JPH0544558U - インパクトドツトヘツド - Google Patents

インパクトドツトヘツド

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Publication number
JPH0544558U
JPH0544558U JP9651491U JP9651491U JPH0544558U JP H0544558 U JPH0544558 U JP H0544558U JP 9651491 U JP9651491 U JP 9651491U JP 9651491 U JP9651491 U JP 9651491U JP H0544558 U JPH0544558 U JP H0544558U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
head
thickness
impact dot
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP9651491U
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English (en)
Inventor
尚 淺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インパクトドットヘッドに於て、印字騒音の
低減を図る。 【構成】 レバーホルダの背面部8に、厚さ3mm以上
の吸音材17を積層させた厚さ0.5mm以上の制振材
9を貼付する。 【効果】 レバーホルダ7の振動を制振材9によって減
衰させ、且つ制振材9からの空気伝幡音を制振材9の表
面に積層された吸音材17により吸音することで、印字
騒音が低減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インパクトドットプリンタの印字ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としては、例えば特開平2ー281962号公報に示されているも のが知られている。そこで開示されている内容は図7に示すように、インパクト ドットヘッドの本体の側面10を放熱器11で覆い、且つレバーの待機状態を決 定するダンパを保持するレバーホルダ7は、その背面部8がそのままヘッドの背 面部12に露出する構造としたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
他の印字方式プリンタに比べて、インパクト方式のプリンタの最大の課題は、 印字騒音である。中でも騒音の音源はインパクトドットヘッドであり、この騒音 対策は重要である。しかしながら図7に示す如き従来のインパクトドットヘッド の構造では、単にインパクトドットヘッドの本体側面10から漏れる印字音を放 熱器11によって遮音する効果しかなく、充分な印字騒音の低減に結びついてい なかった。
【0004】 本考案は、かかる従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目 的とするところは、インパクトドットヘッドの内部構造を変える事なく印字騒音 源であるインパクトドットヘッドの騒音対策を安価に且つ確実に行い、その結果 格段に騒音の低いインパクトプリンタを安価に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のインパクトドットヘッドは、かかる従来技術の課題を解決するために 、ワイヤを突出させるレバーと、これらレバーを保持するレバーホルダとを有す るインパクトドットヘッドに於て、レバーホルダの背面に、厚さ3mm以上の吸 音材を積層させた厚さ0.5mm以上の制振材を添付したことを特徴とする。又 はレバーホルダの背面に、厚さ3mm以上の吸音材を積層させた厚さ0.15m m以上且つ密度6.5g/cm3以上の板材を添付したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
図1に本考案に関するの第1の実施例を示す。インパクトドットヘッド(以下 ヘッドと称す。)の基本動作は、先端にワイヤ1を固着したレバー2が、復帰バ ネ3によりダンパ4に付勢された待機状態から、電磁石5に通電することにより 生ずる磁気吸引力でレバー2が支点部6を中心にして回転し、その結果ワイヤ1 が突出することにより印字動作を行うものである。ここでダンパ4はレバーホル ダ7によって保持されており、さらにレバーホルダ7は、図2に示されるように 円盤状をなしヘッドの背面部12を形成している。レバーホルダの背面部8には 、ドーナツ状をなし片面には吸音材17が積層されもう片面には粘着剤が付いた 制振材9が添付されている。図2に示すように、ヘッドの本体側面部10には、 ヘッド本体から漏れる印字騒音を遮音する効果を有する放熱器11を位置させて いる。この結果ヘッドの、背面部12は吸音材17が積層された制振材9によっ て覆われた状態となり、本体側面部10は放熱器11により覆われることになる 。
【0007】 ヘッドの印字騒音は、主としてワイヤ1が図示していないインクリボンと印字 紙を介してプラテンに衝突する際に発生する衝突音と、レバー2が印字動作終了 後にダンパ4に衝突し待機状態にもどる際に発生する衝突音に大別できる。本考 案のヘッドに於いては、レバー2がダンパ4に衝突する際の衝突振動は、ダンパ 4からダンパ保持部分13を有するレバーホルダ7に直接伝播し、ドーナツ状の 幅広い面積に渡って制振材9により減衰される。又制振材の特性としては、損失 係数が0.03(温度20C,板厚比 制振材:鉄板=2:1)以上が望ましく 、比較的安価な材料が市販されている。又添付される制振材の板厚に関しては、 0.5mm以上で十分な効果が得られることが実験によって確認された。さらに 、制振材9により減衰しきれなかった衝突振動が、ドーナツ状の幅広い面積の制 振材9の表面から、空気伝幡音となり印字騒音となることを防ぐため、制振材9 の表面には吸音材17が積層されている。この吸音材17の特性としては、残響 室法測定値に於て周波数500Hz時の吸音率が10%以上ある発泡材が望まし く、比較的安価な材料が市販されている。積層される吸音材17の板厚に関して は、3mm以上で十分な効果が得られた。本考案によって、従来に比し4〜6d Bと大幅な騒音低減が可能となる。
