JPH054441U - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置Info
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- JPH054441U JPH054441U JP5175991U JP5175991U JPH054441U JP H054441 U JPH054441 U JP H054441U JP 5175991 U JP5175991 U JP 5175991U JP 5175991 U JP5175991 U JP 5175991U JP H054441 U JPH054441 U JP H054441U
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- package body
- case
- internal combustion
- combustion engine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ICパッケージ体が破損することなくスムー
スにケース内に圧入できる内燃機関用点火装置を得るこ
とを目的とする。 【構成】 ICパッケージ体30を受け入れる受け部3
5が備えられ、ICパッケージ体30と一体の受け部3
5がケース5内に形成されたガイド45に沿って案内さ
れ、ケース5内にICパッケージ体30が収納される。
スにケース内に圧入できる内燃機関用点火装置を得るこ
とを目的とする。 【構成】 ICパッケージ体30を受け入れる受け部3
5が備えられ、ICパッケージ体30と一体の受け部3
5がケース5内に形成されたガイド45に沿って案内さ
れ、ケース5内にICパッケージ体30が収納される。
Description
【0001】
この考案は、イグニションコイルを収めたケース内にパワースイッチを樹脂で
固体封止したICパッケージ体が配設された内燃機関用点火装置に関するもので
ある。
【0002】
図2は内燃機関用点火装置の電気回路図であり、1はイグニションコイルの一
次コイル2に一次電流を通電遮断するパワートランジスタ、3は一次電流によっ
て生じる電位差を検出し電流制限回路部4に一次電流を制御するための信号を送
信する電流検出部である。
【0003】
図3は本出願人が既に出願しているは内燃機関用点火装置の側断面図、図4は
ケース内に絶縁樹脂が充填される前の図3の左側面図であり、5はケース、6は
このケース5内に配設され、かつ一次コイル2の外周に鉄心7に巻回された二次
コイル、8はケース5と一体成型されたコネクタ、9はケース5内に充填された
絶縁樹脂である。
【0004】
10は第1のコネクタ端子11と二次コイル6の一端部とを接続する二次コイ
ルアース線、12は第2のコネクタ端子13と一次コイル2の一端部とを接続す
る電源線、14は第3のコネクタ端子15とパワートランジスタ1のベース端子
16とを接続する制御信号線、17は第4のコネクタ端子18と電流制限回路部
4の制限回路端子19とを接続するアース線、20はパワートランジスタ1のコ
レクタ端子21と一次コイル2の他端部とを接続するコレクタ線である。
【0005】
22はケース5内に配設された放熱板、23は放熱板22に接着されたICパ
ッケージ体で、ICパッケージ体23および放熱板22はケース5内に圧入され
、固定されている。このICパッケージ体23は、トランスファ成型により、パ
ワートランジスタ1および電流制限回路部4が樹脂で固体封止されて構成されて
いる。
【0006】
上記の内燃機関用点火装置においては、一次コイル2の一次電流が電流検出部
3に流れることにより、電流検出部3では電位差としてその値を検出し、この電
位差値より、電流制限回路部4には制御信号が送られる。電流制限回路部4はこ
の信号に基づいてイグニションコイルの一次コイル2に流れる一次電流を制御す
る。イグニッションコイルの二次コイル7にはこの一次コイル2に流れる一次電
流に応じて高電圧が発生し、この高電圧はディストリビュータに送られる。
【0007】
上記のように構成された内燃機関用点火装置では、パワートランジスタ1およ
び電流制限回路部4からなるパワースイッチを固体封止したことにより、パワー
スイッチを単品として取り扱うことができ、製造途中の取り扱いが容易となり、
生産性が向上する等の利点があるものの、ケース5内にICパッケージ体23を
圧入する際にICパッケージ体23に応力がかかりICパッケージ体23が破損
するおそれがあり、また圧入作業も手間がかかるるという課題があった。
【0008】
この考案は、かかる課題を解決するためになされたもので、ICパッケージ体
が破損することなくスムースにケース内に圧入できる内燃機関用点火装置を得る
ことを目的とする。
【0009】
この考案に係る内燃機関用点火装置は、ICパッケージ体を受け入れる受け部
が備えられ、ICパッケージ体と一体の受け部がケース内に形成されたガイドに
沿って案内されて、ICパッケージ体がケース内に収納されたものである。
【0010】
この考案においては、ICパッケージ体と一体の受け部をケース内に形成され
たガイドに沿って案内して、ICパッケージ体をケース内に収納するので、その
収納の際に、ICパッケージ体に応力が加わることはない。
【0011】
以下、この考案の実施例を図について説明する。図1(a)はこの考案の一実
施例を示す要部分解斜視図であり、図2ないし図4と同一または相当部分は同一
符号を付し、その説明は省略する。
図において、30はパワートランジスタ1および電流制限回路部4からなるパワ
ースイッチを固体封止してなるICパッケージ体、31はICパッケージ体30
から突出したベース端子、32は制限回路端子、33はコレクタ端子である。3
4はICパッケージ体30の下側に配置された放熱板、35はICパッケージ体
30を受け入れる受け部、36は受け部35の両側にそれぞれ形成されICパッ
ケージ体30を受け部35に固定するための押さえ片、37は受け部35の端部
に連設されベース端子31、制限回路端子32およびコレクタ端子33をそれぞ
れ仕切る仕切り板である。
【0012】
40は基端部が二次コイル6の一端部に接続された第1のコネクタ端子、41
は基端部が一次コイル2の一端部に接続された第2のコネクタ端子、42は基端
部がベース端子31に接続された第3のコネクタ端子、43は基端部が制限回路
端子32に接続された第4のコネクタ端子、44は先端部がコレクタ端子33と
接続され基端部が一次コイル2の他端部に接続されたターミナルである。
【0013】
上記のように構成された内燃機関用点火装置においては、ケース5の内壁面に
形成されたガイド45に沿って、ICパッケージ体30を固定した受け部35を
