JPH0545175U - ドアオープナーのキヤンセル機構 - Google Patents

ドアオープナーのキヤンセル機構

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JPH0545175U
JPH0545175U JP10415791U JP10415791U JPH0545175U JP H0545175 U JPH0545175 U JP H0545175U JP 10415791 U JP10415791 U JP 10415791U JP 10415791 U JP10415791 U JP 10415791U JP H0545175 U JPH0545175 U JP H0545175U
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JP
Japan
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lever
slide block
rear door
supported
open
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Pending
Application number
JP10415791U
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English (en)
Inventor
泰弘 羽柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両の後部ドア(トランク)が、車内に設け
られた操作レバーにより開放可能な状態と、開放不能な
状態とに確実に切り換えられる。 【構成】 ロッキングレバー22の一方向への摺動によ
り連動操作ピン17a,17bが回動レバー27と係合
不能な位置に係止され、ロッキングレバーの他方向への
摺動により連動操作ピンが回動レバーと係合可能な位置
に係止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車内に設けられ手動操作される操作レバーと、後部ドア(トランク )を開放させる開放手段との間に位置し、上記操作レバーの操作力を後部ドアの 開放手段に伝達させる状態と、伝達させない状態とに切り換えるキャンセル機構 に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、車外からキーを使って開ける後部ドア(トランク)を、車内に設けた操 作レバーにより開放させるドアオープナーを有する車両が一般化している。この ような機能を有し、乗降用のドアがロックされていない車両では、車内に侵入し 操作レバーを操作することにより、後部ドアが容易に開けられ、トランクルーム 内の物を盗難されるおそれがある。 このような事態を防ぐため、操作レバーを操作しても後部ドアを開けることが できないように切り換えるキャンセル機構を備えたドアオープナーが考案されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこのようなキャンセル機構は、構造が複雑で、構成部品が多く必要とさ れ、これによりコンパクト化が妨げられ、コストアップを招いたり、さらには操 作レバーの操作力を後部ドアの開放手段に伝達させる状態と、伝達させない状態 とに確実に切り換えられないおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような従来のキャンセル機構の欠点に鑑みなされたものであり 、簡単な構成からなり、確実に作動するキャンセル機構を提供することを目的と するものである。
【0005】
【作用】
ロッキングレバーの一方向への移動により連動操作ピンが回動レバーと係合不 能な位置に係止され、ロッキングレバーの他方向への移動により連動操作ピンが 回動レバーと係合可能な位置に係止される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。
【0007】 ベース12の一端部に、ストライカ14が固定されている。トランクルーム( 図示せず)に対して開閉される後部ドアには、ラチェット部材とフック部材から なる係止機構(図示せず)が設けられており、後部ドアが閉められたとき、この 係止機構がストライカ14を把持する。
【0008】 ベース12の他端部には、ドアオープナーのキャンセル機構11が設けられて いる。このキャンセル機構11は、ベース12に立設された支軸30と、支軸3 0に回動可能に枢支されたオープンレバー25と、オープンレバー25と同軸に 回動可能に設けられた回動レバー27を有している。オープンレバー25は、図 3に示すように、一対の案内脚25b,25cと、案内脚25b,25c間に形 成された案内溝25aと、ストライカ14を把持する係止機構に当接し、後部ド アのロックを解除する当接部25dとから構成されており、また案内脚25bの 案内溝25a側には、第1の係止溝40a及び第2の係止溝40bが設けられて いる。また、回動レバー27は、図2に示すように支軸30に回動可能に枢支さ れるとともに腕部27bが設けられている。
