JPH0544881A - 管の接合方法 - Google Patents
管の接合方法Info
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- JPH0544881A JPH0544881A JP3202924A JP20292491A JPH0544881A JP H0544881 A JPH0544881 A JP H0544881A JP 3202924 A JP3202924 A JP 3202924A JP 20292491 A JP20292491 A JP 20292491A JP H0544881 A JPH0544881 A JP H0544881A
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- B29C66/10—Particular design of joint configurations particular design of the joint cross-sections
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-
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- B29C66/51—Joining tubular articles, profiled elements or bars; Joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; Joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱硬化時間が短く、しかも管同志の接合の
信頼性が高く作業性を向上させるようにした管の接合方
法を提供することにある。 【構成】 小径の内側管1と大径の外側管3とを接着剤
を介して嵌め合わせ接合する方法において、上記内側管
1の外周面にフィルム状接着剤2を巻き付け、上記外側
管3を加熱した状態で上記内側管1に上記フィルム状接
着剤2を溶融させながら嵌め込み、しかる後接着剤を加
熱硬化させるようにする管の接合方法。
信頼性が高く作業性を向上させるようにした管の接合方
法を提供することにある。 【構成】 小径の内側管1と大径の外側管3とを接着剤
を介して嵌め合わせ接合する方法において、上記内側管
1の外周面にフィルム状接着剤2を巻き付け、上記外側
管3を加熱した状態で上記内側管1に上記フィルム状接
着剤2を溶融させながら嵌め込み、しかる後接着剤を加
熱硬化させるようにする管の接合方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管同志を接合させる方
法に関し、更に詳しくは、作業を簡単にしながら高い接
着強度が得られるようにした管の接合方法に関する。
法に関し、更に詳しくは、作業を簡単にしながら高い接
着強度が得られるようにした管の接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属管同志を接合させるには溶接
やネジの螺合によるものであった。しかし近年、管の材
質として繊維強化プラスチックが多く用いられるように
なり、プラスチック管同志やプラスチック管と金属管と
の接合など多様化が進むと共に、接着剤技術の向上によ
って、これら管材の接合に液状の接着剤が多く用いられ
るようになった。
やネジの螺合によるものであった。しかし近年、管の材
質として繊維強化プラスチックが多く用いられるように
なり、プラスチック管同志やプラスチック管と金属管と
の接合など多様化が進むと共に、接着剤技術の向上によ
って、これら管材の接合に液状の接着剤が多く用いられ
るようになった。
【0003】ところが、このような液状の接着剤は流動
性があるため接着部以外の場所に接着剤が流れ出し、管
の表面を汚すということがあり、その除去作業に手間が
掛かるという問題があった。また接着剤が上述のように
流動性を有するため塗りムラが発生し、それが接着強度
を低くする原因にもなっていた。上述の対策として、管
同志の接合面に勾配を設けて圧着力を生じさせる改良法
や、接着剤を加圧加入する方法などの提案がある。しか
し前者は軸方向に対する耐引張強さが低下する問題があ
り、後者は接着作業が複雑化してコスト高になる問題が
あるため、いずれも本質的な解決策となるものではなか
った。
性があるため接着部以外の場所に接着剤が流れ出し、管
の表面を汚すということがあり、その除去作業に手間が
掛かるという問題があった。また接着剤が上述のように
流動性を有するため塗りムラが発生し、それが接着強度
を低くする原因にもなっていた。上述の対策として、管
同志の接合面に勾配を設けて圧着力を生じさせる改良法
や、接着剤を加圧加入する方法などの提案がある。しか
し前者は軸方向に対する耐引張強さが低下する問題があ
り、後者は接着作業が複雑化してコスト高になる問題が
あるため、いずれも本質的な解決策となるものではなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接着
作業性を簡単にしながら、高い接着強度が得られるよう
にした管の接合方法を提供することにある。
作業性を簡単にしながら、高い接着強度が得られるよう
にした管の接合方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、小径の内側管と大径の外側管とを接着剤を
