JPH0544705Y2 - - Google Patents

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JPH0544705Y2
JPH0544705Y2 JP1988075576U JP7557688U JPH0544705Y2 JP H0544705 Y2 JPH0544705 Y2 JP H0544705Y2 JP 1988075576 U JP1988075576 U JP 1988075576U JP 7557688 U JP7557688 U JP 7557688U JP H0544705 Y2 JPH0544705 Y2 JP H0544705Y2
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JP
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partition plate
adhesive
refrigerator
box body
box
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は冷蔵庫の箱体に関するもので、特
に、冷蔵庫の箱体本体を区劃する中仕切部材の前
面に装着した中仕切板の固着に関するものであ
る。
[従来の技術] この種の従来例として、例えば、実公昭60−
38147号公報に示された技術を挙げることができ
る。
第6図は従来の冷蔵庫の扉を除いた概略を示す
全体斜視図である。
図において、1は冷蔵庫の箱体本体、2は全体
が箱形状を呈する箱体本体1の外箱、3はABS
シートの真空成形品からなる内箱、4は前記冷蔵
庫の箱体本体1内を複数個の部屋に区劃する中仕
切部材、5は前記中仕切部材4の前面に装着した
中仕切板で、各部屋の扉体が閉塞した際、その扉
体の当接面となる。Aは中仕切部材4で区劃され
た上方に位置する冷凍室、Bは中仕切部材4で区
劃された下方に位置する冷蔵室である。
そして、前記中仕切板5はその両端の側端部7
と、外箱2と内箱3間に形成された箱体本体1の
側縁部フランジ6にネジ8等によつて固着されて
いる。また、この中仕切板5には扉体(図示せ
ず)が開閉自在に動くようにヒンジ(図示せず)
が固定されている。
また、前記中仕切板5の側端部7はネジ8で固
着されているが、扉間隔を広くとると外観の見栄
えが良くないことから、ネジ8は1本ずつ左右に
螺着されている。
[考案が解決しようとする課題] このような従来の中仕切板5の固着は、扉開閉
を行なうと、扉の荷重によつて中仕切板5を螺着
しているネジ8に、その回転方向の力が加わり、
ネジ8の回動によつて、箱体本体1に傾きが生
じ、箱体に要求される充分な強度を得ることがで
きなくなる場合も予測される。
一方、実開昭54−150168号公報に掲載の技術で
は、本体の側縁部フランジと中仕切板の側端部と
の固定構造を開示している。しかし、この種の構
造はネジ止めを回避する手段であり、見栄えを解
決したものであるが、機械的強度を得ることがで
きない。
また、実開昭54−122467号公報に掲載の技術で
は、部材間の接合強度を向上させるために接着剤
を使用する技術を開示している。しかし、部材間
の機械的結合の接合強度を高めるために、両者間
を接着剤で接合するものであり、単純に平面接合
を行なつており、機械的精度が高く、また、正確
な組立を行なう必要があり、機械的精度及び組立
性からして廉価に製造することができない。
そこで、この考案は、廉価に、しかも加工工数
を多くすることなく十分な機械的強度が得られる
冷蔵庫の箱体の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案にかかる冷蔵庫の箱体は、冷蔵庫の箱
体本体の側縁部フランジの裏面に中仕切板の側端
部を重ね合わせてネジで螺着固定する冷蔵庫の箱
体において、上記箱体本体の側縁部フランジと中
仕切板の側端部が対向配置された前記中仕切板の
側端部の側端部フランジとの対向面には、上部に
開口し、下部を有底端部とする接着面全体に分布
して連続した凹部溝からなる接着剤収容部を形成
したものである。
[作用] この考案によれば、箱体本体の側縁部フランジ
と中仕切板を接合するのに、両部材をネジにより
螺着後、上部に開口し、下部を有底端部とする接
着面全体に分布して連続した凹部溝からなる接着
剤収容部に接着剤の注入を行なうことができるか
ら、接着剤が固化するまでの間はネジにより固定
され、その後、接着剤によつて両者間が堅固に接
