JPH0544750A - デイスクブレーキのガタツキ防止バネ - Google Patents

デイスクブレーキのガタツキ防止バネ

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JPH0544750A
JPH0544750A JP4017862A JP1786292A JPH0544750A JP H0544750 A JPH0544750 A JP H0544750A JP 4017862 A JP4017862 A JP 4017862A JP 1786292 A JP1786292 A JP 1786292A JP H0544750 A JPH0544750 A JP H0544750A
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leg
rattling prevention
prevention spring
bridge portion
spring
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ダニエル・カイユ
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
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    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
    • F16D65/095Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/097Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts
    • F16D65/0973Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts not subjected to brake forces
    • F16D65/0974Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts not subjected to brake forces acting on or in the vicinity of the pad rim in a direction substantially transverse to the brake disc axis
    • F16D65/0977Springs made from sheet metal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/24Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デイスクブレーキに使用してそのノイズや振
動を排除するガタツキ防止バネを提供する。 【構成】 ディスクブレーキのためのガタツキ防止バネ
は金属シートから一部品として形成し、ブリッジ部(3
6)と第1脚部(38)と第2脚部(40)とを備え、
ブリッジ部はディスクブレーキのカリパスのブリッジ部
分の開口内に弾性的に係合可能となっていて、互いに実
質上平行に長手方向に延び間に長手方向のスロット(4
6)を形成するように横断方向に相互離間した2つのア
ーム(42、44)を有し、第1脚部はアームの一端部
(48)間を延びており、第2脚部はアームの他端部
(50)間を延びており、ディスクブレーキに対して接
線方向の成分と半径方向の成分とを有する力を一方のブ
レーキパッドの支持板に作用させるためにこの支持板に
係合する第1部分(56)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクブレーキのため
のガタツキ防止バネに関し、特に、ブレーキパッドを適
所に弾性的に保持してノイズ及び振動を減少させるガタ
ツキ防止バネに関する。
【0002】本発明は特に、ロータと、支持板上の摩擦
ライニング材料をそれぞれ備えた内側ブレーキパッド及
び外側ブレーキパッドと、内側ブレーキパッド及び外側
ブレーキパッドの外側にそれぞれ位置した内側脚部分及
び外側脚部分とロータの周辺部の一部を横切って延びる
一体のブリッジ部分とを有するカリパスと、を備え、脚
部分の少なくとも一方が、その内部に摺動装着され、対
応するブレーキパッドを横断方向へ移動させてロータに
摩擦係合させるように流体圧力の作用で動くことのでき
るピストンを有するようなディスクブレーキに適用され
る。
【0003】
【従来の技術】この種のディスクブレーキのための種々
の型式のガタツキ防止バネは既知で、例えばヨーロッパ
特許出願公告第0,294,286A号明細書にいくつ
かの例が開示されている。このヨーロッパ特許出願公告
明細書によれば、ガタツキ防止バネは、カリパスのブリ
ッジ部分に設けた開口内にはめ込まれ実質上平坦で中実
のブリッジ部を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のバネ