介して嵌め合わせ接合する方法において、上記内側管の
外周面にフィルム状接着剤を巻き付け、上記外側管を加
熱した状態で上記内側管に上記フィルム状接着剤を溶融
させながら嵌め込み、しかる後接着剤を加熱硬化させる
ことを特徴とする。
の本発明は、小径の内側管と大径の外側管とを接着剤を
介して嵌め合わせ接合する方法において、上記内側管の
外周面にフィルム状接着剤を巻き付け、上記外側管を加
熱した状態で上記内側管に上記フィルム状接着剤を溶融
させながら嵌め込み、しかる後接着剤を加熱硬化させる
ことを特徴とする。
【0006】このように、内側管の外周面にフィルム状
接着剤を巻き付けるため、接合面に接着剤を均一に分布
させることができ、かつ外側管を熱した状態で上記内側
管に上記フィルム状接着剤を溶融させながら嵌め込むた
め、接着剤を接合部の間隙に均一に埋め込むことができ
高い接着強度をもたらすようになる。しかも、非流動性
のフィルム状接着剤であるため、はみ出した接着剤の除
去作業をほとんどなくすことができる。
接着剤を巻き付けるため、接合面に接着剤を均一に分布
させることができ、かつ外側管を熱した状態で上記内側
管に上記フィルム状接着剤を溶融させながら嵌め込むた
め、接着剤を接合部の間隙に均一に埋め込むことができ
高い接着強度をもたらすようになる。しかも、非流動性
のフィルム状接着剤であるため、はみ出した接着剤の除
去作業をほとんどなくすことができる。
【0007】本発明において内側管と外側管との材質は
特に限定されるものではなく、金属管同志,プラスチッ
ク管同志,金属管とプラスチック管との組み合わせなど
いずれでもよい。特にポリエーテルエーテルケトン(P
EEK)をマトリックス樹脂とする炭素繊維強化熱可塑
性プラスチック管と鋼鉄製金属管との組み合わせにおい
て特に有効である。
特に限定されるものではなく、金属管同志,プラスチッ
ク管同志,金属管とプラスチック管との組み合わせなど
いずれでもよい。特にポリエーテルエーテルケトン(P
EEK)をマトリックス樹脂とする炭素繊維強化熱可塑
性プラスチック管と鋼鉄製金属管との組み合わせにおい
て特に有効である。
【0008】本発明で使用するフィルム状接着剤は、熱
硬化性樹脂を主剤として半硬化状に成形されたものが好
ましく、さらに好ましくはキャリヤーに含浸させたもの
がよい。キャリヤーとしてはガラス繊維,ポリエステル
繊維,ナイロン繊維などの不織布や織布などを使用する
ことができる。キャリヤーは接着剤を均一に分布させる
効果に加え、それ自身が有する補強効果によって接着強
度を一層向上する作用を有する。
硬化性樹脂を主剤として半硬化状に成形されたものが好
ましく、さらに好ましくはキャリヤーに含浸させたもの
がよい。キャリヤーとしてはガラス繊維,ポリエステル
繊維,ナイロン繊維などの不織布や織布などを使用する
ことができる。キャリヤーは接着剤を均一に分布させる
効果に加え、それ自身が有する補強効果によって接着強
度を一層向上する作用を有する。
【0009】以下、図を参照して本発明による管の接合
方法を説明する。図1において、1は小径の内側管であ
り、2は大径の外側管である。この両管1,2を接合す
るには、まず、内側管1の端部外周面の接合部1aにフ
ィルム状接着剤2を巻き付ける。他方、外側管2を加熱
状態にし、その接合部分3aを内側管1の接合部1aに
挿入し、フィルム状接着剤2を溶融させながら軸方向に
押し込んでいく。
方法を説明する。図1において、1は小径の内側管であ
り、2は大径の外側管である。この両管1,2を接合す
るには、まず、内側管1の端部外周面の接合部1aにフ
ィルム状接着剤2を巻き付ける。他方、外側管2を加熱
状態にし、その接合部分3aを内側管1の接合部1aに
挿入し、フィルム状接着剤2を溶融させながら軸方向に
押し込んでいく。
【0010】上述のような操作をするに当たり、内側管
1に巻き付けられたフィルム状接着剤2の外径aと、こ
れに嵌め合わせる外側管3の内径bとはa−b=0〜
0.6mmの関係にし、さらに好ましくはa−b=0.1
〜0.4mmにするのがよい。すなわち、内側管1の外径
aの方を外側管3の内径bよりもやや大き目にしておく
ことが好ましく、これによって接合部に接着剤を最密充
填させることを可能にし、接着強度の一層の向上を図る
ことができる。
1に巻き付けられたフィルム状接着剤2の外径aと、こ
れに嵌め合わせる外側管3の内径bとはa−b=0〜
0.6mmの関係にし、さらに好ましくはa−b=0.1
〜0.4mmにするのがよい。すなわち、内側管1の外径
aの方を外側管3の内径bよりもやや大き目にしておく
ことが好ましく、これによって接合部に接着剤を最密充
填させることを可能にし、接着強度の一層の向上を図る
ことができる。
【0011】外側管3を加熱状態にする方法としては、
内側管1と共に同時に加熱しながら行う方法と外側管3
のみを加熱させる方法とがある。前者の場合、フィルム
状接着剤2を巻き付けた内側管1と、これに嵌め合わせ
る外側管3とをオーブンの中に入れ、80〜150℃の
温度の中でフィルム状接着剤2を溶融させながら内側管
1と外側管3とを嵌め合わせる。また、後者の場合、外
側管が熱容量の小さいプラスチック管である場合に使用
するのがよい。その加熱は、嵌め込み作業前に予め加熱
を完了させておいてもよく、或いは嵌め込み作業をしな
がら加熱するようにしてもよい。例えば、図2に示すよ
うに、外側管3の端部外周の接合部3aに熱容量の大き
い蓄熱治具4又は電熱ヒータを内臓した加熱治具を取付
けて100〜170℃に予備加熱し、これを内側管1の
