JPH0545142Y2 - - Google Patents

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JPH0545142Y2
JPH0545142Y2 JP2489089U JP2489089U JPH0545142Y2 JP H0545142 Y2 JPH0545142 Y2 JP H0545142Y2 JP 2489089 U JP2489089 U JP 2489089U JP 2489089 U JP2489089 U JP 2489089U JP H0545142 Y2 JPH0545142 Y2 JP H0545142Y2
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battery case
battery
engine
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brush cutter
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はセルモータによつてエンジンを始動
できる、セルスタータ付エンジン搭載の刈払機に
関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の刈払機においては、始動用のセ
ルモータを駆動するための電源用のバツテリは、
セルモータと共にエンジンに固着されていたの
で、刈払機全体の重心が後方に移動してカツタが
浮き上がつて刈払作業がやりにくくなり、作業能
率が低下する原因となつていた。
そこで、実開昭63−201413号公報において、電
源用バツテリを主杆に取り付けて刈払機の重心位
置を適切な位置になるようにしてカツタの浮き上
がりを防止し、刈払作業に支障を来さないように
した刈払機が提案されている。即ち、この刈払機
は、第7図に示すように刈払機31の主杆33の
先端部33aにカツタ34、基端部33bにカツ
タ34を駆動軸32(第8図)を介して回転駆動
するためのエンジン35が設けられている。エン
ジン35は始動用のセルモータ(図示略)を備え
ている。主杆33の中央部寄りの位置には、作業
者に把持されるグリツプ37を有するハンドル3
6がハンドルブラケツト36aを介して取り付け
られている。また、基端部33bに設けられたフ
ツク39には肩掛け用バンド38が取着されてい
る。そして、前記ハンドルブラケツト36aの近
くには箱状のバツテリケース39が取着されてい
る。第8図はこのバツテリケース取着部の断面図
である。箱状のバツテリケース39はUバンド4
0によりビス41で主杆33に取着されており、
このバツテリケース39内にはバツテリBが収納
される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の刈払機31におけるバツ
テリケース39の形状は、箱状に形成されている
ためリレー等の電気部品を収納した場合には、バ
ツテリケース39が主杆33より大きく張出して
しまい、外観を損なうと共に、作業中、作業者や
草木等に接触して作業の妨げとなるおそれがあ
る。
また、バツテリケース39にはエンジン用やセ
ルモータ用スイツチ等のためのリード線の取り出
し部を設ける必要があり、ここからダストや水が
侵入してすぐにバツテリBに接触し、バツテリB
の寿命等を短くしてしまうおそれがある。
更にまた、該Uバンド40がよく見える箇所に
設けてあるため外観上好ましくない。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたも
ので、セルスタータ付エンジン用のバツテリケー
スを主杆上に配置して重量バランスを良くすると
共に、バツテリケースの形状やバツテリの配置等
に工夫をしてバツテリの信頼性を高めるようにし
た刈払機用エンジンのバツテリケースを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案によれば主杆
の先端部にカツタ、基端部にエンジンと該エンジ
ン始動用のセルモータを備え、該セルモータの電
源となるバツテリを収納するバツテリケースを該
主杆上に装着した刈払機において、該バツテリケ
ースは逆L字形状又はU字形状に形成して該主杆
を囲むように取着し、該バツテリケースの上部に
前記バツテリを収納すると共に下部にリレー等の
耐水性部品を収納したことを特徴とする。
また、リード線引き出し部等用のグロメツトを
下部に設けるとよい。
〔作用〕
バツテリを収納したバツテリケースをエンジン
より外して刈払機の主杆に取り付けるたため、重
