸受ブロツク7を横
方向に移動させ、また取付部材36は軸受ブロツ
ク7の上下移動を可能にするものであり、上記軸
受ブロツク6,7に軸方向をレール4の長さ方向
に揃えて互いに平行に軸受された2本の押棒8,
9のピツチ調節手段10を構成している。なお、
45は軸受ブロツク7の上下調整を正確にするた
めのスペーサである。
また上記一方の押棒8は、挿入台車5の下面に
設けられた回転装置11の駆動歯車47に2個の
自在継手48(第6図)と、回転軸49及び従動
歯車50を介して連絡され、他方の押棒9は、2
個の自在継手51と、外周面にスライド溝52を
刻設した回転軸53、内周面に上記スライド溝5
2に嵌入する滑りキー54を備えた筒部材55、
及び従動歯車56を介して回転装置11の駆動歯
車47に連絡されている。2個の自在継手51は
押棒8,9のピツチ調節に伴う押棒9と従動歯車
56の軸心の狂いを吸収し、また回転軸53と筒
部材55は押棒9と従動歯車56間の距離の変化
を吸収する。従つて、軸受ブロツク7と一緒に押
棒9を横方向に移動させても、回転装置11の回
転は支障なく押棒9に伝達される。なお、押棒8
側の自在継手48は必ずしも必要ではない。
また、前記チヤンネル部材29の内側には、一
方の押棒8によつて押されるチユーブTを受ける
受け部57と、他方の押棒9によつて押されるチ
ユーブTを受ける受け部58とを有する支持金具
12が、チヤンネル部材29の底面に形成された
透孔59から上下に出没自在に設けられ、シリン
ダ60(第4図)により上下させられるように構
成されている。上記支持金具12の受け部57,
58には、第10図と第11図に示すように、多
数のボール61がその一部分を押え板62の孔6
3から出して回転自在に設けられ、チユーブTの
長さ方向の移動と周方向の回転を円滑にしてい
る。さらにまた、上記チヤンネル部材29の前端
部(第2図において右端部)には、上記チユーブ
Tをバンドルかご(図示せず)に向けて送り出す
ノズル64(第12図、第13図)が回転自在に
設けられている。なお、上記シリンダ60は、挿
入台車5が移動してきてリミツトスイツチ(図示
せず)を押すと、縮小して支持金具12を押棒
8,9の移動面から下に退避させ、またチユーブ
Tを押し終わつた挿入台車5が元に戻ると伸長し
て支持金具12を上昇させる構成となつている
が、リミツトスイツチ以外のタイヤや光電管等の
他の連繁素子を用いることができる。
前記供給装置13は、支持金具12に向けて下
方に傾斜して横移動台3の上に設けられた傾斜部
材65(第14図)の下端に、外周面にチユーブ
Tの取出し爪66を所定の間隔で突設した回動板
67と、可動腕68が設けられてなる。回動板6
7は駆動装置(図示せず)により第14図で反時
計方向に回動させられて、傾斜部材65の上を転
がり降りてきたチユーブTを1本宛送り出すもの
であり、可動腕68は回動板67によつて送り出
されてきたチユーブTを受けてこれを支持金具1
2の各受け部57,58に送り込むもので、シリ
ンダ69により前後二段に突き出されるようにな
つている。
上記傾斜部材65の上方には、チユーブTの上
方への浮上りを防止して傾斜部材65と一緒にチ
ユーブTを回動板67の部分に導く案内部材70
が、ボルト71により上下に調節自在に設けら
れ、また傾斜部材65の下端の上記回動板67の
近くには、チユーブストツパ72がその根端部を
中心軸72に枢着されるとともに、自由端の下面
を傾斜部材65に設けられた調節ボルト74の先
端に当接させて設けられている。このチユーブス
トツパ72は、取出し爪66の先端が最下段のチ
ユーブTと次段のチユーブTの間に入るように最
下段のチユーブTの位置を規制するもので、調節
ボルト74によつてチユーブTの大きさに対応で
きる構成となつている。
上記傾斜部材65を転がり降りるチユーブTの
先端の移動位置には、第16図と第17図に示す
ように、ガイドピン75の装着装置76が前記軸
受ブロツク7のねじ部材35と同様な移動手段
(図示せず)によつて傾斜部材65の傾斜面に沿
つて移動調整可能に設けられている。この装着装
置76は、先端をテーパ状にしたガイドピン75
を水平状態で上下に整列させるガイドケース77
と、このガイドケース77の下に支え部78を位
置させて枢軸79により上下に回動自在に設けら
れたホルダアーム80と、このホルダアーム80
を上下に回動させるシリンダ81と、ホルダアー
ム80の支え部78に保持されたガイドピン75
の先端を弾性体よりなる筒部82に入れてこれを
チユーブT内に差し込むシリンダ83とからな
る。
なお第1図における84は、横移動台3上に設
けられたレーザ発光器であり、バンドルかごが正
しく組み立てられてその複数のチユーブ挿入孔が