着される。
[実施例] 以下、この考案の実施例について説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す冷蔵庫の箱
体の斜視図、第2図はこの考案の一実施例を示す
中仕切部の端部の要部正面図、第3図はこの考案
の一実施例を示す中仕切板の端部の要部斜視図で
ある。
図において、1は冷蔵庫本体の箱体、2は全体
が箱形状を呈する箱体本体としての外箱、3は
ABSシートの真空成形品からなる内箱、4は前
冷蔵庫本体の箱体本体1内を複数個の部屋に区劃
する中仕切部材、5は前中仕切部材4の前記面に
装着した中仕切板で、各部屋の扉体が閉塞した
際、その扉体の当接面となる。Aは中仕切部材4
で区劃された上方に位置する冷凍室、Bは中仕切
部材4で区劃された下方に位置する冷蔵室であ
る。
また、前記外箱2と内箱3との間には、ポリウ
レタンフオーム等の発泡性断熱材が充填発泡さ
れ、これら外箱2と内箱3とが一体化されるよう
な構成となつており、外箱2と内箱3間に冷蔵庫
本体の箱体本体1の側縁部フランジ6が形成され
ている。
なお、前記中仕切部材4の前面の中仕切板5は
周知のように各貯蔵室を開閉する扉のヒンジ部が
取付けられるとともに、これらの扉のゴム磁石等
を内蔵したマグネツトガスケツトの吸着面を吸着
するように鋼板材等で形成されている。前記冷蔵
庫の箱体本体1の側縁部フランジ6も鋼板材等で
形成されており、その裏面は中仕切板5の側端部
7と重ね合わせて接着剤9により接合固定され
る。10は前記箱体本体1の側縁部フランジ6と
中仕切板5の側端部7を結合するネジ穴部、11
は中仕切板の側端部7に形成された鋸歯状に傾斜
した凹部溝11である。
上記のように構成した本実施例の冷蔵庫の箱体
は、次のように組み立てることができる。
まず、中仕切板5の側端部7を冷蔵庫の箱体本
体1の側縁部フランジ6に固着するには、ネジ8
により螺着し、側端部7と箱体本体1の側縁部フ
ランジ6とを固着する。そして、冷蔵庫の箱体本
体1の側縁部フランジ6と、中仕切板5の側端部
7の重ね合わせた面の上部より接着剤9を注入
し、鋸歯状に傾斜した凹部溝11によつて階段状
に均一に接着剤9が流れ、冷蔵庫の箱体本体1の
側縁部フランジ6の裏面に均一に接着される。
なお、接着する面は、冷蔵庫の箱体本体1を形
成する外箱2と内箱3の間に、発泡性の断熱材を
注入後の発泡治具を取り外した直後に、接着剤を
注入するのが好ましい。即ち、このとき、発泡治
具を取り外した直後は最も正規寸法に箱体形状が
形成されており、また、接着面も断熱材の注入直
後で温度が高くなつており、接着剤の乾きが良
い。
また、第4図はこの考案の他の実施例を示す中
仕切板の側端部の要部斜視図で、第5図は第4図
に示した実施例の示す中仕切部の端部の要部正面
図である。図中、上記実施例と同一符号及び同一
記号は上記実施例と同一または相当部分を示すも
のであるから、ここでは、重複した説明を省略す
る。
第4図及び第5図のように、中仕切板5の側端
部7をその先端が最下端となるように、側端部7
の下部に切欠部12を形成したものである。これ
により、凹部溝11から流れでた接着剤の余りが
表面側に出ない構造とすることが可能となり、両
部材の外観を損わずに確実に接着することができ
る。
ところで、上記実施例においては、箱体本体1
の側縁部フランジ6と中仕切板5の側端部7が対
向配置され、前記対向配置された中仕切板5の側
端部7と箱体本体1の側端部フランジ6との間に
鋸歯状に傾斜した凹部溝11を形成したものであ
る。しかし、本考案を実施する場合には、箱体本
体1の側縁部フランジ6と中仕切板5の側端部7
が対向配置された空間に、接着剤収容部を形成し
たものであればよく、その形状は鋸歯状に傾斜し
た凹部溝11に限定されるものではない。即ち、
接着剤収容部が鋸歯状に傾斜した凹部溝11、即
ち、第3図に示すように、接着面全体に分布して
連続した凹部溝11であるから接着剤の使用量を
少なくして、比較的接合面を多くすることがで
き、更に、接合面の接着バランスの均衡を良くす
ることができるが、何れにせよ、箱体本体1の側
縁部フランジ6と中仕切板5の側端部7が対向配
置された間に、接着剤収容部を形成したものであ
ればよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案の冷蔵庫の箱体によれ
ば、箱体本体の側縁部フランジの裏面に中仕切板
の側端部を重ね合わせてネジ螺着固定する冷蔵庫
の箱体において、前記箱体本体の側縁部フランジ
と中仕切板の側端部が対向配置され、前記対向配
