JPH0519744Y2 - - Google Patents

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JPH0519744Y2
JPH0519744Y2 JP11178786U JP11178786U JPH0519744Y2 JP H0519744 Y2 JPH0519744 Y2 JP H0519744Y2 JP 11178786 U JP11178786 U JP 11178786U JP 11178786 U JP11178786 U JP 11178786U JP H0519744 Y2 JPH0519744 Y2 JP H0519744Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、複数の断熱パネルを組合わせるこ
とにより形成される組立式冷蔵庫に関する。
この明細書において、第2図下側および第3図
左側を前といい、これと反対側を後というものと
する。また、第2図の左右を左右というものとす
る。さらに、この明細書において、「冷蔵庫」と
いう語には冷凍庫も含むものとする。
従来技術とその問題点 従来の組立式冷蔵庫においては、庫壁前面にお
ける庫口の周囲の所定幅部分を覆う額縁状扉受部
および扉受部の内周縁に連なつて後方にのびかつ
庫口内に嵌め入れられて庫口周面全体を覆う庫口
内嵌入部を有する横断面略L形の低発砲プラスチ
ツク製扉受枠が、庫壁前面における庫口の周囲に
取付けられていた。
ところが、冷蔵庫の庫内温度は、冷蔵庫内に収
容する物品に応じて種々変更されるようになつて
おり、庫内温度を低温にすればするほど壁を構成
する断熱パネルを厚くする必要がある。この厚さ
が変われば庫口周面の前後方向の幅も変わり、扉
受枠の庫口内嵌入部の幅もこれに合わせて変える
必要があるが、扉受枠は低発砲プラスチツク製で
あり材料費が高いので、種々の幅の庫口内嵌入部
を有する各種扉受枠を用意しておくと、コスト高
を招くという問題があつた。そこで、種々の冷蔵
庫のうちで最も薄い壁を有するものに合致した幅
の庫口内嵌入部を有する扉受枠をつくつておき、
壁厚が大きくなつた場合にもこの扉受枠を庫口の
周縁に取付けていた。ところが、この場合、扉受
枠の庫口内嵌入部における庫口周面を向いた面と
反対側の面の後縁と、庫口周面との間に段差がで
き、扉を開いた場合に庫内に侵入した湿気の多い
外気がこの部分に滞留し、この部分に水分が氷結
するという問題があつた。この問題は、扉受枠の
上枠部材において特に発生しやすい。
この考案の目的は、上記問題点を解決した組立
式冷蔵庫を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による組立式冷蔵庫は、庫壁前面にお
ける庫口の周囲に取付けられるとともに、庫壁前
面の所定幅部分を覆う額縁状扉受部および扉受部
の内周縁に連なつて後方にのびかつ庫口内に嵌め
入れられて庫口周面の前部を覆う庫口内嵌入部を
有する横断面略L形の低発砲プラスチツク製扉受
枠と、庫口の周囲に取付けられ、かつ庫口周面に
おける後部の残余部分を覆う外気滞留防止部を有
する非発砲プラスチツク製庫口枠とを備えてお
り、扉受枠の庫口内嵌入部における庫口周面を向
いた面と反対側の面と、庫口枠の外気滞留防止部
における庫口周面を向いた面と反対側の面とが面
一となされているものである。
上記において低発泡プラスチツク製扉受枠は、
たとえば塩化ビニル、ポりスチレン、ABS等の
樹脂から低発泡成形によりつくられる。発泡倍率
はほぼ1.5〜2.5倍である。庫口枠は、たとえば塩
化ビニル等の樹脂から発泡成形以外の成形法、た
とえば押出成形によつてつくられる。
作 用 この考案の組立式冷蔵庫は、庫壁前面における
庫口の周囲に取付けられ、かつ庫口周面の前部を
覆う庫口内嵌入部を有する横断面略L形の低発泡
プラスチツク製扉受枠と、庫口の周囲に取付けら
れ、かつ庫口周面における後部の残余部分を覆う
外気滞留防止部を有する非発泡プラスチツク製庫