直線状に並んでいるか否かを調べ、また、挿入装
置とバンドルかごの位置関係の適否を調べるため
のものである。また、第6図の符号85は、押棒
8,9の先端に取り付けられるテーパ部材(摩擦
部材)であつて、チユーブTに対する押棒8,9
の当たりをやわらげ、かつチユーブT内に挿入さ
れて押棒8,9の回転力がチユーブTに効率よく
伝わるようにゴム等の柔軟材料により製作されて
いる。さらに、第16図の符号86は、傾斜部材
65上にあるチユーブTがガイドピン75を挿入
する所定位置に来たことを検知するリミツトスイ
ツチである。
つぎに上記のように構成された本発明の熱交換
チユーブの挿入装置の作用を説明する。
まず、レーザ投光器84からレーザ光をバンド
ルかごに向けて発射し、バンドルかごが正しく組
み立てられ、また挿入装置とバンドルかごとの位
置関係が適正になつていることを確認する。これ
が済んだら、供給装置13の傾斜部材65上にチ
ユーブTを載せるとともに、ガイドケース77に
ガイドピン75をセツトし、昇降台2の上下と横
移動台3の横移動によつてノズル64の位置を最
初にチユーブTを挿入するバンドルかごのチユー
ブ挿入孔の位置に一致させる。
このようにして準備してからメインスイツチ
(図示せず)を入れると、シリンダ83が前進し
てホルダアーム80の支え部78に保持されたガ
イドピン75の先端を第17図のように筒部82
に嵌め入れてそのガイドピン75をチユーブTに
装着する。この際、シリンダ81はシリンダ83
がその筒部82にガイドピン75を入れ終わる
と、ホルダアーム80を下に退避させ、またシリ
ンダ83がガイドピン75をチユーブTに装着し
てホルダアーム80の部分を通過し終わると、直
ちにホルダアーム80を上昇させて最下段のガイ
ドピン75を支え部78に保持させる。
上記の作動が終わると、シリンダ69が作動し
て可動腕68を動かし、その先端を支持金具12
の一つの受け部57の上に突き出させる。次い
で、回動板67が所定角度(図のものは、約100
度)回動し、チユーブストツパ72に係止してい
た最下段の1本のチユーブTを取出し爪66で上
に持ち上げてチユーブストツパ72から外し、可
動腕68上に移す。可動腕68上に移されたチユ
ーブTは可動腕68を転がつて支持金具12の受
け部57に落下する。
1本のチユーブTが支持金具12の受け部57
に供給されると、シリンダ69が少し縮小して可
動腕68の先端を支持金具12の他の受け部58
の上に突き出させる。上記同様にして回動板67
が、次のチユーブTを可動腕68のうえに移す。
なお、これまでの間に次のチユーブTに対するガ
イドピン75の装着は、リミツトスイツチ86が
該チユーブが所定の位置に来たことを検知し、装
着装置76を作動させて完了している。
上記のようにして2本のチユーブTが支持金具
12の各受け部57,58に供給されると、回転
装置11が作動して押棒8,9を回転させるとと
もに、前後進用モータ32も作動して挿入台車5
をレール4に沿つて移動させる。挿入台車5の前
進移動によつて押棒8,9は、上記2本のチユー
ブTの後端にテーパ部材85を差し込んでチユー
ブTを周方向に回転させ、またチユーブTをバン
ドルかごに向けて押し動かす。支持金具12に支
持されたチユーブTはこのようにしてノズル64
を通りバンドルかごに挿入されるが、この際、支
持金具12は挿入台車5の移動に伴つて順次下降
し挿入台車5の移動を自由にする。回転装置11
は押棒8,9がノズル64を突き抜けてチユーブ
Tをバンドルかごに挿入し終わるまで押棒8,9
を回転させ続ける。チユーブTのバンドルかごへ
の挿入が終わると、前後進用モータ32が逆回転
して挿入台車5を元の状態に戻す。昇降台2と横
移動台3あるいはそれらの一方のみを動かしてノ
ズル64を次のチユーブ挿入孔の位置に着け、1
回の挿入サイクルが終了する。
バンドルかごのチユーブ挿入孔のピツチが変わ
つた場合、つまみ34によつてねじ部材35を回
転させて軸受ブロツク7とともに押棒9を横方向
に移動させ、またボルト44を緩めて軸受ブロツ
ク7を上下させスペーサ45を替えてチユーブ挿
入孔のピツチに合わせる一方、支持金具12とノ
ズル64をチユーブ挿入孔のピツチに合つたもの
に付け替える。また管径の異なるチユーブTを挿
入する場合は、支持金具12とノズル64、及び
押棒8,9(あるいはテーパ部材85)を取り替
える他、ボルト71を緩めて供給装置13の案内
部材70を動かし、傾斜部材65と案内部材70
との間隔を調整するとともに、調節ボルト74を
進退させてチユーブストツパ72を中心軸73を
支点に回動させ、最下段の1本のチユーブTが回
動板67の取出し爪66により的確に可動腕68