置された中仕切板の側端部と箱体本体の側端部フ
ランジとの間に接着剤収容部を形成したものであ
る。したがつて、側縁部フランジ部と中仕切板の
側端部を固定する際、対向配置された中仕切板の
側端部と箱体本体の側端部フランジとの間に接着
収容部を形成し、そこを螺着すると共に接着剤で
接合でき、冷蔵庫の箱体強度を大きくすることが
できる。
また、対向配置された中仕切板の側端部と箱体
本体の側端部フランジとの間の、上部に開口し、
下部を有底端部とする接着面全体に分布して連続
した凹部溝を形成してなる接着剤収容部に接着剤
を流し込むことで接着力が附与できるから、作業
性も良く、しかも接合面の接着バランスの均衡を
良くすることができ、かつ、接合面積が広くなる
から、接着強度も確実に得られ、安価に、かつ工
数もかけずに箱体強度を大きくすることができ
る。そして、接着剤収容部に接着剤を流し込む際
に、接着剤収容部が接着面全体に分布して連続し
た凹部溝であるから接着剤が流れ易く、その充填
量が明確であるから、品質が安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す冷蔵庫の箱
体の斜視図、第2図はこの考案の一実施例を示す
中仕切部の端部の要部正面図、第3図はこの考案
の一実施例を示す中仕切板の側端部の要部斜視
図、第4図はこの考案の他の実施例を示す中仕切
板の側端部の要部斜視図、第5図は第4図に示し
た実施例の示す中仕切部の端部の要部正面図、第
6図は従来の冷蔵庫の扉を除いた箱体の概略を示
す全体斜視図である。 図において、1……箱体本体、5……中仕切
板、6……側縁部フランジ、7……側端部、8…
…ネジ、9……接着剤、11……凹部溝である。
なお、図中、同一符号及び同一記号は、同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 冷蔵庫の箱体本体の側縁部フランジの裏面に中
    仕切板の側端部を重ね合わせてネジで螺着固定す
    る冷蔵庫の箱体において、 上記箱体本体の側縁部フランジと中仕切板の側
    端部が対向配置された前記中仕切板の側端部の側
    端部フランジとの対向面には、上部に開口し、下
    部を有底端部とする接着面全体に分布して連続し
    た凹部溝を形成してなる接着剤収容部を具備する
    ことを特徴とする冷蔵庫の箱体。
JP1988075576U 1988-06-07 1988-06-07 Expired - Lifetime JPH0544705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988075576U JPH0544705Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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JP1988075576U JPH0544705Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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Publication Number Publication Date
JPH01178583U JPH01178583U (ja) 1989-12-21
JPH0544705Y2 true JPH0544705Y2 (ja) 1993-11-12

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ID=31300638

Family Applications (1)

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JP1988075576U Expired - Lifetime JPH0544705Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122467U (ja) * 1978-02-17 1979-08-27
JPS54150168U (ja) * 1978-04-12 1979-10-18

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JPH01178583U (ja) 1989-12-21

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