は、特にブレーキパッドを交換する場合にカリパス開口
内にバネを保持する助けとはならず、また、ディスクブ
レーキを通る空気の流れを邪魔し該ディスクブレーキの
通風状態を制限してしまう。
【0005】本発明の目的は、上述の従来の欠点を解消
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】上述の型
式のディスクブレーキのための本発明に係るガタツキ防
止バネは、金属シートから、ブリッジ部と第1脚部と第
2脚部とを有する単一部品として形成され、ブリッジ部
が、カリパスのブリッジ部分に設けた開口に弾性的に係
合可能となっていて、実質上M字状に屈曲しており、か
つ、横断方向に実質上垂直な長手方向に延び相互に実質
上平行な2つのアームを有し、これら2つのアームがそ
の間に長手方向に延びるスロットを画定するように横断
方向において相互離間しており、第1脚部がアームの一
端部においてスロットを閉じるようにこれら一端部間を
延びており、第2脚部がアームの他端部においてスロッ
トを閉じるようにこれら他端部間を延びており、かつ、
ブレーキパッドの一方の支持板に係合してディスクブレ
ーキに関して接線方向及び半径方向の成分を有する力を
支持板に作用させるように横断方向に所定長さだけ延び
る第1部分を有する。
【0007】このような構成のため、ブリッジ部がカリ
パス開口内でのガタツキ防止バネの強固な保持を保証
し、スロットがディスクブレーキの通風状態の悪化防止
を保証するので、上述の従来の欠点を解消できる。
【0008】第1部分は、互いに反対方向に延び同じ所
定長さをそれぞれ有する2つの区分を具備するのが好ま
しい。このような構成により、ディスクブレーキの各ブ
レーキパッドに対して及び自動車の両側のディスクブレ
ーキに対して、同形のガタツキ防止バネを使用すること
ができる。
【0009】代わりに、第1部分をブリッジ部の一側に
配置し、この第1部分とは反対の方向へ延びる第2部分
を第2脚部に設け、もってガタツキ防止バネを両方のブ
レーキパッドの支持板に実質上同時に係合させうるよう
に構成してもよい。
【0010】第2脚部を実質上U字形状に屈曲させ、そ
のU字形状の一縁をブリッジ部に結合し、U字形状の他
縁即ち自由縁を第1脚部の方に指向させるのが好まし
い。この場合、第2脚部は、アーム間から突出しブリッ
ジ部のスロットを貫通する延長部を有するとよい。この
延長部は第1部分を支持板から持ち上げて、ブレーキパ
ッドの容易な取外し及び交換を可能にする。
【0011】代わりに、第2脚部を実質上平坦なものと
しブリッジ部から離れる方向へ延ばしてもよい。
【0012】ブリッジ部のアームの長さを互いに異なら
せ、ガタツキ防止バネを非対称的な状態でカリパス開口
内に保持させてもよい。
【0013】本発明はまた、上述の如きガタツキ防止バ
ネを備えたディスクブレーキにも関連する。
【0014】本明細書で用いる用語を明確にするため、
「横断方向」とは、ディスクブレーキのロータの回転軸
線に実質上平行な方向を意味するものとし、「長手方
向」とは、横断方向に実質上垂直な方向を意味するもの
とし、「半径方向」とは、ロータの回転軸線に向けて進
んだりそれから離れたりする方向を意味するものとし、
「接線方向」とは、半径方向に実質上垂直な方向を意味
するものとする。
【0015】
【実施例】図14、15を参照すると、図示のディスク
ブレーキ10はロータ12と、内側ブレーキパッド14
及び外側ブレーキパッド16と、カリパス18とを有す
る。ロータ12は自軸(回転軸線)のまわりで矢印DR
の方向へ回転する。各ブレーキパッド14、16は支持
板20とその上に位置した摩擦ライニング材料22とを
有する。カリパス18は内側ブレーキパッド14及び外
側ブレーキパッド16の外側にそれぞれ位置した内側脚
部分24及び外側脚部分26を有する。内側脚部分24
内のシリンダ30内にピストン28を摺動装着する。脚
部分24、26と一体のブリッジ部分32はロータ12
の周辺部の一部を横切ってロータの回転軸線に平行な横
断方向Xに延びている。ガタツキ防止バネ34、34′
(後に詳説する)はカリパス18のブリッジ部分32に
設けた開口58内に配置される。ディスクブレーキ10
はブラケット(図示せず)に摺動装着する。ディスクブ
レーキ10はシリンダ30内の流体圧力の影響の下に作
動せしめられる。流体圧力が増大すると、ピストン28
が摺動して内側ブレーキパッド14を押圧し、これをロ
ータ12に摩擦係合させる。また、その反力により、外
側脚部分26を移動させて外側ブレーキパッド16をロ
ータ12に摩擦係合させる。それ故、ディスクブレーキ
10の作動時に、ブレーキパッド14、16は横断方向
Xに移動してロータ12と摩擦係合する。このような構
造のディスクブレーキ及びその作動は当業者にとって周
知のものであり、従って、その詳細な説明は(ガタツキ
防止バネに関連する事項を除き)省略する。
【0016】図1ないし図3に詳示したガタツキ防止バ
ネ34は、金属シート(例えば、鋼/カドミウム合金、