に移されるように調整する。そして、それに合わ
せて先端の移動位置にあるチユーブTに筒部82
が合うように、装着装置76を傾斜部材65の傾
斜に沿つて移動調整する。
上記以外の技術事項と他の実施例等について以
下に説明する。
(1) 本挿入装置を構成する各装置の連繁作動は、
通常、前に述べた挿入台車5と支持金具12の
ように、リミツトスイツチやタイヤ等の連繁手
段によつて自動的に切り換えられるように構成
される。
(2) チユーブTを回転させる回転装置11は、可
変ボリユーム等を付属していて、その回転速度
を自由に変えられるものが好ましい。
(3) 前後進モータ32も可変速構造で、前進(挿
入)時には、スタート後徐々にスピードを上げ
て一定速度となり、挿入終了の直前にスピード
を低下させてチユーブTの挿入を終わり、早戻
りするような構成が採られるのが普通である。
(4) 挿入台車5によるチユーブTの挿入速度は、
45〜50M/min程度であり、また押棒8,9
(チユーブT)の回転数は、40〜45rpm程度で
ある。
(5) 図のものは2本のチユーブTを同時に挿入す
る構成となつているが、押棒や受け部の数を増
加して一度に3本以上のチユーブTを挿入でき
るようにすることも可能である。
(6) ガイドピン75の装着装置76を省いて作業
員がガイドピン75をチユーブTに直接装着す
るようにする場合もある。
(7) 支持金具12は、供給装置13の構造に関連
して、チユーブTを受け部57,58を上下二
段に配設しているが、複数の受け部を水平に配
設することもできる。
(8) 押棒8,9の後端がチユーブ挿入面に対して
少し上がつた状態にして、チユーブTの後端に
押棒8,9の先端にあるテープ部材85を差し
込んでチユーブTを周方向に回転させつつバン
ドルかごに向けて押し動かす構成としてもよ
い。この場合、支持金具12は出没自在にする
必要はないが、ノズル64は支持金具12と類
型の上部が切欠いた構成にする。
(9) 押棒と支持金具の受け部は上下または横に設
けるだけでなく、上下と横に縦横に複数設ける
こともできる。
(10) 支持金具は、受け部を複数設けず1つだけ設
け、該支持金具を押棒の数に対応して複数設け
てもよい。この場合、押棒のピツチの調整手段
(ねじ部材35)と同様の方式で該支持金具の
ピツチを調整する構成としてもよい。
(11) また、予め異なるピツチを有する受け部列を
有する支持金具を複数チユーブ挿入方向と直交
する位置に出没自在に設け、チユーブ挿入孔の
ピツチが変わつた場合、そのピツチに対応した
受け部列の支持金具を選定するようにしてもよ
い。
(12) 支持金具12の受け部57,58は、多数の
ボール61を設けず、単なる板状の受け部とし
てもよい。また、ノズル64は必ずしも回転自
在とする必要はない。
(13) 軸受ブロツク7は、スペーサ45や介在部材
46を用いずに、他の軸受ブロツク6と同様
に、ねじ部材(この場合は垂直なねじ部材)に
よつて上下させるように構成することもでき
る。
(14) 挿入台車5の駆動方式は、ラツク・ピニオン
方式となつているが、スクリユー・ナツト方
式、あるいはチエーン(ワイヤ)方式など、他
の方式でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の熱交換チユーブ
の挿入装置は、レールに沿つて移動する挿入台車
と、この挿入台車に設けられた軸受ブロツクに軸
方向を略上記挿入台車の移動方向に向けて周方向
に回転自在に軸支された押棒と、該押棒を周方向
に回転させる回転装置と、上記押棒の先端に取り
付けられ、押棒によつて押し動かされるチユーブ
の後端面に接して押棒の回転を摩擦抵抗で上記チ
ユーブに伝えて該チユーブを周方向に回転させる
摩擦部材と、上記押棒によつて押される上記チユ
ーブを支持する支持部材とを具備した構成となつ
ており、押棒を周方向に回転させながら挿入台車
をレールに沿つて走行させ、押棒先端の摩擦部材
の摩擦作用で押棒の回転をチユーブに伝えて該チ
ユーブを周方向に回転させながらバンドルかごの
チユーブ挿入孔等に挿入するものであるから、チ
ユーブが最終挿入位置に着くまでに、何等かの障
害物(例えば、最端部のバツフルプレートや管
板)があつても、それに影響されることなくチユ
ーブの回転を最後まで継続してチユーブを円滑か
つ迅速に挿入することができる。また、押棒の回
転を摩擦部材を介してチユーブに伝える構成とさ
れているため、構造が簡単で実施が容易であると
ともに故障が少ない利点もある。
さらに、例えばバンドルかごに熱交換チユーブ
を挿入して該バンドルかごを組み立てる場合、正
確に所定の寸法に切断した熱交換チユーブでも最
終挿入位置まで回転させて円滑に挿入できるの
で、従来のチユーブ挿入装置ではチユーブ後端を
