JPH0544270A - プラスチツク防水二重壁 - Google Patents

プラスチツク防水二重壁

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JPH0544270A
JPH0544270A JP3205160A JP20516091A JPH0544270A JP H0544270 A JPH0544270 A JP H0544270A JP 3205160 A JP3205160 A JP 3205160A JP 20516091 A JP20516091 A JP 20516091A JP H0544270 A JPH0544270 A JP H0544270A
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JP
Japan
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wall
plastic waterproof
water
waterproof plate
proof plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP3205160A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Suzuki
祺 鈴木
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PAAKING ENG KK
Original Assignee
PAAKING ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック防水二重壁で形成される地下室
等の空間を大きく設定することができ、更に、内壁をプ
ラスチック防水板に確実に付着する。 【構成】 外壁56の内側にプラスチック防水板58の
凸部58Aを当接した状態でプラスチック防水板58を
外壁56に固定して外壁56とプラスチック防水板58
とで隙間68を形成した。またプラスチック防水板58
に内壁60を付着した。更に、排水溝62の上端が外壁
56とプラスチック防水板58の隙間68に開口した状
態で床部に埋設されている。従って、外壁56とプラス
チック防水板58とで形成された隙間68を小さくする
ことができ、更に、プラスチック防水板58を外壁68
に確実に取り付けることができる。また、外壁68側か
ら浸透した水は隙間68に沿って流れて排水溝62に導
かれるので、浸透水はプラスチック防水板58の内側に
は侵入しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水壁に係り、特にプラ
スチック防水板を使用したプラスチック防水二重壁に関
する。
【0002】
【従来の技術】防水壁を構築する方法としてプラスチッ
ク防水板を使用する方法が知られている。図3に示すよ
うにプラスチック防水板10は一方の面に複数の凸部1
2が形成され、他方の表面にはビニール製の紐(図示せ
ず。)が網状に付着されている。
【0003】このプラスチック防水板10を使用してプ
ラスチック防水二重壁14を構築する場合、先ずプラス
チック防水板10の一方の面に形成された凸部12、1
2…を外壁16に当接する。当接後、プラスチック防水
板10の他方の面側から釘18等を打ち込んで、外壁1
6にプラスチック防水板10を固定する。これにより、
外壁16とプラスチック防水板10間に隙間20が形成
される。次に、固定されたプラスチック防水板10の他
方の表面に内壁22を付着する。プラスチック防水板1
0の他方の表面にはビニール製の紐が網状に付着されて
いるので、内壁22が確実にプラスチック防水板10に
付着される。
【0004】一方、床部(図示せず。)には排水管24
が設けられる。この排水管24は周囲に複数個の小径孔
24Aが形成されていて、プラスチック防水板10と外
壁16との間に配設される。これにより、プラスチック
防水二重壁14の構築が完了する。従って、外壁16側
から浸透した水は外壁16とプラスチック防水板10間
に形成された隙間20を経て排水管24の外周に導かれ
る。そして、排水管24の外周に導かれた水は排水管2
4の周囲に形成された複数個の小径孔24Aを介し0排
水管24内に導かれて排水される。
【0005】この場合、外壁16とプラスチック防水板
10間に形成された隙間20を小さくすることができる
ので、プラスチック防水二重壁14で形成される空間2
6を大きく設定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排水管
24の外形は外壁16とプラスチック防水板10間に形
成された隙間20より大きいので、排水管24の近傍に