【0009】 キャンセル機構11はさらに、連動操作ピン17a,17bが立設され、オー プンレバー25の案内脚25b,25cに摺動可能に支持されたスライドブロッ ク23と、一端がベース12のクランプ部21に穿設された挿入孔21aに、他 端がベース12に立設された支軸30に摺動可能に支持されたロッキングレバー 22を有している。
【0010】 スライドブロック23は、図2乃至図5に示すようにオープンレバー25の案 内脚25b,25cに摺接する摺動溝23a,23bと、摺動溝23a,23b と直交する方向に立設された連動操作ピン17a,17bと、両端が載置面23 cに載置され、中間湾曲部41aが摺動溝23aに穿設された孔23dに嵌入さ れ、外方(図5における上方)への抜け防止用の段部41bが設けられた板バネ 41とから構成されている。
【0011】 図2及び図6に示すように、ロッキングレバー22の一端部には、挿入孔21 aに挿通すべき摺動軸部24が設けられており、この摺動軸部24に隣設させて 位置規制プレート26が設けられている。摺動軸部24の先端のテーパー部24 aは、自由状態において挿入孔21aより大径になるように構成されており、挿 入孔21aに挿入されるとき、スリット部24bのすきま分が潰れ、挿入孔21 aを通過した後に弾性力により復元した返し部24cが挿入孔21aからの抜け を防止するように構成されている。 また、ロッキングレバー22の他端部には、その断面形状が略コ字状に構成さ れ、支軸30の平坦頭部30aに摺接する摺動案内部22bが設けられている。 ロッキングレバー22の中央部分には、連動操作ピン17aを摺動案内する、 支軸30を中心とする円弧状の摺動案内溝22aと、トランクルーム内に突出す るキャンセル操作部18が設けられている。 なおロッキングレバー22は、テーパー部24aに弾力性を持たせるため、弾 力性を有する合成樹脂材料から構成するのが好ましい。
【0012】 以上の構成を有するトランクオープナーのキャンセル機構の作動を説明する。
【0013】 まず、車内に設けた操作レバーにより後部ドアが開放できる状態、つまり連動 操作ピン17bと回動レバー27とが係合可能な状態の作動を説明する。 トランクルーム内に突出するキャンセル操作部18を図2において右方に摺動 させる。これにより、ロッキングレバー22の摺動案内溝22aに挿入された連 動操作ピン17a(スライドブロック23,連動操作ピン17b)が右方に摺動 し、図2乃至図5において、板バネ41の中間湾曲部41aが案内脚25bに設 けられた第1の係止溝40aに係止され、連動操作ピン17bが回動レバー27 の腕部27bと係合可能な状態となる。この状態において、車内の操作レバーを 操作すると、操作レバーと回動レバー27のワイヤ係止部27aを連結するケー ブルワイヤ(図示せず)を介して、回動レバー27が図2において支軸30を中 心に時計方向に回動する。回動レバー27の腕部27bは連動操作ピン17bに 係合し、回動レバー27の回動に連動して、連動操作ピン17b(スライドブロ ック23,連動操作ピン17a)およびオープンレバー25も時計方向に回動す る。オープンレバー25の回動によってオープンレバー25の当接部25dがス トライカ14を把持する係止機構に当接、押圧し、後部ドアのロックが解除され る。
【0014】 次に、車内の操作レバーでは後部ドアが開放できない状態、つまり連動操作ピ ン17bと回動レバー27とが係合不能な状態の作動を説明する。 トランクルーム内に突出するキャンセル操作部18を摺動させ、図2に示す状 態にする。これにより図2乃至図5において板バネ41の中間湾曲部41aが案 内脚25bに設けられた第2の係止溝40bに係止され、連動操作ピン17bが 回動レバー27の腕部27bと係合不能な状態となる。この状態において、車内 の操作レバーによりケーブルワイヤを介して回動レバー27を図2において時計 方向に回動させても、回動レバー27の腕部27bは連動操作ピン17bと係合 せず、空振り状態となる。したがって、車内の操作レバーを操作してもオープン レバー25は回動せず、車外からキーを使用する以外の方法では後部ドアを開放 できない。
【0015】
【考案の効果】