ステンレス鋼、又は亜鉛等で適当にコーティングした
鋼)から(例えば、スタンピング加工及び曲げ加工によ
り)一部品として形成される。ガタツキ防止バネ34は
ブリッジ部36と、第1脚部38と、第2脚部40とを
有する。ブリッジ部36は長手方向Yに実質上互いに平
行に延びる2つのアーム42、44を有し、これらのア
ームは横断方向Xに離間していて、その間に長手方向の
スロット46を画定する。図2に示すように、アーム4
2、44は実質上M字形状に屈曲している。第1脚部3
8は実質上平坦で、アーム42、44の一端部48間を
横断方向Xに延びてアームの一端部48でスロット46
を閉じ、また、アーム42、44から離れるように実質
上長手方向Yにも延びている。第2脚部40もアーム4
2、44の他端部50間を横断方向Xに延び、アームの
他端部50でスロット46を閉じる。図2に示すよう
に、第2脚部40は実質上U字形状に屈曲している。U
字形状の一縁52はブリッジ部36のアーム42、44
の他端部50に連結している。U字形状の他縁(自由
縁)54は第1脚部38の方へ指向している。第2脚部
40はアーム42、44から離れるように横断方向Xへ
所定の長さだけ延びた第1部分56をも有する。ガタツ
キ防止バネ34′は鏡面対称である点を除けばガタツキ
防止バネ34と実質上同一の形状を有する。バネの使用
に当って(図10、11参照)は、ガタツキ防止バネ3
4はそのバネ材料の弾力性によりカリパス18のブリッ
ジ部分32の開口58内に保持される。ブレーキパッド
を除いた状態で示す図10において、ガタツキ防止バネ
のブリッジ部36の外側アーム部分は開口58の一部を
画定するカリパスブリッジ部分32の縁部60、62に
係合し、図示の方向の力F3、F4を発生させる。更に、
ガタツキ防止バネ34の第1脚部38は縁部62に隣接
してブリッジ部分32の内表面64に係合し、第2脚部
40は縁部60に隣接してブリッジ部分32の内表面6
6に係合し、図示の方向の力F2、F1をそれぞれ発生さ
せる。この構成によれば、ブレーキパッドの取外し/交
換の際、ブリッジ部36のM字形状が開口58内でのガ
タツキ防止バネ34の強固な保持を保証する。ブレーキ
パッド14、16の支持板20が適所にある状態を示す
図11においては、保持力が変化する。この場合、第2
脚部40のU字形状の他縁(自由縁)54は、この第2
脚部の第1部分56と支持板20との係合により、ブリ
ッジ部36の方へ偏向せしめられる。ガタツキ防止バネ
34の材料の弾力性が先の力F1、F2をF1 ′、F2
にて示すように修正し、支持板20上に図示のような力
5′ を発生させる。力F5 ′はロータ12の回転軸線
の方に向いた半径方向成分Rと、ロータに対して実質上
接線方向に向いた接線方向成分Tとに分けられ、この接
線方向の力成分はブレーキパッド14、16が優先位置
に保持されるのを保証する。力F5 ′はブレーキパッド
14、16を適所に保持するのみならずディスクブレー
キ10内でのノイズや振動を実質的に排除し減少させ
る。更に、スロット46は空気がディスクブレーキ10
を通って自由に循環するのを許容し、オーバーヒートの
危険性を取り除く。第2脚部40の第1部分56の所定
の長さは、摩擦ライニング材料が摩耗してもブレーキパ
ッド14、16が適所にある間は第1部分が支持板20
に常に接触維持するのを保証するように、ディスクブレ
ーキ10の作動期間中にブレーキパッドが横断方向Xに
動く総距離によって決められる。
【0017】以上の説明から判るように、各ディスクブ
レーキ10に対して、完全同形でない2つのガタツキ防
止バネ34、34′が必要である。また、自動車の片側
のディスクブレーキの内側ブレーキパッド14のための
ガタツキ防止バネは自動車の反対側のディスクブレーキ
の内側ブレーキパッドのためのガタツキ防止バネに対し
て鏡面対称とすべきである。別個の「左手側」及び「右
手側」ガタツキ防止バネについてのこの位置上の問題は
図4ないし図6に示す構成とすることにより克服でき
る。図4ー6に示すガタツキ防止バネ70の構成及び作
動は図1ー3に示すガタツキ防止バネ34のものとほぼ
同じである。図4ー6の実施例の場合、横断方向Xにお
けるガタツキ防止バネ70の長さはガタツキ防止バネ3
4の長さと実質上同じであるが、横断方向Xにおけるブ
リッジ部72の長さはガタツキ防止バネ34のブリッジ
部の長さより短く、第2脚部76の第1部分74はブリ
ッジ部72から離れるように横断方向Xにおいて互いに
反対方向へ所定長さだけそれぞれ延びる2つの区分7
8、78′を有する。この構成によれば、同形のガタツ
キ防止バネ70をディスクブレーキの両方のブレーキパ
ッドに対して使用することができ、車両の両側のディス
クブレーキに対して使用することができる。
【0018】第3の実施例に係るガタツキ防止バネ80
を図7ー9に示す。この実施例においては、ガタツキ防
止バネ80は図1ー3のガタツキ防止バネ34のブリッ
ジ部36と実質上同形のブリッジ部82を有する。しか
し、ガタツキ防止バネ80は、実質上平坦で長手方向Y
においてブリッジ部72から離れるように延びる第2脚