接合部1aにフィルム状接着剤2を溶融させながら挿入
することができる。
内側管1と共に同時に加熱しながら行う方法と外側管3
のみを加熱させる方法とがある。前者の場合、フィルム
状接着剤2を巻き付けた内側管1と、これに嵌め合わせ
る外側管3とをオーブンの中に入れ、80〜150℃の
温度の中でフィルム状接着剤2を溶融させながら内側管
1と外側管3とを嵌め合わせる。また、後者の場合、外
側管が熱容量の小さいプラスチック管である場合に使用
するのがよい。その加熱は、嵌め込み作業前に予め加熱
を完了させておいてもよく、或いは嵌め込み作業をしな
がら加熱するようにしてもよい。例えば、図2に示すよ
うに、外側管3の端部外周の接合部3aに熱容量の大き
い蓄熱治具4又は電熱ヒータを内臓した加熱治具を取付
けて100〜170℃に予備加熱し、これを内側管1の
接合部1aにフィルム状接着剤2を溶融させながら挿入
することができる。
【0012】上述のように内側管1と外側管3を嵌め合
わせる作業では、フィルム状接着剤を巻き付けた内側管
1の接合部1aの外径aと外側管3の内径bとがa≧b
の関係になっているため、フィルム状接着剤2が内側管
1の端部から中央方向にずれることがある。これを防止
するには、図3に示すように内側管1に巻き付けたフィ
ルム状接着剤2の一端を内側管1の内側に折り返し、こ
の状態で内側管1の開口部に栓状のストッパー5を差し
込み上記フィルム状接着剤2の端部を固定するようにす
るとよい。
わせる作業では、フィルム状接着剤を巻き付けた内側管
1の接合部1aの外径aと外側管3の内径bとがa≧b
の関係になっているため、フィルム状接着剤2が内側管
1の端部から中央方向にずれることがある。これを防止
するには、図3に示すように内側管1に巻き付けたフィ
ルム状接着剤2の一端を内側管1の内側に折り返し、こ
の状態で内側管1の開口部に栓状のストッパー5を差し
込み上記フィルム状接着剤2の端部を固定するようにす
るとよい。
【0013】
【実施例】内側管として長さ60mm,外径35mmの鋼鉄
管(SUS304)を使用し、外側管に長さ60mm,内
径35.4mmのポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)をマトリックス樹脂とする炭素繊維強化熱可塑性プ
ラスチック管を使用し、両管の端部を25mmの長さにオ
ーバーラップさせて接合するに当たり、下記のフィルム
状接着剤を使用する。本発明方法と液状接着剤を使用す
る従来方法で行った。これら三つの方法で得られた圧縮
剪断強さを測定したところ表1の結果が得られた。
管(SUS304)を使用し、外側管に長さ60mm,内
径35.4mmのポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)をマトリックス樹脂とする炭素繊維強化熱可塑性プ
ラスチック管を使用し、両管の端部を25mmの長さにオ
ーバーラップさせて接合するに当たり、下記のフィルム
状接着剤を使用する。本発明方法と液状接着剤を使用す
る従来方法で行った。これら三つの方法で得られた圧縮
剪断強さを測定したところ表1の結果が得られた。
【0014】本発明方法: 接着剤・・・ポリエステル不織布をキャリヤーとして変
性ニトリルーエポシキ系樹脂を主剤にして含浸させたフ
ィルム状接着剤(ACC社製、FM123−2) 硬化条件・・・120℃で1時間加熱 従来方法1: 接着剤・・・エポキシ系樹脂を主剤とする液状接着剤
(3M社製、DP−190) 硬化条件・・・室温で20時間放置した後100℃で1
時間加熱する。 従来方法2: 接着剤・・・エポキシ系樹脂を主剤とする液状接着剤
(アラルダイト社AW106) 硬化条件・・・室温で20時間放置した後100℃で1
時間加熱する。
性ニトリルーエポシキ系樹脂を主剤にして含浸させたフ
ィルム状接着剤(ACC社製、FM123−2) 硬化条件・・・120℃で1時間加熱 従来方法1: 接着剤・・・エポキシ系樹脂を主剤とする液状接着剤
(3M社製、DP−190) 硬化条件・・・室温で20時間放置した後100℃で1
時間加熱する。 従来方法2: 接着剤・・・エポキシ系樹脂を主剤とする液状接着剤
(アラルダイト社AW106) 硬化条件・・・室温で20時間放置した後100℃で1
時間加熱する。
【0015】 従来法は管同志を嵌め合わせた時点で液ダレのため除
去作業が必要であった。また接着剤の安定化のため室温
で20時間さらに高温(100℃)で1時間要する。本
発明は液ダレがなく、しかも直接高温(120℃)で1
時間ですむ。このように従来法に比べて本発明法は作業
性が向上する。
去作業が必要であった。また接着剤の安定化のため室温
で20時間さらに高温(100℃)で1時間要する。本
発明は液ダレがなく、しかも直接高温(120℃)で1
時間ですむ。このように従来法に比べて本発明法は作業
性が向上する。
【0016】また、表1から判るように、比較法に比べ
て本発明法は圧縮剪断強さが良好であり、管同志の接合
の信頼性が高いことが判る。
て本発明法は圧縮剪断強さが良好であり、管同志の接合
の信頼性が高いことが判る。
【0017】
【発明の効果】上述したように本発明は、内側管の外周
面にフィルム状接着剤を巻き付け、上記外側管を加熱し
た状態で上記内側管に上記フィルム状接着剤を溶融させ
ながら嵌め込み、しかる後接着剤を加熱硬化させるよう
にしたため、接合面に接着剤を均一に分布させて接着剤
を接合部の間隙に均一に埋め込むことができるので高い
接着強度をもたらすことができる。しかも、非流動性の