掴むチヤツク等のために必要であつた余分の長さ
の熱交換チユーブをバンドルかごを組み立てた段
階に正確に切断しなければならないという厄介な
作業を必要により省略することもできる。
加えて受部のピツチを変えた支持部材を交換等
することができ、しかも受部のピツチの変化に対
応して押棒間の水平距離および垂直距離を各調節
手段により調節することができるので、バンドル
かごのチユーブ挿入孔の垂直方向・水平方向のい
ずれのピツチが変わる場合にも対応することがで
き、凡用性が高いという利点がある。また、押棒
と回転装置との間には自在継手が設けられている
ので、移動せしめられる押棒がどのような位置に
設定されても、自在継手が機能を失わない範囲で
ある限り、ただ1個の回転装置で複数の押棒を回
転させることができ、構造が簡単でしかも種々の
ピツチに無段階に対応することができるという特
長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明に係る熱交換チユーブの挿入装置の正面
図、第2図はフレームの支柱を水平に切断して示
した平面図、第3図は昇降用モータとスプロケツ
トギヤ等の関係を示す平面図、第4図はレールと
挿入台車及び支持金具等の関係を示す断面図、第
5図は回転装置と押棒等の関係を示す側面図、第
6図は、同、一部切断の平面図、第7図はねじ部
材とナツト部材等の関係を示す断面図、第8図は
取付部材の側面図、第9図は支持金具の正面図、
第10図は支持金具の受け部の正面図、第11図
は第10図の受け部の断面図、第12図はノズル
の正面図、第13図はノズルの断面図、第14図
は回動板と傾斜部材等の関係を示す側面図、第1
5図はチユーブストツパの側面図、第16図はガ
イドピン装着装置の正面図、第17図は、同、一
部切断の平面図である。 4……レール、5……挿入台車、6,7……軸
受ブロツク、8,9……押棒、10……調節手
段、11……回転装置、12……支持金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レールに沿つて移動する挿入台車5と、この
    挿入台車5に設けられた複数の軸受ブロツク6,
    7と、この複数の軸受ブロツク6,7に軸方向を
    略上記挿入台車の移動方向に向けて、周方向に回
    転自在にかつ軸受ブロツク6,7と一体に軸方向
    に移動可能にそれぞれ軸支された複数の押棒8,
    9と、該複数の押棒8,9を周方向に回転させる
    一つの回転装置11と、上記押棒8,9の先端に
    取り付けられ、押棒8,9によつて押し動かされ
    るチユーブの後端内周に挿入されて押棒8,9の
    回転を摩擦抵抗で上記チユーブに伝えて該チユー
    ブを周方向に回転させる摩擦部材85と、上記複
    数の押棒8,9によつてそれぞれ押される上記チ
    ユーブを支持する複数の受部57,58と、1ま
    たは2以上の受部57,58を形成した1または
    2以上の支持部材12とを具備してなり、上記複
    数の軸受ブロツク6,7の間には、複数の受部5
    7,58の間の水平距離に対応させるために軸受
    ブロツク6,7の互いの水平距離を調節する水平
    距離調節手段35と複数の受部57,58の間の
    垂直距離に対応させるために軸受ブロツク6,7
    の互いの垂直距離を調節する垂直距離調節手段4
    3,44とが設けられてなり、かつ前記各距離調
    節手段35,43,44により軸方向と略直交す
    る方向に移動する複数の押棒8,9の一つの上記
    回転装置11との間には自在継手51が設けられ
    てなり、上記支持部材12は、チユーブの進行方
    向と略直交する方向に移動可能に設けられてなる
    ことを特徴とする熱交換チユーブの挿入装置。
JP29471385A 1985-12-27 1985-12-27 熱交換チユ−ブ等の插入装置 Granted JPS62157738A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652640B2 (ja) * 1977-06-06 1981-12-14
JPS58149144A (ja) * 1982-02-26 1983-09-05 Hitachi Ltd 細長部品挿入位置決め方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652640U (ja) * 1979-10-01 1981-05-09

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