おいては外壁16とプラスチック防水板10間の隙間が
大きくなる。従って、プラスチック防水板10が外壁1
6から浮いた状態になるので、プラスチック防水板10
に付着された内壁22が不安定になり、プラスチック防
水板10からはがれやすいという問題がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、防水壁で形成される空間を大きく設定すると共
に、内壁をプラスチック防水板に確実に付着することが
出来るプラスチック防水二重壁を提案することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、プラスチック防水板の一方の面に形成され
た複数の凸部を外壁の内側に当接した状態でプラスチッ
ク防水板を外壁に設けて、前記外壁とプラスチック防水
板材とで前記凸部の高さに相当する隙間を形成し、前記
プラスチック防水板の他方の面に内壁を付着し、前記隙
間に開口した排水溝を床部に埋設し、前記外壁側から浸
透した水を前記隙間を介して前記排水溝に導いて、浸透
水を排水することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、外壁の内側にプラスチック防
水板の凸部を当接した状態でプラスチック防水板を外壁
に固定して外壁とプラスチック防水板とで隙間を形成
し、更にプラスチック防水板に内壁を付着した。そし
て、排水溝の上端が外壁とプラスチック防水板の隙間に
開口した状態で床部に埋設されている。従って、外壁と
プラスチック防水板とで形成された隙間を小さく設定す
ることができ、更に、プラスチック防水板を外壁に確実
に取り付けることができる。また、外壁側から浸透した
水は隙間に沿って流れて排水溝に導かれるので、浸透水
はプラスチック防水板の内側には侵入しない。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係るプラス
チック防水二重壁の好ましい実施例を詳説する。図1は
本発明に係るプラスチック防水二重壁の要部拡大図、図
2は本発明に係るプラスチック防水二重壁の断面図、図
3は本発明に係るプラスチック防水二重壁に使用される
プラスチック防水板の傾斜図である。図1に示すように
地下室50はプラスチック防水二重壁52で地層54と
仕切られている。プラスチック防水二重壁52は外壁5
6、プラスチック防水板58、内壁60、及び排水溝6
2等から構成されている。外壁56はコンクリートで形
成され、外壁56の外面は地層54に接している。外壁
56の内面にはプラスチック防水板58が取り付けられ
ている。
【0011】プラスチック防水板58は、プラスチック
材で成形されているので不透水性に優れていて、図2に
示すように一方の面に凸部58A、58A…が形成され
ている。凸部58A、58A…は図3に示すように矢印
X−X方向、矢印Y−Y方向に等間隔をおいて形成され
ている。また、プラスチック防水板58の凸部58A、
58A…に対応する他方の面には凹部58B、58B…
が形成されている。このプラスチック防水板58は一方
の面の凸部58A、58A…が外壁56に当接されてい
て、プラスチック防水板58の他方の面の凹部58B、
58B…側から釘66、66…が打ち込まれている。こ
れにより、外壁56にプラスチック防水板58が固定さ
れるので、外壁56とプラスチック防水板58間に隙間
68が形成される。
【0012】プラスチック防水板58の凹部58B、5
8B…が形成されている他方の面には内壁60が付着さ
れている。この場合、プラスチック防水板58の他方の
面には図示しないビニール製の紐が網状に付着されてい
るので、内壁60は確実にプラスチック防水板58に付
着されている。内壁60はモルタル仕上げ、或いはGL
工法等により仕上げされている。
【0013】プラスチック防水板58の下端部には接着
材72を介して略逆コ字型の溝部材74の上端部が付着
されている。溝部材74は硬質塩化ビニル樹脂等で成形
されていて、その外側にはモルタル76が付着されてい
る。そして、溝部材74、モルタル76及び外壁56で
排水溝62が形成される。排水溝62は、外壁56に沿
って床80に略平行に配設されていて、その底部62A
には排水管82が設けられている。排水管82はピット
84に連通されていてピット84には排水用のポンプ
(図示せず。)が設けられている。尚、図1上で86は
巾木である。
【0014】前記の如く構成された本発明に係るプラス
チック防水二重壁52の作用を説明する。外壁56側か
ら浸透した水は外壁56とプラスチック防水板58間に
形成された隙間68を経て排水溝62内に導かれる。そ
して、排水溝62内に導かれた水は排水管82を介して
ピット84に導かれて、図示しないポンプでピット84
の外に排水される。従って、外壁56側から浸透した水