部84を有する。第2脚部84はブリッジ部72のアー
ム86、88間を延びてスロット90を閉じ、また、長
手方向Yにおいてブリッジ部72から離れるように所定
長さだけ延びる第1部分92を有する。ガタツキ防止バ
ネ80は図1ー3のガタツキ防止バネ34と実質上同じ
方法でカリパス18のブリッジ部分32の開口58内の
適所に保持される。図12に示すように、第2脚部84
の第1部分92も実質上同じ態様でブレーキパッド1
4、16の支持板20に作用する。ガタツキ防止バネ8
0は第2脚部84と実質上同形の第1脚部94を有す
る。この構成によれば、同形のガタツキ防止バネ80を
ディスクブレーキの両方のブレーキパッドに対して使用
することができ、車両の両側のディスクブレーキに対し
て使用することができる。
【0019】本発明の第4実施例に係るガタツキ防止バ
ネ100を図13に示す。このガタツキ防止バネ100
は図4ー6に示すガタツキ防止バネ70とほぼ同形であ
るが、第2脚部104のU字形状の他縁即ち自由縁10
2に延長部106を設けた点が異なる。この延長部10
6はブリッジ部114のアーム110、112間のスロ
ット108を貫通して突出するように屈曲している。延
長部106はその自由端に屈曲部116を備え、適当な
工具をこの屈曲部116に係合させてブレーキパッドの
支持板から離れるように第2脚部104の第1部分11
8を持ち上げることにより、ブレーキパッドの容易な取
外し及び交換が可能となる。このような延長部を具備す
るように、図1ー3のガタツキ防止バネ34及び図16
のガタツキ防止バネ120(後述)を修正してもよい。
【0020】第5実施例に係るガタツキ防止バネ120
を図16に示す。この実施例は図1ー3に示すガタツキ
防止バネ34を修正したものであり、図4ー6に示すガ
タツキ防止バネ70を一層長くしたものである。この実
施例においては、第2脚部122は第1部分128とは
反対の方向へブリッジ部126から離れるように横断方
向に延びる第2部分124を有する。このような構成の
ため、第1部分128はディスクブレーキの一方のブレ
ーキパッドの支持板に係合でき、第2部分124は他方
のブレーキパッドの支持板に係合できる。その結果、各
ディスクブレーキに対してガタツキ防止バネ120を1
つ用いるだけで済む。第2部分124の長さは第1部分
128の長さと同じであっても同じでなくてもよく、こ
れはブレーキパッドに関するカリパスのブリッジ部分内
の開口の位置によって決まる。
【0021】図示のガタツキ防止バネ34、70、8
0、120において、ブリッジ部の一方のアームの(長
手方向Yの)長さを他方のアームの長さより大きくする
ように修正してもよい。このように修正した構成のガタ
ツキ防止バネは、カリパスのブリッジ部分の開口の形状
が非対称的となっているようなディスクブレーキに使用
するのに適する。
【0022】本発明のガタツキ防止バネは当業者にとっ
て既知の種々の型式の任意のディスクブレーキに使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るガタツキ防止バネの
端面図で、図2の矢印Iの方向から見た図である。
【図2】図1の矢印IIの方向から見た図1のガタツキ防
止バネの側面図である。
【図3】図1のガタツキ防止バネの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るガタツキ防止バネの
端面図で、図5の矢印IVの方向から見た図である。
【図5】図4の矢印Vの方向から見た図4のガタツキ防
止バネの側面図である。
【図6】図4のガタツキ防止バネの斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るガタツキ防止バネの
端面図で、図8の矢印VIIの方向から見た図である。
【図8】図7の矢印VIIIの方向から見た図7のガタツキ
防止バネの側面図である。
【図9】図7のガタツキ防止バネの斜視図である。
【図10】ブレーキパッドを図示省略した状態でのディ
スクブレーキのカリパスのブリッジ部分の開口内に位置
決めされたときの図1のガタツキ防止バネの側面図であ
る。
【図11】図10と同様の側面図であるが、ブレーキパ
ッドとの関係をも示す図である。
【図12】図11と同様の図であるが、図7のガタツキ
防止バネを示す側面図である。
【図13】本発明の第4実施例に係るガタツキ防止バネ
の斜視図である。
【図14】図1のガタツキ防止バネを取り付けたディス
クブレーキの側面図で、バネ付近の部分を断面にして示
した図である。
【図15】図14のXVーXV線における断面図である。
【図16】本発明の第5実施例に係るガタツキ防止バネ
の端面図である。
【符号の説明】
10 ディスクブレーキ 12 ロータ 14、16 ブレーキパッド 18 カリパス 20 支持板 22 摩擦ライニング材料 24、26 脚部分 28 ピストン 32 ブリッジ部分 36、82、114、126 ブリッジ部 38、94 第1脚部 40、84、104、122 第2脚部 42、44 アーム 46、108 スロット 48 アーム一端部 50 アーム他端部 52 U字形状の一縁 54 U字形状の他縁 56、74、128 第1部分 58 開口 78、78′ 区分 106 延長部 124 第2部分