量分散となり、刈払機全体のバランスが良くな
る。バツテリをエンジンから外すことでエンジン
の熱影響および振動を直接的に受けることがな
い。
また、バツテリケースを逆L字形状等にするた
め、その上部に水やダストに弱いバツテリを収納
し、下部に水やダストに強い配線、リレー等の耐
水性部品を配設し、しかも水やダストの侵入する
おそれがあるグロメツトを下部に配置することが
可能となる。このようにバツテリケース内にバツ
テリやリレー等がコンパクトに収められる。
逆L字形状等に形成したバツテリケースを主杆
を囲むような形で装着することで、バツテリケー
スは主杆上に固定されると共に、バツテリケース
取付位置を主杆上前後に移動調整することが容易
にでき、より良い重量バランスがとれる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は本考案のバツテリケースを取り付けた
刈払機の一部断面全体図である。図において、刈
払機1は駆動軸2が挿通する中空の主杆3と、こ
の主杆3の先端部3aに取り付けられ、駆動軸2
により回転駆動されるカツタ4と、前記主杆3の
基端部3bに取り付けられ、前記駆動軸2を回転
させるエンジン5と、このエンジン5を始動させ
るセルモータ(図示略)とを備えている。刈払機
1の中央部寄りの位置には、ハンドルブラケツト
6aに固着された作業者に把持されるグリツプ7
を有するハンドル6と、肩掛けバンド8を係止す
るためのフツク9とが装着されている。一方、ハ
ンドルブラケツト6aとフツク9の間にはバツテ
リケース10が主杆3上に装着されている。この
バツテリケース10内にはエンジン5を始動させ
るセルモータ用の電源となるバツテリB(第3,
4図)が収納されている。なお、3cはグリツ
プ、5aは燃料タンク、5bは引張操作されるリ
コイルスタータノブ、5cはクラツチハウジング
である。
第2図はバツテリケース10の取着部の要部平
面図である。ハンドル6がハンドルブラケツト6
aを介して主杆3に対して直角方向に取着されて
おり、このハンドルブラケツト6aのすぐ近傍で
フツク9の手前側にバツテリケース10が装着さ
れている。11,12はハンドル6に取着された
スロツトルレバー及びスイツチ(エンジン用とセ
ルモータ用)を示し、バツテリケース10から導
設されたリード線13と接続されている。
次に、バツテリケース10の構造および取付要
領等を説明する。
第3図はバツテリケース10が主杆3上に取着
された状態を示す正面図、第4図は第3図の−
断面図、第5図は第3図の底面図である。第3
図に示すように、バツテリケース10は逆L字形
状をなして、主杆3を囲むような形でこれに取着
されている。14はその取付バンドで、上部はバ
ツテリケース10に一体に設けた取付部15の溝
に入り込み、下部は主杆3の下面に周接した略U
字状をしている。このU字状の取付バンド14の
自由両端は横方向に位置しており、この両端を締
付具16で下方から締めつけることによつてバツ
テリケース10が主杆3に固定されるようになつ
ている。取付バンド14は第5図に示すように前
後2箇所に設けてある。このように、取付バンド
14はバツテリケース10により囲まれるような
形で設けてあるので外から目立つことがない。ま
た、バツテリケース10の下部の取付部15は主
杆3に周接する円弧状15aに形成されているの
で取付バンドを締めつけることによりバツテリケ
ース10は主杆3上に固定され、作業中にバツテ
リケース10が振動等により主杆3上を移動した
り、回動したりするおそれがない。
第3図、第4図に示すように、上記バツテリケ
ース10は上部ケース10A(L型の水平部分)
と下部ケース10B(L型の垂直部分)から構成
されている。上下ケース10A,10Bは溶着な
いしビスで固着され一体化される。上部ケース1
0Aの底部にはバツテリ用ダンパ17が設けてあ
り、このダンパ17上にバツテリBが配設され、
上部ケース10A内でのバツテリBの動きを防止
している。なお、バツテリBは横3列縦2列に配
設される。下部ケース10Bの正面側には楕円状
のグロメツト18が設けられており、これにエン
ジン用コネクタ19、スイツチ用コネクタ20の
リード線13の取り出し線21が挿着されてい
る。このリード線13は防水型のリレー22に接
続されている。また、この下方にバツテリ充電用
コネクタ23が設けてある。23aはその受け
部、23bはハーネスである。リレー22は下部
ケース10Bの内面に突設された水切りを兼ねた
突起状支持部24に載置されている。25は下部
ケース10Bの下面に設けた水抜き用の孔で、グ