口枠とを備えており、扉受枠の庫口内嵌入部にお
ける庫口周面を向いた面と反対側の面と、庫口枠
の外気滞留防止部における庫口周面を向いた面と
反対側の面とが面一となされているので、扉受枠
の庫口内嵌入部における庫口周面を向いた面の反
対側の面の内縁と、庫口周面との間に段差ができ
ることが防止される。
また、冷蔵庫の壁厚が異なつて庫口周面の前後
方向の幅が変わつたとしても、材料費の高い低発
泡プラスチツク製扉受枠の庫口内嵌入部の前後方
向の幅を変える必要はなく、材料費の安い非発泡
プラスチツク製庫口枠の外気滞留防止部の前後方
向の幅を変えるだけ庫口周面の全体を覆うことが
できる。
実施例 以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
組立式冷蔵庫1の前壁1a、左右両側壁(図示
略)、後壁(図示略)、天井1bおよび床1cは、
それぞれ複数の断熱パネル2,3,4によつて構
成されている。各断熱パネル2,3,4は、断熱
材製芯材5,6,7と、芯材5,6,7の内外両
面を覆う金属製内外皮材8,9,10とよりなる
サンドイツチ構造のものである。前壁構成パネル
2の上下両端には、それぞれ上方に突出した凸部
11aを有する枠部材11および下方に突出した
凸部12aを有する枠部材12が設けられてい
る。また、前壁構成パネル2の左側縁には左方に
突出した凸部13aを有する枠部材13が、右側
縁には左方にへこんだ凹部14aを有する枠部材
14がそれぞれ設けられられている。そして、左
右の前壁構成パネル2は、凸部13aと凹部14
aとが互いに嵌合することによつて連結されてい
る。天井構成パネル3の前縁には、下面に上方に
へこんだ凹部15aを有する枠部材15が設けら
れ、床構成パネル4の前縁には、上面に下方にへ
こんだ凹部16aを有する枠部材16が設けられ
ている。そして、前壁構成パネル2の上下両端の
枠部材11,12の凸部11a,12aと、天井
構成パネル3および床構成パネル4の枠部材1
5,16の凹部15a,16aとが、それぞれ互
いに嵌合し、天井構成パネル3および床構成パネ
ル4を貫通したボルト17を前壁構成パネル2に
備えられたナツト18にねじ嵌めることによつ
て、前壁構成パネル2が天井構成パネル3および
床構成パネル4に固定されている。
庫口20は、冷蔵庫1の前壁1aに形成されて
いる。すなわち、前壁1aを構成する複数の断熱
パネル2のうちの1枚のものを、上端寄りの部分
および下端寄りの部分が残るようにジグソー等で
切断し中央部を除去することによつて庫口20が
形成されている。庫口20の周縁には、非発泡プ
ラスチツク製庫口枠22と、低発泡プラスチツク
製扉受枠21とが取付けられている。
庫口枠22は横断面略コ字形で、ウエブ22a
と前後2つのフランジ22c,22bとよりな
る。ウエブ22aは庫口周面23を全幅にわたつ
て覆つている。そして、庫口枠22は、後フラン
ジ22bを前壁1a内面に、前フランジ22cを
前壁1a外面にそれぞれ沿わせ、この状態で後フ
ランジ22bを後側から貫通したタツピングねじ
27を前壁1aにねじ嵌めることによつて前壁1
aに固定されている。ウエブ22aの後半部は、
前方に向つて庫口周面23から離れる方向に傾斜
しており、外気滞留防止部28となされている。
扉受枠21は横断面略L形で、前壁1a前面にお
ける庫口20の周囲の所定幅部分を覆う額縁状扉
受部21bおよび扉受部21bの内周縁に連なつ
て後方にのびかつ庫口20内に嵌め入れられて庫
口周面23の前部を覆う庫口内嵌入部21aを有
しており、庫口内嵌入部21aが庫口20内に外
側から嵌め入れられた状態で前壁1a外面におけ
る庫口20の周囲に取付けられている。庫口内嵌
入部分21aの幅は庫口20の周面の幅の略1/2
となつている。そして、扉受枠21の扉受部21
bおよび前壁1aを前方から貫通したボルト(図
示略)の先端にナツト(図示略)をねじ嵌めるこ
とにより扉受枠21が前壁1aに固定されてい
る。扉受枠21の庫口内嵌入部21aの庫口周面