以上のような本考案のドアオープナーのキャンセル機構は、スライドブロック に嵌入されたバネ部材がオープンレバーの第1の係止溝に係止され、車内に設け た操作レバーにより後部ドアが開放できる状態に保持される。また、スライドブ ロックに嵌入されたバネ部材がオープンレバーの第2の係止溝に係止され、車内 に設けた操作レバーにより後部ドアが開放できない状態に保持される。 したがって、後部ドアが、操作レバーにより開放可能な状態と、開放不能な状 態とに確実に切り換えられる。また、構成部品を減少でき、これによりコンパク ト化を図り、コストダウンが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャンセル機構を示す斜視図である。
【図2】図1のキャンセル機構をやや下方から見た図で
ある。
【図3】本考案によるオープンレバーを示す側面図であ
る。
【図4】本考案によるスライドブロックを示す斜視図で
ある。
【図5】本考案によるスライドブロックの板バネの組み
付け状態を示す図である。
【図6】本考案によるロッキングレバーを示す側面図で
ある。
【符号の説明】
11 キャンセル機構 12 ベース 14 ストライカ 17a,17b 連動操作ピン 18 キャンセル操作部 21 クランプ 部 21a 挿入孔 22 ロッキン グレバー 22b 摺動案内部 23 スライド ブロック 23a,23b 摺動溝 23c 載置面 23d 孔 24 摺動軸部 24a テーパー部 24b スリッ ト部 24c 返し部 25 オープン レバー 25a 案内溝 25b,25c 案内脚 26 位置規制プレート 27 回動レバ ー 27a ワイヤ係止部 27b 腕部 30 支軸 30a 平坦頭 部 40a 第1の係止溝 40b 第2の 係止溝 41 板バネ 41a 中間湾 曲部 41b 段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作される操作レバーにより後部ド
    アを開放できる状態と、開放できない状態とに切り換え
    るキャンセル機構であって、 ベースに回動可能に枢支され、該操作レバーからの操作
    力により回動されるとともに、連動操作ピンを作動させ
    る腕部が形成された回動レバーと、 ベースに回動可能に枢支され、一方向への回動により後
    部ドアの係止機構を解除して後部ドアを開放させるとと
    もに、スライドブロックの摺動を案内する一対の案内脚
    と、該案内脚にスライドブロック位置決め用の2箇所の
    係止溝が形成されたオープンレバーと、 連動操作ピンと一体に構成されるとともに、オープンレ
    バーの案内脚に摺動可能に支持されたスライドブロック
    と、 スライドブロックに支持されるとともに、スライドブロ
    ックがオープンレバーに支持された状態で中間湾曲部が
    該案内脚側へ付勢され、且つ位置決めされた状態で中間
    湾曲部が該係止溝のいずれかに係止されるバネ部材とを
    備え、スライドブロックに支持されたバネ部材の中間湾
    曲部が該一端の係止溝に係止された状態で、回動レバー
    の回動を連動操作ピンを介してオープンレバーに伝達
    し、これにより後部ドアの係止機構を解除して後部ドア
    を開放させ、またスライドブロックに支持されたバネ部
    材の中間湾曲部が該他端の係止溝に係止された状態で、
    回動レバーの回動をオープンレバーに伝達されないよう
    にしたことを特徴とするドアオープナーのキャンセル機
    構。
JP10415791U 1991-11-22 1991-11-22 ドアオープナーのキヤンセル機構 Pending JPH0545175U (ja)

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JPH0545175U true JPH0545175U (ja) 1993-06-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016138891A1 (de) * 2015-03-02 2016-09-09 Kiekert Ag Kraftfahrzeugschloss

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016138891A1 (de) * 2015-03-02 2016-09-09 Kiekert Ag Kraftfahrzeugschloss
CN107407111A (zh) * 2015-03-02 2017-11-28 开开特股份公司 机动车锁
CN107407111B (zh) * 2015-03-02 2019-04-19 开开特股份公司 机动车锁
US10676961B2 (en) 2015-03-02 2020-06-09 Kiekert Ag Motor vehicle lock

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