は、プラスチック防水板58で止水されるので地下室5
0内に侵入しない。
【0015】図5には本発明に係るプラスチック防水二
重壁の他の実施例が示されている。前記実施例では排水
溝62を硬質塩化ビニル樹脂等で形成された略逆コ字型
の溝部材74で形成したが、図5の場合は樹脂モルタル
100を略U字状に形成して排水溝102を構成した。
この場合、略U字状の樹脂モルタル100の上方にアル
ミ製のプレート104を配設して床80の仕上げを可能
にする。
【0016】アルミ製のプレート104は、左端部がプ
ラスチック防水板58と共に外壁56に固着され、右端
部が軽量コンクリート106に固定されている。また、
アルミ製のプレート104は図5の紙面に直交する方向
に一定間隔をおいて複数の孔104Aが形成されてい
る。これにより、外壁56側から浸透した水は外壁56
とプラスチック防水板58間に形成された隙間68に浸
透した水は複数の孔104Aを経て排水溝102内に導
かれる。
【0017】また、図6には本発明に係るプラスチック
防水二重壁のもう一つの他の実施例が示されている。図
6に示す排水溝110は、図5上の排水溝102と同様
に略U字形の樹脂モルタル112で形成されていて、こ
の点において図5、図6のプラスチック防水二重壁は類
似する。一方、図5上においてはアルミ製プレート10
4の両側部を支持したが、図6上においてはアンカボル
ト114を軽量コンクリート116に固定し、ステンレ
ス製のプレート118の中央部をアングル材120を介
してアンカボルト114に固定した。さらに、ステンレ
ス製プレート118を床板として使用した。この点にお
いて図5、図6のプラスチック防水二重壁は相違する。
尚、図6上で124は差筋、126はシーリングであ
る。
【0018】このように、図5、図6のプラスチック防
水二重壁は、前記実施例のプラスチック防水二重壁52
のようにコストの高い硬質塩化ビニル樹脂等で形成され
た略逆コ字型の溝部材74を使用しないので、比較的安
価な樹脂モルタルを使用してプラスチック防水二重壁を
構成することができる。また、図5、図6においてはア
ルミ製のプレート104、ステンレス製のプレート11
8を使用したがアルミ製、ステンレス製のプレートに限
らず、その他の材質のプレートを使用してもよい。
【0019】尚、図5、図6上で前記実施例のプラスチ
ック防水二重壁52の部材と同一類似部材については同
一符号を付して説明を省略する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るプラス
チック防水二重壁によれば、外壁とプラスチック防水板
とで形成された隙間を小さく設定することができ、更
に、プラスチック防水板を外壁に確実に取り付けること
ができる。従って、プラスチック防水二重壁で形成され
る地下室等の空間を大きく設定すると共に、内壁をプラ
スチック防水板に確実に付着することが出来る。また、
外壁側から浸透した水は隙間に沿って流れて排水溝に導
かれるので、浸透水はプラスチック防水板の内側には侵
入しない。
【0021】従って、プラスチック防水二重壁で形成さ
れる地下室等の空間を大きく設定することができ、更
に、内壁をプラスチック防水板に確実に付着することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチック防水二重壁の要部拡
大図
【図2】本発明に係るプラスチック防水二重壁の断面図
【図3】本発明に係るプラスチック防水二重壁に使用さ
れるプラスチック防水板の傾斜図
【図4】従来のプラスチック防水二重壁の断面図
【図5】本発明に係るプラスチック防水二重壁の他の実
施例の要部拡大図
【図6】本発明に係るプラスチック防水二重壁のもう一
つの他の実施例の要部拡大図
【符号の説明】 52…プラスチック防水二重壁 56…外壁 58…プラスチック防水板 58A…凸部 60…内壁 62…排水溝 68…隙間 80…床

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック防水板の一方の面に形成さ
    れた複数の凸部を外壁の内側に当接した状態でプラスチ
    ック防水板を外壁に設けて、前記外壁とプラスチック防
    水板材とで前記凸部の高さに相当する隙間を形成し、 前記プラスチック防水板の他方の面に内壁を付着し、 前記隙間に開口した排水溝を床部に埋設し、 前記外壁側から浸透した水を前記隙間を介して前記排水
    溝に導いて、浸透水を排水することを特徴としたプラス
    チック防水二重壁。
JP3205160A 1991-08-15 1991-08-15 プラスチツク防水二重壁 Pending JPH0544270A (ja)

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