23を向いた面と反対側の面24、すなわち扉受
枠21の上枠部分では下面、下枠部分では上面、
左側枠部分では右面、右側枠部分では左面は、前
方に向つて庫口周面23から離れる方向に傾斜し
ており、外気滞留防止部28の庫口周面23を向
いた面と反対側の面29と面一になつている。ま
た、扉受枠21の前面には、全周にわたる霜取り
用ヒータ収納凹溝25が設けられている。凹溝2
5内には霜取り用ヒータ(図示略)が入れられ、
その後キヤツプ26で閉鎖されている。また、外
気滞留防止部28の面29の前縁と、扉受枠21
の庫口内嵌入部21aの面24の後縁との間には
奥に向つて広がつたシール材充填溝31が形成さ
れ、ここにシール材32が充填されている。な
お、扉受枠21は、庫口枠22が前壁1aに固定
された後、前壁1aに固定される。
組立式冷蔵庫1の扉33は、断熱材製芯材34
と、芯材34の内外両面を覆う金属製内外皮材3
5とよりなるサンドイツチ構造の断熱パネルで形
成されている。そして、扉33は、ヒンジ36を
介して扉受枠21に開閉自在に扉受けられてい
る。扉33内面の周縁部にはガスケツト37が取
付けられており、扉33を閉じたさいにこのガス
ケツト37が扉受枠21の扉受部21b前面に密
接するようになつている。
考案の効果 この考案の組立式冷蔵庫によれば、上述のよう
に、扉受枠の庫口内嵌入部における庫口周面を向
いた面の反対側の面の内縁と、庫口周面との間に
段差ができることが防止されるので、この段差に
湿気の多い外気が滞留して水分が氷結するのが防
止される。また、冷蔵庫の壁厚が異なつて庫口周
面の前後方向の幅が変わつたとしても、材料費の
安い非発泡プラスチツク製庫口枠の外気滞留防止
部の前後方向の幅を変えるだけで庫口周面全体を
覆うことができるので、材料費の高い低発泡プラ
スチツク製扉受枠は1種類だけ用意すればよい。
したがつて、種々の幅の庫口内嵌入部を有する扉
受枠を用意する必要があつた従来のものに比べて
コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は一部
を示す斜視図、第2図は前壁の一部を示す拡大水
平断面図、第3図は前壁の一部を示す拡大垂直断
面図である。 1……組立式冷蔵庫、20……庫口、21……
扉受枠、21a……庫口内嵌入部、21b……扉
受部、22……庫口枠、23……庫口周面、2
4,29……面、28……外気滞留防止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 庫壁外面における庫口20の周囲に取付けられ
    るとともに、庫壁外面の所定幅部分を覆う額縁状
    扉受部21bおよび扉受部21bの内周縁に連な
    つて後方にのびかつ庫口20内に嵌め入れられて
    庫口周面23の前部を覆う庫口内嵌入部21aを
    有する横断面略L形の低発泡プラスチツク製扉受
    枠21と、庫口20の周囲に取付けられ、かつ庫
    口周面23における後部の残余部分を覆う外気滞
    留防止部28を有する非発泡プラスチツク製庫口
    枠22とを備えており、扉受枠21の庫口内嵌入
    部21aにおける庫口周面23を向いた面と反対
    側の面24と、庫口枠22の外気滞留防止部28
    における庫口周面23を向いた面と反対側の面2
    9とが面一となされている組立式冷蔵庫。
JP11178786U 1986-07-21 1986-07-21 Expired - Lifetime JPH0519744Y2 (ja)

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JP11178786U JPH0519744Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JPS6319178U JPS6319178U (ja) 1988-02-08
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