圧入することにより、ICパッケージ体30はケース5内に収納される。
また、受け部35の先端部に設けられた仕切板37によりベース端子31、制
御回路端子32およびコレクタ端子33それぞれの絶縁が確保される。
さらに、第3のコレクタ端子42はベース端子31に、第4のコレクタ端子4
3は制御回路端子32に、またターミナル44はコネクタ端子33にそれぞれア
ウトサートして簡単に接続される。
【0014】
なお、第3のコネクタ端子42および第4のコネクタ端子43の基端部、ター
ミナル44の先端部をそれぞれ図1(b)のばね構造にすることにより、より容
易に接続を行うことができる。
また、各端子40、41、42、43およびターミナル44はICパッケージ
体30にインサート成形されてもよい。
【0015】
以上説明したように、この考案の内燃機関用点火装置によれば、ICパッケー
ジ体と一体の受け部をケース内に形成されたガイドに沿って案内して、ICパッ
ケージ体をケース内に収納するので、その収納の際に、ICパッケージ体に応力
が加わることはなく、ICパッケージ体が破損するようなことはなく、またケー
ス内にICパッケージ体はスムースに収納されるという効果がある。
【図1】(a)はこの考案の一実施例を示す要部分解斜
視図であり、(b)は(a)のコネクタ端子の別の使用
態様を示す要部斜視図である。
視図であり、(b)は(a)のコネクタ端子の別の使用
態様を示す要部斜視図である。
【図2】内燃機関用点火装置の電気回路図である。
【図3】従来の内燃機関用点火装置の一例を示す側断面
図である。
図である。
【図4】図3のケース内に絶縁樹脂が充填される前の左
側面図である。
側面図である。
5 ケース
30 ICパッケージ体
35 受け部
37 仕切板
45 ガイド
Claims (2)
- 【請求項1】 イグニションコイルの一次電流を断続通
電するパワースイッチとイグニションコイルとが一体化
されているとともに、前記イグニションコイルを収めた
ケース内に前記パワースイッチを樹脂で固体封止したI
Cパッケージ体を配設した内燃機関用点火装置におい
て、前記ICパッケージ体を受け入れる受け部が備えら
れ、前記ICパッケージ体と一体の前記受け部がケース
内に形成されたガイドに沿って案内され、前記ケース内
に前記ICパッケージ体が収納されたことを特徴とする
内燃機関用点火装置。 - 【請求項2】 受け部の先端部には、ICパッケージ体
から突出した各端子を仕切り、端子同士の絶縁を確保す
る仕切板が配設されたことを特徴とする請求項1記載の
内燃機関用点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991051759U JP2544846Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 内燃機関用点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991051759U JP2544846Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054441U true JPH054441U (ja) | 1993-01-22 |
JP2544846Y2 JP2544846Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12895878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991051759U Expired - Lifetime JP2544846Y2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544846Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014043313A (ja) * | 2012-08-25 | 2014-03-13 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | スタッカクレーン |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5497079A (en) * | 1978-01-17 | 1979-07-31 | Toshiba Corp | Count display circuit for classifying apparatus |
JPS59123422A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | 富士通株式会社 | 直流電流供給回路の地絡保護方式 |
JPS6252250A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Kubota Ltd | シフト変速用油圧構造 |
JPH02103913A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関点火コイル装置 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP1991051759U patent/JP2544846Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5497079A (en) * | 1978-01-17 | 1979-07-31 | Toshiba Corp | Count display circuit for classifying apparatus |
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JPS6252250A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Kubota Ltd | シフト変速用油圧構造 |
JPH02103913A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関点火コイル装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014043313A (ja) * | 2012-08-25 | 2014-03-13 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | スタッカクレーン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2544846Y2 (ja) | 1997-08-20 |
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