【0008】 第二の実施例を図3に示す。ここで示したものは、レバー2の待機状態を規定 するものが、ダンパではなく直接レバー2と当接するレバーホルダ7である。又 、本実施例はレバー2が二層に実装された構造のヘッドに適用したものであるが 、第1の実施例と同様に厚さ3mm以上の吸音材17を積層した板厚0.5mm 以上の制振材9を添付することにより同様の騒音低減の効果を有する。
【0009】 第3及び第4の実施例を図4及び図5に示す。第3の実施例に於ては、添付す る吸音材17を積層した制振材9の形状を円盤状とし、第4の実施例に於ては、 添付する吸音材17を積層した制振材9の形状をレバーホルダ7の添付面形状に 適宜合わせた三日月状としている。さらに図4に示す第3の実施例に於てはヘッ ド本体側面部10を遮音する部材として放熱器11の代わりに樹脂性カバー14 を用いた場合を示している。又図5に示す第4の実施例はヘッド本体側面部10 に当接する放熱器11がない例である。ヘッド構造によって異なるが、ヘッドか ら出る印字騒音の50〜75%がレバーホルダの背面部8の振動に起因している ためヘッド本体側面部10の遮音性を放熱器11や樹脂性カバー14等により向 上させなくともよい場合の例である。
【0010】 第5の実施例を図6に示す。本実施例では、レバー2によるレバーホルダ7の 衝突振動を減衰させるために、レバーホルダの背面部8に、厚さ3mm以上の吸 音材を積層させた板厚0.15mm以上の板材16を接着剤にて張り付けている 。本実施例に於て、板材16の重量が、騒音低減に寄与しているため、板材16 は、例えば真ちゅうや鉛と言った密度が6.5g/cm3以上の材料とすること により騒音低減効果が得られる。
【0011】
【考案の効果】
このように本考案によれば、ワイヤを突出させるレバーを保持するレバーホル ダとを有するインパクトドットヘッドに於て、レバーホルダの背面に、厚さ3m m以上の吸音材を積層させた厚さ0.5mm以上の制振材を添付するか、又はレ バーホルダの背面に、厚さ3mm以上の吸音材を積層させた厚さ0.15mm以 上且つ密度6.5g/cm3以上の板材を添付したため、ヘッドに於ける最大の 騒音源であるレバーホルダの背面部の振動を減衰させ、従来のヘッドの内部構造 を変える事なく印字騒音を低減させることができる。この為安価に且つ格段に低 騒音のインパクトドットプリンタを提供することができるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の第3の実施例を示す図である。
【図5】本考案の第4の実施例を示す図である。
【図6】本考案の第5の実施例を示す図である。
【図7】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ 2 レバー 3 復帰バネ 4 ダンパ 5 電磁石 6 (レバーの)支点部 7 レバーホルダ 8 レバーホルダの背面部 9 制振材 10 (ヘッドの)本体側面部 11 放熱器 12 (ヘッドの)背面部 13 (レバーホルダの)ダンパ保持部分 14 樹脂性カバー 15 固定バネ 16 板材 17 吸音材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤを突出させるレバーと、該レバー
    を保持するレバーホルダとを有するインパクトドットヘ
    ッドに於て、前記レバーホルダの背面に、厚さ3mm以
    上の吸音材を積層させた厚さ0.5mm以上の制振材
    を、添付したことを特徴とするインパクトドットヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤを突出させる前記レバーと、
    該レバーを保持する前記レバーホルダとを有する前記イ
    ンパクトドットヘッドに於て、前記レバーホルダの背面
    に、厚さ3mm以上の吸音材を積層させた厚さ0.15
    mm以上且つ密度6.5g/cm3以上の板材を添付し
    たことを特徴とする請求項1記載のインパクトドットヘ
    ッド。
JP9651491U 1991-11-25 1991-11-25 インパクトドツトヘツド Pending JPH0544558U (ja)

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JP9651491U JPH0544558U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 インパクトドツトヘツド

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JP9651491U JPH0544558U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 インパクトドツトヘツド

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JPH0544558U true JPH0544558U (ja) 1993-06-15

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