フロントページの続き (72)発明者 イヴ・マゾン フランス共和国75017 パリ,リユー・プ ーシエー 23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ(12)と、支持板(20)上の
    摩擦ライニング材料(22)をそれぞれ備えた内側ブレ
    ーキパッド(14)及び外側ブレーキパッド(16)
    と、前記内側ブレーキパッド及び外側ブレーキパッドの
    外側にそれぞれ位置した内側脚部分(24)及び外側脚
    部分(26)と前記ロータの周辺部の一部を横切って延
    びる一体のブリッジ部分(32)とを有するカリパス
    (18)と、を備え、前記脚部分の少なくとも一方が、
    その内部に摺動装着され対応する前記ブレーキパッドを
    横断方向へ移動させて前記ロータに摩擦係合させるよう
    に流体圧力の作用で動くことのできるピストン(28)
    を有するようなディスクブレーキ(10)のための、ガ
    タツキ防止バネ(34)において、 このガタツキ防止バネを、金属シートから、ブリッジ部
    (36)と第1脚部(38)と第2脚部(40)とを有
    する単一部品として形成し;前記ブリッジ部が、前記カ
    リパスの前記ブリッジ部分に設けた開口(58)に弾性
    的に係合可能となっていて、実質上M字状に屈曲してお
    り、かつ、前記横断方向に実質上垂直な長手方向に延び
    相互に実質上平行な2つのアーム(42、44)を有
    し、これら2つのアームがその間に長手方向に延びるス
    ロット(46)を画定するように前記横断方向において
    相互離間しており;前記第1脚部が前記アームの一端部
    (48)において前記スロットを閉じるように同一端部
    間を延びており;前記第2脚部が前記アームの他端部
    (50)において前記スロットを閉じるように同他端部
    間を延びており、かつ、前記ブレーキパッドの一方の前
    記支持板に係合して前記ディスクブレーキに関して接線
    方向及び半径方向の成分を有する力を同支持板に作用さ
    せるように前記横断方向に所定長さだけ延びる第1部分
    (56)を有する;ことを特徴とするディスクブレーキ
    のガタツキ防止バネ。
  2. 【請求項2】前記第1部分(76)が、互いに反対方向
    に延び同じ所定長さをそれぞれ有する2つの区分(7
    8、78′)を具備することを特徴とする請求項1のガ
    タツキ防止バネ。
  3. 【請求項3】前記第1部分(128)が前記ブリッジ部
    (126)の一側から延びており;前記第2脚部(12
    2)が前記第1部分とは反対の方向へ延びる第2部分
    (124)を有し、もってガタツキ防止バネを両方の前
    記ブレーキパッド(14、16)の前記支持板(20)
    に実質上同時に係合させうるように構成したことを特徴
    とする請求項1のガタツキ防止バネ。
  4. 【請求項4】前記第2脚部(40)が実質上U字形状に
    屈曲しており、そのU字形状の一縁(52)が前記ブリ
    ッジ部(36)に結合されており、同U字形状の他縁即
    ち自由縁(54)が前記第1脚部(38)の方に指向し
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のガタツキ防止バネ。
  5. 【請求項5】前記第2脚部(104)が、前記アーム
    (110、112)間から突出し前記ブリッジ部(11
    4)の前記スロット(108)を貫通する延長部(10
    6)を有することを特徴とする請求項4のガタツキ防止
    バネ。
  6. 【請求項6】前記第2脚部(84)が実質上平坦で前記
    ブリッジ部(82)から離れる方向へ延びていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガタツ
    キ防止バネ。
  7. 【請求項7】前記第1脚部(38、94)が実質上平坦
    で前記ブリッジ部(36、82)から離れる方向へ延び
    ていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載のガタツキ防止バネ。
  8. 【請求項8】前記ブリッジ部の前記アームの長さが互い
    に異なることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    に記載のガタツキ防止バネ。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかに記載のガタ
    ツキ防止バネを備えた実質上上述の如きディスクブレー
    キ。
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