ロメツト18部分から侵入した水をここから抜く
ためのものである。この孔25は水抜き作用をす
る反面、外からは容易に水が入りにくいような適
当な大きさにしてある。このように上部ケース1
0Aには水やダストに弱いバツテリBが収納され
てバツテリBの保護が図られ、下部ケース10B
にはリレー22等の水やダストに比較的強い耐水
性部品が配置されている。
上記実施例ではバツテリケース10をL字形状
に形成したが、これに代えてバツテリケース10
をU字形状にしてもよい。この場合にも上部にバ
ツテリBが配設され、バツテリケース10は主杆
3を囲むような形で取り付られる。
なお、第6図はセルスタータ付エンジンの電気
配線図を示す。バツテリB、リレー22、ダイオ
ード26等はバツテリケース10内に配設され、
これらとスイツチ用コネクタ19、エンジン用コ
ネクタ20、バツテリ充電用コネクタ23の間に
所定配線がなされている。なお、M,27,28
はエンジン5に設けたセルモータ、プラグ、イグ
ナイタであり、29はチヤージヤを示す。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、逆L字
状又はU字状に形成したバツテリケースをエンジ
ンより外して刈払機の主杆に取り付けるようにし
たので刈払機全体のバランスが良くなるととも
に、バツテリをエンジンから外すことでエンジン
の熱や振動を直接受けることがなくなる等の効果
を相俟つて、次のような効果が得られ、刈払機の
作業性の向上やバツテリの信頼性の大幅向上を図
ることが可能となる。即ち、 (a) 逆L(U)字状バツテリケースにバツテリや
リレー等がコンパクトに収納できるので主杆か
らの張出量が小さくなり、作業中、作業者及び
草木等との接触が防止され作業性を損なうこと
がない。しかもバツテリケースを主杆を囲むよ
うに取着でき、その取付バンドが外から目立つ
ことがないため外観上も優れたものとなる。そ
して、バツテリケースに一体的に形成した取付
部を主杆に周接するような円弧状にした場合に
は、大きな固定力が得られるためエンジンの振
動等によりバツテリケースが動いたりするおそ
れがない。
(b) また、逆L(U)字状バツテリケース上部に
水やダストに弱いバツテリを、下部に水やダス
トに強い配線、リレー等の耐水性部品をコンパ
クトに収納でき、更に水やダストの侵入するお
それがあるグロメツトを下部に配置することが
可能となるからバツテリの保護の万全が期さ
れ、その長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を説明するた
めの図面であつて、第1図は本考案のバツテリケ
ースを取り付けた刈払機の一部断面全体図、第2
図はバツテリケース取着部の要部平面図、第3図
はバツテリケースが主杆に取着された状態を示す
正面図、第4図は第3図の−断面図、第5図
は第3図の底面図、第6図は電気配線図である。
第7図は従来の刈払機の全体図、第8図はバツテ
リケースの取付断面図である。 1……エンジン、2……駆動軸、3……主杆、
4……カツタ、5……エンジン、6……ハンド
ル、7……フツク、10……バツテリケース、1
0A……上部ケース、10B……下部ケース、1
4……取付バンド、15……取付部、18……グ
ロメツト、19……エンジン用コネクタ、20…
…スイツチ用コネクタ、22……リレー、23…
…充電用コネクタ、24……突起状支持部、25
……水抜き用孔、B……バツテリ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 主杆の先端部にカツタ、基端部にエンジンと
    該エンジン始動用のセルモータを備え、該セル
    モータの電源となるバツテリを収納するバツテ
    リケースを該主杆上に装着した刈払機におい
    て、該バツテリケースは逆L字形状又はU字形
    状に形成して該主杆を囲むように取着し、該バ
    ツテリケースの上部に前記バツテリを収納する
    と共に下部にリレー等の耐水性部品を収納した
    ことを特徴とする刈払機用エンジンのバツテリ
    ケース。 (2) バツテリケースの下部にリード線引き出し用
    のグロメツトを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の刈払機用エンジンのバツテリケース。
JP2489089U 1989-03-04 1989-03-04 Expired - Lifetime JPH0545142Y2 (ja)

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