フィルム状接着剤であるため、はみ出した接着剤の除去
作業をほとんどなくすことができるので作業性が向上す
る。
面にフィルム状接着剤を巻き付け、上記外側管を加熱し
た状態で上記内側管に上記フィルム状接着剤を溶融させ
ながら嵌め込み、しかる後接着剤を加熱硬化させるよう
にしたため、接合面に接着剤を均一に分布させて接着剤
を接合部の間隙に均一に埋め込むことができるので高い
接着強度をもたらすことができる。しかも、非流動性の
フィルム状接着剤であるため、はみ出した接着剤の除去
作業をほとんどなくすことができるので作業性が向上す
る。
【図1】本発明の接合方法を例示する管材の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施例の接合方法を例示する管材
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例の接合方法を例示す
る管材の断面図である。
る管材の断面図である。
1 内側管 1a,3a 接合部 2 フィルム状接着剤 3 外側管
Claims (1)
- 【請求項1】 小径の内側管と大径の外側管とを接着剤
を介して嵌め合わせ接合する方法において、前記内側管
の外周面にフィルム状接着剤を巻き付け、前記外側管を
加熱した状態で前記内側管に前記フィルム状接着剤を溶
融させながら嵌め込み、しかる後接着剤を加熱硬化させ
る管の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202924A JPH0544881A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 管の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202924A JPH0544881A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 管の接合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544881A true JPH0544881A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16465417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3202924A Pending JPH0544881A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 管の接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544881A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001343094A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 管の接続方法 |
JP2013117290A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Mirai Ind Co Ltd | 流体管、および流体管接続装置、ならびに流体管の接続方法 |
US11046870B2 (en) | 2015-10-19 | 2021-06-29 | Tesa Se | Tangential joining method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5991021A (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 周状接合部を有する金属製容器の製造方法 |
JPS61109996A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-28 | 三菱電線工業株式会社 | 水架橋型ポリオレフインパイプの接合方法 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP3202924A patent/JPH0544881A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5991021A (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 周状接合部を有する金属製容器の製造方法 |
JPS61109996A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-28 | 三菱電線工業株式会社 | 水架橋型ポリオレフインパイプの接合方法 |
Cited By (3)
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JP2013117290A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Mirai Ind Co Ltd | 流体管、および流体管接続装置、ならびに流体管の接続方法 |
US11046870B2 (en) | 2015-10-19 | 2021-06-29 | Tesa Se | Tangential joining method |
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